二次創作小説(新・総合)
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- 【fgo二次創作】泳げ!青組、勝利のラストスパート!
- 日時: 2025/01/10 21:58
- 名前: きのこ (ID: evrYa.Q3)
- 参照: kakiko.info/profiles/index.cgi?no
エピローグ
暑い夏の日、学園内のプールサイドで水泳対決が繰り広げられようとしていた。各組の代表選手たちはすでに競技準備を整え、観客席には応援団が集結。騒がしい中で、藤丸立香(男)とマシュは観客席の端で声を上げながら、今まさに始まろうとしている戦いを見守っていた。
「先輩、すごい盛り上がりですね…」とマシュが言うと、藤丸立香(男)は腕を組んで観察しながら答える。「ああ、今日はとんでもないことになりそうだな。でも、きっと面白い戦いになるよ。」
応援団の後ろでは、藤丸立香(女)が「謎のヒトデマン応援団」として、ヒトデのコスプレをしながら声を上げている。周りの生徒たちはそれを見て大爆笑だ。
競技に出るのは、赤組のトリスタンとモードレット、青組のアルトリア・ペンドラゴンとアルトリア・キャスター、金組のギルガメッシュとエルキドゥ。
赤組のトリスタンは、礼儀正しく、真面目に立っている。モードレットは、周りに気を取られることなく、自己主張をしていた。「今日は絶対に勝つぞ、俺が!」モードレットは自信満々だ。
青組では、アルトリア・ペンドラゴンが浮き輪をつけ、やや恥ずかしそうに構えている。「モードレット、私は泳げないので、君に頼むぞ。」と落ち着いた口調で言う。
その横には、アルトリア・キャスターがうっかり浮き輪を外してしまい、慌てて再度つけ直している。「あっ、すみません!アルトリアさん、準備OKですか?」と少し焦りながら、でも真面目にさん付けで呼ぶ。
ギルガメッシュは、競技が始まる前からすでに無駄に余裕を見せ、微笑みながら「我に心配は無用だ。勝者はすでに決まっている。」と堂々と宣言。
その横では、エルキドゥが冷静に、しかし少し苦笑いを浮かべながら「ギルガメッシュ様、少し控えめにした方が…」とつぶやく。だが、ギルガメッシュはまったく意に介さない様子だ。
第1章
「では、各組、準備はいいか?」と審判が声を上げると、全員が一斉にスタートラインに並ぶ。藤丸立香(男)とマシュが応援席から声を上げ、周囲は一気に盛り上がり始める。
「頑張れー!」と、ヒトデマン応援団が旗を振りながら応援する。
トリスタンは冷静に自分の位置を確認し、モードレットに向かって言った。「君に託す。私が泳ぐことはできないからな。」
「任せろ!お前はただ浮き輪を持っているだけでいいんだ!」と、モードレットは軽いノリで言い、真剣な顔をしてプールに飛び込む。トリスタンはその背中を見つめ、心の中で頑張ってほしいと願う。
青組のアルトリア・ペンドラゴンは、やや不安げに浮き輪を握りしめながら「うーん、これで勝てるだろうか…」と呟く。その横では、アルトリア・キャスターがちょっと慌てた様子で「アルトリアさん、大丈夫ですよ!私がついてますから!」と、さん付けで励ます。
「ありがとう、キャスター。君のサポートがあれば、きっと何とかなるだろう。」アルトリア・ペンドラゴンはそう言いながら、浮き輪をしっかりと掴み直す。
「それじゃ、準備は整ったか?」審判が再度確認し、競技が始まる。
スタートの合図が鳴り響き、全員が水中に飛び込む。
まず飛び込んだのはモードレットで、予想通り全速力で泳ぎだす。「お前ら、俺について来い!」と叫びながら、波を切って進む。しかし、アルトリア・ペンドラゴンは浮き輪を持ったままで、全くスピードが出ない。
「モードレット、待ってくれ!私は遅れている!」と、アルトリア・ペンドラゴンは浮き輪を持ってもがく。
「俺の力で何とかしてやる!」モードレットは無邪気に叫び、後ろを振り返りながら手を振る。
ギルガメッシュとエルキドゥは、既に悠然と泳いでおり、後ろからその二人のスピードに差をつけられていく。しかし、ギルガメッシュはすでに結果を予想し、余裕の表情で言った。「我が勝つのは当然だ。」エルキドゥはその背中を追いながら、静かに笑った。
競技が進む中で、アルトリア・ペンドラゴンの浮き輪がひっくり返りそうになり、思わず焦る。
「キャスター、どうしたら…!」と焦る彼女に、アルトリア・キャスターは笑顔で言った。「大丈夫ですよ、アルトリアさん!私が後ろからサポートしますから!」
その後ろから、ギルガメッシュが「我に任せろ」と言わんばかりにさらに先を行く。果たして、競技の行方はどうなるのか?
