二次創作小説(新・総合)
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- 一緒にいても、いいですか?
- 日時: 2025/01/25 18:13
- 名前: 消兎‐syoto. (ID: De6Mh.A2)
1-Aの中で体調不良者が続出して、俺は大丈夫、って我慢しちゃう轟と
病み上がりだけど轟看病っちゃんのお話!(一部出轟表現?あり)
我慢してやば、ってなってる推しが見たいっ…!
ということでこうなりました
つとぷ両片思い?設定
雄英って買い物できるところあるのかな
わかんなかったので勝手にコンビニ作りました。
頑張ります…
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「ん″、ぅ…」
目が覚めたと同時に、身体が不調を訴えた。
頭に響く痛みと、全身を震わせる寒気。
ついに俺のターンが回ってきたか…
最近、1-Aでは風邪が流行っていた。
本人も不調に気付かない程度の症状から始まり、気づかぬうちに周りの人たちに感染る。
症状は人それぞれで、咳と微熱程度で済む奴もいれば、高熱が続いたり、何を食べても
吐いてしまうようなやつもいる。
さらに一番驚いたのは、あの爆豪までもがやられたこと。
4日前まで「風邪菌なんぞに負けるわけねェだろ!!!」とか言っていたのに。
その影響で、教室、寮でもマスク着用が義務付けされていた。
ちゃんと手洗いうがいも心掛けてたし、マスクも着けていたのだが。
…まぁ、このくらいなら授業も出れるだろ…
不調という不調は頭痛くらいだ。
このくらいなら…
もっと苦しんでいるやつもいるんだから。
爆豪の様子を見に行こうか。
そう思いながら、買い出しのための財布とスマホをバックに入れ、マスクをつけて外に出た。
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コンビニで色々買って、爆豪の部屋へ向かう。
こんこんっ
「…爆豪、体調どうだ?大丈、」
「ンだよぅるせェなぁ!!こちとら課題やっとるんだわ!邪魔すんなやぁ!!」
…と言いつつも、ちゃんと扉を開けてくれた。
「体調、どうだ?」
「はァ!?元気だわ見ればわかんだろ!!」
確かに、この間電話をした時よりかは随分マシだ。
3日前ーー
「もしもし、爆豪?大丈夫か?」
『…ん″、へいき、だわ…』
スマホ越しに聞こえたのは、いつもの爆豪からは考えられないような、弱々しい声だった。
「無理すんな…なんか買って行こうか?」
『あ″ァ…?いらねェよ、』
「ぇ、でも…」
『いらねェから…じゃぁな、』
ぴっ
そこで通話は切れたのだが、そこからは心配で、行動しようにも「迷惑だろうし…」と
思ってしまい、結局なにもできなかった。
「…そうか、よかった。一応これ、買ってきたやつ置いてくぞ」
「あ″!?いらねェわ舐めプ野郎!!」
「それじゃあ、」
「待てやぁ!!」
こうして、俺は爆豪の部屋を出た。
これ以上いても邪魔だと思ったのも事実だが、爆豪の声が頭に響いて痛かったのが
本音だった。
そろそろやばいか…?いやまだ…
一応頭痛薬を口に放って、学校の準備をする。
風邪をひいた奴らは、感染拡大防止のため熱が下がってから2日は休まなくちゃいけないらしい。
だから爆豪は明日から登校できるのだ。
明日だけは行きたい…
明日じゃなくても会える。それはそうだ。
だけど、なんというか…
元気になってくれた爆豪を、独り占めしたいというか…
「っ、はぁ、」
やめよ、こんなこと考えてるとかただのキモイやつでしかない…。
今のところダウンしているのは、緑谷と飯田と、上鳴と切島、そして麗日と爆豪。
クラスの1/3が休むと学級閉鎖となる。
だから、俺が休めば学級閉鎖になってしまう。
爆豪とか、怒るかなぁ…
扉を開けて、教室の中に入る。
「あっ、轟くん!おはよう!」
「あ、緑谷…おはよう、今日からだったか、」
まずい、流石に勘づかれるか…?
頭に負担をかけないように…と声を出したが、少し掠れていた。
「あれ、轟くん…」
「はい、ホームルーム始めるぞー。」
恐らく体調のことを聞こうとしていたんだろう。
心の中で「先生、ナイスタイミング」と呟きつつ、自分の席に着いた。
一限目は座学で、無事に終わることができた。
だが、恐らく次が一番の難関ポイントだ。
次の授業、二限目は…
USJでの戦闘訓練だ。
今の体調とは最悪の相性…。
だが、言っても色々と面倒だろうと思い、仕方なくみんなとバスに乗った。
バスの席は緑谷の隣、そして訓練のペアも緑谷で、いざとなれば言いやすいやつだから、少し安心した。
「…みどりや、」
「…轟くん?どうかしたの?」
「…今日、ちょっと調子悪ぃ、から、出来るだけ前出てくれ、あんま激しく動けねぇ、」
「え、大丈夫、!?わかった、前は僕に任せて…!無理しちゃだめだよ、!」
「ごめんな、病み上がりなのに…」
話が早くて助かった…
話していると、いつのまにかUSJについていた。
爆豪「続くぞおらァ!!!」