二次創作小説(新・総合)

『トライヒーロー計画』【0】 ( No.95 )
日時: 2018/08/18 15:46
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

...時空監理局、時系列は今のところ不明のある日の事

たくっちスノー
「...よし、こんなものか」

たくっちスノーは黒い液体を集め、ベルとを作っていた

たくっちスノー
「まさか、またフィフティ・シリーズを作ることになるとはね...」

フィフティ・シリーズ。

かつてたくっちスノーが製作した、ライダーベルトにマガイモノ成分を込めた特殊なベルト


たくっちスノー
「...ああはい、専用のが完成しました、後は量産型のを用意します」

たくっちスノー
「.....ふう」

危険と判断し回収、破棄されたものだが、再び製作していたのには理由があった

...

プルルル

たくっちスノー
「あっ、電話だ...牢獄から!?」

...ある日のこと、監理局が捕まえた時空犯罪者を収容する時空牢獄から電話が入る

たくっちスノー
「はい、こちら時空監理局...はい」

たくっちスノー
「...時空犯罪者が脱獄!?はい、それで特徴は...仮面ライダー?」

たくっちスノー
「分かりました、すぐに指名手配し、監理局のライダー隊に...」

...

たくっちスノーも動く事を決め、自身専用のフィフティ・シリーズの製作を決めたのだ

「ヒーローソウル」と呼ばれる仮面ライダーの力を込める技術を活用し、ヒーローの力が込められたアイテム「ライドウォッチ」を製作

監理局の肩書きを込め、ベルトは【フィフティ・ジクウドライバー】と名付けられた

たくっちスノー
「さて...怪しい反応はないかね、仮面ライダーに絞って...っと」

たくっちスノーが世界情報を検索すると、反応するポイントを見つける

たくっちスノー
「あったあった...よし、向かうか!」

たくっちスノーは時空の渦を抜け、世界へと入っていく

しかし、たくっちスノーは気付かなかった

誤作動で時空番号の最後の桁が変わっていったのを...

...

たくっちスノー
「あれ、ここって...」

世界に降り立ったたくっちスノーは、その場所に覚えがあった

たくっちスノー
「まさか...ミライシティか?」

たくっちスノーはかつて降り立ったミライシティへと辿り着いていたのだ

たくっちスノー
「ここに『奴』が居るのか...?まあいい」

たくっちスノー
「こいつのチェックもしたいし、仮面ライダーの居るところに行くか...」

『トライヒーロー計画』【0】 ( No.96 )
日時: 2018/08/18 18:17
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノーは歩きながら世界を調べる

たくっちスノー
(破壊の痕跡がない...僕が介入した所とは別みたいだな)

たくっちスノー
(ミライシティ...あまりいい思い出はなかった)

たくっちスノー
(いや、思い出自体は余るほどあった、数えたらキリが無いくらいの)

たくっちスノー
(この世界はそんな思い出を全部壊した、海斗君には悪いが僕はこの世界がキライだ)

たくっちスノー
(海斗君...か、彼はこの世界にも存在しているのだろうか)

たくっちスノー
(黄葉によると、元々彼は世界にとってイレギュラーな存在)

たくっちスノー
「まぁ、居たら居たであの子とは別人なんだけどさ...」

その時、たくっちスノーの近くを少年が通りすぎる

たくっちスノー
「...そうそう、あんな感じの...いや、まさかな」

たくっちスノー
「いやでも、気になるし念のため」


たくっちスノー
「おーい、海斗君!」

海斗
「え?」

たくっちスノー
「やっぱりか!」

海斗
「あれ...雪さん?」

たくっちスノー
「海斗君...あれ、ちょっと待て、どうしてわかった?」

たくっちスノー
「自己紹介もしていないし、宅地雪の姿にもなった訳じゃない、なんで!?えっ!?」

...

たくっちスノー
(彼から話を聞き出して、色んな事を知った)

たくっちスノー
(この世界はどうやら僕の経験していた方と同じ道を辿ったが、無事に帰ってきたらしい)

たくっちスノー
(他にも、死んだと言われていた人物が生きていたりした...リニュ前監理局の彼とは別人な様子)

たくっちスノー
(要するに、色々と上手くいったみたいだ)

たくっちスノー
「でもまぁ、こんな形で会うとは思わなかったよ」

海斗
「今は何してるんです?」

たくっちスノー
「今回は仕事だよ、時空犯罪者の仮面ライダーが脱獄したって聞いて...」

海斗
「なるほど、だからあの服着てるんですね」

たくっちスノー
「いやまぁこれが正装なんだけどな...で、海斗君は?」

海斗
「俺はいつも通りパトロールです」

たくっちスノー
「へー...ん?海斗君、アレを見て!」

海斗
「え?」

海斗が後ろを向くと、男が謎の人物に追いかけられていた

海斗
「大変だ!」

たくっちスノー
「海斗君、やるよ!」

海斗
「はい!ソウルチェンジ!!」

【フォーゼ!!3!2!1!宇宙キターーーー!!】

たくっちスノー
(あいつ相手に試すか)

『トライヒーロー計画』【0】 ( No.97 )
日時: 2018/08/18 21:54
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

フォーゼソウル
『よし、行くぞ!』

たくっちスノー
「海斗君、ちょっと横に反れて」

フォーゼソウル
『え?』

たくっちスノー
「今回は自分も戦わせてもらうよ...新しい力も試したいし!」

たくっちスノーはライドウォッチを組み替え、50ジクウドライバーを巻く

カチッ
『リキッド!』

フォーゼソウル
『それは一体...』

たくっちスノー
「特別な力...さ、変身!!」

たくっちスノーはリキッドライドウォッチを差し込み、ジクウドライバーを回転させる

『rider time!』
【2106】
『仮面ライダーリキッド!』

たくっちスノーは黒い液体に包まれ、仮面ライダーに変身する

フォーゼソウル
『雪さんが仮面ライダーに!?』

リキッド
『この姿は仮面ライダーリキッド、液体リキッドでもいいし、Re:kidでもいい』

リキッド
『流石にジカンギレードは作れなかったが、ジオウの真似事ぐらいなら得意分野だ!』

リキッドは液体のような動きで襲い掛かる男に近付く

フォーゼソウル
『おっと...俺も動かないと!うりゃ!』

リキッド
『こいつの戦闘データも取りたいんだ、悪く思わないでくれよ!』

フォーゼソウルとリキッドは謎の人物を抑える、しかし

「ウウ...ウアアアア!!」

リキッド
『うわっ、すげー力だ!』

フォーゼソウル
『こいつ本当に人間なのか!?』

「フンッ!!」

そのまま二人を引き剥がす

リキッド
『なるほど...リキッドは素の力が少し弱いな』

フォーゼソウル
『余裕そうですね』

リキッド
『当然だよ!大事な人の前でくらいカッコつけたいからね!』


リキッドは更に別のライドウォッチを組み替える

『デーリッチ!』

リキッド
『ここからが真のリキッドの力だ...王さま、力を貸してくれ!!』

『HERO time!』
『仮面ライダーリキッド!』
【2014】
『armor time!!』
『でーちっちっちっ!!デーリッチ!!』

ライドウォッチを付けると目の前にパーツが飛び出し、リキッドの体に組み込まれていく


フォーゼソウル
『こ、これって...ヒーローソウルと同じ...!!』

リキッド
『仮面ライダーリキッド!デーリッチアーマー装着!!』

リキッド
『えーと、決め台詞必要だよな、えーと...』

リキッド
『今までが君の勝機だった!』

『トライヒーロー計画』【0】 ( No.98 )
日時: 2018/08/18 22:52
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

リキッド
『行くぞ...閉じろ!パンドラゲート!!』

リキッドは右腕の鍵をねじり近くの男の空間を歪め、そのまま沈める

フォーゼソウル
『こ、こんな力があるなんて...!』

リキッド
『借り物だけどな!次はこいつだ!』

リキッドはデーリッチライドウォッチを外し、赤黒いライドウォッチを組み替える

『Sonic.exe!』

リキッド
『次は君だよ!』

『HERO time!仮面ライダーリキッド!』
『armor time!!』
【????】
『gameover‼exe!!』

リキッドの体に青く禍々しいパーツが付け足されていく

リキッド
『仮面ライダーリキッド!exeアーマー!!』

リキッド
『決めるよ、海斗君!』

フォーゼソウル
『はい!』

【rocket on limitbreak‼】

【break time!!】

リキッド
『紅のレイジングクラッシュ!!』

フォーゼソウル
『どりゃあああああ!!』

リキッドとフォーゼソウルはエネルギーを帯び、男にぶつかっていく

リキッド
『I AM GOD!!!』

フォーゼソウル
『これでよし...と』

リキッド
『うんうん、データもとれたしこれで解決っと』

...

たくっちスノー
「はぁ...疲れた、慣れないアイテム使うと体がちょっと重くなる」

たくっちスノー
「そういえばヒーローソウル使ったのも結構前だからなぁ...」

海斗
「え?雪さんヒーローソウル使ったことありましたっけ?」

たくっちスノー
「え?...ああ、このライドウォッチはヒーローソウルを元に作ったからその時だよ」

海斗
「あ、なるほど!」

たくっちスノー
(この世界の彼に、『いつ』ヒーローソウルを使ったかなんて言えるかよ...)

海斗
「それにしても、あの男はなんだったんでしょうか?」

たくっちスノー
「さあね...とりあえずさっき襲われてた男の人から話を聞いてみよう」

...

海斗
「あの、雪さん...聞いていいですか?」

たくっちスノー
「ん?」

海斗
「その、脱獄した仮面ライダーに関して」

たくっちスノー
「ああ...もしかしたら対峙することになるかもしれんからな、君には話しておくよ」

たくっちスノー
「世界の全てを歪んだ平和へと背け、最もメイドウィンに近い立場となった男」

たくっちスノー
「その名は...仮面ライダーエデン。」

海斗
「エデン...」

たくっちスノー
「あっ、さっきの男じゃないか?」

海斗
「ほんとだ...あのーすみません」

「タスケテクダサイ!!」

海斗
「えっ」

たくっちスノー
「えっ」

END

『トライヒーロー計画』【1】 ( No.99 )
日時: 2018/08/23 16:25
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

【前回のあらすじ】

『仮面ライダーエデン』を追って時空を越えたたくっちスノーは、間違えて別世界のミライシティへと送られてしまう

たくっちスノーは新たな形態『仮面ライダーリキッド』となり、この世界の戦場海斗と行動を共にしていた。
そして、彼らは謎の人物を退き...?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たくっちスノー
「えーと、どこかゆっくり話せるところある?」

海斗
「じゃあ喫茶店で...」

たくっちスノー
「おー!しばらく行ってなかったからなぁ...どうなってんだろうなぁ...」

...

『喫茶店 ユニ』

たくっちスノー
(Baronじゃないんかい...)

海斗
「喫茶店で何か食べるの久しぶりですね」

たくっちスノー
「ここのオレンジジュース酸っぱくて自分には合わんけどな...ていうか、なんか食事したの久しぶりな気がする...」

たくっちスノー
「というか、自分の食事シーンがかれこれ数作は無かった気がする」

海斗
「ふーん」

たくっちスノー
「ああそうそう、貴方はいったい?」

「あ、はい...僕は戦場海下です」

海斗
「え、戦場?」

たくっちスノー
「いや、名字くらいはダブることぐらいあるでしょ」

たくっちスノー
「リアルワールドだと佐藤って名字の人がめっちゃ多かったりするし」

海斗
「そういうものかね...」

海下
「え?」

たくっちスノー
「いや、彼も...海斗君も戦場なんですよ」

海下
「へぇ...そんな偶然もあるんだなぁ」

たくっちスノー
「そうっすね...それで、追いかけられてた奴は何?」

海斗
「なんで俺に助けを求めに来たの?」

海下
「両方説明します、実は...」

海斗
「実は?」

海下
「...戦場海上という存在に狙われまして」

海斗
「海上?」

たくっちスノー
「まだ居たのかよ戦場...」

海下
「そう、あの人間は海上が仕向けたもので...」

たくっちスノー
「あっ、なら倒しても問題なかったんだ...ならいいや」

海斗
「そうですね」

たくっちスノー
「どうして狙われるんだ?」

海下
「それは分からないけど...」

たくっちスノー
「うーん...どうする?海斗君」

海斗
「え?俺ですか?」

たくっちスノー
「これはあくまでこの世界の問題だ、判断は君に任せたい」

海斗
「そうだな...」

『トライヒーロー計画』【1】 ( No.100 )
日時: 2018/08/23 22:28
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗
「じゃあ、カリギュラに保護してもらうっていうのはどうかな?」

海下
「なるほど...」

たくっちスノー
「カリギュラがね...うん分かった、じゃあ自分はエデンの手がかりを探すから」

海斗
「ええっ、着いてきてくれるんじゃないんですか!?」

たくっちスノー
「さっきも言ったけど自分はこの事とは無関係なんだ、協力はするけど解決するのは君、分かったかい?」

海斗
「分かりました、それで連絡はどうすれば?」

たくっちスノー
「これを使ってくれ」

たくっちスノーは海斗にマガフォンを投げ渡す

海斗
「これは?」

たくっちスノー
「君にとっては自分専用の電話だ、君ならそれを使えるだろう」

たくっちスノー
「何かとんでもないことがあったらいつでも呼んでね、じゃあ」

海斗
「...分かりました!そっちも気を付けて!」


海下
「ところでお代は...」

たくっちスノー
「あっ」

海斗
「あっ」


たくっちスノー
「海斗君、割り勘でいい?」

海斗
「局長なのにお金無いんですか...」

たくっちスノー
「いや、まぁ最近は特にね...」

海斗
「分かりましたよ...」

たくっちスノー
(ああ、出会ってすぐの小学生と割り勘なんて情けない局長だ自分は)


海斗
「それでは」

たくっちスノー
「うん、いつかちゃんと返すから!」

...
たくっちスノーは海斗らと別れた後、仮面ライダーエデンの情報を調べていた

たくっちスノー
「エデン、エデン...」

たくっちスノー
「あれー?、この世界で情報が見つからないなぁ」

たくっちスノー
「おかしいな、ちゃんと調べた上でここに来たはずなのに」

たくっちスノー
「.....」

たくっちスノー
「もし、ここにエデンが本当に居たら...海斗君達を巻き込むわけにはいかないよな」

たくっちスノー
「いや、どちらにせよ...あいつを海斗君達に会わせはしない!!」

たくっちスノー
「あいつは...あいつだけは...!!」


たくっちスノー
「...そうだ、海上!」

たくっちスノー
「あいつがけしかけたって言ってた奴、明らかに普通の人間ではなかった」

たくっちスノー
「まさか、戦場海上と仮面ライダーエデンに何らかの関係性が...!!」

たくっちスノー
「...待ってろ海斗君!!」

『トライヒーロー計画』【1】 ( No.101 )
日時: 2018/08/23 23:17
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

...一方、別世界

時空番号E-TTT7

通称『セイブツ達の楽園エデン

小鳥がさえずる花畑を背景に、人のような、天使のような生物が立っていた


「ああ...素晴らしい、私が居ない間にも楽園はここまで発展しているとは」


「私もこの世の全ての生物を正しき道へと導く準備を整えておきませんとねぇ」

そう、この人物こそがたくっちスノーの探している脱獄ライダー。

生き物を『洗脳』し楽園に閉じ込め、己の理念を提示したとんでもない怪物である。


エデン
「とはいったものの、世界は数多くありそこから1つを絞り出すのは時間がかかります」

エデン
「さて...まずどこから私のありがたい考えを広めに行きましょうか?」

エデンが空を見上げていると、黒電話が鳴り響く

エデン
「おや、連絡ですかね?」

エデン
「はい私ですよ、貴方達のテンシサマですよ」

エデン
「はい、今時間があります」

エデン
「...ほう?なるほど、詳しく聞かせてくれませんか?」

エデン
「はい、はいなるほど...それで、名前は?」


エデン
「ミライシティ...ですか」

エデン
「はい分かりました、情報提供感謝します」

エデン
「貴方の輝かしい毎日を祈っています」

エデンは電話を受話器に置くと、時空の渦を解析する

エデン
「...なるほど、ここですか」

エデン
「決めました、次はここにします」

エデンが時空の渦を広げると、猫や犬、人間達が駆け寄ってくる

エデン
「心配ありませんよ、すぐお友達を連れて帰ってくるだけですから」

エデン
「報われない生き物よ、魂よ、命よ、全てを平等に、全てを正義に、全てを平和に...」

「「「報われない生き物よ、魂よ、命よ、全てを平等に、全てを正義に、全てを平和に...」」」


エデン
「そう、その通りです」

エデン
「私は正しい、貴方も正しい、皆正しい」

エデン
「全てが正しい行いを出来るようになる世界を作るのが私の使命なのです」


エデン
「では...行ってきますね」

エデンは時空の渦を抜け、海斗達の世界へと向かっていく

...

エデン
「なるほど...ここがミライシティ」

エデン
「ああ、感じます...この街の正義と悪のバランスが乱れた感覚が!」

エデン
「非常に不安定な彼らの精神が!」


エデン
「この世界も私の手で救済してあげませんと!」

『トライヒーロー計画』【1】 ( No.102 )
日時: 2018/08/24 10:21
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗らはカリギュラへと向かっていた

海斗
「...」

海下
「あの、カリギュラに保護ってどうやって...」

海斗
「書類を発行すればどうにでもなります」

海下
「しょ、書類?そんなのが簡単に...」

海斗
「あ、言い忘れましたけど俺、カリギュラに所属してるんです」

海斗
「だから、俺から話をつければ早く終わりますよ」

海下
「ええっ!?君が!?」

海斗
「意外、ですかね?」

海下
「ヒーローって大人がなるものだって思ってたから...」

海斗
「まぁ実際ヒーロー組織に俺より年下は存在しないからね」

海斗
「俺が所属できたのも異例の自体が起きたからで、最初は仮所属だったし」

海下
「へぇ...」

海斗
「...そうか、あれからもう結構月日が経ってるんだな」

海斗
「早いものだな~!」

海下
「あ...その、聞いていいですか?」

海斗
「ん、何?」

海下
「その、さっきまで側にいたあの人はカリギュラに?」

海斗
「いや、雪さんはヒーロー組織には所属していないよ」

海下
「えっ?」

海斗
「...まぁ、あの人は調べても全然わからない人だから、気にしない方がいいから」

海下
「そうなんですか...」

海斗
「うん、雪さんは不思議でワケわかんないところあるけど、いい人ではあるから」

海斗
「ヒーロー組織には所属してないけど、大事なことの為にここに来てくれたんだし」

海斗
「雪さん...」

...

たくっちスノー
「...!!」

たくっちスノー
「エデンの反応だ!やっぱりあいつここに来ていたのか...今、どこにいるんだ?」

たくっちスノー
「...手遅れになる前に正確に特定しないと!!」

...

エデン
「この世界は危険な悪が多すぎますね」

エデン
「それは恐らく力の強い正義が多く存在しているからでしょう」

エデン
「力が強いものに対抗するため、悪もまた大きな力を得ようとする」

エデン
「これはいけませんね、戦いは楽園に相応しくありません」

エデン
「それもこの数...少々時間が掛かりそうですねぇ」

エデン
「ですが私はやりますよ、私は楽園の遣い」

エデン
「この世の全てが恐怖や挫折と言った負の感情が無くなるエデンを作るのが私の役目」

エデン
「この世界は私に救われるのを待っているのですから!!」

「さぁ!全てを幸福に変えましょう!エデンの名の元に!」

END

『トライヒーロー計画』【2】 ( No.103 )
日時: 2018/09/01 17:04
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

【前回のあらすじ】

海斗とたくっちスノーが助けた謎の人物、海下は海斗と同じ『戦場』の名字を持つ男だった。

海下は海上という謎の存在に命を狙われ、逃げ回っていた...

たくっちスノーは海下を海斗達カリギュラに任せ、エデン捜索を続行した

しかし...仮面ライダーエデンがミライシティの存在を知り、世界に降り立ってしまった...

...

海斗
「どうにか問題なくついた...」

海下
「ここが...カリギュラですか?」

海斗
「はい、ここなら大丈夫だと思います」

海下
「しかし...まさかあの一番規模の大きいと言われるヒーロー組織がこの街にあるなんて思いませんでしたよ」

海斗
「そうかな?この街結構知られてるのに」

海下
「はぁ...」

海斗
「とりあえず報告を...」

「あ、戦場さん!」

海下
「え?」

海斗
「多分俺の方だよ...誰かな?」

海斗がロビーを見渡すと、少年が海斗の方へと走り込んでくる

海斗
「ん...誰?」

「あれ?覚えてない?...まぁ、顔も違うし無理はないか」

「雨水水晶って言えば分かる?」

海斗
「雨水...あっ、俺のクローン!?」

水晶
「クローンっていうよりは、君の血液に僕のDNAを混ぜた合体獣キメラみたいなものなんだけどね」

海斗
「僕の...って、大本が居たんだ...てっきり、1から作ってたのかと思ったよ」

水晶
「僕もそう思ったよ、知らないところでDNAが使われてるなんて思ってなくて...全てを知った後に所属していた非正規のヒーロー組織からカリギュラに移ろうと決めて」

海斗
「そういうことだったのか...」

海下
「何の話ですか?」

海斗
「もう過ぎたことの話さ...なぁ水晶、今からこの人をカリギュラの保護対象にしたいんだけど、付いてきてくれない?やっぱり護衛は一人より二人の方が」

水晶
「いいよ、暇だったし」

海下
「はぁ、何かすみません...」

その時、カリギュラのテレビが臨時ニュースを移す

海斗
「なんだまたか」

水晶
「どうやら暴動が起こったみたいだね」

海下
「あれは...!!」

海斗
「どうした?」

海下
「あのテレビに写っている男...あれが...あれこそが...」

海斗
「...戦場...海上...!?」


海斗
「行きましょう!」

海下
「え、ええ!?」

海斗
「大丈夫です!」

そう言って海斗達は出ていく

水晶
「なんか忙しそうだな...ん?」

【こ、これは!男の上空に正体不明の仮面ライダーが現れました!一体この人物は、どこに所属しているのでしょうか!】

水晶
「...なんだ、この仮面ライダー...」

『トライヒーロー計画』【2】 ( No.104 )
日時: 2018/09/01 22:45
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

一方、たくっちスノーも騒ぎを聞きつけ...

たくっちスノー
「...!!」

「なんだよあれ」「あんな奴どこに所属しているんだ?」「あの仮面ライダー、顔がないぞ!のっぺらぼうのライダーだ!」「天使みたいな羽が生えてるぞ...」

たくっちスノー
「...顔無し、天使みたいな羽...間違いない!!ちょっと、どいてください!!」

「なんだなんだ」

たくっちスノーが観客を押し退け、近くへと出向く


「...何しに来た」

エデン
「たまたま貴方の姿が見えましたので通りかかった、それだけです」

「そうか、それならさっさと消えるがいい」

エデン
「そういうわけにもいきませんよ、今貴方を見ている人たちから楽園にふさわしき人を...ほう」

たくっちスノー
「エデン!!」

エデン
「お久しぶりですね、お堅いお仕事のお偉いさん?」

たくっちスノー
「やっぱりここに来てたんだな...」

エデン
「また私の楽園の邪魔をしにきたのですか?」

たくっちスノー
「正確には、あんたの邪魔をしにきた」

エデン
「おやおや恐ろしい」

たくっちスノー
「そこのあんた、エデンの関係者か?」

「こんなヤツと一緒にするな...俺は海上、戦場海上だ」

たくっちスノー
(...!!こいつが戦場海上!)


海斗
「雪さん!」

たくっちスノー
「海斗君!あの白いのがエデンだ!そしてあいつが...」

海斗
「海上ですよね!話は海下さんから聞いています!」

海下
「まさかもうここまで来るなんて...」

海上
「逃げられると思っていたのか...」

海上
「戦場海下、我が兄弟、いや、我が戦場一族最大の落ちこぼれよ、今、此処で抹殺を!」

海斗
「雪さん!」

たくっちスノー
「ああ!エデンは自分がやる...君は海上を!」

『リキッド!』

『rider time!仮面ライダーリキッド!』

『フォーゼ!321 utyu ktaaaaaaaaa!!!』


リキッド
「ううううううりゃあ!!」

フォーゼソウル
「いくぞ!!」

海上
「どこの誰から知らんが、海下の肩を持つというなら容赦は...」

エデン
「おやめなさい?」

リキッド
「!!」

海上
「...!」

エデンは三人の間に割り込み、リキッドと海上の拳を掌で受け止める

エデン
「私、喧嘩はキライなんですよ」

海上
「どけ...!!!」

エデン
「もし、貴方達が今ここで喧嘩をなさるというのであれば...」

フォーゼソウル
「...!!」

エデン
「私は全ての暴力を消し去ります」

『トライヒーロー計画』【2】 ( No.105 )
日時: 2018/09/01 22:45
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

フォーゼソウル
(彼は一体...)

海上
「なるほど、平和主義者...と言ったところか」


海上
「くだらん」

エデン
「どうぞ」

海上はエデンに殴りかかるが、エデンの体が凹み、そのまま跳ね返る

海上
「ほう...変わった肉体をしている」

フォーゼソウル
「この!!」

【rocket ON】

エデン
「次はこちらですか」

フォーゼソウルはエデンの脇腹を殴るが、びくともせず跳ね返る

フォーゼソウル
「なんだこれ...人間じゃなくてゴム人形を殴ってるみたいだ...」

エデン
「私のこの体はどんな攻撃も寄せ付けません」

海上
「なるほど、漫画で読んだことがある...これならどうだ?」

海上は鎧からナイフを取り出す

海上
「その体が斬撃を苦手としていることも熟知している!」

エデン
「おや...刃物ですか、そんな野蛮なものは」


『砕いてしまいましょう』


海上
「!」

海上の持つナイフが徐々に錆び付き、尽きていく

たくっちスノー
「なんだ、あの力!?」

海上
「...錆び付かせる能力も持っていたか」

エデン
「ええ、牢屋に入ってるときに思ったんですよ...鉄は野蛮なものを作るから必要ないと」

エデン
「だから私は楽園のために得たのです!争いと破壊と閉鎖を生む鉄を消し去る力を!」

たくっちスノー
「なんて厄介な...」

海上
(面倒なヤツが現れたものだ...一体どこの差し金だ?)

エデン
「さあここに居る大衆の皆さん...全てが幸福に包まれ、将来に不幸が訪れない楽園へと向かいましょう!」

フォーゼソウル
「あいつ、止めないとまずいですよね?」

リキッド
「ああ...なるほど、こんなことが出来るなんてな...だが、まだまだ詰めが甘い!」

リキッド
「海斗君は引き続き海上を!」

フォーゼソウル
「はい、雪さん!!」

リキッド
「エデン!!こいつを受けてみろ!!」

エデン
「来なさい、どんな暴力でも私が...」

リキッド
「じゃああああっ!!」

リキッドは黒い液体をエデンに飛ばす

エデン
「ぐああああああああああ!!!?」

リキッド
「万物を無視する...マガイモノの『拒絶する力』だ!!」

海上
「なるほど、液体...その手があったか」

海上
「それに...マガイモノか、中々面白い力を持っている」

ソウル
「よそ見をしている場合か!!」

海上
「そうだ...そっちも居たな」

『トライヒーロー計画』【2】 ( No.106 )
日時: 2018/09/01 22:46
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

フォーゼソウル
「とりゃあああああ!!」

海上
「...!!」

グッ..

フォーゼソウル
「!!」

海上はフォーゼソウルの拳を片手で受け止める

フォーゼソウル
(嘘だろ!?こっちは仮面ライダーだぞ!?全力の拳を片手、それも生身で...!!)

海上
「弾むあいつを殴るよりは簡単だった」

海上
「『人間』相手なら俺は不敗だ」ブンッ

海上はそのままソウルを投げ落とす

フォーゼソウル
「ぐっ...」

リキッド
「海斗君!大丈夫かい!?」

フォーゼソウル
「はい、なんとか...あいつ、ただものじゃありませんよ」

海上
「その見た目はカリギュラか」

海上
「ぬるい、生ぬるいぞ」

海上
「最強無敵の組織がこのザマか」

フォーゼソウル
「くっ...」

リキッド
「なんだあいつ...冗談抜きでタダ者じゃない雰囲気を感じてる」

リキッド
「時空犯罪者でもここまで威風ある奴は...大組織のボスぐらいだぞ!」

海上
「お前...あのエデンとか言ってる奴も言ってたが、巨大な集落の長...って雰囲気があるな」

海上
「一言で数万の人間が動く、それほどの覇気がある...」

海上
「面白いぞ、お前の力...他所の力を俺のものにしたいと思ったのは...初めてだ!」

海上は鎧からスコップを取り出し、リキッドの体を削り取る

リキッド
「うっ!?...しまった、油断していたから拒絶する力が...!!」

海上
「袋にでも詰めておくか...」

海上は鎧から小袋を取りだし液体を入れる

リキッド
(鎧の中、色々入ってんだなぁ...)

