二次創作小説(新・総合)
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- 俺が、そばにいたいんだって
- 日時: 2025/02/01 00:22
- 名前: 消兎‐syoto. (ID: De6Mh.A2)
生理男子×轟
どうも、最近本格的に変態になってきてる消兎です
今日も完全に自己満足なとっても変態なお話を書いてこうと思います
登場人物は三人、轟くんとかっちゃん、そして、ホークスさんのお話に出てきたオリキャラ、
遥くんです
轟くんとかっちゃんは小学生からの仲としてます
体育の先生は勝手に作りました
遥くんの紹介
名前 風音 遥 かざね はるか
個性 風を操れる 頑張れば飛べる
性別 男子
性格 とにかく優しい 爆豪くんも認めてくれてるとか…
こんなもんです
季節は夏、文化祭もあります
雄英のことはあんま考えてません(は???)
長々と失礼しました
そろそろ本編へ
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轟side
中学生の頃。
いつも通り授業を受けていた時だった。
突然、下腹部に締め付けるような痛みが走った。
「っ…」
変なものでも食ったか…?
だが、なぜか促す様子はなかった。
ただ痛い。
爆豪…
授業はあと20分。
授業が終わったら、爆豪にまず言おう。
それまでにも、痛みは消えなかった。
むしろ吐き気まで催して、さすがにまずいかもしれないと思い始めた時。
救いの手を差し伸べるかのように、チャイムがなった。
いつものように、俺の机に来てくれた爆豪に助けを求める。
「ば、ばくご…、」
「あ?ンだよ…」
「なんか、腹いてぇ…なんかこう、ぎゅーってされてるみてぇな…」
「ぎゅー…よくわかんねェけど、腹いてぇんだな?トイレ行くか?」
「いや、そんな感じじゃなくて…」
「じゃあ保健室行くか」
「…そうする、」
腹痛ごときで、忙しい保健の先生の邪魔をしていいのか。
だが、今の俺にはそんな思考はなかった。
爆豪に手を引かれて、立ち上がった時だった。
「なあ、なんか轟の椅子汚れてんだけど」
クラスの一人が声を上げた。
一斉に周りの奴らが集まってくる。
「え、マジじゃん」
「なんこれ、血?」
「え、こんなんあれしかないじゃん。」
生理。
せーり…
あの女子に来る、あのせいり…?
おれ、あれ、俺って、男…だよな
「え、男なのに?」
「キモくね」
「おとこおんなってこと?」
「おかしいだろ」
「えー、私気になってたのに…」
「つまり、轟くんは顔だけってことだよw」
意識の遠くで聞こえる、哀れみと幻滅の声。
小さく聞こえた爆豪の声を最後に、俺の意識は途切れた。
「…、」
うっすら目を開けると、白い天井。
微かな消毒液の匂いで、保健室だとわかる。
だんだんと意識がはっきりしてきて周りを見渡すと、俺のすぐそばに、爆豪が座っていた。
いつもの爆豪からは想像もつかないような、心配そうな瞳と目が合う。
「と、どろき…」
「ばくごう…?」
どうしたんだ、と聞こうとした時、意識を手放す前の記憶が脳内に流れ込む。
『キモい』
『おかしい』
『おとこおんな』
「っ…!」
咄嗟に耳を押さえる。
ちがう、俺は紛れもない男だし、おかしくなんてない、
きもちわるい?
こわい、やめてくれ、
やめて…
「轟、!」
暖かい何かに包まれて、我に返る。
爆豪に抱き締められたことを理解し、いつのまにか乱れた呼吸を整える。
「轟、大丈夫だ、ここには俺と先生しかいねぇ。一旦落ち着け」
「っ、ん、」
「怖かったよな、ごめんな、もっと早く気づけなくて…」
いや、痛みに気が付いたのも授業中だし、気づきようがなかったと思う。
なのに謝ってくるところも、爆豪らしい。
「い、や、きづいたの、授業中だったし、しかたないから、」
そのあと、爆豪に生理のことについて教えてもらった。
生理は女子に来ることは、ちゃんと知識として知っていた。
だが、極稀に男に来ることもあるらしい。
「けど…一つ言わせろ」
「…?」
「おかしくないし、キモくもねぇ。ンなこと言ってるやつらが一番キモいんだよ」
言い方は鋭かったが、なぜか今はその言い方も言葉も酷く安心できた。
その時、腹に鋭い痛みが走った。
「っ!?い″ッ…うぁ″…」
「っ、轟、」
俺の名前を呼びながら、腹を摩ってくれる爆豪。
こいつはどこまでも優しいんだなぁ…
ほかのクラスの奴には、爆豪が怖いとか、近づきにくいとか言ってるやつもいるが、
そんなことは一切ない。
わかってないんだよ…
眠いです
轟「…続くぞ」