二次創作小説(新・総合)
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- 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚
- 日時: 2025/01/31 07:08
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
こんにちは、初めましての方は初めまして。
女剣士と言います。
この度、前のお話がネタ切れとなったので…新しくお話を立ち上げました。
前作でお話したように、今作はDQ8のヒロイン・ゼシカともう1人の混血勇者・エイトの二次創作を執筆したいと思います。
〜注意事項〜
・この小説は、二次小説です。
・荒らし、意味不、無礼、文句などはお断りします。
・オリキャラが何人か出ます。
・「オリキャラは嫌だ!」の方は、回れ右をして下さい。
・純真勇者と武闘家、冒険家と花売り 時の勇者と桃姫が今作内でお付き合っています。
・「それでも大丈夫!」「守れるよ!」と言う方は、読者と認めます。
以上が、簡単な注意事項です。
作者の更新次第によって、オリキャラやリクエスト アンケートを提供するかも知れません。
第1章:目覚めた時の魔女 前編 >>5-20
第2章:目覚めた時の魔女 後編 >>23-
11話>>23
12話>>25
13話>>28
14話>>
15話>>
16話>>
17話>>
18話>>
19話>>
20話>>
プロローグ>>2
作者の呟き>>4 >>7
キャラ紹介
リクエスト応募>>26
オリキャラ応募
アンケート応募
正式カプ紹介>>15
小説内の元ネタ紹介
主人公枠紹介>>1
味方軍と敵軍紹介 ①>>3 ②>>
今後の更新内容 ①>> ②>>24
〜コメントしてくれた読者様〜
〜コメント返し〜
〜今作内の取扱ジャンル〜
ドラゴンクエスト8 空と海と呪われし姫君/ダイの大冒険/忍たま乱太郎/葬送のフリーレン/SPY×FAMILY/FF&DQ(※左右両家のスピンオフも含みます)シリーズ/スマブラSP/ONE PIECEなど/
スレッド誕生日:1月10日
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.6 )
- 日時: 2025/01/16 08:39
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第2話「久々の顔合わせ」
【FF6の世界 モブリズの村】
・ゼル視点
『リノアおねーちゃん、今日は何して遊ぶの〜?』
「はいはい。今日はわたしの出生を1からお話するから、まずはお客さん用のお部屋に皆で行こうね〜?」
『は〜い!』
ははっ。リノアの奴、相変わらず村の子供達に随分と好かれてんな〜。
オレはその頃、バッツと話がしたくなって…2人一緒に離れた場所にいたんだ。
アルティミシアがいつ目覚めるかも分からない状況の中、それらを上手く対処出来るのは当時戦った経験を持つオレたち3人しかいないからよ。
するとバッツに心配をかけられたのか、慌てて相手の方に視線を向ける。
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「あ〜悪ィ悪ィ、何処まで話したっけ?」
「SeeD選抜試験を受けて、無事に合格した後の辺りだ!」
「そうそう。シュウ先輩から撤退命令をセルフィに伝えてくれたからよ、それでオレたちは晴れて『SeeD』になったんだ」
「そうか……。そこでも、大変な任務とかあるんだろうな……」
「………。バッツ………」
オペラオムニアの世界で共闘した時、スコールが自慢げに話していたんだよな。
オレの知らない冒険譚が沢山あって、すげー悔しかったけど。
オレの勘としては、バッツのいた世界には『G.F.』とは違うシステムがあるに違いないな。
その違うシステムなら、ティナの世界もきっとそうだ。
現にティナの方は、スコール自身が彼女と話をしているからよ…この時だけは邪魔したくないんだわ。
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「……。なぁゼル……」
「んっ?」
「おれもさ。ゼルみたいに、色んな知識を『幾つか』身に付けたらさ……おれなりにティナを安心させる事が出来るだろうか?」
「う〜ん。三つ編み図書委員の『みっちゃん』がよく言っていた話だけどよ、バッツがどう思っているかによって…ティナ自身の気持ちも変わるんじゃないか?」
「………。ゼルは幸せ者だな……」
「まあな。だけど、急に『オレ調査委員会』だと言う奴らからの質問攻めは、流石に疲れちまうよ……」
『あの闘い時』の一件以降、バラム・ガーデンその物は1度も動いていないらしいからな。
オレは孤児だったけど、引き取ってくれた親父たちにいっぱい感謝しているんだ。
そして、そんなオレを好いてくれる『あの子』の分まで…オレは闘い続けなきゃ行けないんだ。
スコールやリノアもそれを配慮して、バッツたちの様子を見に行こうとアイツ直々にオレに提案してくれたかも知れないんだよなぁ…。
3話に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.7 )
- 日時: 2025/01/17 08:52
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
作者がもうすぐ不在になりますので、本日分の更新が戻り次第か夜辺りになります。