エデン
「く...ううう...天使の体に傷をつけるなんて、やはり貴方は楽園には相応しくありません!」

リキッド
「別にいいさ!鼻っから自分は楽園なんて興味がない」

海上
「顔無しライダー...用が無ければ失せろ、また浴びせるぞ」

エデン
「...彼と居ると仕事が出来ませんね」

エデン
「ここは一旦違うところに行きます!私は重大な仕事をしてるんですから関わらないでくださいよ!」

海上
(関わってきたのはお前だろう...)

リキッド
「あっ...待て、エデン!!」

エデン
「収穫はこの鳥でいいですかね、ではまた数時間後」

エデンは空を飛んでいた鳥を掴み渦を抜けていく


海上
「さて、邪魔物は消えた...そろそろ遊びは終わりだ」


海上
「海下、殺すのはこいつらの後だ」

海下
「ひいい...」

『トライヒーロー計画』【2】 ( No.107 )
日時: 2018/09/01 23:08
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海上
「.....」

リキッド
(くっ...自分ならあいつの攻撃でも耐えりる、今は海斗君達を逃がす方法を考えなくては...)

海上
「...お前、考えが甘い」

リキッド
「!?」

海上
「お前...顔面からして今、俺から逃げる方法を考えていたな」

海上
「海下のように上手く行くとは思うな」

リキッド
「それはどうかな...!!」


海上の振り下ろした右腕をリキッドがマガイモノ液で包み込む

海上
「ほう、そんなことも出来るか」

リキッド
「拒絶する力!!」

海上
「...ん?」

海斗達の後ろから少年が現れる

フォーゼソウル
『水晶!』

水晶
「やっぱりこんなことだろうと思ったよ...ソウルチェンジ!!」

【クロノス!THE・クロニクル ゲームスタート!!】

クロノスソウル
「いくぞ!!」

【PAUSE】

クロノスソウルはライダーの力で時を止めた


クロノスソウル
(とりあえず一発当ててから二人を安全なところに...)


海上
「時を止めて俺に勝ったつもりか?」

クロノスソウル
「え!?」

海上
「ハアッ!!」

クロノスソウル
「ぐあっ!!」パキーン


クロノスソウルは海上に張り飛ばされ、時止めが解ける

リキッド
「...嘘だろ、こいつ」


リキッド
「拒絶する力で腕を少しずつ削っても声1つあげないなんて...やるだけ無駄か!」シュルルル

リキッドは海上の手を離し、海下を掴む


海上
「分かっただろう、力の差というものを」

リキッド
「よく分かったよ...お前は強い、強すぎて殺してしまいそうなくらいだよ」

海上
「それなら結構」

リキッド
(あいつの狙いはあくまで海下...)

リキッド
「ねぇ君!海斗君を頼む!」

クロノスソウル
「あ、はい!」

リキッド
「リキッド隠し技!物体液状化!!」

リキッドは海下を掴んで地面の中へ沈んでいく

海上
「ほう」

クロノスソウル
「今だ!!」

【PAUSE】

クロノスソウルは煙幕を投げた後時を止め、フォーゼソウルを掴んで消えた


海上
「互いに逃がしたか...まさか、地面の中へ沈むとは思わなかった」


海上
「まあいい、珍しいものも手に入れたし...今回は引き上げるとしよう」

海上
「『マガイモノ』『拒絶する力』...か」

海上
「次に会う頃までには、使いこなしてやろう」

END

『トライヒーロー計画』【3】 ( No.108 )
日時: 2018/09/04 13:28
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

「前回のあらすじ」

カリギュラに訪れた海斗は、テレビで海下を狙う戦場海上と、たくっちスノーが狙う仮面ライダーエデンを目撃する

海斗らは海上と戦うが、海上は生身で二人と立ち回り、マガイモノの力を気に入り奪い取っていった...

...

海上は空を越え、どこかにある隠れ家へと降り立つ

海上
「...」

海上は家の中へと入り、先程手に入れた黒い液体を解析する

海上
「マガイモノ...クリスタルの件で名は聞いたが」

海上
「ここに全てが...なんだこれは?」

海上がマガイモノ液を解析すると、ありとあらゆる世界の情報が流れ込んでくる

元々あらゆるアニメやゲームの設定を見て肉体を形成し、様々な世界で生きてきたたくっちスノーの液体なので、当然といえば当然なのだが

海上
「奴はこれ1つでこれほどの事をしていたのか」

海上
「俺に使いこなせないわけがない」

「兄ちゃん」

海上
「...海中か」

二回のエレベーターから、海中と呼ばれた少女が降りてくる

海中
「何してんの?」

海上
「見ての通りだ」

海中
「そういうのは私に任せればいいのに」

海上
「今は俺の手で調べたい気分だ」

海上
「この力の素晴らしさを今目の前で見てしまったのだからな」

海中
「ふーん...」

海上
「それにお前には他に頼みたいことがある、エデンという仮面ライダーを調べろ」

海中
「エデン?特徴は?」

海上
「白い体で顔無し、天使の羽が生えている」

海中
「りょーかい、また帰ってくるまでには情報集めておくから」

海上
「ああ」

海上はたくっちスノーのマガイモノ液から流れる『記録』を時々巻き戻しながら確認する

海上
「.....海中、手帳を用意しろ」

海中
「その鎧の中に無いの?」

海上
「今は切らしてる」

海中
(今ってことは普段は入れてるんだ...)

海中は独り言を呟きながらエレベーターへと入る

海上
「...!」

【今度は俺が王様をやる番だ】
【I AM GOD】
【な ん だ と お も う?】
【名無しの...怪物...】

【よく分かったよ...お前は強い、強すぎて殺してしまいそうなくらいだよ】

海上
(なるほど、これは奴の記憶か)

海上
(流れからして、奴の見てきた強者の記憶)

海上
(...)

【僕はね、警察みたいなものなんだ】

【僕の仕事は悪人を殺すことじゃない、だから本気は出したくない】

海上
「.....」

『トライヒーロー計画』【3】 ( No.109 )
日時: 2018/09/04 15:33
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

...
数時間後。

海上
「大体分かった」

海中
「嘘でしょ!?」

海上
「この液体は創造と破壊の象徴」

海上
「『創造』の意思を見せれば∞の可能性を秘めたものを作れるが、『破壊』の意思を見せれば万物を消し去る力になる」

海上
「この体の主が創造の大元、破壊は俺やエデンに向けてきた攻撃」

海中
「要するに?」

海上
「どうやら俺は想像以上にとんでもないものを手にしたようだ」

海中
「ふーん」

海上
「次の行程に移る」

海中
「まだ何かあるの?」

海上
「まだ詳細が明らかになっただけだ、この力を俺の鎧に移植する」

海中
「肉体じゃなくていいの?」

海上
「まだリスクが高すぎる」

海中
「ふーん...その間暇そうだし違うところ行ってよっと」

...

海中が出ていきしばらくしたところで、天井に垂れたテレビの電源がつく

「ごきげんいかが?」

海上
「お前か」

「先にいっておくと、イレギュラーな存在が現れて」

海上
「知っている、エデンの事だろう」

海上
「奴は色々と面倒だ」

「ふーん」

海上
「イレギュラーとは言うがエデンは俺達に興味を示さない」

海上
「海下は確実に消す」

「...海下の関係者、たくっちスノーに戦場海斗...か」

海上
「たくっちスノー?」

「たくっちスノー、ある所では『偉大なるマガイモノの王』と名乗り、ある所では『宅地雪』と名乗る」

「時空において最高完璧の監理局局長であり、最大最恐の時空犯罪者の子...」

海上
「何故それほどの存在が、ここに?」

「目的としては礼のエデンだろう、奴は時空犯罪者だからな」

「それに、奴はミライシティにどこか『思い入れ』がある」

「いい意味でも、悪い意味でも」

海上
「思い入れ...か、そうだろうな」

海上
「奴の記憶からも色々と出てきた」

「...へぇ、奴の体を形成する奴か」

海上
「殆ど鎧と同化させた、少なくともエデンの対策にはなる」

「そう、じゃあいいか」

「言わなくても分かってると思うけどあいつは強い」

「奴個人の話ではなく、人脈だ」

「まぁ...奴の性格の事だ、この事は頭の中にとどめておきなよ」

海上
「ああ」

....

海上
(さぁ、海下、戦場一族最大最悪の劣悪品...)


海上
(散れ)



【そっか、僕の兄さん姉さんが...】

海上
「...」

「どうした?」

海上
「別に」

『トライヒーロー計画』【3】 ( No.110 )
日時: 2018/09/04 16:44
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

そしてカリギュラでは、『エデン』と『戦場海上』に対する会議が開かれていた


たくっちスノー
「失礼します」ガチャ

海斗
「雪さん!どうやってここに?関係者以外は...」

たくっちスノー
「身元を明かしてエデンを追ってたって言ったら通してくれたよ」

海下
「はぁ...」

水晶
「.....」

海斗
「雪さん、俺達は聞きたいことが山ほどあります」

海斗
「前だって結局貴方のことは全然知らないままでしたし」

たくっちスノー
「そういえば、詳しい説明をしてなかったよな...まぁあの時はそんな暇もなかったしな」

たくっちスノー
「いいよ、まず何を聞きたい?」

海斗
「まず...マガイモノの拒絶する力について」

たくっちスノー
「うん、まずそこだよな...海上の手に渡った以上君達にも説明しないと」

たくっちスノー
「先に言っておくと、マガイモノの全貌は未だ明らかになっていないんだ...だからある程度主観も入る」

たくっちスノー
「まず、あの黒い液体だけど...これは自分達マガイモノの肉体を形成するもの」

たくっちスノー
「切られても燃えても突き抜けても、この液体が光より速い速度で再生していくんだ」

たくっちスノー
「光速細胞分裂みたいな?」

たくっちスノー
「そしてこの液体はかなり自由で、見た目だけはイメージするだけで好きな形に出来るんだ」

水晶
「形だけ?」

たくっちスノー
「うん、能力とかは思い通りにいかない」

たくっちスノー
「で、ここからが本題...拒絶する力はその名の通り」

たくっちスノー
「あの液体は再生能力も高いけど、敵を瞬く間に喰らうバクテリアのようなものでもあるんだ」

たくっちスノー
「とは言っても死に至るほどは自分ほどで、普通の奴等は拷問に使ってるって噂だけど...」

たくっちスノー
「だから自分も最大限もしもの時にしか使わないようにしてるんだ」

海斗
「あれ、俺もちょくちょく雪さんに触りましたよね?なんで俺には発動しないんですか?」

たくっちスノー
「慣れるとコントロール出来るようになるんだ、自分が作ったマガイモノは大体親しい人には発動しないように伝えてある」

海斗
「なるほど...」

たくっちスノー
「それで...まぁ、分かってるよ、エデンのことだろ?」


たくっちスノー
「...まいったなぁ、自分が抱えた問題だから君らを巻き込みたくないのに」

『トライヒーロー計画』【3】 ( No.111 )
日時: 2018/09/04 22:08
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗
「やらせてくださいよ、雪さん」

たくっちスノー
「でも今回は...生きる、死ぬの問題じゃなくて...」

海斗
「.....」

水晶
「.....」

たくっちスノー
「全く君らは...分かったよ!言ったら聞かないことは自分がよくわかってる!」

たくっちスノー
「ただし今回の件は自分の持ち出した問題だ!あまり無茶はしないでよ!」

海斗
「いつ俺が無茶なんてしてるって?」

たくっちスノー
「いつもだよ!!」

...

たくっちスノー
「まあいい、仮面ライダーエデンについてだ」

たくっちスノーは監理局からモニターに接続し、情報を出す

たくっちスノー
「仮面ライダーエデン、本名不詳年齢不明、時空番号T-mgtに突然現れた楽園の天使を自称する者」

たくっちスノー
「性別年齢種族問わず、あらゆる生物を楽園に拉致して洗脳...全ての生物が平等な楽園を作ることを目的としている」

たくっちスノー
「別世界の人間を洗脳させることは時空法違反になる」

たくっちスノー
「というより、当然ながら世界でも大騒動になって、仮面ライダーを人間が殺そうと奮起するとんでもない状況になった」

たくっちスノー
「たった一人のバカげた計画で世界が滅ぶかもしれなかった...監理局と世界はこの騒動を『天使の仮面事件』って呼ばれている」

海斗
「天使の仮面...」

たくっちスノー
「その件でエデンは何万ものの懲役を受け時空牢獄に入れられてたんだが、ついさっき脱獄したって連絡があってここに来たんだ」

水晶
「そんなことが...」

たくっちスノー
「監理局として、第二の天使の仮面事件は引き起こさせない!」

たくっちスノー
「...って、意気込んで新しいフィフティ・シリーズを作ったのに、まさか生身の人間にすら敵わんとは...」

たくっちスノー
「いや、まぁマガイモノの特性としては間違ってはいないけど」

海斗
「海上とエデンが協力関係に無いのがありがたいけど」

たくっちスノー
「そもそもエデンは仲間なんて作らないからな」

たくっちスノー
「接するときも協力者とか友人とか、そんなのじゃなく、楽園の住民に相応しいかどうか、だし」

海斗
「そうなんだ...」

海下
「...」
その時、モニターがエデンを映す

たくっちスノー
「あっ...エデンが戦闘中!それも...海上と!」

たくっちスノー
「いや、あいつの場合戦闘というのか...いくよ!」

海斗
「あっ、はい!」

『トライヒーロー計画』【3】 ( No.112 )
日時: 2018/09/05 13:37
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

...

海上
「おい」

エデン
「また貴方ですか」

海上
「お前を殴れば、奴が現れるのでな」

エデン
「私はただ、楽園にふさわしい生き物を集めているだけなのですよ?」

海上
「集める?拉致の間違いではないか?」

エデン
「キライですよ、その言葉」

海上
「図星だからか?」

エデン
「私の邪魔をした人間がそんな口振りだったからですよ」

海上
「ほう」

エデン
「生物全てが、私と同じ考えになる...これがどれだけ素晴らしいか、貴方には分かりますか?」

海上
「さあな」

海上
「皆が皆同じ考えで疑うことを知らない...気色悪いと思うな、俺なら」

エデン
「生き物が完璧に生きられるのですよ?」

海上
「考えが固定された時点で『生き物』ではないだろう」


海上
「ただの『人形』だ」

エデン
「.....」


海上
「今、お前が何を奪おうとしているかはどうでもいい」

海上
「ぶちぬく」

エデン
「...前にも言いましたが、この体はあらゆる暴力を」

海上
「...ッ!!」ドン!!

海上の拳がエデンを弾く

エデン
「...?」

海上
「俺の鎧と手甲にお前が嫌う黒い成分を混ぜた」

エデン
「...ぐ、うう」

海上
「ん?」

たくっちスノー
「居た!エデンだ!!」

海斗
「ソウルチェンジ!」

『rider time!仮面ライダーリキッド!』

『フォーゼ!』


海上
「来たな、マガイモノの王」

リキッド
「...見たな、僕の記憶を」

海上
「ああ」

海上
「お前の力はこの鎧に染み込ませた」

海上
「俺は不滅の力を手に入れたわけだ」

エデン
「楽園に誓いを」

海上
「こいつが邪魔だが、そんなことはどうでもいい...マガイモノの王」

海上
「俺を本気で殺しにこい」

リキッド
「断る、自分はあくまでエデンを捕まえに来た」

リキッド
「君に関わる暇はないんだ」

フォーゼソウル
「いくぞエデン!」

エデン
「何故私に暴力を振るうのですか?」

フォーゼソウル
「お前を野放しにしたら、数多くの人が悲しむからだ!」

エデン
「悲しむ?人間が?どうしてです?」

エデン
「楽園は常に生き物が在り続けます、失っても悲しみはありませんよ」

フォーゼソウル
「お前に人の心はないのか!?」

エデン
「私の心は人ではありません、天使の心です」

リキッド
「そうかい、なら人間の友達は人間だ」

エデン
「何が言いたいんです?お偉いさん」

リキッド
「決めた、自分は戦場海上と同盟を築く」

フォーゼソウル
「えっ」

海上
「何?」

『トライヒーロー計画』【3】 ( No.113 )
日時: 2018/09/05 17:14
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海上
「お前が俺と同盟、だと?」

リキッド
「君とじゃない、居るであろう仲間ひっくるめてさ」

フォーゼソウル
「な、何を言って」

リキッド
「もちろんエデンを倒すための関係!戦場海下と海斗君を殺す以外ならなんでもやってやるよ」

海上
「ほう、万が一我らが問題を起こせば責任は取れるのか?」

たくっちスノー
「僕のしぶとさは君がよーく知ってるはずだ、監理局としてじゃなく、たくっちスノーという存在として一緒に責任を取ってやるよ」

フォーゼソウル
(雪さんがここまで言うなら考えがあるのか...?あの人に限って悪事はしないだろうし...)

フォーゼソウル
「俺も雪さんと同じ考えだ」

海上
「くだらん」

海上
「今の俺にはお前の力がある...!!」

海上の鎧からオーラが放たれる

フォーゼソウル
「うっ...なんだ、心臓が締め付けられる...」

リキッド
「あいつ、拒絶する力をオーラみたいにしやがったな...まるで覇気だ」

リキッド
「時空は広いが、人間がマガイモノの力を使ったのはこれが初めてだよ!」

リキッド
「だが、見ろ!」

海上
「グ...ウ...!!」

拒絶する力を放つ海上は足が震えていた

リキッド
「それは元々僕の体だ、この間の腕が喰われるのとはワケが違う!」

リキッド
「鎧...つまり上半身全般を包み込んでいる!人食い植物に包まれゆっくり溶かされているのと同じだ!」

海上
「ぐ...うああ...」

フォーゼソウル
「それって...大丈夫なんですか?」

リキッド
「大丈夫なわけない、全体に広がるから威力は弱まってる」

海上
「だが、お前達を始末するならこれで充分だ」

エデン
「グ...ウウ..アア...」

リキッド
(ざっと40分は耐えられる...だが、海斗君の場合だと...4分!)

フォーゼソウル
「ウ...うう...」

リキッド
「海..斗...君...!!」

【final time!!】

【ギリギリブレイク!!】

リキッド
「じゃっ!!」

リキッドは液体から木槌を形成し、地面を砕く

海上
「何をする」

【timeover!】

たくっちスノー
「くっ...海斗君は...もう死なせんぞ...!!」

エデン
「なんなんですか貴方は...もういいです、今回はあそこに飛んでいる虫でも捕まえます」

エデンは三人を気に止めず虫を掴み渦へと入っていく

海上
「.....まさか、俺が失敗するとはな」

海上
「海中」

海中
「はいはい」

海中は待っていたかのように乗り物にのって現れ、海上を掴む

海上
「最初から分かっていたか?」

海中
「柄にもなくやったことないことするからよ」

海上
「そうだな、これでも結構持っていかれた」

海中
「...で、あいつらと何してきたの?」

海上
「...」

【戦場海下と海斗君を殺す以外ならなんでもやってやるよ】

【監理局としてじゃなく、たくっちスノーという存在として一緒に責任を取ってやるよ】

海上
「徳になるような話ではなかった」

海中
「そっか」

その後、腐蝕したかのように崩れた地帯で、海斗とたくっちスノーが倒れているのを水晶が見つけたという

END

『トライヒーロー計画』【4】 ( No.114 )
日時: 2018/09/08 22:26
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

前回のあらすじ

戦場海上はたくっちスノーの成分からマガイモノの力を解析、鎧に溶け込むも失敗

たくっちスノー、海斗、海上はダメージを負いながらもエデンを撃退するが、その犠牲は大きく?

そして戦いの途中、たくっちスノーは海上らにある示談を持ちかけたのだった

「僕は同盟を築く」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海斗達はあれから、カリギュラの病院で治療を受けていた

たくっちスノー
「マガイモノは現代医療よりも早く完治出来るんだけどな」スタスタ

たくっちスノー
「にしても...海斗君の部屋はどこだ?」

たくっちスノー
「こんなことに権限を酷使できないし...よし、こうなったら」



たくっちスノー
「片っ端から部屋を開けて海斗君を探」

たくっちスノー
「え?案内してくれる?なんかありがとう」

...

たくっちスノー
「海斗君!」

海斗
「あっ、雪さん...もう大丈夫なの?」

たくっちスノー
「まーな、あの程度の攻撃なんてしょっちゅうなんだから」

たくっちスノー
「気にしないでよ、ほんとほんと」

海斗
「はぁ」

たくっちスノー
「で、何日かかる?」

海斗
「今検査終えてきたところなんですけど、多分三日くらいじゃないでしょうか」

たくっちスノー
「三日か...マガイモノの力でそれくらいか」

たくっちスノー
「ていうか、まだそういうの解析してなかったなぁ」

海斗
「自分の体なのに?」

たくっちスノー
「他にやることが多くて、自身の事は後回しにしちゃうんだよ」

海斗
「あ、そうだ...ついでだから飯塚さんところ行こう」

たくっちスノー
「え?飯塚って確か...あのヒーロー試験で亡くなった...いや、それ向こうの世界か」

海斗
「雪さんも行きます?」

たくっちスノー
「いや、自分はやめておく...前の世界がフラッシュバックすることがあるから...」

たくっちスノー
「それに君らの世界に自分はあまり必要じゃないだろ?」

海斗
「あ、はい...分かりました」

たくっちスノー
「自分は君が退院するまで溜まってた資料を整理するから」

...

海斗
「飯塚さん、やっぱ無理でした」

浜有
「俺ってそんなにあの人に嫌われるようなことしたかな?」

海斗
「まぁ、しょうがないですよ...あの人の経験してきたところじゃ、皆死人なんですから」

浜有
「まぁ、そりゃ顔向けるのも辛いけどさぁ...」

『トライヒーロー計画』【4】 ( No.115 )
日時: 2018/09/08 22:55
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

そして三日後

海斗
「ただいま」

たくっちスノー
「よく頑張ったね、体鈍ってない?ちょっと寝たきりになっただけで筋肉が落ちるって資料に...」

海斗
「まぁ寝たきりではなかったから大丈夫ですよ」

たくっちスノー
「それもそうだな!」

海斗
「俺がいない間、エデンはどうでした?」

たくっちスノー
「動きはあまりなかった、向こうも海上に警戒しているのかも」

海斗
「で、海下さんは?」

たくっちスノー
「カリギュラだけじゃ経験上不安だからちとウチが細工しておいた」

海斗
「さ、細工ですか?」

たくっちスノー
「ふふっ、まぁたいしたものじゃ...ん?」

たくっちスノー
「あ、やっべエデンの反応だ」

海斗
「えっ、今度は何処から?」

たくっちスノー
「すぐだけど、大丈夫なの?退院して早々」

海斗
「どうってことはありません」

たくっちスノー
「よし!」

...

一方、エデンのいるところは

海中
「あいつがエデンね」

エデン
「加工された鉄の塊...なんて野蛮な」

海中
「鉄なのに野蛮なの?その鎧は石ころで出来ているっていうの?」

エデン
「これは鎧ではありません、純粋な肉体です」

海中
「ええ...なにそれ」

エデン
「貴方も楽園の邪魔をするなら、消えなさい」

エデン
「最近は虫とかしか誘えていませんからね、そろそろ純粋なヒトを」

たくっちスノー
「エデン!!」

エデン
「あの人...何故か私によく会うんですよねぇ」

エデン
「私はただ気まぐれに活動しているのに」

海中
(そんなんだから毎回毎回居場所の特定が面倒なのよ!)

たくっちスノー
「え、あれロボット?」

海斗
「あんなのあったっけ?」

たくっちスノー
「仮面ライダーの世界で巨大ロボットは三種類しか見たことないよ」

海斗
「え、たったの三種類なんですか?」

たくっちスノー
「うん、その内の1つは量産型兵士の合体版みたいなもんだから実質二個」

海斗
「へー、どうしますあれ」

たくっちスノー
「まぁ先客がいるなら自分は協力するよ」

海中
「ちょっとそっち!!」

海斗
「え、女性の声!?」

海中
「あんたも戦場一族の末裔なら少しは手伝え!」

海斗
「え?一族?」

たくっちスノー
「海斗君、自分は前の世界でも思ったがただの人間じゃないよな?」

海斗
「多分そうみたいっすね、名字被りも単なる偶然じゃなさそう」

たくっちスノー
「そりゃ戦場って名字は全国で30人程度しかいないらしいからな...」

『トライヒーロー計画』【4】 ( No.116 )
日時: 2018/09/09 09:45
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「どうする海斗君」

海斗
「うーん、言ってるしやろうかな」

たくっちスノー
「ああ、自分も海上と同盟の約束したからな」

海斗
「えっ、同盟の約束本気だったんですか!?考えに考えてブラフかと思ったんですけど!」

たくっちスノー
「自慢じゃないが自分はリニューアルされてからは嘘をついたことはないぞ!」

海中
「はぁ?同盟?」

たくっちスノー
「君の仲間から聞いてないのか?自分は君らと同盟を結んで海下を殺す以外の事なら出来る限り協力するし、責任もとるって...」

海中
「んなこと言ってたのか...」


たくっちスノー
「まあいいよ、伝わってなくても誠意で見せるから」ジャキッ

海斗
「あれ、変身しないんですか?」

たくっちスノー
「海上との戦いでリキッドはまだまだ戦うには戦闘力が低いって判断して改造中なんだ、だから使わない」

たくっちスノー
「海斗君、ここは自分に任せてあのロボットを離れさせてくれない?」

海斗
「え?どうして?」

たくっちスノー
「エデンは実力行使で追い払える奴じゃないからね」

エデン
「貴方もしつこいですね、どこかのお偉いさん」

たくっちスノー
「君さえおとなしく牢に籠っていれば、しつこくしないんだけどな」

エデン
「あの場所は楽園を作るには狭すぎます」

たくっちスノー
「そりゃそうだ、一人用だからな!」ブー ン

エデン
「どきなさい!」

たくっちスノー
「滅べ、怪物!!」

ズドォォォォン

たくっちスノー
「リキッドは使えないが、こっちは仮面ライダー無しでアーマーを使えるんだ!!」

【ビルド!】

『armor time!ベストマッチ!ビルド!!』

たくっちスノー
「このアーマーはお前の力でも錆びないぞ!!」ギュルルル

エデン
「くっ!貴方という人は」

たくっちスノー
「この三日間、何をしていた?」

エデン
「別の世界で楽園の誘いをですよ」

たくっちスノー
「だと思った!何人だ!何人拐った!」




エデン
「拐ったという表現は気にくわないですが...そうですね、三日間の分で人は149人、人以外の生物は4857匹」

海斗
「!」

海中
「...!」

エデン
「この世界でも、貴方達が邪魔をしなければこれくらいは出来るんですけどねぇ」

海斗
「こいつ、やっぱりとんでもな」

たくっちスノー
「あ、そうそう君が頑張ってる間に楽園世界に地球破壊爆弾埋め込んでおいたから」

エデン
「帰還しなくては」バッ

エデンは時空の渦を抜け、消えていく

海斗
「や、やりますねほんと、咄嗟にあんなことを」

たくっちスノー
「いや、嘘じゃないよ?」

海斗
「え?」

たくっちスノー
「あー、確かに爆弾は爆弾だけど、被害を受けるのは心の汚れた奴だけの特別な奴だから」

海斗
「やっぱ雪さんの方がとんでもねぇわ」

『トライヒーロー計画』【4】 ( No.117 )
日時: 2018/09/09 11:18
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「海斗君も話術とか鍛えようよ、ハッタリも立派な戦術だよ?」

海斗
「俺は雪さんほどなんでもありじゃないしいいですよ」

たくっちスノー
「ダメだよ!メイドウィン小説の敵だってなんでもありなんだからこっちも出来る限り!」

海斗
「なにそのインフレ合戦!?」

たくっちスノー
「でもまぁ、君はどんな奴が相手でも拳でゴリ押してくれる方が似合ってるしいいか」

たくっちスノー
「帰ったらうちのマガイモノ呼んでエデンに備えたトレーニングだからね!」

海斗
「あ、はい!」

海中
「あのさぁ!誰か忘れてない!?」

たくっちスノー
「あ、ごめんガチで忘れてた」

海中
「酷くない!?勝手に人の見せ場まで奪っちゃ」

たくっちスノー
「元はと言えばこれは自分の仕事、貴方達は無関係、協力はしても文句を言われる筋合いはありません!」

海中
「うっ...まあいいよ!結果的にこっちもダメージはゼロ!」

海中
「万全な状態であんたらを潰せるんだから!」

海中は巨大ロボットを操作し、海斗へと迫る!