第2章
競技が始まった瞬間、プール内の水しぶきが舞い上がり、観客たちからは歓声が上がった。モードレットは、先を行く赤組のトリスタンに向かって叫ぶ。
「お前、後ろ見ろよ!俺は全力だぞ!」モードレットはすでに水を切って、勢いよく進んでいる。
「モードレット、少し落ち着いてくれ。君のペースについていけない!」と、トリスタンが必死に叫ぶが、モードレットは全く耳に入っていない。トリスタンはその後ろを必死で追いかけるものの、相変わらず浮き輪を持ったアルトリア・ペンドラゴンが、思った以上にスピードが出ない。
「父上、待ってください!」モードレットが再び振り返り、叫ぶ。その言葉にアルトリア・ペンドラゴンは必死に応じた。
「モードレット、少し待ってくれ!私は……」だが、途中でアルトリア・ペンドラゴンの浮き輪が不意にひっくり返ってしまい、まさかの事態が発生。
「うわっ!」と、アルトリア・ペンドラゴンは浮き輪を掴むが、それでもうまく泳げず、無駄に水しぶきを上げてしまう。周囲の観客はその様子に笑いがこみ上げてきた。
そのとき、アルトリア・キャスターが前方から見守っていた。
「アルトリアさん、どうしたら…!」と、アルトリア・キャスターが少し焦り気味で言いながら、足をバタつかせて浮き輪を支える。
「す、すみません、キャスター……!どうしてもスピードが出ない…」アルトリア・ペンドラゴンは浮き輪を握りしめ、必死に泳ごうとする。
「大丈夫です、アルトリアさん!あっ、でもちょっと待ってください!」とアルトリア・キャスターは突然焦りだし、足をバタバタさせながら浮き輪を無理に引っ張り始める。
そのとき、後ろから響く声が聞こえた。「お前ら、余裕だな。」ギルガメッシュが悠然と後ろから進んでくる。その表情は余裕そのもので、何もかも見透かしているような輝きがあった。
「ギルガメッシュ様、少し加減して…」とエルキドゥが後ろから言うものの、ギルガメッシュは自分のペースを崩さない。
「我の速度に追いつける者などいない。」ギルガメッシュは少しも気にすることなく、まるで水泳をしていないかのように進んでいく。彼の泳ぎはまるで水の中を漂っているようだ。
「まったく、あの男は…」とエルキドゥが呆れ顔をしながら、冷静に後ろを追う。
そのとき、赤組のトリスタンが再びモードレットに向かって叫ぶ。「モードレット、少しペースを落としてくれ!私はそんな速さにはついていけない!」モードレットは、後ろを振り返りながら、少し不安そうに言った。
「すまん、トリスタン。俺のペースで行く!」モードレットはやっぱり自己主張が強く、無理に進み続ける。
そして、アルトリア・ペンドラゴンの後ろから、なんとヒトデマン応援団の二人が応援の声を上げる。
「おっしゃー!頑張れー!」と藤丸立香(男)が声を上げ、藤丸立香(女)は手を振って応援する。「おお、アルトリアさん、まだまだ行けますよー!」と笑顔で励ましながら、ヒトデのコスプレが水しぶきを浴びる。
「ヒトデマン応援団、何してるんですか!」とマシュが急に気づき、少し呆れたように言うが、立香(女)は一向に気にしない。「何言ってるんですか、マシュ!こういう場面でこそ、応援が大事なんですよ!」と元気よく答える。
「私も頑張ります、先輩!」と、マシュは少し恥ずかしそうに言いながら、手を振る。
その間に、モードレットは一人、全力で泳ぎ続けていた。水しぶきが舞い上がり、その勢いで周囲の競技者たちも巻き込まれていく。次第に周囲は少しずつ波立ち、レースはますますカオスになっていった。
「どうしてこんなことに…」と、トリスタンが困り顔で呟きながらも、無理にモードレットを追いかける。彼は真面目すぎるためか、ペースが乱されると途端に焦りを見せる。
その後ろで、アルトリア・キャスターは必死に応援する。「アルトリアさん、大丈夫ですかー!私は後ろからサポートしますから、気をつけてくださいね!」と、少しおっちょこちょいなところを見せながらも、しっかり支えようとする。
