二次創作小説(新・総合)
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- ホークスさん、?#最終話☆
- 日時: 2025/01/26 21:39
- 名前: 消兎‐syoto. (ID: De6Mh.A2)
多分、ヒーローが恋なんてしたらだめですよね。許してください。
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「あっ、ホークスさんっ、おかえりなさい!」
遥くんは、あんなに汚いものを片付けさせたのにも関わらず、笑顔で迎えてくれた。
「は、はるくん…ごめんね?あんな汚いの…」
「あぁっ、大丈夫ですよっ!ホークスさんに片付けさせるわけにもいきませんからね!」
優しすぎないか、この子は…
もしかしたら、俺よりもヒーローに向いているかもしれない。
そんなことを考えながら、促されるままに布団に潜った。
「…遥くん、今日さ、ほんとにごめんね?こんな時期だし、勉強とか追いつけないかも…」
「うっ…」
恐らく図星だろう。なんせ今は三学期。一番大事な時ではないか。
「…大丈夫です、」
「え、??」
いや、大丈夫ではないだろう…
「例えヒーローになれなかったとしても、俺は後悔なんてしないと思います。
『俺はホークスさんの役に立てた』…それでいいんです、俺は…」
大好きな人の役に立てたなら、それでいいんです
一瞬、浮かれてしまった。
俺と、同じ意味なんじゃないかって。
わかってる、ヒーローが…ましてや子供だなんて。
けど、どうしようもなかった。
一度自覚したら、諦めるなんてできなかった。
でも…
きっと今のは、あくまで「ヒーローとして」ということだろう。
「お、俺も好きだよ?頼りになるし、強いし…」
「違います、そういう意味じゃないです」
え、じゃあどういう…
「ホークスさん、好きです。"男同士"は、だめですか?」
その時、俺は改めて実感した。
この子には、敵わない。
「ぇ、」
「…な、なーんてねっ!冗談…」
「遥くん」
ごめん、遥くん。
好きになって、ごめん
叶わない恋だから
ヒーローと子供。恋なんてできっこない。
できるはずない
でも。
「俺も、好き…」
風邪が治ったら、改めて伝えよう。
真っ赤になった遥くんを、羽とともに抱き締めた。
OWARI☆
わかります、意味わかんないでしょ。
僕もわかりません☆