海斗
「えっ、やっぱ俺たちを倒すつもりだったのか」

たくっちスノー
「エデン相手にロボットなんておかしいと思っていたが!」

海中
「吹っ飛べ!」

海斗
「ど、どうします雪さん!?俺巨大ロボットと戦ったことなんてありませんよ!?」

たくっちスノー
「まぁ、そうだろうね...大丈夫、自分がついてるじゃないか」

海斗
「雪さん、何か作戦が!?」

たくっちスノー
「まず普通にソウルに変身して」

海斗
「はい」

【フォーゼ!】

ソウル
「そ、それからどうすれば?」

たくっちスノー
「.....」

ソウル
「.....」

たくっちスノー
「時間稼ぎよろしく!!」

ソウル
「あーやっぱりかっ!!」

たくっちスノー
「だ、大丈夫大丈夫逃げはしないから!ちゃんと案はあるから!」

海中
「そこっ!!」

ソウル
「うわああああああ!!」ガシッ

ソウルはロボットの腕を必死に受け止める

ソウル
「な、何分!?何分持てばいいですか!?」

たくっちスノー
「三分でいい!三分間自分は無防備になっちゃうから、それまで頑張ってくれないかな!?」

ソウル
「は、はい!」

海中
(あいつ、一体何をするつもりだ?)

『トライヒーロー計画』【4】 ( No.118 )
日時: 2018/09/09 12:32
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「ぐ...ぐぐぐ...圧縮!!」

ソウル
「!?」

海中
「!?」

たくっちスノーの体がどんどん変形し潰れていく

ソウル
「雪さん!?」

海中
「ひっ、何あれ気持ち悪っ!!」

ソウル
「あっロボットが離れた!」

たくっちスノー
「そんなキモいのこの形態!?」

ソウル
「いやいやいや、何してるんですか雪さん!!」

たくっちスノー
「何ってキューブ型になってるんだけど」

ソウル
「ええええええええ!?」

たくっちスノー
「あ、これは本来の形が定まってない自分にしか出来ないから念のために言うと」

ソウル
「多分雪さんしかやりませんから!!」

たくっちスノー
「来いい!!セイブルヴィクス!!」

キューブ化したたくっちスノーは時空の渦を開け、黒いロボットを呼び出す

海中
「何あれ!?」

たくっちスノー
「格納!」

たくっちスノーは背中に収納され、ロボットが海中ロボットに迫る

ソウル
「え、ええええ!?雪さんもロボット持ってたんですか!?」

たくっちスノー
「作ったのはここを去ってしばらくした後だけどね!」

ソウル
「それ俺も乗れませんか!?」

たくっちスノー
「頭の上に乗ればカッコいいよ海斗君!」

ソウル
「乗るってそういう意味じゃなくて...もういいやそれで」

スタッ

たくっちスノー
「セイブルヴィクスのナインブレードが手足を切り刻むから海斗君はコックピットからパイロットを引きずり出して!!」

海中
「死んでたまるか!!」

海中ロボットからビームが発射されるが、たくっちスノーのロボは超高速で避けていく


たくっちスノー
「なめるな!こちとらSRCでは回避型として作ってある!」

ソウル
「あ、あのあんまり早く動かないで、落ちるし酔う...!!」

たくっちスノー
「大丈夫、もう少し!!」



たくっちスノー
「うおおおおおおおナインブレード乱れ斬り!!」

たくっちスノーのロボットから九つのビームサーベルが飛び出し、海中ロボットの手足を細切れに切り刻んだ

海中
「ひっ!?」

たくっちスノー
「今だ!引っ張り出せ」

ソウル
「ええ、本気ですか!?」

たくっちスノー
「死にはしないさ!!」

ソウル
「えっと...そういうわけなんで!!」

海中
「ちょっとおおおおおお!!」

ソウルは残った部分を引きちぎり、海中を引っ張り出した

『トライヒーロー計画』【4】 ( No.119 )
日時: 2018/09/09 13:39
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海中
「ちょ、ちょっと!?何してんの人のロボットに!!」

たくっちスノー
「敵意を向けてきたから壊した、それだけ」

海中
「あんた同盟する気あるの!?」

たくっちスノー
「分かってる分かってる、責任だってちゃんと取るし弁償もする、製作費はいくら?」

海中
「1億」

ソウル
「嘘つけ!」

たくっちスノー
「うん、分かった1億ね...ちゃんとそちらの紙幣で払うから」

ソウル
「雪さん!?」

海中
「ああ後、協力してくれるってんならエデンとあんたのデータも寄越しなさい」

たくっちスノー
「うんいいよ」

ソウル
「えっ、あの...」

海中
「そっちの奴...」

たくっちスノー
「それは自分でやってくれない?」

海中
「ちっ」

ソウル
「なんでそこまでやるんですか?」

たくっちスノー
「なんでって...君と扱いは同じのはずたけどなぁ」

海中
「...もういい、あんたの考えはついていけない、データは貰ったし帰るから」

たくっちスノー
「あ、ちょっと待って海中さん」

海中
「なんで名前知ってんの!?」

たくっちスノー
「そりゃ、上と下があるし真ん中もあるかなって」

たくっちスノー
「...うそうそ、三日のうちに監理局のデータで粗方調べさせてもらった、同盟を結ぶ相手の事を知っておかないと」

海中
「気持ち悪っ!!」

海中は部品を一部背負って去っていく

たくっちスノー
「あ!待ってよまだ言いたいことが...」

...

カリギュラに戻る帰りの事

海斗
「ねぇ雪さん、やっぱり俺よくわかりませんよ、同盟だからってあそこまで優しくします?」

たくっちスノー
「う、うむ...違和感ある?」

海斗
「あります」

たくっちスノー
「わ、分かった...変だったんだ、じゃあ海斗君には特別に話すよ」

海斗
「はい」

たくっちスノー
「あの人ら、時空監理局に入れたいなって考えてる」

海斗
「えええええ!?」

たくっちスノー
「だって、僕の体を解析してあそこまで使いこなしてるんだよ?」

たくっちスノー
「現状は犯罪者じゃないんだし、出来れば時空規模で使ってもらいたいなって...」

海斗
「それってスカウトって事ですか!?」

たくっちスノー
「うん」

海斗
「前はそんなことしてなかったのに!なんで!?」

たくっちスノー
「なんでって...」

たくっちスノー
「自分がいなくなっても、監理局が在り続けるように?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海上
「海中、基地に1億ほどの札束が置かれていたが」

海中
「えっ、あいつマジで1億置いてきたの!?」

END

『トライヒーロー計画』【5】 ( No.120 )
日時: 2018/09/10 22:04
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

前回のあらすじ

たくっちスノーがロボットにのったり

監理局にスカウトしたり

エデンが消えたり

海斗が病院行ったり

なんか色々あった!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


....

海斗
「...ん?」

海上
「目が覚めたか」

海斗
「!?」

海斗は気がつくと、海上と海中の居る場所で倒れていた

海斗
「え、何この状況?」

海中
「ごきげんよううちらの基地へ...」


海中
「さっきはよくも人のロボットを...」

海斗
「いや、アレは80%くらい雪さんが原因で」

海中
「うっさい...!!」

海中は海斗の首に手を掛けるが

海斗
「あの全然痛くないですよ」

海中
「えっ」

海上
「知らないのか、こいつはカリギュラでNo.2と称されてる男だ、生半可な力では怪我すらしないぞ」

海中
「ちっ、じゃあペロペロするだけで勘弁してやるよ」

海斗
「いや、そっちの方が嫌なんですけど...」




海斗
「というか、なんで俺はこんなところに」

海斗
「住所を知ってるのは雪さんだけだろうし...俺がそこに行くとも思えないし...」

海斗
「あ、俺が居るということは海下さんも」

海上
「奴はいない」

海斗
「え?」

海上
「そんな暇がなかった...と言えばいいか」

海斗
「そんな暇?俺は確か...」

海斗
「あっそうだ、思い出した」

...
数時間前

華南
「.....」

海斗
「はぁ、まーたあの人の持ち物係か」

海斗
「雪さんと持つ果物よりは軽いからいいけどさー」

海斗
「荷物持ちくらい他の男にでもやらせればいいのに」

華南
「なんでわざわざ口に出すの?」

海斗
「5日連続でやれば不満も出るよ」

華南
「入院挟んでるから連続じゃないでしょ」

海斗
「あっそうか!」

海斗
「いや、退院者を労ってよ!!」

華南
「いいじゃない元気そうだし」

海斗
「ちぇー...」

そのまま海斗は華南の家に入り、荷物を置く

華南
「じゃ、私〆切迫ってるから入らないでよ」

海斗
「はいはい」

パタン

海斗
「はぁ、なんで小学生が執筆してるんだよ」

海斗
「いいよなー、印税とか俺も欲しいなー、でもカリギュラは公務員と同じで副業禁止だからなー」


...
海中
「あ、あんな所に居た!よし、どうにか気絶させて...」

海中
「って、どうすればいいんだ?」

『トライヒーロー計画』【5】 ( No.121 )
日時: 2018/09/10 22:59
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

ガシャーン

海中
「戦場海斗!」

海中がガラスをぶち破り現れる

海斗
「ちょっ、ここ俺の家じゃないんですけど」

海中
「うっさい」

海中
(うーん、どうやって捕まえよう)

海中
「よし」スルスル

海斗
「...!?」

海中は少しズボンを少しずつ下げていき...!?

海斗
「ぶっ!?」

それを見て海斗は失神する

海中
「はっ、雑魚が」

...

海中
「ってやり方であんたを拉致して今に至るわけ」

海斗
「そんな捕まえかた、女としてどうなんですか!?」

海中
「うっさい」

海上
「俺も、それは兄としてどうかと考えたところだ」

海中
「擁護してよ!!」

海斗
「そ、それで!!俺に何の用ですか!!」

海上
「用があるのは俺達じゃない」

その時、モニターが映る

【ハーイジョージィ】

海斗
「ジョージって誰!?」

海上
「何してるんだあんたは...」

【私も少し流行りに乗っかりたくてね】

海斗
「...?」

【さて、戦場海中...奴から海下の情報を出させろ】

海中
「殺していい?」

【ダメだ、絶対に殺すな、何としてでも殺すのだけは止めろ】

海上
「何故そこまで否定する?」

【たくっちスノーに知られてみろ、我々を世界、いや時空丸ごとグチャグチャにするだろうね】

【奴は戦場海斗を神格している面があるから】

海上
「.....時空監理局、だからか?」

【いいや、すぐに記録が塗り替えられたとはいえ、最悪の時空犯罪者と呼ばれた生物だったから】

海中
「何、あんな奴恐れているの?」

【君は奴にロボットをズタズタにされているだろう?君自身の四股が引き千切られてもいいのかい?】

海中
「...はぁ、分かったよ」

【私としてもさ、ほら、血見るのイヤだし】

海斗
「海下さんの情報?」

海上
「奴から何か聞いてないか?」

海斗
「さあ...あの人との絡みなんて、怪物倒して、そっちの事を軽く聞いて、それっきりなんですから」

海上
「あいつは自身を何て言っていた?」

海斗
「名前しか聞いてない」

海斗
「だってあの人、NPCみたいに同じことしか話さないんだもん!!」

海斗
「二人ってあの人の兄と姉でしょ!?どんな教育してるの!?」

海上
「俺は放任主義だ」

海斗
「どこかで聞いた主義だ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルメール
「ぶえっくし」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『トライヒーロー計画』【5】 ( No.122 )
日時: 2018/09/11 08:49
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海中
「どうする?」

海上
「下手に拷問して、奴の怒りを買うと面倒なことになる」

海中
「何よ、兄さんもあいつ恐れているの?」

海上
「違う、奴は我らと同盟を結ぼうと考えている...出来る限り利用したい」

海上
「だからあまり下手なことはするんじゃない」

海斗
「.....」

海中
「でも、こいつ本当にこれだけなのかな」

海斗
「...本当にこれだけなんだけどなぁ」

海上
「ならせめて、奴の居場所を教えろ」

海斗
「カリギュラ...じゃないんですかね多分、今雪さんが話してるだろうから自分で聞いてくださいよ、はいコレ」

海斗はマガフォンでたくっちスノーに繋げる

たくっちスノー
【もしもし海斗君?どうかしたのかい】

海斗
「はい、繋がったよ」

海上
「宅地雪か」

たくっちスノー
【その声...海上かい?海斗君のそばに居るの?】

海上
「そうだ、海下はいるか」

たくっちスノー
【ああ、今自分が情報を聞き出している所だ...と言っても、同じような事しか言わないんだけど】

たくっちスノー
【あまりにも同じことしか言わないから、この後世界を解析してこの人の詳細を辿ろうと思うんだけどいいかな?】

海上
「好きにしろ」

たくっちスノー
【ありがとう、流石に君には許可貰っておこうと思ったから...じゃあ】

ピッ

海中
「あいつも連れていけば良かったかなー」

【まぁ、あいつらしいと言えばらしいが】

海斗
「雪さんを知ってるの?」

【まあね、君ほど長く暮らしてはいないが】

海中
「ていうか、許可してよかったの?」

海上
「こいつにも話す、そしていずれあいつも知る...話す手間が省けた方がいいだろう」

海斗
「...で、これで俺が何も知らないってわかってくれましたか?」

海中
「口裏合わせそうだけどな」

海中
「ちょっとだけ、まだちょっとだけ」

海上
「どうする?」

【海中の好きにさせよう、まだ鬱憤たまってそうだし】

海中
「...」

海斗
「さ、さっきみたいな手にはもう引っ掛からんぞ!!」

海斗
「俺、雪さん一筋だから!!」

海中
「ふーん」


海中
「あんな体の...どこが...」

海上
「...こんな事で、奴が情報を吐くのだろうか」

『トライヒーロー計画』【5】 ( No.123 )
日時: 2018/09/11 10:21
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

そして、たくっちスノーはと言うと

たくっちスノー
「もうめんどくさいんで貴方の事自分で調べることにしました」

海下
「えっ!?」

たくっちスノー
「海上さんから許可も取りましたんで」

海下
「なんであの人に!?」

海下
「貴方私を守る気あるんですか!?」

たくっちスノー
「自分って欲張りな人なんですよ」

たくっちスノー
「あの二人を監理局にいれたい、君を守りたい、エデンを捕まえたい」

たくっちスノー
「それを全部やり遂げてこそ、時空監理局の局長なんじゃないかなって」

たくっちスノー
「彼ら、調べたところ犯罪者でもないし別にいいかなって」

海下
「はぁ...でも、貴方に説得できるんですか?」

たくっちスノー
「出来るじゃなくて、やるなんだよ!」

たくっちスノー
「自分はそれほどの責任を背負っている!」

海下
「.....」

たくっちスノー
「それにあっちには海斗君も居るっぽいし...なんとかなるよ」

たくっちスノー
「んじゃ、解析開始!」

...

海中
「だからぁ!!私のどこが気にくわないって言うの!」

海斗
「俺はもう雪さん以外じゃ興奮しない体になってるんですよ!!」

海中
「数時間前私のパンチラで失神したくせに!!」

【海上、ズボンを少しずつ下ろすのはパンチラになるのかな?】

海上
「知るか」

海斗
「雪さんいいんですよ!!体も顔も性格も!カリギュラにちょっとずつ布教してるんですよ!」

海斗
「頑張りが実ってカリギュラの四割くらいがあの人のファンですよ!」

海中
「アイドルか何か!?」

海上
「おい、話の趣旨が変わっていないか」

海斗
「女の子ならもっと恥じらいを持ってくださいよ!恥じらいもなく堂々とやられてもあまりドキドキしないんですよ」

【わかる】

海中
「くぁwせdrftgyふじこlp」

海上
「何の話なんだこれは...」

海中
「やっぱ殺したいこいつ...」

海斗
「で、良いですか!?俺は本当に何も知らないんです、わかってくれましたか!?」

【もうそれでよくないかな】

海中
「なんで...」

【ここ数十分間、宅地雪の魅力しか語ってないよ彼】

【このままじゃ一生語り続けそうだし】

海上
「他に話すことはないのか」

海斗
「カリギュラの事とか興味なさそうだし...」

海上
「一人の女の話題の方が興味ない」

『トライヒーロー計画』【5】 ( No.124 )
日時: 2018/09/11 11:23
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗
「大体、そちらは何なの!?」

海斗
「俺だって詳細を知りたいよ!!」

【ああ、そういえばまだ私の事を話していなかったか】

【私は『T』海上らの先祖だ】

「先祖...そう言うからには何百年も前の存在だよね、なんで生きてるの?」

【まぁ、そちら...たくっちスノーと同じさ】

海斗
「わけわかんないよ...大体、戦場一族って何なの?」

【あれ、親からとか聞いてないの?】

海斗
「...知りませんよ、ちょっと前の騒動でいなくなったんだから」

海中
「失踪!?」

【ああ、そういえば別世界でもそうだったね、あれは状況が状況だったけど】

【この世界だと...あいつら面倒になって逃げたな、たくっちスノーに特定してもらってぶちのめしてもらうか】

海斗
「...?」

【全く、あいつらのせいで私が話すことになるじゃないか...長くなるよ】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『この世界』における何千年も昔、『人間』で言うところの弥生時代っていう所

後の日本となる土地、今となっては伝承程度で語られる『鬼』が確かに存在していた

とは言っても、実際は角と筋肉があるだけでヒトとは何も変わらなかったよ


だから鬼は気楽に、適当に過ごしていた

いやそれはどうでもいいか、えーとほら、アレだよアレ、耳子?

海上
「卑弥呼」

【そうそうヒミコだ!】

ちょっと経った後にあいつと部下に気に入られて、鬼は日本統一のため戦いに駆り出されてたんだよ

何千年も前で今更という感想だが、弥生時代に統一したって良いことないのにねぇ

で、戦いに咲く華のような活躍ぶりで、奴等は『戦場』の名を得た

さらに先、漢字が実用化されてからは読みとして『いくさば』と『せんじょう』を使うようになった

海斗
「えっ、その読みって『せんば』じゃないんですか?」

【そりゃリアルワールドの話】

更に時代は過ぎて、平安時代

鬼こと戦場一族は『安倍晴明』の元に仕えていた

海斗
「誰ですかその人」

海中
「陰陽師よ陰陽師!有名でしょ!」

海斗
「俺オカルトとか興味ないし...」

【仮面ライダーゴーストっていうのがあひましてぇ】

とそれはいいか、そんで私も晴明と一緒に妖怪と戦っていたわけさ、私には特別な力もあったしね

海斗
「特別な力?」

【私自身に関しては後で話すよ】

で、まぁ...ある日厄介なことになってねぇ

『トライヒーロー計画』【5】 ( No.125 )
日時: 2018/09/11 14:53
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

いわゆる『呪い』って奴をかけられてね

まぁ私強かったから死にはしないけど

なんでも将来、私の子孫は私の名前一文字をいれないと死ぬんだって

私も最初はそんなバカなと思って、後に生まれた最初の兄弟、片方は私の名前を入れ、もう片方は適当に決めたんだ

あ、嫁は強い方がいいからなるべく強いのを選んだよ

海上
「どうでもいいだろう」

すると名前をいれなかった方が突然の急死、理由は今となっても不明のままなんだ

私は確信したよ、『あ、これマジの奴だ』って

最終的にやばくなりそうで、晴明は私を妖怪丸ごと封印する道を選び、私は受け入れた

海斗
「あれ、兄放置ですか?」

【私がいなくてもやっていけると思ってね】

海上
「.....」

で、ある日妖怪が老衰して封印も溶けて、私が目覚めたのは戦国時代、多分今から1000年くらい前

私が目覚めたとき、側に居た彼も私も驚いたよ

何せ、互いに『生きてる』なんて思わなかったからね

海斗
「え?」

...あの時私が生んだ一番最初の『戦場』の子孫

『戦場海上』が、そこに居たのだから

海斗
「えっ!?」

海上
「.....」

【いやぁ私ってほんとスゴい存在だからね】

元々私は鬼としては少々おかしい存在なんだが、まさか息子がここまでするとはねぇびっくりだよ、まぁそれは君にとってはどうでもいいことか

で、海上は私に頼んできたんだよ、弟をどうにかしてくれないかって

海斗
「弟?海下さんですか?」

その通り!君の出会った海下は実はとんでもない奴でね...

海斗
「一体どんな人なんです、彼は」

【うーん、後々たくっちスノーから聞くかな?まあいいや後回しにしよう】

...

【一旦打ち切るけどどうだった?】

海斗
「眠くなりそうでしたよ、まぁ大体わかりました」

海斗
「つまり俺の親父がそちらと同じ戦場一族だったってこと?」

【まあ大体そうなるね】

海斗
「なんで言ってくれなかったんだよ」

海上
「お前ほどの世代にもなると鬼としての血筋も薄れていくからな」

海上
「あのマガイモノの力が、お前に眠る鬼の力を呼び覚ましたとも言える」

海斗
「ははあ...なるほどね、それでご先祖様」

【どうかしたかい】

海斗
「なんで貴方は雪さんの事を知ってるんですか?長生きとはいえ時空関連の事は中々知ることができないって」

【そうだね、しかし私が彼と同じ時空関連者として生まれたのなら話は別だろう?】

海斗
「え?」

『トライヒーロー計画』【5】 ( No.126 )
日時: 2018/09/11 16:41
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

【彼の事だ、気を使われないように君には喋らないようにしたな】

海斗
「え?」

【これは時空規模の話になるんだが...これは何年前か忘れたが、時空監理局に『リメンバー・ツルギ・プロジェクト』というものがあった】

海上
「リメンバー・ツルギ・プロジェクト?」

【軽く言うと、前の局長『シャドー・メイドウィン・黒影』が恋人を甦らせる計画だよ】

【まぁ、計画は成功せずに終わったけどね】

海斗
「へぇ...それが何か?」

【その彼の恋人...剣氏の失敗作、これが数えるのも嫌になるくらい無数に存在してね】

【実は...たくっちスノーは黒影の生涯最後の失敗作なんだ】

海斗
「ええええっ!?」

海斗
「そ、そっか...そんなスゴいプロジェクトから作られたから、雪さんはあんなに...」

海上
「.....」

【彼の最近のことも調べたよ、今あの子は兄や姉...前に作られた失敗作達が幸せに過ごせるようにするために探している段階にあるんだ】

海斗
「そんなことを...で、貴方は何なんです?」

【私もその失敗作の1つだ】

海斗
「ええええええええええええええええ!!?」

【戦場海上が強くなるのも当然さ!私の力を吸収したようなものだからね!】

【ここまで長生きになったのは鬼の力も大きいけど私がたくっちスノーと同じマガイモノの失敗作だったからだ!】

海斗
「ちょ、ちょっと待って!?さっき、貴方は戦場一族って」

【うん、私は戦場一族でもあり、RTP失敗作でもある】

【ほら、カードゲームとかでもよくあるでしょ?二つの陣営や種族に同時に所属してる奴】

海斗
「納得できるかぁ!!」

【あー...うん、そうだね、ややこしいだろうから説明しよう】

【マガイモノ成分の元となる『設定』についてだ】

海斗
「設定?」

【設定っていうのは生き物や世界の能力、個性、記憶等を総まとめにしたものだ】

【私は『弥生時代の戦場一族』の設定を混ぜられて失敗したんだ】

海斗
「おう...ていうか、そんな昔からあったのか、時空監理局って...」

【局長、不老不死って聞いたからなぁ】

【それに我々の時間で判断してはいけないよ、監理局からすれば数千年もあっという間だ】

海斗
「そうなんだ...うーん」

【何か気になることでも?】

海斗
「いや...一族ってわりには、数が少ないなって思ってたんですよ」

【ああ、それかい?たった今私の話したことを信じてくれたのは、戦場海上と戦場海中だけだからさ】

【たった今君を含めても三人かなぁ】

『トライヒーロー計画』【5】 ( No.127 )
日時: 2018/09/11 22:37
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗
「...って、あれ?海下さんは信じてくれなかったんですか?」

海上
「宅地雪と関わらなかったお前なら信じられるか?」

海斗
「う、うーん...雪さんの知識があったからこそだからなぁ...」

海中
「私も、メカニックの知識があったから今の状況に納得できたし」

【だが海下は私が戦場一族ということは納得してくれたみたいだ】

海斗
「だろうなぁ...あ、聞いてませんか?雪さんが...」

【ああ同盟でしょ?私としても弟、いや妹の側に居た方が安全だし良いじゃないんかな】

海上
「T」

【いいよいいよ別に、たくっちスノーの好きにやらせればいい、向こうだって今は悪人じゃないんだから】

海斗
(考えも雪さんに似てる...やっぱ兄妹だな)

【そういうわけだから、そちらの話はまとまった】



【改めて、戦場海下についての話をしよう】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しばらくして

たくっちスノー
「はあ...なんだ、この人...」

たくっちスノーも戦場海下の設定を漁っていたが、難航していた

たくっちスノー
「設定にプロテクトが掛かってる...そんなに他人に知られたら困ることなのか?」

たくっちスノー
「うーん、無理矢理調べるとハッキングみたいだしなぁ...海上らと一緒に居るであろう海斗君を待つか」

海下
「.....」

たくっちスノー
「ねぇ、貴方って何なんです?」

たくっちスノー
「世界を守る神なのか、世界を滅ぼす悪魔なのか、せめてどっちかなのか分かればいいんだけどなぁ」

海下
「そんなこと言われましても...」

たくっちスノー
「...ま、分かんないことを無理に聞いたってしょうがないですか」

海下
「.....」

たくっちスノー
「はぁー!僕は隠し事より堂々としてる方が好きなんだけどなー!」


たくっちスノー
「おや」

たくっちスノー達が外を見ていると、海斗の姿が

たくっちスノー
「ちょうどいいところに!」

...

たくっちスノー
「やぁ、理由は聞かないでおくけど、海上らと会ったんだって?」

海斗
「ああ、その実は...」

海斗は戦場一族の事、Tの事、自身のこと...『海下』以外の事を全て話した

たくっちスノー
「彼らのまとめ役が僕の兄!?」

海斗
「あ...はい」

たくっちスノー
「意外だな...今回は兄さんを探すつもりはなかったんだけど」

たくっちスノー
「まあいいや、T兄さんへの挨拶は後々にして...何か情報は掴めた?」

海斗
「それが...」

『トライヒーロー計画』【5】 ( No.128 )
日時: 2018/09/12 07:13
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

プルルルル!

たくっちスノー
「あっ...エデンの反応だ、行くよ海斗君!」

海斗
「...」

たくっちスノー
「海斗君?」

海斗
「......」

たくっちスノー
「...ああ、うん、君も大変だったんたまな、あっちで」

たくっちスノー
「大丈夫?嫌なことされてない?世代イビりとかない?」


たくっちスノー
「大丈夫だから、自分がついてるから!」

海斗
「雪さん...」

たくっちスノー
「ああ無理しないで!ダメなら僕一人でも行けるから、ね?ね?」

海斗
「...そうします」

たくっちスノー
「よく言えました...はい、海下さんカリギュラに居るから、その間よろしく」

海斗
「うん」

たくっちスノー
(...海斗君、本格的にやばいな、エデン振り払ったらフクリュウとカウンセラーのマガイモノ呼ぶか)

たくっちスノーは黒い液体から翼を形成しエデンの方へと向かった


海斗
「俺は...俺たちは...」

...

エデン
「おや、また貴方ですか...最近よく会いますね」

たくっちスノー
「.....出来れば、今日限りにしたいところだよ」

たくっちスノー
「実はね、二日前...海斗君の入院中、時空牢獄から連絡が来たんだ」

エデン
「はあ」

たくっちスノー
「仮面ライダーエデンの殺害が許可された」

エデン
「...はい?」

たくっちスノー
「時空は君を拒絶した、今となっては自分以外の人間もお前を殺しに来るだろう」


たくっちスノー
「そういうわけだ...名ばかりの楽園に住むジャンヌダルク気取りの天使よ、業火に焼かれてしまえ!!」

エデン
「.....貴方はあの世界のお偉いさんと同じですね」

たくっちスノー
「貴方はやってはいけないことをしてしまった、思想だけなら自分は咎めないが、誘拐という行為を行い犯罪者になってしまった!」

たくっちスノー
「口だけで行動に及ばなければ、こんなことにはならなかったのに!!」スッ

たくっちスノーは触手から至る物体を産み出す


たくっちスノー
「リキッドは本来君を捕まえるためのもの...だが、殺すとなると話は別だ!」

触手から、ソウルドライバー、ジクウドライバー、トランススチームガンを同時に形成する

たくっちスノー
「超ソウル変身!!」

『rider time!』
【仮面ライダーゲイツ!】

『armor time!』
【break END!! ZERO!!】

【クトゥルフ!ミストマッチ...クトゥルフ、ク・クトゥルフ...ERROR!!!】

『トライヒーロー計画』【5】 ( No.129 )
日時: 2018/09/12 09:36
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

エデン
「おや、なんです?その歪な姿は...生き物としてどうかと思いますよ」

たくっちスノー
「何とでも言え」

たくっちスノー
「こういうとき、黒影はどうするのかさっぱり分からないんだ、殺害要請なんて僕自身初めてだからな」

たくっちスノー
「だから今だけは、僕なりにお前と戦おうって決めたんでね!!」

たくっちスノーはすかさず背後に回り、スチームガンを構える

エデン
「貴方も分かっているように、天使に鉄という野蛮なものは...」

たくっちスノー
【ノーザン・クロスティー!!】

エデン
「!? 」

たくっちスノーはエデンの羽を凍らせる

たくっちスノー
「さらに...こいつだ!」

【シェルジカンギレード!!】

たくっちスノーは貝のような剣でエデンを吹き飛ばす


エデン
「うっ...これは、貝殻...」

たくっちスノー
「来い、エデン!死にたくないのであれば、本気で楽園を作りたいのなら!」

エデン
「く...う...何故そこまでして、私を狙うのです?」

たくっちスノー
「自分は本物の楽園を見てきたからだ!」

エデン
「!?」

たくっちスノー
「楽園っていうのは、君みたいに思想を植え付けたりしない、純粋な優しさ、信じる心に惹かれていって作られていくんだ!」

エデン
「それはありませんね、争いを心の底から消さなければ、嫌なことは永遠に消えないのですよ?」

たくっちスノー
「だが嫌なことを極限まで避けている奴に、良いことが起こるはずもない!」

たくっちスノー
「穏やかな人生が悪いとは言わない!それは個人の趣味範囲内だからな...ただ、君の考えを他の世界に押し付けるな!」

たくっちスノー
「この世界をそっとしておいてくれ!!」

エデン
「お偉いさん...貴方はきっと、私の楽園の考えに一番遠いようで、一番近いお方だ」

エデン
「だからこそ、貴方は私の楽園には相応しくありません!」

エデンはベルトのような部分に手を延ばす

たくっちスノー
(やっぱりエデンにもあるのか...仮面ライダー特有の、必殺技が!!)