その様子を見ていたギルガメッシュが無表情のまま言った。「なんとも、頼りない連中だ。」そして、エルキドゥは軽く苦笑いを浮かべながら言った。「まあ、これもまた、競技の楽しさの一部ですから。」
レースは予想通り、次第に赤組のモードレットが先行し、青組のアルトリア・ペンドラゴンとアルトリア・キャスター、金組のギルガメッシュとエルキドゥが追う展開になってきた。しかし、意外にも、最初に苦戦していたアルトリア・ペンドラゴンが、後ろから追い上げてきて、ギルガメッシュに並んできた。
「おお、なんだか面白くなってきたな。」ギルガメッシュが少し興味深げに言うと、エルキドゥは冷静に答える。「すぐに追いつけるわけではありませんから、油断しない方がいいですよ。」
ギルガメッシュは少し笑いながら、水面をさらに進む。果たして、この混戦の中で誰が勝つのか?レースはまだまだ終わらない。
第3章
プール内の緊張感が高まる中、モードレットは相変わらず全力で泳ぎ続けていた。すでに他の選手たちを突き放し、ゴールを目前にしている。しかし、その泳ぎの勢いで水しぶきが周囲を巻き、誰もが目をつぶらざるを得ない状況に。トリスタンはその水しぶきに何度も飲み込まれそうになり、必死に息をこらえながら追いかける。
「モードレット!ちょっとペースを落としてくれ!」と、トリスタンが叫ぶが、モードレットはそのまま突き進む。
「無理だ、俺は勝つぞ!」モードレットは水しぶきを上げながら、大声で言った。そう、彼の中ではこのレースが何よりも重要だった。
その一方で、青組のアルトリア・ペンドラゴンとアルトリア・キャスターは、なんとかギルガメッシュとエルキドゥに追いつこうと必死で泳いでいた。
「ギルガメッシュ様、私がもう少し後ろから支援いたしますから、無理にペースを落とさなくても大丈夫です。」とエルキドゥが冷静に言う。
ギルガメッシュは「無駄だ。見ておれ、我の力を。」と、息をすることなく悠然と泳ぎながら、後ろの二人を引き離す。
その時、突然、アルトリア・ペンドラゴンの浮き輪が不意に動き出した。「あっ、キャスター、お願い!浮き輪が…!」
「アルトリアさん!ちょっと待ってください!」と、アルトリア・キャスターは焦って浮き輪をつかみ直す。その瞬間、アルトリア・ペンドラゴンが無理に浮き輪を押し戻そうとしたため、二人とも水中に落ちてしまう。大きな水しぶきが上がり、周囲の観客は一瞬、息を飲んだ。
「うわぁ!何が起こったんだ!?」と藤丸立香(男)がびっくりして声を上げる。藤丸立香(女)は水しぶきを浴びながらも、笑いながら手を振る。「アルトリアさん、大丈夫ー!?」
「だ、大丈夫です!ちょっと…浮き輪が…」アルトリア・ペンドラゴンは顔を赤らめながら、浮き輪を再び装着しようとする。しかし、その動きが思ったよりも不器用で、いっこうにうまくいかない。
その時、アルトリア・キャスターは必死にサポートしていた。「アルトリアさん!早くつけてください、あれがないと…」
「おっとっと!」とアルトリア・キャスターが浮き輪を手に取ろうとした瞬間、またもや二人とも転倒してしまう。再び水しぶきが上がり、他の選手たちを巻き込む。
「あああああ!」と、周囲の観客が大爆笑。立香(男)は涙を拭いながら、笑い声を上げていた。
「これが水泳か…」と、マシュが呆れ顔をしながらも、応援の声を続けていた。
そのころ、モードレットはゴールを目前にしていたが、突然足を滑らせて一回転し、逆に向きを変えてしまう。「うわっ!?どうなってるんだこれ!」と、モードレットはプールの中で回転しながら壁にぶつかってしまう。
「モードレット、大丈夫か!?」とトリスタンが叫びながら泳ぐ。しかし、モードレットは一瞬の間に完全に逆の方向に進んでしまい、すでにゴールを越えてしまっていた。