続きを楽しみにしている皆様には申し訳ないですが、更新まで暫くお待ち下さい。
後、コメントや『この小説』に関するアドバイスならいつでも大丈夫ですよ。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.8 )
- 日時: 2025/01/18 07:30
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第3話「勇気の使徒と正義の使徒の初デート①」
【FF8の世界 バラム ホテル】
・レオナ視点
「ひゃ〜。確かに此処からなら、海がすげー見えるわ」
「…………」
「そうだ。お〜い、レオ……「ポップ!」んっ?」
「あたし。以前スコール君からいきなり、遠い未来の事を話してくれた事があったの」
「………。待ってろ、何か食えるやつを頼んで来るわ」
大戦時の頃、あたしはずっと『彼』の事を…大好きな恋人でもあるポップの事を頼もしい友人だとばかり考えていたわ。
バラム・ガーデンの図書館に自らの足で立ち寄った時、あたしは初めてスコール君たちがどれだけ辛い闘いをしたのかについて…思い知らされたの。
つまりキスティスが途中で割り出したのはきっと、スコール君は自分の気持ちをあたしに伝えるのが苦手…ということになるわ。
逆にポップ君なら…、面と向かってあたしにきちんと話してくれるのは何故かしら……。
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『ひょこっ』
「もしも〜し。だいじょぶ? レオナ」
「えっ?! エアリス…、どうしてあなたが?」
「うん。あなたの恋人と今、わたしの恋人がゼルの家でお話をしているの!」
「ロック君……、今近くの方に来てるの?」
「そ。だから、ポップの事はロック本人に任せようと思ってるの! だからわたしも。レオナとた〜くさんお話、したかったから…ね?」
あたしより随分歳上みたいだけど、よくスコール君が言っていたわ。
誰に吹き込まれたのか分からないらしいけど、「特に、年長者の言うことは絶対だ!」って彼らしくもない言葉が出ていたわ。
つまりマァムもダイ君も、自分の気持ちを伝える事が苦手…だったんだわ。
それ以前に、彼らのチグハグさがきっと…ティファからの影響がかなり大きいからかしら。
それから数分後、ポップが頼んでくれた商品が届き…あたしたちは"初めての女子会”をする事になったわ。
何で切ってあるパンが3枚とも半分なのかが不思議だけど、あたし的には食べれない訳ではないのよね〜。
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「そうそう。わたしとロックが此処に来る途中、銀髪の尖った人を見かけたわ」
「グロリオ君ね。彼は誰と行動していたの?」
「う〜ん。よくは分からなかったんだけど、同じように尖ってる銀の長い髪をした女竜騎士さんと一緒だった…かなぁ」
「そう……。カムイが……、一緒だったのね」
「後は。2人のボディガードとしてなのか……わたしたちと同じ人間で、彼らより少し背の高い銀髪の男の人も一緒にいたわ!」
「………ッ!!! まさか、ヒュンケルが…?!」
ヒュンケルが自ら、カムイたちのガードを引き受けたと言うことは。
彼ら3人の居場所は、何とか特定出来たわ。
カムイたちに託された任務はきっと、炎の洞窟内にいるボムを倒せと言うことね。
簡単なサポートをしたとしても、ボムの体は少しずつ大きくなる。
大爆発を起こす前に、回復魔法を1人1人に掛けて置く必要がありそうだわ。
その洞窟内で、何も変化がなければいいけど…。
4話に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.9 )
- 日時: 2025/01/18 10:50
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第4話「勇気の使徒と正義の使徒の初デート②」
【FF8の世界 バラム ディン邸 リビング】
・ポップ視点
『コトッ』
「はい。お茶を2人分入れてくれたってゼルのおばさんが!」
「ありがとうございます!!」
「ったく。ウチの馬鹿餓鬼は〜、ゼルが不在だって言うのに…ロックさんを標的にするなんて(溜息)」
要するにこの人は、例の1人息子の件でかなり苦労しているんだろうな…。
まるで、第2のアバン先生みたいな人だ。
カール王国を束ねるフローラ様でさえも、大戦時の終幕の時…レオナに耳打ちしていたからなぁ。
それを聞いてマァムがかなり青ざめて、素早い行動でダイを手中にしたらしい。
その一部分を目撃したラーハルトやクロコダインのホッと一息も、安心してる感じがしたんだよなぁ。
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「あの…。ディン夫人は…ゼルのお母さんは何をきっかけでゼル本人を『養子』に迎え入れたんですか?」
「確か。ゼルは此処に引き取られる前に、何処かの孤児院にいたそうよ…」
「もしかして…。魔女イデアの家ですか?」
「ええ。その時のゼルは5歳くらいだったんだけどね、その時に叔母さんと叔父さんがそのママ先生に願い出たのよ。「お願いします。この子を…『幼い』ゼルを私たち夫婦が引き取っても構いませんか?」てね!」
「………。そうだったんですか……」
その経緯に関しては、本人と再会した時に聞いた方がいいかも知れないな。
それにしても、随分とおれを待たしてるように感じるけど。
ロックさんは一体、何処までこの女の人の1人息子を追いかけて行ってんのやら!