【永遠の幸せを貴方に!!】

エデン
「楽園行きの為の実力行使はこれで二度目です!」

エデン
「この世の全てよ...私の元に!!」

たくっちスノー
「させるか!我が神の究極奥義!!」


たくっちスノー
【メイドウィンブラスト!!】

『トライヒーロー計画』【5】 ( No.130 )
日時: 2018/09/12 12:45
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

...一方その頃、カリギュラにて

海斗
「雪さんはあの事を知ったのか?」

海下
「あの事...まさか、聞いてしまったのですか!?」

海斗
「いずれ知るから早い方がいいって、Tさんが...」

海下
「...あの人はまだです、なんでもプロテクトが掛かっているとかで...」

海斗
「そちらから話したりは?」

海下
「.....」

海斗
「ああそうか...雪さんは、まだなんだ...」

海斗
「.....」

海下
「.....」

海斗
「ねぇ、なんで黙ってたの?」

海斗
「俺達カリギュラだって対応はできたし、雪さんは真っ先に相談に乗って全力で対応してくれる人だよ」

海斗
「それは今までを見てたなら分かるだろ!?」

海下
「で、でも...結局は人間だし」

海斗
「人間も鬼もたいして変わらないってTさん言ってたぞ!!言い訳しないでくれよ!!」

海下
「私は...私は...」プルプル


海斗
「なんで...雪さんに会ったときに教えてくれなかったんだよ...!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たくっちスノー
「はぁ...はぁ...」

エデン
「.....」

二つの必殺技がぶつかりあい、二人は倒れる

たくっちスノー
「なぁ、エデン...なんでこんなことをしてしまったんですかい?」

たくっちスノー
「そんな手を使わなくても、楽園を作る方法なんて...いくらでもあったじゃないか」

エデン
「...私のやり方は、間違っていると?まだ言うのですか?」

たくっちスノー
「まだ言うさ、貴方みたいな人は...考えだけは嫌いじゃないんだ」

たくっちスノー
「出来ることなら!貴方も時空監理局に入れて!正しいことに使ってほしかった!出来ることなら...あああ...」

エデン
「お偉いさん...」

エデン
「でも、私は決めたのです!この方法でやるのです」

エデン
「私はこの方法で楽園を作ると決めたのです、ならばやり遂げるしかないではありませんか!」


エデン
「私は神に、選ばれし...天使...」

エデンは時空の渦に乗って消えていく

たくっちスノー
(あと少し...あと少しで、エデンは...)

その時、たくっちスノーのマガフォンが鳴る

たくっちスノー
「あれ、海斗君からじゃない...」ピッ


【随分楽しそうだな?局長さん?】

たくっちスノー
「!!」

【エデンを説得されちゃ困るんだよ、俺が】

たくっちスノー
「...石動惣一!!」


『トライヒーロー計画』【5】 ( No.131 )
日時: 2018/09/12 18:03
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

【あれ?おかしいと思わなかったのか?】

【何故戦闘能力をあまり持たないエデンが脱獄できたのか】

【誰があれほどの存在を利用できるのか】

【誰がアドリブのような騒動にも対応できるのか】

たくっちスノー
「石動...どこだ!?どこにいる?」

【俺も顔を見せたいんだけど、戦場一族の騒動に巻き込まれたくないんだよ】

【まぁ、面白いことになってて見てて楽しいがな】

たくっちスノー
「石動...」

【それに中々使えそうな設定も見つけた、ようやくマガイモノメイカーとしての力も使いこなせるようになってきたんだ】

【本格的に活動に乗り出す日も近いか】

【あ、そうそう!最後に1つだけ言っておくか】

【戦場海下には気を付けろ!あいつはこの世界の騒動における...ジョーカーだ】

たくっちスノー
「はぁ!?どういうことだよ、ちゃんと説明してくれ」

【じゃあな、チャオ!】

プツッ

たくっちスノー
「あっ、あいつ...時空犯罪者の癖に、気楽に電話かけてきやがって!」

たくっちスノー
「しかも丁寧に電話番号まで添えやがって!!くっそ...エデンより面倒な奴まで...」

たくっちスノー
「...今は石動の事はいい!すぐにカリギュラに戻らないと!!」


たくっちスノー
「待ってろ海斗君!」

...

石動
「ふーん、フィフティ・ジクウドライバー」

石動
「戦場の一族」

石動
「それにTねぇ 」

石動
「あいつのおかげで、中々面白い設定を知ることができた」

石動
「いやー、旅はいいねぇ!」

石動
「エボルトの力を取り戻す上で設定は大事だし!」

石動
「何より、トラブルを旗から見ているのは最高の娯楽だ!」

石動
「そろそろクライマックスみたいな雰囲気だし、見届けてやりますか」

石動
「お前もそう思うだろ?」

【...ラーメン】


【フライドチキン...】



【ベストマッチ...ジャナイ...!!】


石動
「アナザーシリーズ...か、中々面白い奴等だ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガチャッ

たくっちスノー
「海斗君!」

海斗
「雪さん...」

たくっちスノー
「さっき海下がジョーカーとか変な電話が...」

海斗
「...」

たくっちスノー
「海斗君?」

END

『トライヒーロー計画』【6】 ( No.132 )
日時: 2018/09/17 08:57
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

前回のあらすじ

戦場海斗は海上らに連れられ、自身が鬼の戦場一族であること、マガイモノの力が再び鬼の力を目覚めさせたこと

現在の一族の総まとめ『T』がRTPの失敗作の一人...つまり、たくっちスノーの兄である事が発覚した

そして、たくっちスノー...エデン騒動の裏に、石動惣一の影が...?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~海上らの住みか~

たくっちスノー
「ここか、例の本拠地とやらは」

【なんだたくっちスノー、君もここに来れるんだ】

たくっちスノー
「貴方がT兄さんか...うん、海斗君が居るところならどこだってね」

【なんだかんだでRTPとしての兄弟と会うのは初めてか...君は妹でいい?】

たくっちスノー
「うーん...体は女だし、妹でいいよ」

【そうか、それでここにきたのは】

たくっちスノー
「これで正式に同盟を結んでくれるらしいからさ、やっぱ直々に来ないと」

【我々としても時空監理局の後ろ楯があると心強いんでね】

【で、エデンの方は順調?】

たくっちスノー
「それが...今回の件、石動が関わってるんだ」

【石動?あの黒影を取り込んだっていう?】

たくっちスノー
「ああ...あいつが居るととんでもないことになる、エデンよりこっちを優先しようかとも考えているよ」

【そういうことだったのか...いや海上がね?妙な気配を察知したって言ってでていったんだ】

たくっちスノー
「へー、さすが貴方の子」

【君らマガイモノメイカーとは違うけど、私も子孫作りには気を使っているんだよ】

たくっちスノー
「へぇ...」

【君こそ、バディの彼はどうしたんだい?】

たくっちスノー
「ああ...海斗君は水晶君と用事があるんだって」

たくっちスノー
「なんでも、偽物騒動の謝罪詣りだって...こっちでもあった」

【ふーん...その間暇だしさ、聞かせてくれない?マガイモノメイカーの事】

たくっちスノー
「マガイモノメイカーの?なんで?」

【やっぱり父の研究が少し気になるものでね】

たくっちスノー
「ああ...僕もまだ詳しくは分からないけど、沢山のマガイモノメイカーと出会って分かったことがひとつあるんだ」

【何だいそれは?】

たくっちスノー
「それは...」

『トライヒーロー計画』【6】 ( No.133 )
日時: 2018/09/17 10:35
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

そして海斗と水晶は、偽物騒動の件であっちこっちのヒーロー組織を回っていったが...

『イリーガル』

七不思議
「あー、そういうことね~」

イリーガル会長、「七不思議不可思議」

トライ世界においては与倉が死亡していないため、海斗会長会議に呼び出されてはおらず初対面になるのだ

七不思議
「まぁ別に気にするほどの事はしていないし~ イリーガルはほぼもう無関係って感じだからぁ」

海斗
「あ、はい...ならいいけど」

海斗
(七不思議 不可思議さん...別世界の俺は会ってるって雪さん言ってたけど...)

海斗
(この人が40...)

七不思議
「...」ジー

海斗
「!?」

七不思議
「何か、良からぬ事を」

海斗
「な、ないです!!」

海斗
(見た目はちょっと若々しいけどなぁ)

七不思議
「ああ、それはそうとねぇ...」


海斗
「...あの、じりじりとこっち近づかないで」

七不思議
「イリーガルはねぇ...毎週日曜日は魔法少女デーでねぇ!!」

七不思議
「君みたいなオトコノコも女装して路上販売するのぉ!人員足りないから来てぇ!」

海斗
「無理ですから!!カリギュラは副業禁止ですから!!」

水晶
「何この人オーラとか色々怖い!この世界とは思いっきり反発してる!」

七不思議
「ねぇ...おいでよぉ...」ピトッ

海斗
「水晶!クロノス使ってクロノス!!」

水晶
「お、おう!!」

【PAUSE】






【Re:start】

七不思議
「あれ?」

海斗達は時を止め、イリーガルから離れていった

七不思議
「んん~、いい顔してたのになぁ~」

七不思議
「...んん?」

...

海斗
「俺カリギュラに入ってよかったと心から思ったよ」

水晶
「僕もだよ」

海斗
「ああ...なんか当分イリーガルには寄りたくないな」

と、その時マガフォンから通信が入る

【海斗君大変だ!エデンが現れた!】

【自分は今海上らの住みかに居てどうしてもこのままじゃ間に合わない!時間稼ぎしてくれないか!?】

海斗
「わ、分かりました!それで場所は」

【えっと...イリーガルの事務所だけど】


海斗
「......」

水晶
「.....」

【あの、嫌そうな顔しないで!何があったかは知らないけどさ!】

『トライヒーロー計画』【6】 ( No.134 )
日時: 2018/09/17 14:37
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗
「い、嫌です!!あんな変態会長の所になんて行きたくないです!!」

【七不思議氏と何をしたの!?あの人は変人ではあるけど変態ではないから!!】

海斗
「嫌ぁ!あの人に絡まれたら色々と人生が歪むぅ!!」

【じゃあ変身してから行けばいいじゃないか!量産型ライダーなんだからバレないし!】

海斗
「あ、そうか!ソウルチェンジ!」

【ウィザード!】
【クロノス】

ソウル(水)
「なんでこんなことすら気付かなかったんだろう」

【知るかい!さっさと行って!】

...

エデン
「.....!!」ブンッ

海上
(攻撃を避けるようになったか)

海上
(学習したのか?それに...)

エデン
「.....」

海上
(奴はどこか、覚悟を決めたかのようなものを感じる...生半可な手は通用しないか)

エデン
「私は」

海上
「ん?」

エデン
「私は、生まれてからずっと...楽園を作るという指命のもと生きてきた」

エデン
「私がやって来た行いは間違ってるとあの人は言います」

エデン
「ですが、これが私です」

エデン
「ここで諦めれば、ここまでの私を否定することになります」

エデン
「だから、私は...信じてきた、正しいと思ったこの道で、生物達が幸福に包まれる永遠なる楽園を築きあげる」

エデン
「私こそが楽園エデンの天使なのだから!」


海上
「...くだらない、いつだってお前の話すことはくだらない」


海上
「だが...貴様のような者は、嫌いではない」

ちょうどソウル二人が海上の元にやって来る

ソウル(海)
「海上さん!」

海上
「...戦場海斗か」

ソウル(海)
「エデン...雪さんとの戦いでボロボロになっているから、やれるかな?」

海上
「...いや、一筋縄にはいかないだろう」

ソウル(海)
「え?」

海上
「奴の信念は堅いものになっていった」

海上
「確実に指命をやりとおす...そんな風にみられる」

ソウル(海)
「....」

海上
「本気で仕留めるぞ、戦場海斗」

ソウル(海)
「...はい!」


エデン
「エデンよ、天よ、全てよ...楽園の使者に守りの力を!」

ソウル(水)
「...!!」

ソウル(海)
「これは...確かに強そうだ!!」


...

「......」

..

「ソ~ウルチェンジ!」

【ソーサラー!】

『トライヒーロー計画』【6】 ( No.135 )
日時: 2018/09/17 15:51
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

ソウル(海)
「ライダーパンチ!!」

エデン
「守護の土よ!楽園の壁になりなさい!」

エデンは地面に手を当てると、目の前から壁が生えていく

ソウル(海)
「大陸操作!?」

海上
「奴め...まだこんな隠し技を秘めていたか」

エデン
「大自然よ!悪を裁く槍となりなさい!」

エデンはそのまま木を尖らせ、発射する

ソウル(水)
「危ない!」

【Pause】




















【Re:start!!】

時止めし幹が破壊される

エデン
「時間操作...いけませんね、それは」


エデン
「時の流れとは本来改編してはならないもの!天使も含め時間に関わる行為など断じて許せません!」

ソウル(水)
「え、なんかまずかった!?」

海上
「耳を貸すな、行くぞ」



「えーい!」

【thunder please!!】

エデン
「なっ!?」

突如、エデンの頭上に落雷が落ちる、エデンは右腕でガードする


エデン
「何者ですか!?本来落雷とは意図的に生き物の上に落ちたりは...」


「こっちだよぉ~!」

海上
「...まさか、あれか?」

ソウル(水)
「あっ、あれは...」

ビルの上に、黄金の衣に包まれた仮面ライダーが立っていた

ソウル(水)
「仮面ライダーウィッチ!イリーガルの仮面ライダーですよ」

ソウル(海)
「魔法系...黄金...そうだ!雪さんから聞いたことがある!」

ソウル(海)
「かつて世界そのものを魔法一色に作り替えた、魔法使い系最強のライダー『ソーサラー』」

ソウル(海)
「仮面ライダーソーサラーの力を得た仮面ライダーウィッチ!?」

ソウル(水)
「そんな伝説級のヒーローソウルを使ってるなんて...あの人は一体...!? 」


ソウル
「「あっ(察し)」」


エデン
「魔法...魔法は生き物が手にしてはいけない存在」

エデン
「魔術は災いを呼びます...貴方は私が裁きます」

ウィッチ
「そういうわけだから、協力するよぉ」


海上
「...まあいい、足手まといにさえならなければなんでも...」

その時

ザンッ

海上
「...?」

高速で飛ぶ何かが、海上の左腕を切り落とす

ソウル(海)
「!?」

海上
「なんだ?今のはかなり速かったが...」

ソウル(海)
「なんでそんなに余裕そうなの!?」

海上
「鬼は腕を切られた程度では痛がらん」

『トライヒーロー計画』【6】 ( No.136 )
日時: 2018/09/17 17:01
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海上
「しかし...この正確な切り筋、素人ではないな、何者だ?」

海上の近くに高速でフードを被った細身の何かが現れる

「戦場の一族は抹殺する」

海上
「...あの一族の生き残りか」

ソウル(海)
「あの、あれは一体?」

海上
「何百年も生きていると、恨みの1つや2つ持たれるものでな」

海上
「今はそういうことにしておけ」

ソウル(海)
「あ、はい...優先度は?」

海上
「無論エデンより上だ...構えろ!」

ソウル(海)
「はい!水晶はエデンをよろしく!」

ソウル(水)
「分かった!」

「...!まさか、あれも?」

ビュンッ!

細身の何かは高速で飛び交っていく

海上
「...速いな」

ソウル(海)
「こんな速さじゃ近付く事も出来ない...」

「はっ!」

海上
「だが、見切ることなら出来る」

ガキン!

海上は鎧から黒い盾を取りだし刀を防ぐ

「くっ...」

海上
「一度見た、受けた攻撃程度どうとでもなる」

ソウル(海)
「す、凄い...これが鬼の力...!!」


ソウル(海)
「おっと...俺だって戦場の一族なんだ!あれくらいやらないと、モード魔害者..」

海上
「いや、違う」

ソウル(海)
「え?」

海上
「...お前のその力は、マガイモノの成分が共鳴し鬼の力が呼び覚まされたもの、マガイモノの力ではない」

ソウル(海)
「あっ、そうなのか...じゃあ名前を変えよう」



ソウル(海)
鬼人キジンモード!」


ソウルの体が朱に染まる

ソウル(海)
「おお、なんかいつもと違う!」

海上
(何?あいつ、土壇場でモードを切り替えたのか...?)

海上
(これがマガイモノの力...か、やはり興味深い)

ソウル(海)
「行くぞおおおおお!よくわからない誰か!」



ソウル(海)
「今なら俺も使える気がする...」


ソウル(海)
「マガイモノ奥義!!」

海上
「何、お前も使えるのか!?」



ソウル(海)
「マッスルギャラクシー!!」


ソウルは地面を殴り、アスファルトを粉々に打ち砕く

海上
「なんてパワーだ...」

海上
(だが、まだ足りない...)

ソウル(海)
「ここからがマガイモノの力だ!」

細身の存在が落ちたあと、黒い液体によりアスファルトが瞬く間に再生していく


海上
(...まさか、あのまま生き埋めにするつもりか!?)

そして、細身の存在が入ったまま地面は再生された

『トライヒーロー計画』【6】 ( No.137 )
日時: 2018/09/17 23:38
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海上
「これが...マガイモノが持つ特有の必殺技『マガイモノ奥義』か...」

ソウル(海)
「雪さんみたいに氷の技思い付きたかったけどしょうがないや」

ソウル(海)
「これで勝...!?」

ズバズバズバッ!

細身の存在はアスファルトを切り裂いて地面から飛び出す

「なるほど...戦場の一族も衰えたわけではなかったか」

「ここは引き上げるか」

細身の存在はビルへと登り、そのまま飛び越えていった


海上
「撤退した...か」

ソウル(海)
「これ、俺たちの勝ちでいいんですかね?」

海上
「ああ、左腕だけで済んだだけまだよかった...といったところだろう」

ソウル(海)
「ふう...あっ、そうだ!エデンの方は!」

...

ウィッチ
「えい!」

【explosion now!】

エデン
「ぐああっ!くっ、爆発まで...」

ソウル(水)
(そっか、打撃、斬撃無効でも魔法は効くのか...)

エデン
「まさか、あの方が来る前に敗れることになるとは...それでは」

エデンは渦に乗り消えていく

ソウル(水)
「こっちも終わったよ!」

ソウル(海)
「よかった...」

ウィッチ
「いやぁ、良かった良かった」

そういってウィッチはヒーローソウルを外し、変身を解くと...

七不思議
「じゃーん」

海斗
「だと思ったよ!!」

水晶
「逃れられない!!」

七不思議
「魔法デイ!!」

水晶
「ちょっと海斗助け」


水晶
「あっもういない!!」

七不思議
「あふふふふふふ」

水晶
「ひいいいいいい!! 」

...

一方その頃

【マガイモノの共通性?】

たくっちスノー
「うん、まず僕らの創造主である黒影は【剣という女性の失敗作】」

たくっちスノー
「僕の代表作はそれぞれマガイモノの力を正しいことに使うことを目指した【トゥエルブナイツ】」

たくっちスノー
「僕の友人、おもちゃ職人のガング君は【マガイモノ玩具】」

たくっちスノー
「そして、イクサー2は戦いに特化した【ソルジャー】」

【まるでカードゲームの種族みたいだ】

たくっちスノー
「...マガイモノメイカー達でカードゲームみたいな戦いする小説だって?」



たくっちスノー
「この中で一人!石動惣一のマガイモノがまだ分かっていないんだよ...」

ガラッ

海斗
「雪さん!海上さんが!」

たくっちスノー
「えっなに...本当に何があったのそれ!?」

【ああ、それくらいならうちの妹でなんとかなるから...ほらなんとかして】

たくっちスノー
「え、僕!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【弓道...】

【水泳...】

【ベストマッチ...!!】


石動
「しっかりやってくれよぉ?俺特製のマガイモノ」



石動
「【アナザーヒーロー】!」

END

『トライヒーロー計画』【7】 ( No.138 )
日時: 2018/09/19 10:36
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

前回のあらすじ

あっちこっちのヒーロー組織へクローン騒動(ロスヒ参照)の謝罪参りを行っていた海斗と水晶。

その道中、エデンと海上が戦っているのを発見し交戦する

その最中、細身の存在が乱入してきて...?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たくっちスノー
「どう?終わらせた?」

海斗
「う、うん...なんとか」

水晶
「大変だったよ...」

海斗
「いや、まさかラグナロクが海外にあるなんて...」

たくっちスノー
「今回は非常時だから特別だけど、次からはちゃんとパスポートを使おうな?」

海斗
「はい」

たくっちスノー
「それで次はどこ?」

海斗
「もう大丈夫ですよ、エデン探し手伝いますよ」

たくっちスノー
「...すまないね」

...

たくっちスノー達はミライシティへと戻り、仮面ライダーエデンをさがす

たくっちスノー
「...ねぇ、おかしなこと言っていい?」

海斗
「おかしなこと、ですか?」

たくっちスノー
「仮面ライダーエデンはさ、時空牢獄から殺害が許可されて...僕も君も、殺しても咎められなくなった」

海斗
「はい」

たくっちスノー
「その時さ...自分なりに本気を出してエデンと戦おうって決めた、のはいいんだがまだ...」

海斗
「何か会ったんですか?」

たくっちスノー
「対したことじゃないよ、自分は今でも...あんな奴ですら、殺すことに躊躇してしまうんだよ」

たくっちスノー
「話が通じる奴じゃないって、とんでもない奴ってわかっているんだけど...」

たくっちスノー
「それでもさ、殺したところで何になるって思うんだ、変かな?」

海斗
「...どうでしょうね」

たくっちスノー
「ま、考えたところで答えなんか出るわけないよなぁ...」

水晶
「...そんな事考えたりするんですね」

たくっちスノー
「まあね...でも、エデンの事、どうにかしないとな」

たくっちスノー
(後、石動の事も)

その時だった...海斗の背後に何かが現れる

たくっちスノー
「...海斗君、後ろだ!」

海斗
「えっ?」

「...!!」

海斗
「あの時の細身の何か!?」

「...戦場の一族!」

たくっちスノー
「...狙いは君だ!気を付けろ!」

海斗
「わかっています!」

『トライヒーロー計画』【7】 ( No.139 )
日時: 2018/09/19 14:21
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「海斗君!これ使って!」

たくっちスノーはヒーローソウルを投げ渡す

海斗
「こ、このソウルは?」

たくっちスノー
「万じょ..知り合いが協力して作ってくれた特別な品だ!」

海斗
「分かった!ソウルチェンジ!」

【クローズビルド!!Be・The・One!!】

ソウル(海)
「こ、これは凄い...!!」

たくっちスノー
「ビルドとクローズの力を1つにした特別な仮面ライダーだ!」

ソウル(海)
「うりゃっ!!」

ソウルが飛び出すと、細身の存在の後ろへと回る

ソウル(海)
「凄い!追い付けた!」

「...!?」

たくっちスノー
「ドラゴンのパワーも健在だ!そのままいけ!」

ソウル(海)
「はい!」

そのまま殴り、細身の存在を叩き落とす

ズドォォォォン!!

ソウル(海)
「よし!」

「...更に進化した?」

ソウル(海)
「さらに...!!」

ソウルが左腕を出した瞬間、細身の存在は肩の上に乗る

ソウル(海)
「...いつのまに!?」

たくっちスノー
「まだ本気を出していなかったのか!?」


(...もしかすると)


細身の存在は刀を仕舞い、鞘でソウルを叩き落とす

ソウル(海)
「うわっ!」

たくっちスノー
「鞘であの威力か!?」

「.....」

ソウル(海)
「な、なんて力だ...一体何者なんだ!?」

「...お前」

ソウル(海)
「ん?」

「お前は戦場の一族だろう?」

ソウル(海)
「え?...ああ、まぁちょっと前に知ったばかりだけど、一応そうだよ」

「...そうか」

ソウル(海)
「...あの!それより貴方こそ一体誰なの!?」

「ああ...自分か?」

「自分の名は、戦場雁大陸」

たくっちスノー
「...え?今、戦場雁って」

「...知っているのか?」

たくっちスノー
「う、うん...知っているよ、この世界じゃないけど」

ガシュウウウウン

海斗
「ど、どういう事です雪さん?」

たくっちスノー
「言いにくいんだけと、実はね...」


...

海斗
「別世界の俺が戦場雁の名字の子と会っていた!?」

たくっちスノー
「うん...子といっても、赤ん坊だけどさ」

「その子の名前は?」

たくっちスノー
「たしか、戦場雁陸人...だったような?」

「陸人...か。」

Re: りりすたーと!マガイモノとか俺得とかのにちじょ短編 ( No.140 )
日時: 2018/09/19 15:04
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗
「で、結局貴方はなんなんですか?」

大陸
「自分は戦場雁の一族だ」

海斗
「またなんか変なの居るよ...」

たくっちスノー
「おかしいなぁ自分は普通の世界に休暇に来ていたはずなのに休暇後から普通じゃない事が発覚してきたぞ」

大陸
「仮面ライダーがある時点で普通ではないと思うのだが?」

たくっちスノー
「そ、そうかな...で、君の事を教えてくれない?個人的にも興味あるんだ」

大陸
「その前に...」

水晶
「...?」

海斗
「ああなるほどね、水晶は先に行ってて」

水晶
「はい」

大陸
「我々も人気の少ない方へと行くぞ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
戦場の一族についてはどこまで聞いている?

海斗
「俺の先祖が鬼ってところと、呪いのこと...あと、日本を制したとか...?」

大陸
「完全に制したわけではない」

海斗
「え?」

戦場の一族は2つある...分家、みたいなものだ

我らの一族は東日本を、お前達は西日本を制した

そして我らは西日本からやってきたお前達の先祖を我々の先祖がなぎ倒していった

その姿を世間はこう呼んだ

「戦場狩り」と

それから名を変えられ、戦場雁になっていった...

たくっちスノー
(マジかよ...じゃあ、あの子も...?)


そしてだ、時は遡り戦国時代

当時の我らの長、戦場雁陸章は当時の戦場の長、戦場海兵に言われた

「戦場一族が道を誤り、何か恐ろしいことが起きる可能性があれば、戦場雁一族が止めてほしい」と

長はその頼みを受け入れ、杯を誓いあった...


