二次創作小説(新・総合)
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- 兄さんとの夏の日
- 日時: 2025/02/08 21:06
- 名前: 笑夢 (ID: dDmkWF1L)
「兄さん!手、はなさないでね!」
「はいはい、わかりましたよ。」
私には、兄がいた。
私の大好きな、大好きな兄。
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どうも笑夢です!今回初投稿で、小説をあまり書いたことないので、色々おかしいところがありますが暖かい目で見てください!
ちなみにこれは、1930~40年代と考えていただいてください!
蓮華(主人公)…🪷 櫻(兄)…🌸
注意⚠️戦争表現があります。嫌な方は、読むのをおやめください 私は、あまり歴史に詳しくないのでところどころ間違っています!
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ピーヒョロローピーヒョロロードンドコドンドン
焼きそば、射的にお好み焼き
色とりどりの屋台がある。
子供達が祭りだ祭りだと騒いでる。
🪷「兄さん!わたあめ食べたい!」
🌸「はいはい、ちょっと待ってて」
とある暑い夏の日、神社の近くで祭りがやっていた。
🪷「あ!もうすぐ花火が上がるよ!」
🌸「ちょっと待って!手を繋がないと迷子になりますよ!」
🪷「兄さん!手、はなさないでね」
🌸「はいはい、わかりましたよ。」
ヒューパン!パン!
🪷「あ!花火!」
その夜は、とても楽しかった。兄と、ずっと一緒にいたかった。
けど、幸せは続かなかった。
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🪷「あー暑いなー」
その日は、とても暑い日だった。
トントン ドアが叩かれる音がする。
👩「はーい、なんですか~」
お母さんが玄関に行ってドアを開けた。
👩「はい、誰ですかっえ、」
出口には、軍の人がいた。そして手には…
赤い紙を持っていた。
👩「そうですか、わかりました。」
🌸「どうしたの?母さん」
🌸「それって…」
🧑🪖「おめでとうございます。息子さんに召集令状です。」
🌸「…」
当時の私には、意味がわからなかった。
その後軍の人が帰った後お母さんが泣いてた。
兄さんは、「しょうがないよ…お国のためだから。」
とお母さんを慰めてた。
その後兄さんは、戦場に行った。
私は、兄さんが行く時手を掴んで、
🪷「兄さん!兄さん行かないで!行かないで!置いて行かないで!」
と言った。そしたら
🌸「蓮華!」
🪷「ビクッ!」
🌸「もう蓮華は、8歳だろう!子供みたいに泣くんじゃない!」
と、兄さんは、私を引っ叩いて言った。
そして、兄さんは、行く間際に
🌸「行ってきます。…蓮華母さんを困らせるんじゃないよ。」
そう言っていってしまった。
それ以来兄さんは、帰ってこなかった。
私が戦争が終わったのに兄さん帰ってこないね。と言ったら、お母さんが兄さんが死んだと言っていた。
兄さんは、お国のために死んだらしい。
当時は、
何がお国のためだ
兄さんを返せ!
こんな国滅んでしまえばいいのに!
と思っていた。
戦争が終わって数十年たった後もあの日の夏祭りを思い出す。
あの日が兄さんとの最後のおもいで。
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読んでいただきありがとうございます!