二次創作小説(新・総合)

森の仲間達の日常 ( No.113 )
日時: 2021/04/28 17:53
名前: 葉月 (ID: uJGVqhgC)

曇天で今にも雨が降りそうな空の下、森の中で寛いでいるのは水色の体毛、赤と紺色のオッドアイの狼と真っ白な体毛に緑色の目の狼、灰色の体毛で青と黄色のオッドアイの垂れ耳うさぎ、黒の体毛で赤色の目の猫だった。性別は水色の狼と灰色のうさぎがオス、白い狼と黒い猫がメスだ。
水色の狼は空を見上げて、「なんか雨が降りそう」と呟き、他も頷く。小鳥が囀り、木々も風で揺らいでいる中で彼らは木の下で寛いでいる。
すると、黄色い体毛でオレンジ色の目をした子猿が木の上から飛び降りて水色の狼に向かってダイブした。
黄色の子猿にダイブされた水色の狼はうっ、と呻き声を上げて顔を歪める。

「ココ、ボブが呻き声上げてるからやめた方がいいぞ」
「えー? だってさティア、飛び降りる時に葉っぱのクッションみたいなのに飛びつきたいと思わないのー?」
「だからってボブに飛びつく癖を何とかしろよ」
「やーだー! ぼくボブに飛びつくのやめないー!」

水色の狼……ボブにダイブするのが日常茶飯事の黄色い子猿……ココのやんちゃっぷりに白い狼……ティアははぁ、とため息を吐く。
ココに振り回されているボブと呆れているティア灰色のうさぎと黒い猫……アルフ(灰色のうさぎ)とアンジュ(黒い猫)も苦笑いをしている。

「ココの坊主もやってんなぁ〜」
「あの子もまだまだ子供だから遊びたい気分じゃないッスか?」

ボブの上に乗って毛を引っ張って騒いでいるココだったが、ぽつぽつと小雨が降り始める。空も更に暗くなり、雷が鳴り響く。空色も元々灰色だったため、いつ雨が降ってもおかしくない状態だったので、ボブ達も大方予想はついていた。

「ボブ、雨が強くなってきたぞ。場所移動するか?」
「あぁ、そうだな! どっか雨宿りが出来る洞窟とか大きな木があった方が効率がいいよなぁ」

雨足が強くなり、立ち上がって雨宿りが出来る場所を探し始めた。因みにアルフとアンジュはティア、ココはボブの上に乗せて森の中を走っている。
雨で地面が泥濘ぬかるんで走りにくくなっているが、嵌まらないように気をつけながら走って洞窟に向かう。
暫く走り、洞窟に到着した後、ボブ達は雨宿りをする。洞窟の中は狭すぎず広すぎず、ボブ達が全員入るぐらいの広さとなっている。
雨でびしょ濡れになった体をブルブルして水を切る。犬や猫など動物は皆濡れると体をブルブルすることにより水分を飛ばしている。
やがて本降りになって降り頻る雨の音を聞き、雨が止むまでの間はしりとりをしたり、貯めていた木の実を食べたりして談笑をしていた。

どうやらこの雨は通り雨だったらしく、しばらく降っていたら次第に雨足が弱くなり、雨が止んで雲から太陽が照らされる。
しりとりしたり談笑している間に雨が止んだようだ。
雨が止んだのを確認した後、ボブ達は再び外に出て、