そして現在、戦場の一族が暴れていたから、自分が...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たくっちスノー
「なるほど、そういうことだったか」

海斗
「エデンって敵っぽいイメージないからはぁ」

たくっちスノー
「まぁそういうもんかなぁ」

大陸
「まずかったか?」

海斗
「あまり気にしてなかったよあの人...」

たくっちスノー
「......」

海斗
「どうしたんです雪さん」

たくっちスノー
「あの、今の情報って信じていいんです?」

大陸
「今の歴史に嘘はない」

たくっちスノー
「...ちょっと聞いてみよう」

たくっちスノーはマガフォンを取りだしTに連絡する

大陸
「奴は?」

海斗
「あ...えっと、戦場の一族の妹らしいです」

大陸
「ふーん...えっ」

『トライヒーロー計画』【7】 ( No.141 )
日時: 2018/09/19 15:41
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「もしもしT兄さん?」

【どうかしたのかい?】

たくっちスノー
「戦場雁の一族について聞きたいけど...」

【ああ、あの人らに出会ったのか...】

たくっちスノー
「戦場の一族と戦場雁の一族が杯を...」

【うん、私も海上から聞いたから間違いないだろう】

たくっちスノー
「ならいいけど...」

大陸
「そこで喋ってるのも戦場の一族か?」

たくっちスノー
「あ、うん...変わるね」

【ごきげんよう、現在の長であるTだ】

大陸
「...?」

【ああすまない、戦場大海といった方が伝わるだろう?】

大陸
「戦場大海...?歴史上だと死んだとされている、あの?」

【私、向こうだと死んだことにされてるのか?ひどいなぁ】

大陸
「...いや、あれから何百年も経っているし、封印されたと聞いたからな」

大陸
「それに...なんか、妹とやらもいるし」

【ああ奴の事?戦場の一族とは無関係だよ、血は繋がってないし】

大陸
「ん?ああ...そうなのか」

【...しかしまぁ、最近戦場雁の事を聞かなかったから、そっちも存命でよかったよ】

大陸
「...ああ」

海斗
「そんなに聞かないの?戦場雁って」

【え?ああ、海上もあまりあの一族の話をしてくれなくてねぇ...】

たくっちスノー
「ふーん」

【...ああ、そうそう!海上なんだけどさ、君ら見てない?】

海斗
「え?俺達ちょっと諸事情で海外に行ってたので...」

【諸事情で海外!?...まあいいや】

【実は、海上がどこかに行っちゃってね...まだ腕も治っていないのに】

たくっちスノー
「え、そういえば...まだだったね」

【もしかしたらエデンを探しているのかもしれない、一緒に探してくれないかな?】

たくっちスノー
「え、でも彼の妹は?」

【海中はもう出てる、多分もう到着するだろうから...】

海斗
「分かりました、すぐ行きます!」


海斗
「...と、その前に水晶と合流だな」

大陸
「自分も出来る限り協力しよう」

たくっちスノー
「分かった、大陸さんと海斗君は先にエデンの方へ...」

海斗
「え、雪さんは?」


たくっちスノー
「僕は...調べたいことがあるから」

『トライヒーロー計画』【7】 ( No.142 )
日時: 2018/09/19 16:11
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

プルルルル

石動
【お前から掛けてくるなんて珍しいなぁ】

たくっちスノー
「おい、石動...お前今、エデンのそばに居るな?」

石動
【まあな、その答えは当たらずも遠からずだ】

たくっちスノー
「もう1つ質問だ...戦場海下、お前が身元を預かってるな?」

石動
【よく知ってるなぁ、確かに今俺が持っている!】

たくっちスノー
「何が狙いだ?」

石動
【もう分かってるだろぉ?エデン以上に興味深いんだ】

たくっちスノー
「...」

石動
【あいつを連れ戻したいなら、エデンの所まで来るんだな】


たくっちスノー
「...やはり避けられないのか...!?」

プルルルル

石動からの電話を切ったあと、マガフォンから着信が入る

たくっちスノー
「はい」

「ごきげんよう、お偉いさん」

たくっちスノー
「...エデン!?お前、マガフォンも無いのにどうやって自分と連絡を...!!」

「ふふ、天使の電話は特別なんです」


「お偉いさん、貴方にしかできないことです、やってほしいことがあります」

たくっちスノー
「やってほしいこと?内容によっては断るけど...」

「貴方が断ることはない内容です、私の楽園から...手紙を持ってきてくれませんか」

たくっちスノー
「...手紙?ああ、分かった 」

「大事な方へ送る手紙...なのです、大事に大事にしていた」

たくっちスノー
「う、うん...なら、時空番号を教えてくれないか?」

「はい」

...数分後

たくっちスノー
「分かった、じゃあ...さよなら」

「はい、さよならです」

ピッ

たくっちスノー
「エデン...どうして僕にこんなことを...?」

たくっちスノー
「ひとまず、エデンの世界に行こう...その後に渦で、エデンの側に行けば...」

たくっちスノーは渦を形成し、エデンの世界へと入っていく...

...

そして...海上と海中は、エデンと戦っていた

エデン
「.....これで、よし」

海中
「あんた、あいつと何を話していたの?」

エデン
「あの方は私のくだらない用件を聞いてくれた、それだけですよ」

海上
「天使が、手紙を書くのか?」

エデン
「いえ、あれは私が人間だった頃の手紙です」

海上
「何?貴様も人間だったのか?」

エデン
「はい、この体を手に入れる前は...どこにでもいる人だったのですよ、意外ですか?」

『トライヒーロー計画』【7】 ( No.143 )
日時: 2018/09/19 17:13
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海中
「あんたが人間...!?」

エデン
「はい、ヒトとしての記憶は薄れてきます」

エデン
「しかし楽園のない人間の心がどれだけ荒んでいるのか、それだけはよーく覚えていますよ」

エデン
「私の生まれは...村でしたかねぇ、野菜の名前をしていたような気がします、ニンジンでしたかなぁ、それとも...えーと、カボチャ?」

エデン
「ヒトでしたので初恋の相手も居ましたよ、その方は確か...勇者なんて呼ばれてもてはやされてましたよ」

海中
「何ふざけたことを言っているの!?」

エデン
「いいえ?事実なんですよ?」

エデン
「私の歴史に嘘なんてございません」

海上
「口ぶりからして、ふざけているわけでもないな」

海中
「ちょっと...」

海上
「だが、人であれ、天使であれ...おまえが倒すべき相手である事は変わらない」


海上
「覚悟しろ、エデン...これが最後だ」


エデン
「私も...そのつもりです!」



エデン
「私は天使...楽園を...生き物を...人間を...!」


エデン
「苦しんでる誰かを笑顔にするために生まれた、仮面ライダー!」


エデン
「貴方に負けるほど...私は人生を諦めてはいませんよ!」

海上
「ふっ!」

海中
「はあっ!」

エデン
「!!」

エデンと海上は手を出し合う


海上
(エデンが攻撃を始めた...!?)

エデン
「...人間の頃を思い出してきました」

エデン
「確か、こんな風に人間を無力化してました」

エデンは海上の右腕を上へと締め上げる

海上
(絞め技...奴め、こんなことも出来るのか、だが...)

海上
「対象が甘い、人間を締め上げる程度の握力では届かん」

海上は強引にエデンを振りほどき、投げ飛ばす

エデン
「...なるほど」

海上
「俺も...貴様に負けるほど、落ちぶれてはいない」

海上
「戦場雁の鬼の方が強かった」

エデン
「.....私こそ、人としてであった勇者様の方が貴方より強いと感じています」


海上
「そうか...本当に存在するなら、会ってみたいものだな...勇者に!!」

海中
「負けてたまるか!!」

エデン
「私こそ」


...

海斗
「居た!あそこだ!」

水晶
「あの人を援護すればいいんだね!?」

「「ソウルチェンジ!!」」

【クローズビルド!】
【クロノス!】

『トライヒーロー計画』【7】 ( No.144 )
日時: 2018/09/19 21:13
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

ソウル(海)
「うりゃっ!!」

ソウル(水)
「たあっ!!」

エデン
「おや?」

エデンは二人の攻撃を受け止める

海上
「戦場海斗....」

ソウル(海)
「Tさんに探してこいって言われたものでね!」

海上
「...好きにしろ」

大陸
「こいつが例の...」

ソウル(海)
「大陸さん!奴は鉄を錆び付かせる能力を持っています!」

大陸
「問題はない...こちらの方が切れ味は上だ」

大陸は手を構え手刀のようにふりおろす

ジャキンッ!

エデン
「...!!」

海中
「その切り筋...もしかしてあんた、戦場雁の一族!?」

海上
「やはりか」

大陸
「この時代で戦場の一族がこれほど集まるとはな」

海上
「何の気まぐれだ」

大陸
「さあな」

海上
「戦場雁、俺は約束に引っ張られるほど弱くも間違ってもいない...手出しは無用だ」

大陸
「そういうわけにはいかない、これはお前の時代によって決められた意思なのだからな」

海上
「...好きにしろ」

ソウル(海)
「よーし!行くぞエデン!」

エデン
「来なさい!我が楽園を荒らす者達よ!」

エデン
「大地よ、壁となりなさい、樹木よ、槍となりなさい!」


ソウル(海)
「あの力か!...よし!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たくっちスノー
「クローズビルドには特殊な力が備わっている!エデンの能力を無力化できるはずだ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ソウル(海)
「必殺!!」


海斗ソウルはビルドドライバーを回し、螺旋状のグラフを張り巡らせる


【ready go!ラブアンドピースフィニッシュ!!】


グラフが土や木を包み込み、本来の姿へと戻していく

エデン
「こ、これは!?」

ソウル(海)
「ラブアンドピース...愛と平和のヒーローの力!」

ソウル(海)
「正しき世界を作る、もう1つの楽園の力!」

エデン
「私と...同じ力...?一体どんな存在が...」

ソウル(海)
「クローズビルドは...人間の可能性の力だ!」

エデン
「なるほど...人間の...!!」


エデン
「実に興味深いです!人間が可能性から楽園を作れると!私のように!」

エデン
「妬み、不安、裏切り、暴力、自己満足!」

エデン
「私の人間の価値観を、貴方は変えてくれるかもしれません!」

エデン
「貴方があの世界の人間達と同じでないことを、祈りたいものですよ!」

『トライヒーロー計画』【7】 ( No.145 )
日時: 2018/09/19 22:34
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

ソウル(海)
「はあっ!!」

【ready go!ラブアンドピースフィニッシュ!!】

エデン
「はあっ!!」

【この世の全てに祝福を!】

エデンとソウルの攻撃がぶつかりあう

ソウル(水)
「よし!」

【Pause!!】



























【Re:start!!】

バキバキバキ!!


エデン
「...!!」

ソウル(水)
「効いてない!?」





海中
「兄ちゃん、ミサイルをあいつにぶん投げて!!」

海上
「任せろ」

海上は海中の用意したミサイルを片手で掴み、投げつけるが

エデン
「...!!」

即座にミサイルは錆び付き、達する前に爆発する

海中
「あー!この材質でもダメなの!?」

海上
「面倒な...おい、戦場雁」

大陸
「どうした?」

海上
「奴等を引きずり下ろす、俺は戦場海斗をやる、お前はエデンを叩き落とせ」

大陸
「...なるほど?」

海上
「俺としても、奴のせいで計画が大きく狂ったのでな...ほぼ無関係だった奴一人の手柄にされるのは御免だ」

大陸
「ああ、そういうことにしておこう」

海上
「.....」

ガシッ!ガシッ!

ソウル(海)
「えっ!?」

エデン
「おや」

海上
「おい、まだそういうのは早い、必殺技を止めろ」

エデン
「そ、そんなこと言われても」

【pause】

【Re:start】

ドカドカドカ!!

ソウル(海)
「ぐふっ!」

ソウル(水)
「あ、すみません」

海中
「もう一発!」

海上
「まて、こちらに当たるだろう」

海中が発射したミサイルを海上は天井へと投げ返す


ソウル(海)
「わ、分かった止めます!なんか俺もボロボロになりそうなんで...」

エデン
「...」


ソウル(海)
「で、あの...こういうのってどうやって止めるんですか?」

大陸
「......」

海上
「.....」

大陸
「それは...実力行使、だよな?」

海上
「そうだな、俺達はこのやり方が一番しっくり来る」


ソウル(海)
「えっまってちょっとちょっと!?」

海上
「力加減が狂うからあまり暴れるなよ」

ソウル(海)
「まっ、待って...まだ、心の準備が出来ていな、うわああああああああああ!!」

『トライヒーロー計画』【7】 ( No.146 )
日時: 2018/09/19 23:14
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

..

~エデンの楽園~

たくっちスノー
「あったあった...これがエデンの手紙?」

たくっちスノー
「ったくあいつめ、道端に置かなくても良いだろうに」

たくっちスノーはエデンの楽園に落ちている手紙を拾い上げる


【親愛なるANA TA様へ】

たくっちスノー
「なんで『あなた』がローマ字?なんか間も空いてるし...」

たくっちスノー
「あ、これどうすればいいんだろ...本人に見せるのもどうかと思うがエデンに聞いてみるか」

たくっちスノー
「よし、標準をこの手紙の持ち主に合わせて...と、出発!!」

たくっちスノーは時空の渦を作り、再びミライシティへと...

...

一方、ミライシティは海斗とエデンが地面に顔が埋まった状態となっていた

ソウル(海)
「...」

エデン
「...」

大陸
「やりすぎたか?」

海上
「奴も戦場の一族だ、この程度では死にはしないだろう」

大陸
「そうか、ならいいな」

たくっちスノー
「ふう...エデン!ちょっと聞きたいことが...」

たくっちスノー
「えっ待って待って何この状況!?」

ガバッ!

ソウル(海)
「あれ、遅かったですね雪さん」

たくっちスノー
「え、まぁ...ちょっと頼まれちゃってねぇ...ねぇエデン!起きてるー!?」


エデン
「ん...おや、お偉いさん、その手紙は...」

エデン
「お願い、聞いてくださったんですね」

たくっちスノー
「うん...それでさ、持ってきたはいいけど、この後どうすればいいのかなーと思ってさ」

エデン
「その手紙は貴方が持っててくれませんか?」

たくっちスノー
「え?なんで自分が?」

エデン
「いつか、役に立つときが来ますよ...もしかしたら、案外近いときに」

たくっちスノー
「ええー?」

ソウル(海)
「エデン、もう逃げられないぞ!」

エデン
「...どうやら、ここまでみたいですね」


エデン
「私の楽園もこの程度...でしたか、こんな結果では、勇者様にも顔向け出来ませんね...」

たくっちスノー
「勇者...」

海上
「...さっさとやれ」

たくっちスノー
「え?」


海上
「これはお前の仕事だろう?」

たくっちスノー
「...ああ、そうだね」



石動
「おいおい、それはないだろたくっちスノー?」

たくっちスノー
「...!!」

『トライヒーロー計画』【7】 ( No.147 )
日時: 2018/09/20 08:53
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

石動
「こんな結果じゃ、面白くないんだよ」

たくっちスノー
「石動!出てこないと思ったら...」

石動
「仮面ライダーエデンはダメだったか...もう少し使えると思ったんだけどなぁ」

石動
「ま、この世界にもっと使える奴がいるって知れたのは良かったけど!」

ソウル(海)
「な、何...何なんだ、お前は」

石動
「ほら、お前が遅くなったせいで出すのが遅れたこいつだ」

石動は時空の渦から海下を落とす


たくっちスノー
「うおっ、あぶな」

石動
「持ってきたものは最後まで使用するのが俺だ、物持ちいいんだよ~」

石動が赤いオーラをエデンにぶつけると、エデンが勝手に動き出し、海下の首を掴む


ソウル(海)
「エデン!?」

石動
「準備は整った!さぁエデン、戦場海下を殺せ!」

海上
「...しまった!」

たくっちスノー
「石動の狙いはあっちか!早く止めないと!」

石動
「もう遅い、今ここに悪魔は復活する!!」

エデンはそのまま海下の腹を貫き、そのまま手を抜く

海下
「うわあああああああああ!!」

石動
「だから時空の旅ってのはやめられない!面白いことが沢山あるんだからな!」

ソウル(海)
「...まさか!」

海斗は数日前、Tから語られた戦場一族の歴史を思い出した

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【戦場海上の弟...海下】

【普段は君がよく知っているように、穏やかで臆病な奴なんだが...奴にはもう1つの顔がある】

【極限状態にまで追い込まれると、もう1つの姿...『戦場海底』が顔を見せるようになる】

【あの状態になった奴は海上ですら手が付けられなくてね...最終的に私、海上、海中と共に封印される道を選んだ】

【まぁ、ちょっと前...恐らくだが君の力によって我々の封印も解かれ、海下が逃げ出した】

【そして、今に至る訳なんだ】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ソウル(海)
「戦場海底が...復活する?」

石動
「世界の崩壊の始まりだ!」

石動は時空の渦を形成する

石動
「俺の役目は終わった、後は楽しませてもらうよ」

たくっちスノー
「待て、石動!!」

石動
「チャオ!」


石動は渦に入り、消えていく


海上
「.....!!」

大陸
「なんなんだ...あれは...!?」



「フハハハハハハハハハハ!!」


END

『トライヒーロー計画』【8】 ( No.148 )
日時: 2018/09/20 14:38
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

前回のあらすじ

戦場の分家「戦場雁の一族」と出会った海斗達は、そのまま仮面ライダーエデンを倒す協定を築く

しかし、エデン撃破後...石動の手によって戦場海下のもう1つの姿、「戦場海底」が目覚めてしまう...!?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たくっちスノー
「何が起ころうとしているんだ...!?」


「ハアアアアアアアアアアア!!」

海上
「...く!」

海中
「まさか、復活するなんて...」

大陸
「なんだあれは!?」


海底
「.....ハァ」

海底はポケットから拳銃を取りだし、五発分額に打ち込む...

が...弾は出ず、地面に投げ捨て暴発した1つの弾が地面に打ち込まれる

たくっちスノー
「...なんのつもりだ?」

海中
「あいつは、死に対する運だけはメチャクチャいいの...さっきの、ロシアンルーレットもどきみたいなのだって...」

海上
「その癖も相変わらずだ...海底。」

海底
「.....」

海底
「何百年ぶりの空だか」

海底
「その景色が青でも、赤でも...俺様にはどうでもいい」

ソウル(海)
「嘘だろ...こいつ...戦場の一族であるとはいえ...腹に穴が開いたまま動けるなんて...」


海底
「...ん?」

海底は足元に倒れているエデンを見る


海底
「...何か足りないと思ったが、これがあれば埋められるか」

海底は、穴にエデンを突っ込み...『喰い』始めた

たくっちスノー
「何!?エデンを...」

海上
「何をするつもりだ!」

エデンを最後まで喰い終わった後...海底の腹は修復され、肉体が変化していく...

大陸
「あれは...!!」

そして、海底の肉体は仮面ライダーエデンそっくりに変貌していった


たくっちスノー
「エデンを...取り込んだ...!?」


海底
「...ん?そこにいるのは...」

海上
「......」

海底
「お前も生きていたのか...兄貴、片腕が無いがどこの獣に食われた?」

海中
「.....」

海底
「それと姉貴もか、相変わらずの奇抜な機械だ...」



海底
「もう分かっているだろうが、俺が戦場海底だ」

海底
「どういうわけだか、こうやって蘇った」

海底
「新たな力を得てな!」


シュゴオオオオオオオオ!!

海底
「戦場の一族...ここにあり!!」

『トライヒーロー計画』【8】 ( No.149 )
日時: 2018/09/20 15:24
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海底
「さて、久しぶりに戦場の一族なりの挨拶をしてやろう...」

海上
「...構えろ!」

海斗
「え?」


海底
「とりあえず...お前からだ!」

バーン!!


海底は海斗の顔めがけて拳を出し、海斗は咄嗟にガードするが、大きく吹き飛ばされる


ヒュウウウウッ ズドオオオオオン!!

たくっちスノー
「...今、一瞬で海斗君の前に...海斗君!!」

海斗
「...へ、平気です!なんともありません!」

たくっちスノー
「どこがだよ!変身解けてるだろ!」

海底
「まだ生きていたか」

海斗
「フッ!」

海底のパンチを今度はかわす


海斗
「鬼人モード!」


シュバッ!


ガッ!!


海底
「なるほど...この時代にも、まだここまで戦える戦場の一族が残っていたとは...」


海斗
「...大陸さん!」

大陸
「ああ!」ジャキッ!


大陸は刀を手に海底の元へと


海底
「...そっちは戦場雁か」


大陸
「はあっ!」


...


海底
「刀...時代遅れだ」

海底
「俺様を殺したいのなら、ギロチン台かチェーンソーを持ってこい!」


海底は人差し指と中指で刀を挟み、受け止めていた


大陸
「な...なんだと...!?」

海底
「はあっ!!」

そのまま二人を投げ飛ばした

海斗
「うわっ!」

大陸
「くっ...なんて奴だ!」

たくっちスノー
(戦場海下に、あんな設定があったなんて...)


海斗
「こいつ、本当に強い...」

海斗
(俺、海上さんより強いかも分からないのに...こんな奴に勝てるのか?)

海底
「終わりだ!」

たくっちスノー
「ふっ!!」

海底
「ん?」

海斗に近づこうとする海底に、たくっちスノーは地面から触手を伸ばす


海斗
「雪さん!」

たくっちスノー
「今、ここに居る中で一番強いのは自分だ」

海底
「....」

たくっちスノー
「自分は悪逆非道の神気取りとも、全てを貪る獣とも相手したことがある」


たくっちスノー
「相手をしてやるよ...鬼!!」

海底
「面白い」

海底はたくっちスノーの方を向き、一気に駆け出す

海斗
「雪さん!」


たくっちスノー
「問題ない!」

『トライヒーロー計画』【8】 ( No.150 )
日時: 2018/09/20 18:36
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

スッ

【リキッド!】

たくっちスノー
「変身!」

【rider time!】

【仮面ライダーリキッド!】

海底
「...!」

リキッド
「...まだ不満か?」

海底
「...!!」

リキッド
「...もう1つ!」

【ビルド!】

【rider time!仮面ライダーリキッド!】


【armor time!】

『2017』
【ベストマッチ!ビルド!!】

リキッド
「ビルドアーマー!!」

リキッドはドリルの腕で海底に突っ込むが、容易く受け止められる


海底
「...!!」

リキッド
「やっぱりこれだけじゃダメか!」

【finish time!】

【ボルテックタイムブレイク!】

リキッドはグラフに乗り、海底に突っ込む


海底
「.....」

リキッド
「まだ足りないって顔をしているな...なら!」

【ZERO!】

【armor time!】
【2013】

【マジンガー!ZERO!!】


【finish time!!】

【コウシリョクタイムブレイク!!】


リキッド
「くらえ!!」

リキッドは肩からビーム砲を打ち込む


海底
「...!!」

リキッド
「まだまだって顔だな!」

【デーリッチ!】

【armor time!】
【2012】
【デーリッチ!】

【finish time!!】

【タイガータイムブレイク!!】

リキッド
「デーリッチ覇王拳!!」

リキッドは手の甲からエネルギー波を発射する!

...

リキッド
「うーむ、見よう見まねでも案外出来るものなのか、こいつはすげぇや」

リキッド
「...でも、まぁ!」


海底
「...!!」

リキッド
「あいつを満足させられるほどではなかったか!」


リキッド
「ならフィフティ・シリーズの奥の手だ!」

海底
「ん?」

たくっちスノーはジクウドライバーを外し、いつもと逆の方向へと回転させる


【00:05】

【00:04】

【00:03】

【00:02】

【00:01】


たくっちスノー
「くらえ!!」

たくっちスノーはジクウドライバーを海底の方へと投げると、凄まじい音と共に爆発する!




たくっちスノー
「本当は処理は別のところでやりたかったけど!今回は仕方ない!」

『トライヒーロー計画』【8】 ( No.151 )
日時: 2018/09/20 22:06
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「...はぁ、でもさ、分かってたよ」

爆風を抜け、海底が姿を表す

海底
「それで終わりか?」

たくっちスノー
「あんたが、この程度で死ぬわけないってな!」

海底は手刀でたくっちスノーの首を跳ねる

たくっちスノー
「おっ!!」

大陸
「何!?あいつ...」


海底
「....」

たくっちスノー
「なんてな!」

たくっちスノーは外れた首を即座につけ直す

たくっちスノー
「残念だったね、自分の首は生まれつき外れているのさ!」

たくっちスノー
「なんだかんだでこの設定もよく使われるんだよ!」

海底
「ほう...?なら」

ズバッ

海底はたくっちスノーの胴体を真っ二つにする


海底
「これで...!!」

たくっちスノー
「いや、無理だよ」

海底
「!?」


たくっちスノー
「人間にせよ、鬼にせよ、神にせよ!」


たくっちスノー
「普通の『生き物』ではマガイモノを殺すことは出来ない!」

たくっちスノーの胴体は黒い液体がくっ付き合い継ぎ直されていく

海上
「あいつは化け物か...!?」

たくっちスノー
「ああそうさ、自分は化け物だよ!」


たくっちスノー
「でも、そこにいる君の弟と違って心は人に近いものと思っている!」

たくっちスノー
「なぁ...戦場の怪物?」

海底
「不死というのはここまで余裕を持てるものなのか?」

たくっちスノー
「あいにく、人工の約束された不死なのでね」

海底
「...まあ、いい、それは俺様も同じだ」


海底
「ああ、流れてくる...あの生物の、あの白いのの記憶が!!」

海底は魔方陣を描く

海底
「くだらない...奴は楽園を作りたがっていた!全てが幸福で悲しみのない世界!だが!その発端はたかが一人の女を幸せにするためとあった、くだらない!」

海底
「俺様は楽園を作る...だが、あの女のことなどどうでもいい!」


海底
「俺様の楽園...俺による、俺だけの楽園を!」


そう言って、海底は渦に乗り消えていく


たくっちスノー
「消えた...エデンの力か」

海斗
「.....」

たくっちスノー
「...海斗君の治療を優先しないと」

海上
「.....」

たくっちスノー
「海上さんも!カリギュラで腕を治しておきますからね!」

たくっちスノーは触手で海斗達を掴み、カリギュラへと飛んでいった...

『トライヒーロー計画』【8】 ( No.152 )
日時: 2018/09/20 23:06
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

...