「まさか、俺がゴールを超えてしまうなんて…」モードレットはすでに恥ずかしさと混乱の中にいた。周りの観客たちはその瞬間、笑いが止まらない。
「モードレット、なんてこった…」と、トリスタンは顔を覆いながら泳ぐ。「どうすればいいんだ…」
そして、後ろからやってきたアルトリア・ペンドラゴンがようやくゴールに向かって進み始める。しかし、足が絡まり、思った以上に進まない。キャスターはその様子を見て、またもや焦りながらサポートする。「アルトリアさん、前を見て!もう少しです!」
一方で、ギルガメッシュは冷静に前を進み続け、ゴールを目前にしている。だが、彼は微笑みながら言った。「我の勝利は当然だが、少しだけ楽しませてもらおう。」
その時、突然、アルトリア・ペンドラゴンの浮き輪がまたしても外れ、すぐにエルキドゥが水中からそれを拾って支える。「アルトリア様、大丈夫ですか?」
「ありがとう…!」とアルトリア・ペンドラゴンは安心した表情で浮き輪をつけ直す。青組のペースが確実に加速してきた。
しかし、ギルガメッシュがまだ完全にゴールしていないことに気づき、アルトリア・ペンドラゴンは最後の力を振り絞ってゴールラインに向かって泳ぐ。最後のひと泳ぎで、青組がついにゴールに到達。
「青組、優勝!」と、審判が声を上げ、観客席から大歓声が上がる。
「青組、勝ったぞ!」藤丸立香(男)は両手を挙げて喜び、立香(女)も「おめでとう!」と叫んだ。
その後、みんながプールサイドに集まると、アルトリア・ペンドラゴンは安堵のため息をつきながら言った。「ようやく終わった…」
「本当にお疲れ様でした!」と、アルトリア・キャスターは笑顔でアルトリア・ペンドラゴンを称える。
モードレットは、どこか照れくさそうに「次こそはリベンジだ!」と誓い、トリスタンは冷静に「よくやった、みんな。」
そして、ギルガメッシュは勝者としての誇りを胸に、「我が王、青組の勝利を祝うべきだ。」と、優雅に一歩踏み出す。
競技が終わり、みんなが笑顔で互いをねぎらう中、藤丸立香(男)は「これでやっと静かな日常が戻ってくるんじゃないかな?」と、ぼやきながらも、彼自身も心から楽しんだことを認めていた。
- Re: 泳げ!青組、勝利のラストスパート! ( No.1 )
- 日時: 2025/01/10 21:57
- 名前: きのこ (ID: evrYa.Q3)
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第4章
プールサイドの緊張が一瞬で解けた。その瞬間、観客たちは大歓声を上げた。「青組、勝利おめでとう!」
「よ、よかった…!」とアルトリア・ペンドラゴンは息を切らしながらも、安堵の表情を浮かべていた。「つ、ついに終わった…!」
「やったな、父上!」モードレットが笑いながら、アルトリア・ペンドラゴンに手を振った。だが、その笑顔はすぐに消え、少し困った顔になる。「いや、でも…その、もう少しだったんじゃないか?」
「モードレット、それは…」と、トリスタンがさりげなくモードレットに耳打ちした。「まさかお前が壁にぶつかってゴールを越えたからだろう?」
「あ、あれは偶然だ!」モードレットは顔を真っ赤にしながら否定するが、その時、ギルガメッシュが高笑いを上げていた。
「ふふふ、勝者は我だ。」ギルガメッシュは胸を張りながら、誇らしげに宣言した。「無論、我の力で勝ち取ったのだが、皆の不手際があってこその結果だろう。」
「ギルガメッシュ様、少し黙ってください。」とエルキドゥが苦笑しながら言う。「青組の勝利に水を差すようなことを言わないでください。」
その一方、アルトリア・キャスターが浮き輪を持ってやってきた。「アルトリアさん、もう大丈夫ですか?ゴールしたんですから、これからは楽にしていてくださいね!」
