二次創作小説(新・総合)

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少女の新しい世界
日時: 2025/02/04 20:24
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

こんにちは。そして、初めましての方は初めまして。
作者の女剣士と言います。
まずは、執筆前に簡単な注意事項から行きます。

〜注意事項〜
・この小説は、二次創作です。
・荒らしや誘導、意味不、文句などのコメントはお断りです。
・オリキャラや裸族が登場します。
・「つまんない!」「荒らしてやる!」と言う方がいても、スルーします。
・「大丈夫!」「守れます!」と言う方は、読者として認めます。

ープロローグー
様々な魔法を操る道化の魔導士・ケフカとの戦いから1年、新たな道を目指す生まれながらに魔導の力を持つ少女・ティナは変わらない日常生活を贈っていた。
仲間たちとの闘い後もモブリズの村で普段の生活をしていたが、そんな幸せも壊そうとする者がいる。
しかし、その少女を守りながら闘い続けるパプニカ直属の勇敢なる大魔道士・ポップ。

少女と大魔道士の物語が今、開幕されようとしていた。

〜主な登場作品〜
FFシリーズ/ドラゴンボール DAIMA/ダイの大冒険/るろうに剣心/DQシリーズ/スマブラSP/忍たま乱太郎/薬屋のひとりごと/転生したらスライムだった件/葬送のフリーレンなど/

第1章:復活した大魔王 前編 >>1-
第2章:復活した大魔王 後編

1話>>1
2話>>2
3話>>3
4話>>4
5話>>6
6話>>11
7話>>12
8話>>
9話>>
10話>>

〜来てくれた読者様〜

〜コメント返し〜


主人公枠紹介
コラボ募集内容
キャラ紹介>>5
次回予告
今後の更新状況
味方&敵キャラ紹介
リクエスト募集
魔法・用語講座
声優一覧

スレッド誕生日:2月1日

Re: 少女の新しい世界 ( No.1 )
日時: 2025/02/01 06:13
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第1話「嫌な気配」


【FF6の世界 モブリズの村 ティナの部屋】


・ティナ視点

『パサッ』

「ティナ。頼まれていた材料を持って来たけど、これでよかったかしら?」
「うん。ありがとう、キスティス!」
「とんでもないわ。それに今は、『優秀なガード』たちもたくさんいるんですもの♪」

オペラオムニアの世界で彼女と共闘した時、私は少しでも代わりたいと思っていた。
そう願っていても、私には無理な話でもある。
万が一の場合もあるから、この村を離れる事が出来ない。
今はディーンとカタリーナたちが自立して、この村には私しかいないの。
勿論他の皆に会いたいけど、私はその時までこの村を守ると決めていたわ!

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『シュタッ』

「トゥリープ元教官。フリードから連絡です」
「分かったわ。その間、あなたがティナのガードをしてちょうだい!」
「分かりました!」

フリード……、確かライジングボルテッカーズのリーダーだったわね。
『あの時』まではディーンたちがいたから、私1人でも強くなれる……そう思っていたけど。
でも今は……、今は凄く寂しい。
今までは彼らがいたから、私は闘う意志を諦めなかったけど。
どう願っていても、ディーンたちには会えない気がする。

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「……………」
「どうかなさいましたか、フリーレン様!」
「うん。ティナの事で少し……ね、この所のティナ…いつもの明るい感じがしないから」
「…………。言われてみると確かに、少し元気がないように感じられますね」
「アメジオ。私とフェルンがお前の代わりに暫くの間だけキスティスのガードに入るから、アメジオは『私たちの代わり』にティナを慰めて上げて」
「フリーレン様……。分かりました、ティナ嬢はこのアメジオにお任せ下さい…!!」

駄目……、私は私のいるこの村を守ると決めていたの。
ディーンたちとも、そう約束していたのに。
カッコ悪くなってしまうのは、嫌だから…!!
だけど、何かがこちらに来る気配を感じたの。
この気配には温もりの感じは1つもしないけど、私はこの村を『決して』見捨てたりしないわ…!!!