カリギュラに戻った一行は、再び会議を始める

たくっちスノー
「...面倒なことになった」

たくっちスノー
「時空監理局が追っていた仮面ライダーエデンが、戦場海底に飲み込まれた...」

たくっちスノー
「これ、なんて報告すればいいんだよぉ!?」

海上
「まさか面倒な奴がさらに面倒になるとはな...」

たくっちスノー
「リキッドより強いとなると...まぁ、あれは対エデンを想定したものだからなぁ...」

たくっちスノー
「エデンも...出来ることなら助けてやりたかった...早くあいつの本当のことを知ってやれたら...」

海斗
「本当のこと?」

たくっちスノー
「...人間の頃とか、どうとかいうの」

水晶
「ああ...」

大陸
「それは後でもいいだろう...今は、あの戦場海底に関して」

海斗
「戦場雁の一族でも知らなかったんですか?」

大陸
「名前は聞いたことがあるが、何百年も前だからな...てっきり、もう死んだものかと思っていた」

海上
「しかし、例のエデンとやらが海底と...とは、予想できなかった」

たくっちスノー
「自分だって予測できなかったよ!...ったく、石動の奴め...」

海斗
「!」

海斗
「石動...?」

たくっちスノー
「ん...?気になるのか?」

海斗
「はい、エデンと何か関わりが?」

たくっちスノー
「...うーむ、一応話しておいた方がいいかな?」

水晶
「説明、してくれませんか?」

たくっちスノー
「...分かった、どのみち関わるだろうからな」

たくっちスノー
「石動惣一は、時空番号BR-2018Bの世界...君らで言えば本物の仮面ライダービルドが住む世界の住民」

たくっちスノー
「奴は『グローバル・ファウスト』という時空テロを名乗り、時空を飛び回っているんだ」

たくっちスノー
「グロファウのボスが、自分とT兄さんの創造主である黒影。」

海上
「.....」

たくっちスノー
「今のあいつは世界を飛び回り、設定を集めて地球外生命体エボルトの力を手に入れ、全時空を支配することを目的としている」

たくっちスノー
「エデンを脱獄させ...こんな事になったのも石動が原因なんだ」

海斗
「でも、雪さんなら捕まえられるでしょ?なんで出来ないの?」

たくっちスノー
「確かに一度は戦兎と捕まえたさ...でも」



たくっちスノー
「あいつは一度黒影を取り込んで最強のマガイモノメイカーになっているんだよ」

『トライヒーロー計画』【8】 ( No.153 )
日時: 2018/09/21 08:35
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「...マガイモノはさっきも言ったように、特定の存在にしか殺せなくてね」

たくっちスノー
「しかも、消し飛ばしても黒影が生き返ると一緒になって蘇るんだよ...同じ成分だから」

たくっちスノー
「だから、時空監理局が定めたなかでも厄介な時空犯罪者なんだ」

海斗
「へぇ...海底の事も知ってたのかな?」

たくっちスノー
「それは途中から知ったんだと思う、だってこの世界に海底が居ることを知ってたら...最初からそっちを利用するだろうし」

海上
「あのじゃじゃ馬をか」

たくっちスノー
「うん...あの野郎、エデンを脱獄させたせいで、とんでもないことになっちまったじゃないか.....」

海斗
「...あっ、そうだ」

たくっちスノー
「どうかしたの、海斗君。」

海斗
「ねぇ雪さん、その石動ってさ...設定、集めてるんだよね?」

たくっちスノー
「ああ、時空監理局でも知り得ない時空犯罪者たちの設定を多く持っているよ」

たくっちスノー
「...まさか君!?」

海斗
「はい...石動惣一なら、あいつの倒しかたを知ってるんじゃないですか?」

たくっちスノー
「ほ、本気かい!?」

たくっちスノー
「あいつは状況によっては海底よりも厄介な相手だぞ!?」

たくっちスノー
「君だって、何があるか...犯罪者と手を組むなんて、ヒーローとしての君の立場が...!!」

海中
「あんたはどうなのよ、あんただって局長でしょ?」

たくっちスノー
「自分は見せかけの無いも同然の立場だよ!でも海斗君は違う!この街を守る...本物のヒーローなんだよ!?」

たくっちスノー
「自分のことなんてどうでもいい!もしあの子に何かあったら自分は...!!」

海斗
「雪さん...」

海上
「.....なら、こうする」

海上
「全員で石動惣一の所へ向かう」

たくっちスノー
「え!?」

海中
「あたしら、別に犯罪者とつるんだって問題になるわけでもないしさ」

水晶
「海斗さんばかり辛い思いはさせませんって」

たくっちスノー
「でも...」

海上
「行かせろ」

たくっちスノー
「貴方まで...」

海上
「どの道、今の俺たちでは何も分かりはしないだろう」

たくっちスノー
「.....くっ」

海斗
「あの人の場所、特定できます?」

たくっちスノー
「あいつの電話番号が...マガフォンにあるよ...」

『トライヒーロー計画』【8】 ( No.154 )
日時: 2018/09/21 09:43
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

~別世界~

石動
「よっ!」

たくっちスノー
「.....」

海斗
「石動、惣一...」

石動
「お?その姿は戦場海斗じゃないか、久しぶりだなぁ!」

海斗
「...俺の事も知ってるんですか?」

石動
「生きた状態ではないけどな」※スーパーダメタル英雄嘆参照

海斗
「...?」

石動
「ああ、あとお前の来世にも会ったことがある!」

石動
「それで、こんなゾロゾロと集まって、それもたくっちスノーが俺を呼ぶってことは、わけありなんだろ?」

たくっちスノー
「...戦場海底と、仮面ライダーエデンの情報を聞きにきた」

石動
「へぇ~?戦兎の奴も、何かあったときは俺に聞きにきたものだな」

海上
「いいから教えろ」

石動
「...お前らの想像通り、俺は戦場海底と仮面ライダーエデンの設定を把握している」

石動
「でも、正義の味方に無条件で情報を渡すほど、俺はお人好しじゃないんでね」

石動はベルトを取りだし、ボトルをポケットから出す

【エボルドライバー!!】

チャキッ

【コブラ!ライダーシステム!evolution!!】


【Are you ready?】

石動
「変身!」

【コブラ...コブラ!エボルコブラ!!フッハッハッハッハ!!】

エボル
「お前がヒーローなら、俺に攻撃を当ててみろ」

エボル
「当てられたら、教えてやらんこともない」

海斗
「なっ...この人も仮面ライダーだったのか!?」


エボル
「来い」

たくっちスノー
「...分かった」

エボル
「お前じゃない、海斗だ」

海斗
「え...俺!?」

エボル
「時空法にもあるだろう?世界の騒動は、世界の住民が止める」


エボル
「仮面ライダーエデンが海底に取り込まれた今、奴を止められるのはたくっちスノーじゃない、お前だよ」

海斗
「俺が.....」


海上
「俺達はどうすれば?」

エボル
「お前達も一応、あの世界の住民...手を出すのも自由だ」

エボル
「来い。」

海斗
「...やってやる!」

【ベストマッチ!ビルド!!】


ソウル(海)
「...行くぞ!」

ソウルの攻撃を、エボルは瞬間移動で回避する

ソウル(海)
「えっ!?」

エボル
「俺に当てられなければ、海底を倒すことなんて出来ないぞ!!」

『トライヒーロー計画』【8】 ( No.155 )
日時: 2018/09/21 10:06
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

ソウル(海)
「やああっ!!」

エボル
「フン!」

エボルはソウルの攻撃を受け流していく


ソウル(海)
「な、なんで攻撃が通らないんだ...!?」


エボル
「俺は本来の世界、本来の時空で何度も仮面ライダービルド...桐生戦兎と戦ってきた」

エボル
「だが、ビルドなんてものは俺の計画を進めるための『演じられたヒーロー』に過ぎないんだよ」

ソウル(海)
「だからって...!!」

エボル
「それだけじゃない」


エボル
「このエボルドライバーは、ビルドドライバーの元になっている」

エボル
「つまりお前は、模造品の模造品ということだ!」ゲッ

ソウル(海)
「ぐっ...!!」

エボルはソウルを蹴飛ばし、吹き飛ばす


ソウル(海)
「まさかそっちまで攻撃してくるとは...」

エボル
「ふん」

ソウル(海)
(あの一撃...海底ほどではなかったが、重みがある...あんな攻撃を、何回も耐えられるのか...!?)

エボル
「恐いだろう?今、世界の命運はお前が握っているんだ」

エボル
「今お前は世界を動かすんだ!」

ソウル(海)
「...俺が、世界を?」

エボル
「そうだ、お前が勝てば世界は救われ、お前が逃げれば全てが滅ぶ!」

エボル
「お前は今...全ての責任を背負っている!」

ソウル(海)
「お、俺が...!?」


ソウル(海)
「俺が、そこまでの...!?」

海上
(奴の口車に乗せられはじめたか)

大陸
(あんな幼い少年に不安を煽らせるなんて...)


ソウル(海)
「...っ 」

エボル
「お前はヒーローなんだろ?怖じ気ついている場合か?」

ソウル(海)
「俺は...!!」

エボル
「何をためらってる!!」

エボル
「お前には守る物があるんじゃないのか!?」

エボル
「自分が信じる正義のために戦うんじゃないのか?」

エボル
「それとも全部嘘だったのか!?」


ソウル(海)
「俺は...俺は!!」



【ready go!!】

【ボルテックソウルアタック!!】




ソウル(海)
「大事な世界を...守りたい!!」


ズガァァァァン!!

ソウルの一撃を、エボルは動じず受け止める


たくっちスノー
「...!!」

海中
「あっ...!!」



ソウル(海)
「あ、あたった...!!」

エボル
「それでいい...それでこそ、仮面ライダーだ!」

『トライヒーロー計画』【8】 ( No.156 )
日時: 2018/09/21 10:46
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

...

石動
「と、いうわけだ」

石動
「約束は約束だ、あいつの情報を教えてやるよ」

海上
「戦場海底に弱点はあるのか?」

石動
「はっきり言うと、『戦場海底』にお前達が実力で突ける弱点はない」

水晶
「ええ...じゃあどうすれば...?」

石動
「...俺は、シャドー・メイドウィン・黒影を取り込み、あいつの能力を手にいれた」

石動
「マガイモノにはなれて不死にはなったものの、あいつ機械音痴でな~」

海上
「...相手を取り込むと弱点までコピーするということか?」

石動
「正解だ!つまりお前達が知るべきなのは...」

水晶
「エデンの弱点!」

たくっちスノー
「ってことは、マガイモノの拒絶する力を...」

海中
「ダメよ、あいつは私たちと同じあんたの兄弟から生まれた存在よ」

海中
「それにあいつは死に対しての運がいい、かえってパワーアップするだけよ、戦場海斗みたいに」

たくっちスノー
「あっ、そうか...他には何があるんだ!?」

石動
「仮面ライダーエデンには唯一、自身でも敵わないと思った人間が一人だけ存在している」

海斗
「エデンでも敵わないと...そんな人が居たなんて...」

たくっちスノー
「ならその人物の力を海斗君達のヒーローソウルや海上さんの鎧とかに混ぜ合わせれば...」

海中
「で、そいつってどこにいるの?」

石動
「エデンがお前に渡した手紙がカギを握っている」

たくっちスノー
「え...あれが?」

たくっちスノーはポケットから手紙を取り出す

海中
「【親愛なるANA TA】へ...?」

海上
「一体誰に宛てた手紙なんだ?」

たくっちスノー
「それが、自分にもさっぱりなんだ...」

石動
「案外名前かもしれないぞ?」

たくっちスノー
「名指しで呼ばないあいつが?」

海斗
「...でも、これがエデン攻略のカギになっているなら、調べてみる価値はありますね」

たくっちスノー
「ああ、もしかしたら別世界の人間かもしれないし」

石動
「いやーでも、お前には感謝しているよ」

たくっちスノー
「何?」

石動
「お前が『間違った世界』に行ってくれたおかげで、俺は戦場海底の設定を手に入れられたんだからな」

たくっちスノー
「え?間違った...?」

石動
「なんだ知らなかったのか?お前がこの世界に来たとき、エデンはいなかったぞ?」

石動
「っていうか、エデンをあの世界に向かわせるよう仕向けたのも俺なんだけどな」

たくっちスノー
「ええええええええええええ!!?」

『トライヒーロー計画』【8】 ( No.157 )
日時: 2018/09/21 11:19
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「なんてこった...時空移動の行き先を間違えるなんて...!!」

石動
「ははは、ほんとトラブルを誘うよなぁお前も」

たくっちスノー
「...悔しいが、否定できない」

海斗
「...でも、俺はよかったと思ってますよ」

海斗
「また雪さんに会えたんですから」

たくっちスノー
「海斗君...」

石動
「さてさて、話せるのはここまでだ」

海中
「はあ!?これだけ!?」

石動
「俺もやりたいことが色々あるんだよ~」

石動
「それに、モタモタしてると海底がお前達の世界を滅ぼすぞ?」

海上
「...これ以上は無意味だ、出るぞ」

海中
「あ...うん」

水晶
「では、先に準備しておきますね」

大陸
「ああ」

海斗
「あ、待ってよ!」

大陸と水晶、海中と海斗は渦に乗って帰還する

海上
「...あれは試していたのか?」

石動
「何が?」

海上
「あの攻撃は、お前でも避けることは出来たはずだ...」

石動
「ま、そうだけどさ...ほら、瞬間移動って頻繁に使うと冷めるだろ?」

海上
「...本当は試していたんだろう?あいつを」

海上
「我が一族を倒す覚悟、英雄ヒーローとして世界を背負う覚悟...大事なものを守る覚悟を」

たくっちスノー
「...そうなのか!?」

石動
「さあ、何の事だかね」

石動
「だって、ああでも言わないとあいつはガチで本気を出さないだろ?」

石動
「死んだって聞くから諦めてたけど、手に入れられて嬉しかったよ」

石動
「戦場海斗の戦闘データ!」

たくっちスノー
「...そんなことだろうと思ったよ」


石動
「今度時間が出来た時には、戦場海上のデータも盗るから」

海上
「...好きにしろ」

石動
「ははは!楽しみだよ!」

海上
「...たくっちスノー、俺たちも行くぞ」

たくっちスノー
「ああ...皆が待ってる」




たくっちスノー
「石動!」

石動
「何?」

たくっちスノー
「あんたは...どれだけの年月をかけてでも捕まえる!」

石動
「いいよ、かかってこい」

石動
「暇になったら捕まってやって、やりたいことが出来たら脱獄してやるからさ」

たくっちスノー
「.....くっ!」

石動
「チャオ!」

こうして、たくっちスノー達は本来の世界へと戻り...戦場海底に対する会議が始まった!

END

『トライヒーロー計画』【9】 ( No.158 )
日時: 2018/09/23 19:10
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

前回のあらすじ

遂に復活した戦場海底は、仮面ライダーエデンを取り込み、強力な姿となる

危機を感じた海斗は石動惣一に情報を貰うことに(そしてちゃっかり海斗の設定を手に入れる石動)

すると石動は「仮面ライダーエデンでも敵わいと思った」という人物の話をした

はたして、エデンの弱点とは...!?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

戦場海底はエデンの力で過去へと向かっていた

海底
「...この力があれば」

~数分前~

石動
「よっ!」

海底
「...お前はなんだ?」

石動
「俺の事はいいだろ!ほら、エデンに渡し忘れたんだよこれ、受け取れよ」

石動は海底に金色のヒーローソウルとベルトを渡す

石動
「そいつを使えば過去も未来も全てが思いのまま!タイムトラベルもブレ1つなく行えるんだ」

海底
「...過去も、未来もだと?」

石動
「ああ、全ての時はお前のものだ!」

海底
「どこの誰かは知らんが...利用させてもらう」

...

海底
「...!!」

【オーマジオウ!!】

【お前達に私を倒すのは不可能だ。何故か分かるか?】

【――私は、生まれながらの王である】

海底
「もっと力を...!!」

...

【2018】

たくっちスノー
「あっ、わかった!!エデンの敵わない相手!」

海斗
「本当ですか!?」

たくっちスノー
「やっぱりこれは『貴方』じゃない、名前だ!」

たくっちスノー
「名前と考えて...これに当てはまる物が1つだけある!」

水晶
「そ、それって一体!?」

たくっちスノー
「【ANA TA】...これは、【アナンタ】なんだ!!」

海斗
「...あ、アナンタ?誰ですそれ?」

たくっちスノー
「別世界の住民さ...とんでもない人物だよ」

たくっちスノー
「彼女をリーダーとしたパーティは、実力であの世界のメイドウィンを打ち倒したという伝説が残っているんだ」

たくっちスノー
「言うならば、神を倒した」

海上
「神を?何故そんな奴をエデンが?」

たくっちスノー
「それは、アナンタ氏はエデンのよく知る人物と親交が深いからだよ」

たくっちスノー
「それこそが、エデンの敵わない相手にして弱点」

たくっちスノー
「その名も、勇者レイチェル!」

『トライヒーロー計画』【9】 ( No.159 )
日時: 2018/09/23 19:11
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海中
「え...勇者ってマジで存在してたの!?」

海上
「奴の初恋の...」

たくっちスノー
「海上さんらが聞いた野菜みたいな名前の村っていうのは、多分ブロッコリー村の事だね」

たくっちスノー
「レイチェルもその村で育ち、天才的な才能を持っていたって聞くんだ」

海斗
「でもなんでアナンタって人に?」

たくっちスノー
「それは君らには教えられない...けど、困ったな..」

海中
「困るって、何が?」

たくっちスノー
「弱点は分かったけど、別世界っていうのは都合が悪い」

たくっちスノー
「マガイモノにならずに設定を混ぜるには、互いが介入し合うこと...つまり、レイチェル氏をこの世界に呼び出さないといけないんだ」

海上
「お前は監理局だろう?出来ないのか?」

たくっちスノー
「監理局といえどなんでも出来るわけじゃない...監理局に所属しない生物を別世界に送るには色々と手続きが必要なんだ」

たくっちスノー
「向かうなら手短に済むんだけど、連れてくるとなるとどうしても間に合わなくて...」

たくっちスノー
「間に合わせるには、非合法的な装置で時空を越えるしか...」

水晶
「非合法って...違法って事ですよね、大丈夫なんですか?」

たくっちスノー
「平気平気、始末書は慣れてるし責任を取るのは自分だけだ」

海上
「だが非合法的に時空を越えるなどどうやって...」

たくっちスノー
「うん...調べてる暇もないだろうし...」

海斗
「雪さん」

たくっちスノー
「何?」

海斗
「俺、行きたいところあるんですけど...良いですか?」

たくっちスノー
「あ、うん...?なんで?」

海斗
「心当たりがあるんです、時空を越える方法に」

たくっちスノー
「え...あっ!!あれか!!」

海斗
「はい...クリスタルの技術です」

海上
「クリスタル?」

水晶
「あ...クリスタルっていうのは数あるヒーロー組織の1つです」

海斗
「まぁ、敵だけどさ...確か、クリスタルには世界を越える技術があるって、聞いたことがあるんです」

たくっちスノー
「た、確かに存在するし、それで世界を越えた人もいる...不可能ではない...」

たくっちスノー
「でも、どうやって探すの!?」

海斗
「...俺が見つけます!」

海斗
「その為にクリスタル会長、しちょうみことのりに会いに行きます!」

たくっちスノー
「えええええええ!?」

『トライヒーロー計画』【9】 ( No.160 )
日時: 2018/09/23 19:12
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「...ちょっと...本気なのか!?」

海斗
「はい、もうこれしか方法はないんです!!」


たくっちスノー
「...分かっているの!?あの人物はカリギュラと繋がり!ヒーローを汚いオモチャにして、ミライシティをゴーストタウンにまで変えたんだぞ!?」

たくっちスノー
「与倉も、福井君も、加賀美さんも...君もあんな奴等のせいで死んだんだ!!」

海斗
「えっ...」

たくっちスノー
「...海斗君、世界っていうのはさ、たまに君みたいに上手くいかないことだってあるんだよ」

たくっちスノー
「ここは僕の居たあの世界のようになってほしくない」

海斗
「...俺は、大丈夫ですから」

たくっちスノー
「.....」

たくっちスノー
「分かったよ...君は絶対に止まらない人だってのは、僕が一番よくわかっている」


たくっちスノー
「...あの人らは生きてるんだろ?」

海斗
「今は刑務所にいます」

たくっちスノー
「そうか...誰か、海斗君についてきてあげてくれないかな?僕の代わりに」

海中
「じゃあ私が」

海上
「こっちは心配いらん、気を付けろよ」

海中
「分かってるわよ...ほら、行くわよ」

海斗と海中はカリギュラを抜けていく

たくっちスノー
「...正直さ、今でも信じられないよ」

たくっちスノー
「あれだけ壮絶な体験が、全部上手くいったなんて」

たくっちスノー
「ほらさ?僕にとってのミライシティはいつだってあそこで...」

たくっちスノー
「僕にとっての戦場海斗は...ヒーローは...もう死んでるんだから」

海上
「...」

たくっちスノー
「海上さん、事件が終わったら僕はもう二度とこの世界には来ないかもしれません」

たくっちスノー
「だから...あの子の事、よろしく頼みますね」

海上
「.....」

....

海中
「ねぇ、1つ聞いてもいい?」

海斗
「なんです?」

海中
「あの生物...宅地雪でもたくっちスノーでもどっちでもいいけど」

海中
「あんたはどうしてそんなにあいつの事を信頼してるの?あのマガイモノを」

海斗
「なんでって...まぁ、マガイモノだってことを知ったのは出会ってから結構後だし、よく応援してくれたし」

海斗
「何だかんだで...親以上に気遣ってくれたし」

海中
「...へぇー」


華南
「あっ」

海斗
「あっ」

『トライヒーロー計画』【9】 ( No.161 )
日時: 2018/09/23 19:12
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

華南
「えっやだ、あんた、えっえっえっ」

海中
「いや、マジないから、こんな奴と、ほんと」

華南
「あんた喫茶店のマスターといい、年上が好みなの!?」

海斗
「いや、そういうのが好きなんじゃなくて!雪さんの巨乳は好きだけど年上だから雪さんが好きなんじゃなくて!」

海斗
(というか雪さん俺より年下だし)

海中
「おい殺されたいの?」

海斗
「うんやめよう、この話は色々とこじれるからやめよう、うん」

...

華南
「ふーん、親戚みたいなものね」

海中
(一族の事は言わなくていいの?)

海斗
(鬼って事を世間に知られたら色々と面倒なので...)

海中
「で、私ら刑務所探してんだけど」

華南
「刑務所ってアストラルの事?」

海中
「はぁ?アストラル?」

海斗
「海の真ん中にそびえ立つ刑務所です、あの人らはあそこに」

海中
「ねぇちょっと、そんなん足で間に合うの?」

海斗
「俺の足なら間に合いますよ」

海中
「それもそうか」

華南
「何?あそこに用があるわけ?」

海斗
「まぁはい、ちょっとした事情で」

華南
「...ふーん、いいわ、私も暇だし手伝ってあげる」

海斗
「え?」

華南
「ほら...」

華南は海斗に寄り付いて歩く

海中
(こいつ...)

海斗
(重い)

...

アストラルへ続く海へと着いた海斗達

海中
「あーやっべ海か」

海斗
「んじゃ、そろそろ走りますか」

華南
「ええ...え?」

海斗
「手を離したら沈むのでしっかり掴まってくださいね」

海中
「あ、うん...分かったわ」

海斗
「...せーの、よし!!」

海斗は助走をつけて走りだし、海を走っていく


華南
「ひいいいいい!!あんた泳げないからってこれはないでしょこれは!!」

海斗
「これが一番速いんです!」バシャバシャ

海中
「あんたの辞書には安全って言葉は無いの」

海斗
「船じゃ遅すぎます!」

...

~海上刑務所アストラル~

海中
「ていうかあんた、今更だけど刑務所に入ってそいつらに会えるほどの権限あるの?」

海斗
「あ、はい...色んな賞とか貰ってきたんでなんとかなりますよ」

『トライヒーロー計画』【9】 ( No.162 )
日時: 2018/09/23 19:13
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

『面会の準備が出来ました』

海斗
「んじゃあ、行ってくるよ」

海中
「大丈夫?」

海斗
「多分」

...
※ネタバレ防止の為、名前は伏せてあります

海斗
「...」

「よう、坊主」

「まさか、こちらに来るなんて」

海斗
「...二人に聞きたいことがある」

海斗
「クリスタルが極秘に研究していた...時空装置の事」

「知っていたのか」

海斗
「知っていた、というより教えてもらったの方が近いですがね」

海斗
「あるんでしょう?今でもどこかに」

「嘘をついても無駄でしょうし正直に言いましょう、ありますし既に完成しています」

海斗
「やっぱりか...」

「だがな、あんなもん使えやしねぇよ」

海斗
「...クリスタルの下級戦闘員でも使えるんだろう?」

「そういうことじゃありませんよ」

「あの装置は作りはしましたが、まだ一度も実験をしたことがありません」

「だからあれが失敗か成功か、使えるか使えないかも分かりませんよ」

海斗
「...存在しているという情報だけでも、充分だ」

海斗
「どこにある?」

「さあ?もう捕まりましたし組織は解体されましたし」

「粗方壊されたか捨てられたか、どっちかだろうな」

海斗
「くっ...!!」

「だが、なんでそんなもん欲しがるんだ?」

海斗
「...呼び出したい人間がいるから」

「ああ、そんなことでしたか...」

「ま、理には叶っているな、確かにうちの装置も似たような目的で作られている」

「見つかったらいいな、どこの誰を呼び出すかは知らんが」

海斗
「...最後に」

海斗
「二人は...時空犯罪者についてどこまで知っていますか?」

「時空犯罪者ぁ?」

「時空規模となるとどんだけ犯罪者が居るか分かってんのか」

「100、1000、10000...いや、下手すれば数えてる速さじゃ間に合わねぇくらいに存在している」

「時空学には詳しくねぇから代表的なのすら知りませんよ」

海斗
(ならエデンの事は知らなさそうだな)

海斗
「...もう充分です、俺は装置を探しに行きます」

「おう、そうか」


「...あいつ、ずいぶんと変わったよなぁ」

...

海中
「どうだった?」

海斗
「装置、あるみたいですけど場所がわからなくて...」

海中
「そういうのはたくっちスノーとかに探してもらえばいいって、戻るわよ」

『トライヒーロー計画』【9】 ( No.163 )
日時: 2018/09/24 07:12
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

...

海斗達はカリギュラに戻るため海を走る

華南
「クリスタルの作っていた装置を探す?」

海斗
「ああ、俺達は今どうしてもそれが必要なんだ」

華南
「ふーん...だからわざわざあんなところに行ったんだ」

海斗
「ああ、今となってはそれに頼るしかなくって...」

華南
「ふーん...大変そうね、あんた」

海斗
「俺が大変なのはいつもの事でしょ?」

華南
「ああ、それもそうだったわね」

海中
「...こいつって普段からああなの?」

華南
「そうそう、どこの誰に教え込まれたかは知らんけど...いつだって無茶ばかりで、危なっかしくて、いつ死んでもおかしくないってヒヤヒヤして」

華南
「でも、なんだかんだで無事に帰ってくる...それが、戦場海斗って男なの」

海中
「へー...」


海中
(曲がりなりにもあいつや私、兄ちゃんと同じ血を引いているからな...)

海中
(ただ戦場の一族というのが理由でも無さそうだけど)

海斗
「あっ、そろそろ陸地に付きますよ」

海中
「本当に速いわね」

華南
「今度海を進むときは船にしておきたいけど...」

海斗
「今度はそうなるといいですね...」

...

海斗
「急げ急げ!時間がないかもしれない!」

海斗
「というかタイムリミットがよくわからない!」


海中
「あっ...あれ...」

海斗
「あれって...あっ!!」



海底
「久しいな」

海斗達の目の前に、海低が立っていた

海斗
「戦場海底...!!」

海中
「ま、マジ...!?こんなところで...!?」

海斗
「出会わずに目的を達成できるなんて甘いことは考えていなかったが...こんなところで...!!」

華南
「何...えっ...!?」

海斗
「くそっ...やるしかないのか!?」

海底
「ようやくエデンの力が馴染んできた...」


海底
「殺す!!」

華南
「ねぇちょっと、どういうこと?」

海斗
「説明は後!とにかくあいつを...」

海底
「...まずは、そこの女からだ」

華南
「えっ」


海低は華南の元まで瞬間移動し、大きく吹き飛ばす

海中
「...あぶなっ!!後ろ海よ!?」

海中がマジックハンドでどうにか海落下は抑えるも、目覚めない

海斗
「.....」

海底
「次は...」



海斗
「鬼人モード」

『トライヒーロー計画』【9】 ( No.164 )
日時: 2018/09/24 09:19
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗
「であああああっ!!」

海底
「...」バコッ

海底は海斗の拳を動じず受ける

海中
「あいつ、変身もしないで...」

海斗
「よくも!よくも無関係なあいつを!」


海底
「無関係ではなくなる...時期に、いずれに!」

海斗
「...くっ!やっぱりエデンの弱点を付けないと...」

海底
「...」

海斗
「ちゃあああああ!!」

海斗は何度も攻撃をするが、凹んで衝撃が吸収されてしまう


海斗
(これってエデンの肉体の特性...本格的にエデンとの融合が始まったのか...)

海斗
(でも、これならエデンの弱点もコピーしているはず...)

海斗
「海中は先にカリギュラへ!」

海中
「ああ...分かっ


その瞬間、全てが止まった


海斗
「...え?」

海底
「俺様の周囲に居たから止まらなかったか」


海底
「まあいい、新たな力を見せてやる」

海低は黄金のヒーローソウルを取り出す

海斗
「な、なんだそれ!?」

【オーマジオウ!】

海底
「奴は言う」

海底
「時を思いのままに操り、全ライダーの力を継承した時空最強の仮面ライダー」

海底
「その名も、『魔王』オーマジオウ」

海斗
「魔王...!?」

海底
「魔王の力があれば、技術がなくとも過去も未来も自由自在...!!」

海底
「時間の全てを、止めることも動かすことも可能になった!」

海低が時を動かすと、海斗と海中は大きく吹き飛ばされる

海斗
「うわっ...!!」

海中
「!?...あいつ、また強くなっている!?」


海斗
「ああ...実は、あいつは『魔王』オーマジオウとやらの力を得て...!」

海中
「そういうことじゃなくて!戦場の一族の力の反応が強くなってるってこと!」

海斗
「どういうこと!!?」

【魔王の力があれば、過去も未来も自由自在...】

海斗
「...まさか!」

海斗
「ねぇ、あの取り込む力って封印される前からあったの!?」

海中
「そうよ、昔はエデンみたいな大きいものは取り込めなかったけど...」

海斗
「恐らく海底は、オーマジオウの力で時を越えて、他の時代の戦場の一族を...」

海底
「...良い力だった」


海底
「戦場海自の力は!」

海中
「海自だって!!?」

『トライヒーロー計画』【9】 ( No.165 )
日時: 2018/09/24 10:08
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗
「...海自って?」

海中
「ずっと昔...戦場の一族で一番最初に名前を与えられた、『鬼』のリーダー格」

海中
「言うならば、先祖よ!!」

海斗
「先祖!!?それ歴史的に大丈夫なの!?」

海中
「多分、死んではいないからセーフなんだと思う...」

海底
「...!!」

海底は二人を大きく吹き飛ばす

【finish time】

【time break】


海底
「.....全てを消し飛ばす!!」


海底は魔王の力と鬼の力で周囲を吹き飛ばしていく


海中
「くっ...!!」

...