そろそろ痺れを切らし始めかけた時に、タイミングよくロックさん本人が帰宅したんだ。
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「ったくこのクソガキ。大の大人であるこのロック様を揶揄ってんじゃねぇっつーの!!」
「……………。ごめんなさい………」
「えっ?! あんた、またロックさんを道中困らせてたの!?」
「………。いや〜! まさか、ロックお兄さんに苦手な『菌類』自体があるなんて全然知らなかったんだよ…」
『それ以前に人様の弱点を俺(この人の前)の前で面と向かって堂々とバラすな、ドアホ!!(激怒)』
「…………。はい………」
「…………。ほんっとに、お前は相変わらず懲りないヤンチャ坊主だわ…(滝汗)」
まるで、猫猫の世界にいる高順さんと紅娘隊長その物だわ。
要は、『3人寄れば、何とか』だったけど。
肝心な言葉が出て来ねーから、後でトゥリープ教官に聞いて見ますかね。
確かあの人、ティナやフリオたちと同い年だった気がするわ。
5話に続きます。
- Re: 魔法使いのタマゴと混血勇者の冒険譚 ( No.10 )
- 日時: 2025/01/19 09:56
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第5話「小さな勇者の奮闘記」
【FF8の世界 バラム・ガーデン 2階 教室】
・ダイ視点
「以上。本日の授業を終わります!」
『ありがとうございました〜!!』
おれとマァムも1月の休み明けからこのガーデンの生徒になり、今日はトゥリープ教官の初授業だった。
説明は聞いていたけど、上手くノートに書きまとめれたか分からなくて…同じ席に座る先生FC(ファンクラブ)の1人が親切に教えてくれたんだ。
勿論、PC自体も初経験で…最初はどうしたらいいか悩んでいた時に……授業中に何度かトゥリープ先生が来てくれた事もあったんだ。
後は、この『予習・復習』と言う項目にあるテストの部分は今度教えてくれるみたい。
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「ダイ。学生食堂に行きましょう!」
「うん。おれ、此処の学食は初めてだよ…」
「私も一緒。でもね、シュウさんが私とあなたに言ってくれたの」
「えっ?」
「『君たち2人は本日付けから我がバラム・ガーデンの候補生とする。何か不安な相談な点は、私かキスティスに聞くように』てね!」
「あはは。シュウ先輩らしいや!」
おれとマァムのお付き合いに関しては、すでに何日か前から許されていたんだ。
今のバラム・ガーデンには、学園長のシドさんと奥さんのイデア先生が夫婦で経営しているらしい。
確か、訓練施設内の何処かに生徒たちがこっそり集まれる場所があるってサイファーから聞いた事があるな。
現にサイファーは現在の創造神であるメーア様に忠誠を誓い、彼は『創造神の右腕』とまで呼ばれている。
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『チーン』
「こっ…、これがエレベーター……」
「学生食堂は…1階か。ダイ、下の階に降りるから私にしっかり掴まってて!」
「うん。分かった、マァム!」
するとマァムは手慣れた手付きでエレベーターの方に触れていき、1のボタンを押す。
今乗っているエレベーターは決められた場所に一瞬で到着し、おれはマァムにしがみついたまま降りていったんだ。
うう……、マァムがレオナたちとベンガーナに出張していた時が懐かしいな。
その間のおれは空手ねずみのチウと一緒にマァムから聞いていたロモスの神様って場所で、真の勇者になる為の修行を付けていたからなぁ。
【バラム・ガーデン 1階 エレベーター前】
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「おっ、武闘家のお嬢さんにダイ様!」
「ビックスにジェシー、どうして此処に?」
「へへっ! 俺とジェシーはメーア様に君たち2人の護衛を極秘任務として依頼されたんだ。『いいわね? この階にマァムたちが降りて来たら、2人を目的地である学生食堂まできちんと案内するように』と言われてな♪」
「そうだったのね。後で、食後の運動用として訓練施設の方に私たち2人だけで行きたいんだけど…シュウ先輩に前もって『アポ』をお願いする事って大丈夫でしょうか?」
「任せて。それ位なら、私とビックスが何とか対処して置くわ!」
「ええっ、頼りにしてます!!」
アポ……、つまり使用許可や依頼する為に使われる言葉だね。
初めての言葉ばかりだけど、あるカンパニーの前社長さんがマァムの言っていた言葉を使った覚えがあるんだよね。
その前社長さんが何をしていたのかはバレットからある程度聞いていたけど、とても…悪い人には見えなかった気がするんだよね。
それでも……それでもおれは、バレットの気持ちを無下にしたくないよ…!!!
6話に続きます。