2話に続きます。

Re: 少女の新しい世界 ( No.2 )
日時: 2025/02/01 07:03
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第2話「VS超竜団軍団長 バラン」


【モブリズの村】


・フェルン視点


「なっ………、お前はまさか?!」
「そうだ。私の名はバラン、『あるお方の命』により…魔導の力を持つ娘を貰い受けに来たぞ!」
『……………ッ?!』

魔力感知である程度察していましたけど、この方は他の魔王軍とは違う気がします。
フリーレン様がこちらに来るまでの間だけでもいい、私とシュタルク様で時間を稼がなければ…!!!
すると『あの攻撃』が私に向けられそうになった瞬間、私は倒れる事を覚悟していましたが……。
目を開けると……、何かの鎧に包まれている素晴らしい方が私たちの目の前に現れました。

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『スッ……』


「バラン様。このラーハルトがいる限り、フリーレン様たちには指一本触れさせません!」
「ラーハルト……。お前も私の息子なら、今は私に従うのだ…?!」
「いいえ。それは無理なご命令です」
「何故……、そこまでして人間を守ろうとする?」
「私は初めて芽生えてしまいました。ディーノ様…いえ、ダイ様の部下になり……今はダイ様と奥方様の大切な仲間たちを『意味もなく痛め付けるのは良くない』と仰られたからです!!」
『………。ラーハルト(様)………』

だから、私たちより感知してティナ様がいらっしゃるこの村に助太刀しているんですね。
更に彼の呼びかけに応じるように、今度は空から救援者が現れました。
その部隊は、ペガサスナイト!
つまり、あの英雄の指示でしょうか……。

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「フェルン…そしてシュタルクよ、此処は俺たちに任せておけ」
「しかしガゼル王。私たちは、そこまで弱くなんかありません……!!!」
「いや。俺の予想は外れたりしない、お前たちの目の前にいるこの男はまさに…愚かな外道その物だ!」
「ああ。コイツにティナを攫うように指示を出したのが、今回の黒幕だろう…」
「そうだな、リムルよ! バラン…と言ったか、俺たち2人がいても。撤退する気はないか?」
「確かに。戦力としてはこちらの方が多勢に無勢だろう……、しかし。お前たちは私の真の姿を見せる事になるからな…!!」

この姿はもしや、竜の騎士の最終形態とやら……でしょうか。
以前元魔軍司令・ハドラーから、彼に関するお話を少しだけお聞きした事があります。
今回彼自らこちらに来たと言うことは、リムル様の言うように…誰かに依頼されている可能性が充分にあるかも知れませんね。
ドワーフ王国の英雄と、ジュラ=テンペスト連邦国の盟主様が頼もしくても…無傷で勝利するのは厳しいでしょうね。
そんな時にこそ、私たちが相手と闘う『覚悟の上』で一生懸命にやらなければいけないんです。

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『シュッ………』


「ぐっ………」
「誰の依頼で此処に来たのか知らないけど、それでも撤退する気がないなら…私たちが相手になるよ?」
「………。この私が此処まで苦戦するとはな、いいだろう。今回ばかりはそちらのお嬢さん意に免じて、この場で失礼するとしよう…」
「………。やっと逃げたか…」
「うむ。見事な大義だったぞ、フリーレンよ!」
「いえ。私のような高度な魔法使いには、勿体無いお言葉です…ガゼル・ドワルゴ国王!」

いいえ、その逆ですよフリーレン様。
フリーレン様が『私たちのピンチ』に来てくださらなかったら、バランはこの場を立ち去ろうとはしなかったかも知れません。
ラーハルト様の怪我は大したことありませんが、ひとまずはティナ様のお部屋に連れて行く事にしましょうか。
それに、他の魔王軍がこの村に来ないとも限りませんからね。
もしそうなった時は、本当に危ないかも知れません…!!!

3話に続きます。


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