海斗
「うっ...!!」


海底
「先祖の力...」


海底
「確かに強いが、まだ足りない...」


海底
「一世代では、まだ足りない...!!」

石動
「おーい!」

海底
「...?」

石動
「どうだ?オーマジオウの力は」

海底
「今のところ悪くはない」

海底
「この力で過去にも行けるようになったからな」

石動
「だがまさか、過去の世代の一族を取り込んでいくなんてな」

海底
「戦場の一族なんて必要ない、俺様一人が『戦場』でいい」

石動
「というと、戦場海下って奴も不必要だったのか?」

海底
「一番要らぬのは奴だ」

海底
「奴は意味もないのに一緒に形成され俺の枷となってきた不純物だ」

海底
「あいつがいなければ、俺様はもっと自由に活動できたのだが」

海底
「あんなもの最初からいない方がいい」

石動
「ふーん、じゃあどうするんだ?」

海底
「オーマジオウの力で過去に戻り、海下の人格を殺しに行く」

石動
「ふーん、それだけで未来がかなり変わりそうだが?」

海底
「どっち道俺様の世界になるだろう?」

石動
「ああ、そう」

石動
「ま、この世界ならタイムジャッカーとか仮面ライダーゲイツとかも来ないし気楽にやれよ」

海底
「.....聞かせろ、何故俺様にこんなことを?」

石動
「なんでって楽しみだからだよ」

海底
「楽しみ」

石動
「ああ、お前の計画がどこまで行くのか、何が起こるのか、どんな風になるのか」

石動
「そんなことを考えていると楽くてしょうがないんだ」

海底
「...こいつらはどうする?」

石動
「お前に対しての対抗策は何もないんだ、ほおっておけ」

海底
「そうだな」



石動
(...今のところは、な)

END

『FGOを中途半端にプレイしている雪さんとリヨぐだの短編集』 ( No.166 )
日時: 2018/09/24 14:24
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

『さいしょに』

リヨぐだ
「このリヨぐだは『マンガで分かる!FGO』シリーズとは何の繋がりもありませんご了承下さい」

たくっちスノー
「あんなやべーやつになれるわけないやろ」

リヨぐだ
「てか、私使いたいならデフォネームの『藤丸立香』で良くないか?」

たくっちスノー
「FGOプレイヤーでその呼び名使ってる人見たことないんだけど」

リヨぐだ
「プレイヤーの分身だからなぁ...」


『バトルオブニューヨーク』

リヨぐだ
「やべぇぞニューヨークくっそムズい」

たくっちスノー
「エミヤさんいなかったら初期難易度の奴すら大変だったな」

リヨぐだ
「唯一の戦力のジャックがキャスターに対して不利だ、無敵なかったら死んでた」

たくっちスノー
「サポートのドレイク姐さんほんま有能やな...」

リヨぐだ
「これからもマスターミッションの為にコジキさせてもらいますわ」

たくっちスノー
「さぁこれを見ている読者もポテトを集める作業しようね!」

『貴方の推し鯖は?』

たくっちスノー
「そういや君の推し鯖ってなんなの?」

リヨぐだ
「知りたいのかそんなん」

たくっちスノー
「やっぱり知っておきたいじゃん、特定の鯖推してる漫画って人気高いし(じじぐだとかイバラキンとか)」

リヨぐだ
「うーん...私っつーか作者は男だとイスカンダルで、女だとバニヤンかな」

たくっちスノー
「そういえばバニヤンの為に始めたんだっけ...」

リヨぐだ
「バニヤンが欲しいって言ったらあのイベントが復活して、イスカンダル欲しいってツイートしたら数日後にfate Zeroのイベントが始まったという」

たくっちスノー
「...ねぇ、これ書き終わったら『ドレイク姐さん欲しい』ってツイートしてくんない?」

リヨぐだ
「どんだけドレイクに助けられてるんだお前」

『オリマスター考えたい』

たくっちスノー
「やっぱサーヴァントは一人の方が会うんだよな」

リヨぐだ
「そういやお前オリマスター考えてたっけか」

たくっちスノー
「あのサーヴァントならこういうマスターとかそういうの」

たくっちスノー
「やっぱイスカンダルのマスターといえばウェイバーだけみたいな感覚が抜けられなくてさ」

リヨぐだ
「どんなの考えたん?」

たくっちスノー
「酒呑童子のマスターはショタがいい」

リヨぐだ
「薄い本みたいな考えでマスターを作るな」

『FGOを中途半端にプレイしている雪さんとリヨぐだの短編集』 ( No.167 )
日時: 2018/09/24 14:51
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

『オリマスター考えたい2』

たくっちスノー
「イバラキンは逆に大柄のおっさんがいい」

たくっちスノー
「キングハサンはやっぱラスボス系で」

たくっちスノー
「レオニダスは筋肉質の女で」

リヨぐだ
「ずいぶん大雑把だな」

たくっちスノー
「まぁ小説に出すわけでもないし」

リヨぐだ
「よし、酒呑童子メインでfate小説」

たくっちスノー
「やめて、自分京都弁とか無理だから、マジ勘弁」

『真名に慣れない雪さん』

たくっちスノー
「自分未だにアルトリアの事『青セイバー』って呼ぶことがあるんだよ」

リヨぐだ
「マシュの事をシールダーって呼ぶことはないのにな」

たくっちスノー
「なんで真名堂々と明かしてるの?」

リヨぐだ
「まぁ、聖杯戦争と違ってバレたら困るものでもないしさ、それに...」

たくっちスノー
「それに?」

リヨぐだ
「あんなにサーヴァントが多いのにクラスで呼んでたらややこしいことになるし」

たくっちスノー
「確かに」

『英霊になれるのは信仰の深い奴のみ』

たくっちスノー
「ねぇ、英霊になれるのって信仰を集めた奴だけなんでしょ?」

リヨぐだ
「うん」

たくっちスノー
「なのにさ、気に食わないからって妻と母を殺して、大火事の濡れ衣で無数のキリスト教徒を処刑して」

たくっちスノー
「暴君って言われてた明らかに信仰0のネロがなってるわけ?」

リヨぐだ
「殺人鬼もいるのに何を今更」

『鯖が欲しい!!』

リヨぐだ
「ああああああ!!鯖が欲しい!!サーヴァントが欲しい!!」

リヨぐだ
「ギルガメッシュでも酒呑童子でもなんでもいいからサーヴァントが欲しい!」

たくっちスノー
「なお育てないもよう」

リヨぐだ
「その気になったら育てるから...」

たくっちスノー
「その気になったらって...他のソシャゲでも結局サービス終了になるまで育ててない気が...」

リヨぐだ
「いいだろFGOはそう簡単にサービス終了はしないだろうし!」

『今どんな話だっけ?』

リヨぐだ
「正直ストーリー飛ばしてる」

たくっちスノー
「だよな」

リヨぐだ
「詰んだら全部じっくりみたいよね」

たくっちスノー
「多分じっくり読んだのエミヤのストーリーだけかも」

『クッパ姫』

リヨぐだ
「クッパ姫っての流行ってるやん」

たくっちスノー
「うん」

リヨぐだ
「クッパ姫はTS TSといえばfate」

リヨぐだ
「つまりクッパ姫はサーヴァントなんだ」

たくっちスノー
(この人...サーヴァント欲しすぎて遂に頭が...)

『FGOを中途半端にプレイしている雪さんとリヨぐだの短編集』 ( No.168 )
日時: 2018/09/24 15:50
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

『勧誘』

たくっちスノー
「ねぇねぇ、メイドウィン及びサーヴァントになるつもりない?」

リヨぐだ
「嫌だよ、特異点扱いになって殺されるやん」

たくっちスノー
「でもわりとサーヴァント化してる人間多いよ?」

リヨぐだ
「アレとはワケが違う、マシュに殺されるとか冗談でも避けたいよ」

たくっちスノー
「メイドウィンになったらクラス:フォーリナーで★5にしてあげるけど」

リヨぐだ
「なります」

『ダウィンチ工房の使い方』

リヨぐだ
「ダウィンチちゃんの世話になるときって大体マナプリズムを呼符に交換するときだけだな...」

たくっちスノー
「え?そんな頻繁に貯まるっけプリズム」

リヨぐだ
「おう、★5霊装を片っ端から売ってるからな」

たくっちスノー
「霊装にそこまでの殺意を込めてるぐだ子って多分お前くらいだろうなぁ」

『節約』

リヨぐだ
「冷暖房が欲しい」

たくっちスノー
「え、使えんの?」

リヨぐだ
「カルデアは魔力供給にカルデアの電力を使うって設定があるじゃん」

リヨぐだ
「あれのせいで電気代とか結構かかるんだよ」

たくっちスノー
「あ、そうなんだ...一日だけでも切っちゃえばいいのに」

リヨぐだ
「いやー、そうすると真っ先にダウィンチちゃんがねー」

たくっちスノー
「めんどくせぇなあの人!」

『忘れられし所長』

リヨぐだ
「え?オルガマリー所長って死んでたの?」

たくっちスノー
「...マジで?気付かんかったの?」

リヨぐだ
「...FGOの登場人物、さっぱり把握してなくてさ」

たくっちスノー
「じゃあ、ロマニさんのことは?」

リヨぐだ
「ロマンって奴なら」

たくっちスノー
「フォウ君」

リヨぐだ
「なんかステータス上げる奴!」

たくっちスノー
(プロローグすらまともに見てないだと!?)ガビーン

『もしもたくっちスノーが』

リヨぐだ
「もしお前、サーヴァントとしてうちに召喚されたらどうする?」

たくっちスノー
「どうもしないよ...どうせ君、扱ってもくれないだろうし」

たくっちスノー
「★1~3だったら余ったらプリズムにするくせに」

リヨぐだ
「こうしてみると無関心ってレベルじゃねーな」

たくっちスノー
「君、なんでFGOやってるの?」

リヨぐだ
「キャラクター設定が欲しいから?」

END

『トライヒーロー計画』【10】 ( No.169 )
日時: 2018/09/25 10:21
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

前回のあらすじ

エデンの弱点にして、唯一対抗策となる存在『勇者レイチェル』

設定を混ぜるために彼女を連れてくる為に、海斗はクリスタルの保有する時空装置を探すことを決める

しかし海底は無慈悲にも石動の手によって『魔王オーマジオウ』の力を手にし、全ての仮面ライダーの力と時を越える力を手にしていたのだった...

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


海斗
「...うっ」

石動
「ほら、やっぱりまだ生きていた」

海底
「しつこい生物だ」

石動
「でもまぁ...お前の力は使えないけどな」

海斗
「え?」

石動
「もうヒーローソウルは役に立たないってことさ」

海斗
「何を言って...ソウルチェンジ!」

海斗はヒーローソウルを嵌め込むが、反応がない

海斗
「変身出来ない...!?」

石動
「この世界には『仮面ライダージオウ』が存在しないだろうから説明してやるよ」

海斗
「ジオウ...?」

石動
「ジオウは仮面ライダーの力を鎧にして溜め込むことが出来る、だが力を奪われた仮面ライダーは歴史から抹消される」

石動
「そうして全ての仮面ライダーを奪った末が、今お前が見ているオーマジオウだ」

海斗
「つまり...!?」

石動
「あいつがオーマジオウを使用している限り、全ての仮面ライダーは存在しないことになるのさ!」

海斗
「ヒーローソウルの...無効化...!?」

石動
「所詮は機械だ、時空犯罪者ぐらいになれば対抗策なんていくらでもなぁ?」

海斗
「くっ...」

海底
「まだだ」

海底
「まだ俺様は海自の『能力』を使用していない」

海斗
「の、能力?」

石動
「えっ?」


海底
「聞いていないか、戦場の一族にはそれぞれ固有能力がある」

海底
「一人、一つずつな」

海底
「戦場海中は機巧カラクリを自在に操作する機械力、戦場海上は万物を破壊する超怪力を持っている」

海斗
「...」

海底
「本来能力は1つしかないが、俺様は生きたまま喰うことによって複数保持することが可能になった」

海底
「こんな風にな」

海底は瞬く間に海斗の背後に回り蹴る


海斗
「!?」

海底
「これは海自の『移動力』だ...しかし、先祖が移動系とは少し拍子抜けだが」

石動
「能力ガチャで失敗したんだろ?」

『トライヒーロー計画』【10】 ( No.170 )
日時: 2018/09/25 22:06
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

石動
「しっかし、まさか能力なんてものがあったなんてなー」

海底
「...まだ、こんなものではない」

海斗
「何!?」

海底
「エンドオブワールド!!」

海底の身体から、無数のミサイルやレーザー砲が飛び出す

海斗
「うわっ!?」

石動
「仮面ライダーゾルダの力!」

海底
「ロイヤルストレートフラッシュ」

次に海底はカードを並べ、前方に衝撃波を与える

石動
「お次はブレイドか!」

海斗
「仮面ライダーの力まで...!!」

石動
「言っただろ?仮面ライダーを伝承したってな!」

海斗
「一体どうすれば...ん?」

海斗はポケットに違和感を感じ取り出すと、リキッドのライドウォッチが入っていた

海斗
「これって雪さんの...でも、これなら出来るかもしれない...!」


海斗
「ソウルチェンジ!」

【rider time!】
【仮面ライダーリキッド!】

石動
「あちゃー、リキッド!あいつお手製の歴史に含まれない仮面ライダーか!」

石動
「この手があったか!」

海底
「それがどうした...」

ソウル(海)
(とりあえず、時間稼ぎにはなるか...?)

石動
「なぁ海底、俺もちょっと混ざるから」

海底
「何?」

石動
「俺としたことが設定の見落としをするなんて...回収しないとな」

海斗
「...あの姿にはなれないんじゃないのか?」

石動
「おっ、冴えてるな!仮面ライダーエボルも歴史に存在するから確かに使えない」

石動
「ならこれならどうだ?」

石動は今被っていた帽子を外し、魔法使いのような帽子をつける

石動
「システム出力、125%!オールグリーン・オーバーソウル!」


石動
「ビッグママプログラム起動!」

石動の周囲から瞳の形をした魔方陣が展開される

ソウル(海)
「...!?」

...

一方その頃、ちょっと前

たくっちスノー
「海斗君、上手くやってくれるといいけど...」

海上
「おいたくっちスノー」

たくっちスノー
「え?...あっ!」

たくっちスノーのポケットから振動音が

たくっちスノー
「いけないいけない、マナーモードにしてたんだった」パカッ

たくっちスノー
「...エデンの反応!」

大陸
「エデンが消えたとなると...奴か」

たくっちスノー
「...いや、それだけじゃない」


たくっちスノー
「石動惣一の反応が...近づいている!?」

『トライヒーロー計画』【10】 ( No.171 )
日時: 2018/09/25 22:06
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「石動と海底が合流する...このペースだと数分も経たずに」

水晶
「もしこの二人が出会った状態で見つかったら...!!」

たくっちスノー
「...海斗君達が危ない!!」

海上
「海底はどこに向かっている?」

たくっちスノー
「海辺...海斗君の言っていた刑務所への道に近い!」

大陸
「急いだほうがいいかもしれない」

海上
「む、海斗が来た後に接触したな」

たくっちスノー
「まずい...時空の渦を作るから、皆は準備して!!」

たくっちスノー
「海斗君を助けるんだ!」

水晶
「は、はい!」

たくっちスノー
「...こ、これは!!大変だ!!」

大陸
「どうした?」

たくっちスノー
「石動が...ビッグママプログラムを起動した!」

...

海斗
「なんだよあれ...!?」

石動
「インプット、玩具の世界!」

石動は武器を形成し、ソウルへと襲い掛かる!

ソウル(海)
「うおっ!?あんなこと出来るのか!?」

石動
「凄いだろ?とんでもないプロジェクトから得た特別な力さ!」

ソウル(海)
「エボルの時もだけど...この人、ふざけてるわりに結構強い...!!」

石動
「あいつもこんなものじゃないぞ?」


石動
「海底!」

海底
「共鳴力!」

海底はオーラを発しながらソウルへと近づき...

海底
「硬化力!!」

そのまま肌が堅くなり殴りかかる

ソウル(海)
「くっ...これ、全部俺の先祖の技なのか...!?」

石動
「やるねぇ!もう大体取り込んだわけか!」

海底
「森林力!」

海底は地面から巨大な大木を無数に生やし...?

海底
「爆炎力!」

そのまま爆発させる!!

ソウル(海)
「くっ...無茶苦茶だ!」

海底
「...そしてこれが」


海底
「召喚力!!」

海底は魔方陣から機械兵を呼び出す

石動
「お!こりゃ俺の世界のガーディアンだな!」

石動
「それなら俺が...」

石動が手を掲げると、ガーディアンの表面が割れ、ソウルに銃を向ける

石動
「これでこいつらは俺の人形だ!」

石動
「インプット、戦の世界!」

海底
【wake up!!】ピロロロピー

ソウル(海)
「...!!」










海底
「これで終わりだ」

『トライヒーロー計画』【10】 ( No.172 )
日時: 2018/09/26 09:22
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

ソウル(海)
「...!!」

カッ

海底
「あれだけやって耐えただと!?」

石動
「ほう...もしかしてそれが、戦場海斗の能力か?」

ソウル(海)
「...!!」

海底
「まだだ!」

【final form ride】
【キキキキバ!】

海底はキバットを模した巨大な弓矢を召喚する

石動
「よし、じゃあ俺も...インプット、時の世界!」

【リンゴドライブ】

海底
「ZEROに還れ!!因果力!!」

石動
「これでエンドマークだ!」

二つのエネルギーがぶつかりあい...!?


ソウル(海)
「...!!」

ソウル(海)はすかさずかわす

石動
「おっと!これもかわすか!」

石動
「なるほど、あいつが気に入ってるほどなんだから強いよな!」

ソウル(海)
「.....」

ソウル(海)
(どうしよう、このまま逃げっぱなしでもあいつには勝てない...)

ソウル(海)
(海中さんも...華南も...起きる気配がない)

ソウル(海)
(ここはどうにか耐え続けないと!)


石動
「...あ、やっばいなぁ、監理局が近づいている」

石動
「ま、今の所海底への対抗策もないしほっとくか...」

海底
【full charge!】

ソウル(海)
(海底のオーマジオウの力...戦場の一族の能力...詰め込みすぎだろ!贅沢が過ぎるぞ!)


ソウル(海)
(逃げたところで、街に被害を出すだけだし...)

ソウル(海)
(ひとまず石動をどうにかすれば...!!)

石動
「でももう終わりだ!」

海底
【PAUSE】

ソウル(海)
「あっ、時止め」













石動
「楽しいぜ?」

海底
「.....」


たくっちスノー
「サモンセドナ!!」

海底
「何!?」

石動
「こんなことが起こるんだからな!」

たくっちスノーが突然背後から現れ、時止めを破った


ソウル(海)
「...雪さん!?」

海底
「どうやって介入した!?」

たくっちスノー
「同じ能力を使った!!」

海底
「同じ能力だと!?貴様も戦場の一族の...」

石動
「...あー!思い出した!」

石動
「ここんところ見なかったが、たくっちスノーは精神が追い詰められたときだけ、見た相手の能力を真似出来るんだよ!」

海底
「何だと!?」

『トライヒーロー計画』【10】 ( No.173 )
日時: 2018/09/26 10:04
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「覚悟しろ...!!」

海底
「くだらない!森林力!」

たくっちスノー
「切断力!!」

海底
「!?」

たくっちスノーは海底の放った大木を一気に刈り取った

石動
「はははは!怖いねぇ!」

たくっちスノー
「石動!お前またビッグママプログラムを使っていたのか!」

石動
「勘弁してくれよ~、この状態じゃエボルトの力は使えないんだよ」

石動
「というわけで、今のお前が相手なら安心して全力を出せる」

【コブラ!】

石動
「蒸血!」

【ミストマッチ...コブラ...コ・コブラ...ファイヤー!!】

ブラッドスターク
「あ~、この姿になるのも久しぶりだな」

ソウル(海)
「...変身できないはずでは!?」

ブラッドスターク
「ああ、『仮面ライダー』は歴史から消えている、しかしこの『トランススチームシステム』は仮面ライダーではない」

ブラッドスターク
「だから、こんな風に変身出来るって寸法さ」

ソウル(海)
「なんてやつだ...!?」

ブラッドスターク
「さーて、二人まとめてでもかかってこい!」

【ライフルモード!】

ソウル(海)
「雪さん!」

たくっちスノー
「石動と海底の攻撃は自分に任せろ、海斗君は隙を付いてカウンターだ!」

ソウル(海)
「だ、大丈夫なんですか!?」

たくっちスノー
「他のメンバーも時期に来る!転送にちょっとしたラグがあるだけだ!」

ブラッドスターク
「なめるなよ!多種多様の能力は、戦場の一族の特権じゃない!」

【トラ!】

ブラッドスターク
「くらえ!」

【フルボトル!スチームアタック!】

たくっちスノー
「城壁力!!」

ブラッドスタークはたくっちスノーは地面を叩き壁を形成する


ソウル(海)
(これが戦場の能力...雪さんがコピーした分も含めて、これだけの数が存在するなんて...)

たくっちスノー
「戦場海底...歴史操作も立派な時空犯罪だ、覚悟してもらうぞ!」

ソウル(海)
「...隙を見つけるって言われてもなぁ」

たくっちスノー
「移動力!」

海底
「...くっ!」

ブラッドスターク
「同じ能力同士では種族上マガイモノが有利か」

ブラッドスターク
「それなら...もっと進化させてやる!」

【デビルスチーム!!】

ブラッドスタークは海底に黒い煙を浴びせる

海底
「...!!」

『トライヒーロー計画』【10】 ( No.174 )
日時: 2018/09/26 16:02
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海底
「ウオオオオオオオオオ!!」

ソウル(海)
「な...なにをした!?」

ブラッドスターク
「ハザードレベル!俺の世界の戦闘指数をこのガスで増やせば、海底は人間もマガイモノも超越する力を得られる!」

海底
「...!!」

ブラッドスターク
「ハザードレベル4.5か!あれだけのガスでここまで強くなれるとはな!」

ブラッドスターク
「戦場の一族とはとんでもないやつだ!」

海底
「...移動力!!」

海底は残像すら見えない速さで後ろに回り、攻撃する

ソウル(海)
「...さっきより速くなっている!?」

たくっちスノー
「なんなんだよ、あいつ!?」

ブラッドスターク
「戦場海底は言うならばブラックホールだ!」

ブラッドスターク
「誰にもあいつは止められない!」

たくっちスノー
「...くっ!」

ソウル(海)
「雪さん、あの方達はまだ...!!」

たくっちスノー
「おかしい...そろそろ来てもいいはずだが...」


ブラッドスターク
「.....!!」

たくっちスノー
(スタークが何か細工したのか?)

海底
「これで今度こそ終わりだ!!」

たくっちスノー
「否!自分は諦めない!!」

ブラッドスターク
「能力は向こうが上だ!一体何が出来る?」

たくっちスノー
「少なくとも...得意分野なら底上げされた海底よりも上なものがある!」

ソウル(海)
「え!?」


たくっちスノー
「召喚力!!」


たくっちスノーは真上に大きな時空の渦を開き...

海上
「ダアッ!!」

海底
「なんだと!?」

空から海上、水晶、大陸が落ちてくる

たくっちスノー
「くっ...これが精一杯か!」

大陸
「遅れてすまない」

たくっちスノー
「何があったの?」

海上
「時空間から出られなくてな」

石動
「オーマジオウの力だよ」

たくっちスノー
「オーマジオウ!?2068年の魔王の力がなんで...」

ソウル(海)
「アレのせいで仮面ライダーの力が使えないんです!」

たくっちスノー
「この世界でも!?ジオウの影響すさまじいな!」

海上
「なんだ、力を出せないのか海斗」


海上
「戦えないなら下がっていろ...奴は俺が倒す」

たくっちスノー
「やめて海上さん!その流れだとかませキャラみたいになっちゃうから!貴方は強キャラで居てくれ!」

『トライヒーロー計画』【10】 ( No.175 )
日時: 2018/09/26 16:03
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海上
「...フッ!!」

たくっちスノー
「そういえば、海上さんにも能力があるんだよね?」

ソウル(海)
「あ、はい...なんでも、『超怪力』という能力らしくて」

たくっちスノー
「能力まで脳筋なのかよあの人...」

海上
「お前達は海中を遠くへ」

大陸
「分かった...ん?なんかもう一人居るが」

水晶
「あれ!?この人って確かアルテミスの...」

海上
「構わん、邪魔になるから一緒につれていけ」

水晶
「は、はい!」

水晶と大陸は二人を連れて出ていく

ブラッドスターク
「放置していいのか?」

海底
「戦場雁の一族なんて興味ない」

ブラッドスターク
「ああそう...んじゃ、やっちゃいますか」

たくっちスノー
「海上さん、ブラッドスタークはあのスチームブレードから氷と雷のガスを出してきます...煙に注意してください」

海上
「煙変力か」

たくっちスノー
「何言ってるのか全然わかりません」


海底
「戦場海上...数百年前の俺様と同じと思うなよ」

海上
「それは...こちらも同じだ」


海底
「フッ!!」

海底は手を掲げると、巨大な膜が発生し二人を押し出す

ソウル(海)
「な、なんだあれ!?」

石動
「あ、これは俺も知ってるぞ...確か戦場海水とかいう奴の『防御力』!」

海底
「そんな奴だったか?」

ブラッドスターク
「覚えといた方がいいって、お盆とか彼岸の時困るぞ?」

海底
「親族の名など興味ない」

ブラッドスターク
「無愛想な奴だ」

たくっちスノー
「やれるか?」

海上
「...能力を使っていたのは何百年も前だぞ?」

たくっちスノー
「それは海底も同じだよ」

海上
「それもそうか...ならば、試してみる価値はある」

海上
「これが戦場の覇者の力だ」

海上の左腕が巨大化していく

ブラッドスターク
「おお...これが超怪力かぁ!!」

たくっちスノー
「.....まさか骨格まるごと変えてくるとは」

たくっちスノー
「おかしいなぁ僕冗談抜きで平和で普通な世界に休暇しに行ってたはずなんだけどなぁ」

海上
「...!!」

バン!!!

海底
「無駄だ!この防御膜を破ることなど...」

海上
「まだ足りない、もう一押し分足りない」

たくっちスノー
「海上さん!貴方もT兄さん...マガイモノの子!」

たくっちスノー
「マガイモノ奥義を使うんだ!」

『トライヒーロー計画』【10】 ( No.176 )
日時: 2018/09/26 17:46
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海上
「マガイモノ奥義...か」

グッ!!

海上
「戦場海斗に出来て俺に出来ぬわけがない」

ズドォォォォン


ブラッドスターク
「あっ、マガイモノ奥義は冗談抜きでまずい...」

ブラッドスターク
「ふあああああああ!!」

【エレキスチーム!】

海上
「...!!」

ブラッドスタークは稲妻のガスで上から押し出すが...

海上
「ふんっ!!」

そのまま押し潰していく

ソウル(海)
「防御膜を破った!」

海底
「ば、バカな!」

海上
「終わりだ!」

海底
「グッ!!」

ブラッドスターク
「うおっ!!」

そのまま海底とブラッドスタークは吹き飛ばされ、オーマジオウの力が解ける

たくっちスノー
「...歴史のブレが無くなった!オーマジオウの力が無くなったよ!」

海底
「...オーマジオウのソウルに一族の力を混ぜたのは失敗だったか」

ブラッドスターク
「おっと、このままじゃまずい!」

【アイススチーム!】

スタークは後ろの海水を凍らせ、落下を防いだ

ブラッドスターク
「ンフフフフフフ、戦場の一族!」

ブラッドスターク
「なんて面白い奴なんだ!調べ甲斐があるぞ!」

ブラッドスターク
「有り合わせとはいえ、魔王の力を上回るとはな!」

ブラッドスターク
「これが戦場の一族の戦士と、マガイモノの王の力!」


ソウル(海)
(この人、まだ余裕そうにしている...!?)


ブラッドスターク
「だが...俺は常にその先を行く!」


ブラッドスタークは赤い残像となって海斗の背後に...!?


ソウル(海)
「う!?」ブスッ

たくっちスノー
「!?」

ブラッドスタークは細長く伸びる針のようなもので、ソウルを刺し、担ぎ上げる

たくっちスノー
「あっ...海斗君!」

ブラッドスターク
「詰めが甘いぞ代理局長!」

ブラッドスターク
「海底、俺は今からこいつの設定を徹底的に解析する」

ブラッドスターク
「まぁ、退屈はしない...何せ俺の最高傑作がそろそろやってくるはずだからな」

たくっちスノー
「最高傑作...!?お前、一体何を作って...」

ブラッドスターク
「チャオ!」


そのままブラッドスタークは赤い残像となり、空へと飛んでいった

たくっちスノー
「海斗君!!」

『トライヒーロー計画』【10】 ( No.177 )
日時: 2018/09/26 18:51
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「どうしようどうしよう...海斗君が...」

海上
「震えるなマガイモノの王、海底はすぐそばだ」

たくっちスノー
「分かっているけど...」

その時だった、マガフォンから着信音が

たくっちスノー
「...石動か?ちょっと引き付けておいて!」

海上
「分かった」

たくっちスノー
「もしもし?」

【ああ、たくっちスノー?】

たくっちスノー
「あれ?この声って...!?」

【ほら、私よ私!!戦場海中!!】

たくっちスノー
「い、いや分かってますよ!!でもなんで!?」

たくっちスノー
「自分、貴方にマガフォン渡してませんよ!?それにマガイモノしか...」

海上
「海中にはカラクリを操る機械力という能力がある」

たくっちスノー
「なるほど大体理解した」

【それで...海斗はどこ?伝えたいことがあるんだけど】

たくっちスノー
「...海斗君はいないよ、石動に連れ去られて」

【はぁ!?...ったくタイミング悪いわねあいつは】

【えーと...地図見るか...あ、この場所ならいいか、あいつ居るし】

【で、今もしかしなくても海底の所居るでしょ?だからあんたには話さない、んじゃ!】ピッ

たくっちスノー
「あっ、ちょっと...急に切っちゃった、せっかちだなぁあの人」

海上
「海中からか、用件は?」


たくっちスノー
「うーん、よくわかんないけど海斗君を探していたみたいだけど...」

海上
「...あいつはわざわざくだらない事を言う奴じゃない」

たくっちスノー
「期待していいってこと?」

海上
「...」

再び着信音が

【ああもしもし?】

たくっちスノー
「今度こそ石動か...」

【なんだよぉ、俺以外にテル友がいるのか?嫉妬しちゃうなぁ】

たくっちスノー
「...電話の相手なんていくらでもいるし、自分は君とテル友になった覚えはない!」

【そういえば例の最高傑作の話をしてなくまてさ、まぁ1つしか作ったことないから最高傑作なんだけど】


『水泳...』

たくっちスノー
「!!」

【お!その声はもう来てるな!】

海上
「後ろか」


『弓道...』


【よく出来てるだろ?俺のマガイモノシリーズ『アナザーヒーロー』だ!】


たくっちスノー
「おい...マジかよ...」

【さぁ!存分に暴れろ...アナザービルド!!】


『ベストマッチ...!!』

『トライヒーロー計画』【10】 ( No.178 )
日時: 2018/09/26 22:55
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

.....