「ありがとう、キャスター…」とアルトリア・ペンドラゴンは、浮き輪を手に取り、少し疲れた顔をしながらも微笑んだ。「無事にゴールできたことが一番だ…。」
その時、藤丸立香(男)が急に立ち上がり、両手を挙げて叫んだ。「青組の勝利、やったー!ヒトデマン応援団、勝ったぞー!」
藤丸立香(女)も興奮して叫ぶ。「青組、最強!おめでとう!私たちの応援が届いたんですね!」
「応援団…いや、もう少しだけ静かにしておこうか。」とマシュが少し困った顔をしながら言う。立香(男)は笑いながら、「もちろん!これも戦略だよ、マシュ!」
その時、突然、ギルガメッシュが水面を見つめながら言った。「だが、何もかも我の力で決まったのだ。無論、最も素晴らしいのは我の泳ぎだが。」
「本当にそうですか?」と、アルトリア・ペンドラゴンがふと呟く。
ギルガメッシュは眉をひそめて言った。「どういう意味だ?」
「実は、ギルガメッシュ様、最後のターンで水流に巻き込まれ、少しだけ遅れたんですよ。」アルトリア・ペンドラゴンが冷静に指摘する。「少なくとも、私たちが追い上げている間に、少し後ろに下がったように見えました。」
ギルガメッシュは目を丸くし、エルキドゥが笑いをこらえきれずに肩を揺らしていた。「まさか…!」
「そうですか…」と、アルトリア・ペンドラゴンが穏やかな表情で続ける。「だからこそ、最終的に私たちが勝つことになったのです。」
ギルガメッシュは一瞬黙り込んだが、やがて静かに言った。「ま、まあ、確かに…不完全な勝利だとは認めるか。」
その瞬間、藤丸立香(男)が再び叫んだ。「よし、青組の勝利で決まりだ!みんな、お祝いだ!」
その時、モードレットが目をキラリと輝かせて言った。「お前ら、せっかくの勝利だ、俺も何かやるぞ!」
「何を?」と、トリスタンが少し警戒しながら聞く。
「ヒトデマン応援団、出動だ!」と、モードレットは突然、自分の手を上げると、藤丸立香(男)と藤丸立香(女)を指差した。二人はその場に飛び込み、ヒトデマンのコスプレで踊りながら、勝利の祝賀を始めた。
「待て待て、俺はそんなものに参加した覚えはない!」と、トリスタンが慌てて言うが、モードレットはお構いなしに続けた。
「みんなで踊ろう!これが青組の勝利の証だ!」と、モードレットがはしゃいでいた。
アルトリア・キャスターも笑いながら言った。「アルトリアさん、こちらでお祝いしますか?」
「ええ、みんなで楽しくやりましょう。」アルトリア・ペンドラゴンは少し照れくさそうに笑いながら答えた。
その時、ギルガメッシュがふと顔をしかめて言った。「なぜ我が参加しなければならないのだ?」
「ギルガメッシュ様、これは勝利のお祝いですよ!」エルキドゥが笑顔で言った。「参加しないなんて、あまりにも王らしくないですね?」
「ふん、仕方ないな。」ギルガメッシュは小さなため息をつきながらも、参加することにした。
その後、みんながプールサイドで盛大にお祝いを続ける中、アルトリア・ペンドラゴンが少し照れくさそうに言った。「さて、これで勝利が決まったのですね。」
「そうだ、青組の勝利だ。」トリスタンが誇らしげに言った。
「みんな、よく頑張ったな。」とモードレットが満面の笑みで言い、再びヒトデマン応援団の二人を指差した。「お前らのおかげで、最後まで楽しく勝負できた。」
藤丸立香(男)と藤丸立香(女)は、舞台を盛り上げるために踊り続け、その場は笑いと歓声で溢れた。
最後に、アルトリア・ペンドラゴンが静かに言った。「みんな、ありがとう。私たちが力を合わせたからこそ、勝利をつかむことができました。」
「その通りです、父上!」モードレットが元気よく答え、トリスタンも微笑みながら言った。「青組、最高だ!」
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