「おーい」

海斗
「う、んん...」

「おーい、気が付いたかい?」

海斗
「ええ...?」

「全く、やっと気が付いたか」

海斗の目の前には、見知らぬ男性が

海斗
「え、誰?」

「...うむ?ああ、そういえばこの時代で人前に姿を晒すのは初めてになるかな、そういえばそうだ」

「私の名前は戦場大海」

海斗
「大...海...?」

「うーむ、やっぱりこれじゃ分かんないか」

「ほら、たくっちスノーの兄の...」

海斗
「Tさん!?」

T
「やっと気付いたか!...でも、本名を言わなかった私のミスでもあるか」

T
「あれー?私って君に本名話したっけなー?」

T
「まあいいや、何があったの君?」

T
「コブラの毒盛られてたんだけど」

海斗
「毒!?」

...

T
「なるほどねぇ...んじゃ今はたくっちスノーと海上が頑張ってるわけだ」

海斗
「油断してた...」

T
「心配しなくとも毒は抜いておいた、すぐ向かえる」

海斗
「あの、石動は...」

T
「ああ、あの赤いのなら追い払っておいたから」

海斗
「追い払った!?」

T
「うん、曲がりなりにも戦場の一族だからね」

海斗
「ほえ...あ、あの!もう1つ聞いていいですか!?」

T
「うん、なんだい?」

海斗
「なぜ貴方がここに?」

T
「海中の頼みさ」

海斗
「海中さんの?」

T
「...実はね、彼女が君の探しているものを見つけたらしくって」

海斗
「俺の...まさか、クリスタルの時空装置を!?」

T
「...彼女によるとね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海中
「戦場海斗から存在はしているという情報を聞き出せただけでも余裕だったわ」

海中
「私の機械力で探しだして、落ちてんなら回収すればいいし、壊れてんなら直せばいいし」

海中
「でもまぁ!肝心な海斗がいないから、代わりに探してくれない?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

T
「ということだよ」

海斗
「す、すごいな...」

T
「時空装置の場所は調べておいた、この先だよ...ついてきて」

海斗
「あっ...はい!」

T
「それにしても、なんで時空移動装置なんて欲しいの?」

海斗
「あ、そういえば知らなかったですよね、実は...!!」

『トライヒーロー計画』【10】 ( No.179 )
日時: 2018/09/27 07:32
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

二人は山道を抜けながら話をする

T
「なるほど...勇者レイチェル」

海斗
「エデンを倒すにはあの人の力が必要なんです!」

T
「だから時空装置を...と、なるほどねぇ」

海斗
「早く時空装置を見つけないと...」

T
「ん?もしかしたらあれじゃないのか?」

海斗
「え?」

海斗達は、地面に埋まる何かを見つける

海斗
「も、もしかしたらあれかもしれない!!」

...

T
「どう?」

海斗
「よし、まだ動きそうだ!」

T
「わかるのかい?」

海斗
「え?...そういえば、なんで分かるんだろう」

T
「なんてね、この世界で一番あの子に関わってきたんだ、分からないわけないじゃないか」

T
「もしかしたら操作方法も自然と分かるかもしれないよ?」

海斗
「.....」

海斗がボタンを操作すると、不思議と指が進んでいく

海斗
「う、嘘...!?」

T
「呼び出す相手は間違えないようにね」

海斗
「は、はい...これでよし!」カターン

ブブブブブブ

時空装置は不安定な音とともに稲妻を放ち...

装置の隙間から、緑色の髪をした女性が出てくる


「...やや?一体ここはなんでしょう?私はみゃんみゃん芋の収穫をしていたはずなのですが」

海斗
「...これって成功なのかな?」

T
「聞いてみたら?」

海斗
「えーと...すみません」

「あっ、はい、なんでしょうか?」

海斗
「貴方が...レイチェルさんですか?」



「はぁ、いかにもレイチェルですが、こちらからも訪ねていいですか?ちょっと地名を把握しておきたくて...」

海斗
(不思議な人だなぁ)

...
『数分後』

レイチェル
「なるほど、ここは私の居るところとは別の世界...と」

海斗
「なんというか...こんなあっさり信じるのもちょっと拍子抜けですけど」

レイチェル
「ご主人様がよくパラレルワールドとやらに向かってらっしゃるので、似たような物かと思いまして」

海斗
「パラレルワールドって...ある意味別世界より珍しいんじゃ...まあいっか」

レイチェル
「それにしても、私を呼んでいる人がこんなところに居るとは」

レイチェル
「一体どんな方なんです?」

T
「うーん...会えば分かるよ、海斗、急いで戻ろうか」

海斗
「はい!」

END

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.180 )
日時: 2018/09/27 09:52
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

前回のあらすじ

戦場海底は石動惣一の手によってハザードレベル、オーマジオウ、戦場一族の『能力』を得ていた

海斗らも抵抗するが、決定打となる一撃は与えられず石動の手によって山送りとなった

だが戦場大海ことTと海中の力によって時空装置を見つけ出し、遂に勇者レイチェルがミライシティに降り立った...!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海斗
「あっそうだ!時間ない!ルーラ使ってルーラ!!」

T
「ルーラが何だか知らないけどワープだったら任せてよ」

海斗
「えっTさんってそういう能力なの?」

T
「いや、マガイモノなら普通に出来るけど」

海斗
「そうなの!?」

レイチェル
「?」

海斗
「...と、とにかく急ぎましょう!雪さん達が心配だ!」

T
「ああ」

三人はワープで再び港近くへと...

...

たくっちスノー
「海上さん、大丈夫かい?無理はしないでよ」

海上
「肉体だけピンピンしてる奴に言われたくはない」

たくっちスノー
「悪いね、そういう体質なんです自分」

海底
「しぶとい奴等だ」

石動
「ただいま、変な奴にやりかえされた」

海底
「戦場海斗は?」

石動
「ま、ブラッドスタークの毒は致死性高いから多分....」

海斗
「雪さん!!」

たくっちスノー
「海斗君!」

石動
「そういうのは無事に決まっているさ!」

T
「やぁ海上、苦戦しているね」

海上
「何しに来た、大海」

T
「私は海中の頼みで彼と散歩していただけさ、まぁ結果的に彼女を呼び出すことが出来たけど」

レイチェル
「まぁ、そういうことなのですよ」

海上
「...これが、勇者レイチェル?」

レイチェル
「いえいえ、私は勇者なんて程ではございませんよ、単なるしがない冒険者気取りのつもりです」

石動
「ほー!これが勇者レイチェル!いい設定してるなぁ!」

海底
「...レイ..チェル...?」

レイチェル
「そうそう、聞くのを忘れていましたが私に用があるのはどちらなんでしたっけ?」

たくっちスノー
「...あー、なんか複雑な状態だけど」

海上
「あれの中にいる」

レイチェル
「あの方に?」

海底
「レイ...チェル...何故だ...!?」

海底
「俺様が...何か知っている...!?」

海底
「何故だ...何故か...あいつを見ていると苦しくなる...!!」

レイチェル
「あれ?」

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.181 )
日時: 2018/09/27 12:56
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗
「海底が苦しんでる!?一体なんで...」

石動
「ああ、エデンの記憶だろう?あいつきっと、レイチェルの事で何かあったんだろうな」

石動
「エデンと1つになった戦場海底は、エデンのトラウマさえも1つにしてしまったんだ」

海底
「グ...ウウウ...」

レイチェル
「えーと、よく分からないけど大丈夫ですかー?」

海斗
「よし、今がチャンスだ!とりゃあああ!」

石動
「おっと危ない!俺はここでこの間拾った設定【情報抹消(FGO版)】を発動!」

たくっちスノー
「ちょっ、おい!!」

ドスッ

海底
「......」

海斗
「...あれ?」

石動
「これは相手の強化状態を一時的に消失させる能力だ、例の鬼のモードは封印させてもらった!」

海斗
「何!?」

海底
「う、おうううううう!!」



ズドッ


暴れ狂った海底の拳が、海斗を貫く

海斗
「あっ...!!」

たくっちスノー
「...!!」

石動
「常識外れな能力や力よりも強いものが存在する」

石動
「それは...リミッターが外れ極限まで力が解き放たれた獣だ」

たくっちスノー
「...!!」

石動
「今のあいつは生身の人間だ、これだけの攻撃をくらえば即死する」


石動
「ここまで頑張ったのは見事だが、これでお前の敗けだよ」

石動
「来い、アナザービルド...」

アナザービルド
「.....」


T
「なんということだ...ここまで来て...」

T
「本当に、もう寸前まで来ていたというのに...!!」

レイチェル
「...」ゴソゴソ

たくっちスノー
「...なんだよ」



たくっちスノー
「どうしようもねぇなぁ、僕って」


たくっちスノー
「今度はあの子は守ろうって誓ったつもりなのになぁ...」

たくっちスノー
「ほんと...馬鹿馬鹿しいよ、大事な人間一人も守れないで、何が...時空監理局だ」

T
「たくっちスノー?」

海底
「...う、うう?」

石動
「やるのか?たくっちスノー」

たくっちスノー
「ああ」

石動
「もうどうしようもならないのにか?」

たくっちスノー
「いや...どうにかしてみせるさ」


たくっちスノー
「僕は時空最狂の時空犯罪者にして、最強無敵の存在だ」




たくっちスノー
「殺してやるよ...」


『トライヒーロー計画』【11】 ( No.182 )
日時: 2018/09/27 18:24
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「...僕は黒影に最後に作られ、一番あいつと付き添ってきた」

たくっちスノー
「結局、クズの子はクズ...ヒーローにはなれなかったか」


たくっちスノー
「僕もね、正義の味方になりたかったんだ」

たくっちスノーの体を形成する黒い液体が乱れていく


たくっちスノー
「...今なら、出来る」

海底
「う...うう.俺様は...ん?」


海底
「お前か...なんだ、その瞳は」


海底
「確実に俺様を殺す、そんな顔をしているな」

たくっちスノー
「そのつもりさ...来い、ダブルアーム!」

たくっちスノー
「ジャック・ザ・リッパー!!」

たくっちスノーの背中から両腕が飛び出す


たくっちスノー
『此よりは地獄』


たくっちスノー
『「我々」は炎、雨、力』

海底
「...これは!?」

たくっちスノー
『殺戮を此処に』


たくっちスノーは海底の背後にすかさず回った


海底
(...いつの間に俺様の後ろに!?)

たくっちスノー
解体聖母マリアザリッパー!!」

たくっちスノーは背後から生えた腕で斬りかかり、そのまま前を行く

海底
「!?」(斬られた痕跡がない...)


たくっちスノー
「鼻唄三丁...」

レイチェル
「あっ、あれ見てください!」

T
「あっ!」

たくっちスノーの肩には、刀を持った骨のような新たな腕が生えていた

たくっちスノー
「矢筈斬り!!」

海底
「ぐっうおああああああ!!」

たくっちスノーが刀を仕舞うと、海底に斬り筋が現れる

その後、武器を持っていた腕が腐り落ちた


石動
「解体聖母の一撃に、矢筈斬りの人知れず斬る大技を合わせるとは」

石動
「流石、全てのアニメやゲームの設定を取り込んでいたマガイモノだ!」

海底
「全てだと...!?」

たくっちスノー
「まさか...また『発現』するとは思わなかったけど、今は都合がいい」

たくっちスノー
「確実にお前らを殺せる手段が、いくらでもあるんだからな!」

たくっちスノー
「マリオンスロット、金星のカード!」

たくっちスノー
「速攻魔法!『ダブル・アップ・チャンス』」


たくっちスノーは魔方陣から巨大な隕石が飛び出す


たくっちスノー
百回連続ハンドレット...!!」

たくっちスノー
「マリオンメテオ!!」

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.183 )
日時: 2018/09/27 18:49
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海底
「こんなもの...爆発力!!」

海底は手を掲げ、落下中の隕石を粉々に破壊する


たくっちスノー
「くっ...」

石動
「今だ!アナザービルド!!」

アナザービルド
「ウオオオオオオオオオ!!」

たくっちスノー
「邪魔だああああああ!!」

【ready go!!ジーニアスフィニッシュ!!】

たくっちスノーの頭部から生えたジーニアスビルドの腕がアナザービルドを掴む

石動
「何てことだ!ジーニアスフォームの遺伝子操作能力の事を忘れてた!」

アナザービルド
「グオオオオオ!!」

たくっちスノー
「無に帰れ、紛い物」


たくっちスノー
死告天使アズライール!!】


たくっちスノーが触れていたアナザービルドが、粉々に砕け散った


海上
「あのマガイモノが一瞬で...」

たくっちスノー
「次は...お前だ!!」


T
「あの子...あんな力があったのか!あれなら...」

海上
「いや、奴では勝てない」

T
「え?」

海上
「能力を使い終えた腕は役割を失い腐り落ちている」

海上
「元々使えなくなった能力を怒りで無理矢理引き出しているのだろう、戦場海底を殺す前に奴の体が自壊する」

T
「...どうにかならないのか!?」

海上
「無駄だ、俺もあんたも、マガイモノには詳しくない」

海上
「認めたくないが、奴が死んだときがこの世界の終わりだ」

T
「そんな...」

レイチェル
「えーと、あ!ありました!」

海上
「勇者、何をしていた?」

レイチェル
「そういえばですけど、もしもの為にフェニックスの尾を持ってきてたんです」

レイチェル
「これでどうにか蘇生出来ないかやってみます」

T
「い、いや...いくらなんでも、ファンタジーのアイテムが彼に通用するか」

海上
「やってみろ」

T
「海上!?」

海上
「もう方法は何も浮かばない、こんな理由で勇者に頼ることになるとは思わなかったがこの際奴が生き返ればなんでもいい」

レイチェル
「とりあえず口に入れてみますね」

...一方その頃

海斗
「あれ?ここは一体?」

「ごきげんよう、戦場さん」

海斗
「え?」

ミカヅチ
「申し遅れました、僕は天背院ミカヅチ」

ミカヅチ
「メイドウィン界隈では『異世界はスマートフォンとともに』のメイドウィンといわれています」

海斗
「え...貴方もメイドウィン?」

ミカヅチ
「はい、突然ですが、貴方は死にました」

海斗
「え?」

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.184 )
日時: 2018/09/27 21:51
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

ミカヅチ
「僕はメイドウィンの他にもう1つ仕事があります」

ミカヅチ
「それは転生の儀、時空中に集まる死者のこれまでの行いから次の生まれを...」

海斗
「ま、待って!!俺って死んだの!?」

ミカヅチ
「はい、貴方は即死でしたので気付いてないのも無理ないですが」

海斗
「そんな...」

ミカヅチ
「心配しなくとも貴方は世界に対し多大な貢献をなさっていますので転生に関しては何の不備もなく...」

海斗
「いや、待ってください!!俺、まだ死ぬなんて...」

海斗
「俺、まだ戦場海底を倒してないのに!」

ミカヅチ
「ああ、やり残したことがあると、未練があるとですか」

ミカヅチ
「諦めなさい、死者は皆同じことを言いますよ」

ミカヅチ
「それに、貴方の体穴空いてますよ、もう無理です」

海斗
「でも、このままじゃ皆も...世界も消えてなくなるかもしれないんだぞ!?」

ミカヅチ
「...ほう、何やらただ事ではありませんね」

ミカヅチ
「まぁ、私も天使、人間にとっての生涯最期の話し相手なので聞きはしますけど」

ミカヅチ
「まぁ、聞くだけですよ」

海斗
「...」

...

ミカヅチ
「ああ、わりと深刻でしたか」

ミカヅチ
「戦場海底...まぁ、大体の事情は分かりましたよ」

ミカヅチ
「まぁ、諦めなさいよそんなこと」

海斗
「...どうしても無理なんですか?」

ミカヅチ
「この世から離れた時点で、貴方はもう世界とは全く無縁の他人になったんです」

海斗
「そうだとしても!!」

ミカヅチ
「それにですね...別に世界なんていいじゃないですか」

ミカヅチ
「結局のところ世界なんて一年か10年か、気が付いたら勝手に滅んでるんですから、また作ればいいんですよ」

ミカヅチ
「ミライシティとやらも滅ぶのがその時だった、それだけですよ」

海斗
「...ふざけるなよ」

海斗
「お前、それでもメイドウィンなのかよ!?」

ミカヅチ
「メイドウィンなんてみんなそんなものですよ、オモチャ箱みたいなものなんですから」

海斗
「そんなわけあるか!!雪さんは...たくっちスノーはそんな奴なんかじゃなかった!!」

ミカヅチ
「...はぁ?たくっちスノー...だと?」



ミカヅチ
「貴方...あのクソ狐の知り合いなのか?」


海斗
「知り合い程度の...存在ではない!!」

ミカヅチ
「...!!」

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.185 )
日時: 2018/09/27 22:09
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗
「メイドウィンっていうのはさ、神様みたいなものなんだろ?」

ミカヅチ
「なぜそれを?」

海斗
「雪さんが言ってたんだよ...最初は、冗談かと思っていたさ」

海斗
「でも、あの人は確かに...自分の作った世界を、会ってきた人を、マガイモノを愛していた!!」

海斗
「あの人が...」

ミカヅチ
「うるさい!!」

海斗
「!?」


ミカヅチ
「あんなバケモノの何がいいんですか!?」

ミカヅチ
「貴方は知らないでしょうがね、彼は時空最狂の時空犯罪者だったんですよ!?」

ミカヅチ
「僕の他だって、あいつが憎い奴が沢山いるさ!!」

ミカヅチ
「指名手配票だってあっちこっちにばら蒔かれて!!時空監理局があちこちを手を伸ばして!!」

ミカヅチ
「なのに...あいつは...気が付いたら勝手に善人になってて...!!」

海斗
「...くだらないですよ、要するに八つ当たりじゃないですか」

ミカヅチ
「くだらなくて結構ですよ!貴方も知り合い以上というならよく知っているはずです、彼の強さを!彼の力を!」

ミカヅチ
「善人にせよ、悪人にせよ、あの方の匙加減で時空が滅ぶ可能性だってあるんです!!」

ミカヅチ
「強すぎる力なんて!生きてること自体が罪なんですよ!!」

海斗
「そうか...だったら」


海斗
「その罪を裁くために...俺は戦場海底を倒しにいく!!」

ミカヅチ
「待ちなさい!!」

ミカヅチ
「貴方はいずれ、クソ狐と出会った事、あいつが生きていることに後悔することになる!!」

海斗
「じゃあ...そんなに憎んでいるなら、殺しにいけばいいじゃないですか」

ミカヅチ
「それは...」


海斗
「...さよなら、また後で」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

しばらくすると、海斗の場所が切り替わり、レイチェルが現れる

レイチェル
「やっと見つけましたよ!フェニックスの尾で蘇生しましたので早めにどうぞ!」

海斗
「え...ありがたいですけど、なんで俺を助けたんですか?まだ他人なのに...」

レイチェル
「ご主人様は言ってました、誰かを助けるのに理由はいらないと、それに...」

レイチェル
「心優しい化け物さんが待ってますよ?」

海斗
「化け物...雪さん!!」

海斗
「しまった、すぐ行かなきゃ!」

レイチェル
「はい、ついてきてください...ところで、私と会う前に何していたんですか?」

海斗
「あー...天使と喧嘩してきました!」

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.186 )
日時: 2018/09/27 22:47
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗
「...はっ!!」

レイチェル
「おはようございます」

T
「ほ、本当に生き返った!フェニックスの尾スゴい!」

海斗
「あれ、俺って確か即死...あれ、なんともない」

海上
「蘇生品が一族の回復力を急速に強めたようだな」

海斗
「ああ...そうか、俺寝坊してませんか?」

レイチェル
「いえ、まだセーフぐらいの時間帯ですよ」

海斗
「そうか...あっ、雪さんは!?」

石動
「...何!?そんなバカな!?」

石動
「マガイモノでもないのに生き返るなんてありえないはずだ!?」

海斗
「あっ...」

海斗はたくっちスノーの方を見る


たくっちスノー
千回連続サウザント...」

たくっちスノー
「釘パンチ!!」

海底
「ちっ...!!」

たくっちスノー
「ぐっ...!!」

たくっちスノーの肉体は既に限界だった、大技による損傷に再生力がついていけなかった

海斗
「...レイチェルさん」

レイチェル
「はいはい」

海斗
「見ての通り...雪さんはもう無理だ」


海斗
「天使に啖呵を切った以上、俺がやらなくてはならない」

海斗
「俺があいつという罪を裁かないといけない!それに...」

レイチェル
「それに?」

海斗
「恐らくですが、あの中にいるエデンは貴方を待っています」

海斗
「貴方とエデンを会わせるためにも...」

レイチェル
「ははあ、そういうことでしたか」

レイチェル
「悪魔と相乗りする勇気はあるか?みたいなですか」

海斗
「多分違うと思うけどなぁ...ま、そんなことはどうでもいいか」

海斗
「雪さん...下がってて」


たくっちスノー
「うう...ああ」



たくっちスノー
「えっ?海斗君?なんで...」

レイチェル
「あ、なんかフェニックスの尾食べさせたらどうにかなりました」

たくっちスノー
「ええええええええええええ!?」

海斗
「...と、まぁそんなことなんで、雪さんは下がってて」

海底
「くう...貴様.....」

たくっちスノー
「...ふう」


たくっちスノー
「良かった...本当によかった...海斗君が無事で本当によかった...!!」

海斗
「戦場海底!」

レイチェル
「そちらに居られるエデンさん!」

海斗「いざ勝負!」
レイチェル「いざ勝負!」

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.187 )
日時: 2018/09/27 23:34
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海底
「.....くだらない!」

海底
「何度生き返ろうが結果は同じだ!」

海斗
「うおああああああ!!」

海底
「移動力!!」

海底が背後に回った途端、海斗は回転し拳を浴びせる

海底
「ぐうあっ!?」

海斗
「毎度毎度同じところに...読み取れるんだよ!」

海底
「なら...こちらに!!」

レイチェル
「おっと!」

レイチェルはすかさずレイピアを取りだし、海底の拳をいなしていく


レイチェル
「なるほど、まさにうちの世界の鬼モンスターってパターンです」

レイチェル
「力を重たい棒みたいに振り回してる感じです」

海底
「何が言いたい!?」

海斗
「あんたの攻撃はド素人ってわけだ!」

レイチェル
「いえいえ、そこまでは言ってはいませんよ」ブンッ

レイチェルは的確に海底を突いていく


海底
「バカな...何故俺様がただの人間に押されるというのだ!?」

レイチェル
「ただの人間侮っちゃいけませんよ、うちの世界だとただの人間が破滅の龍を制したり、なんやかんや...おっと、お話ししてる場合ではありませんでした」

海底
「くっ...ありえない!!俺が、俺様が!!」

海斗
(...こいつを倒せば、皆が、雪さんが、世界が...救われる!)

海斗
(俺は生き続ける!世界のために...)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「貴方はいずれ、クソ狐と出会った事、あいつが生きていることに後悔することになる!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海斗
「雪さんと出会ったことに...後悔しない為に!!」スッ

海底
「!?」

海斗
「...!!」

ドスッ

海底
(動きが変わった...!?)

石動
「ほう?」

レイチェル
「おお、戦法を変えたのですか、では私は後方に回っておきますね」

海斗
「...!!」

海底
(速くなっていく...!!)


たくっちスノー
「海斗君の動きが、変わった?」


海上
「...そういえば、戦場海斗の能力は何だ?」

たくっちスノー
「あ!そういえば!!」

海上
「そうだ...俺も気にしていたところだが、まだ分かっていない」

海上
「これと一緒に聞いてこい」

たくっちスノー
「え...何々...そっちの方が大事じゃないか!!」

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.188 )
日時: 2018/09/28 09:09
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海斗
「ふっ!!ふっ!!」

海底
「くっ...」

たくっちスノー
「待って!!海斗君!!」

たくっちスノーは海斗のスピードに追い付こうとするが、中々間に合わない

海斗
「ふっ...!!」

海底
「くっ!」

たくっちスノー
「待って!止まって!ちょっと止まって!」

海斗
「どうして止めるんですか雪さん!」

たくっちスノー
「いやそりゃ止めたくもなるよ!海上さんが気付いたんだよ!」

たくっちスノー
「君、今呼吸をしていないんだって!!」

海斗
「えっ?」

たくっちスノーに指摘され海斗は口と鼻に手を触れる

海斗
「うわっ、本当だ!」

たくっちスノー
「嘘!?気付いてなかったの!?」

海斗
「う、うん...あっ!雪さん!」

たくっちスノー
「どうかしたの!?やっぱやばかった!?」

海斗
「なんか俺の心臓、速くなってます!」

たくっちスノー
「え...ホントだ!鼓動音が異常なくらい速い!」

たくっちスノー
(これで気付かなかったのか、海斗君)

海斗
「もしかしたら...俺のスピードが上がったのは、心臓と連動して...オエッ!!」

たくっちスノー
「ほら息吸ってないから!!あまりこういうことやめてよ!?脳細胞ってちょっとでも空気無いとダメになるって教科書で読んだんだから!」

海斗
「まさかこれが俺の能力...?ハイリスクすぎないか?」

レイチェル
「その鼓動を動かすのって、どのような感じで行ったのです?」

海斗
「え?確か、イメージしたら...ん?」

海斗
「もしかしたら、相手の振動を早めることも可能な気がする!」

海底
「フッ!」

海斗
「おっと危ない...レイチェルさんお願いします」

レイチェル
「はいよう!」

海斗は裏に回り、レイチェルが前に出て海底の足止めをする


海斗
「ちょっと誰か手を貸してくれませんか?」

T
「えっこれ大丈夫?振動の勢いで破裂しない?」

たくっちスノー
「主人公がそんなエグい技覚えるわけないでしょ!」

海上
「俺の手を使え」

T
「海上!?」

海上
「何を考えているかは知らんが、何か思い付いたようなのでな」

海斗
「どうも...では、やってみます!」

海斗は海上の手を握り、「振動」のイメージをする

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.189 )
日時: 2018/09/28 10:08
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

すると、海斗の振動が静まり...海上の超怪力が海斗に発動する

海斗
「えっ!?」

たくっちスノー
「なんで超怪力が!?」

海上
「俺は何もしていないぞ」

たくっちスノー
「そ、それって...まさか!?」

海上
「なるほど...原理は分からないが、どうやら戦場海斗の能力は力を合法的に真似する能力」

海上
「『振動力』といったところか」

海斗
「これが俺の能力...」

たくっちスノー
「...触れたものを真似するなんて、まるで昔の自分じゃないか」

海斗
「これなら、イケる気がする!レイチェルさん!」

レイチェル
「合点!私の手を取ってくださ~い!」

海斗
「振動力!!」

海斗はレイチェルの手を掴み、振動力を発動する


たくっちスノー
「えっ、出来るの!?」

海上
「俺は『戦場の一族のみ』とは言ってはいない」

たくっちスノー
「...あの子の行く末が心配になってきたよ」

海上
「何だ?かつてのお前みたいになるのを危機しているのか?」

たくっちスノー
「.....」

海上
「お前が愛した存在だろう、お前が一番信じてやるんだ」

たくっちスノー
「...そうだね」

たくっちスノー
「がんばれーっ!!海斗君!!」

...

海斗
「サンダー!!」

海斗が指を出すと、海底に落雷が落ちる

レイチェル
「いやはや、能力を真似できるだけでも中々天晴れですが、魔法も真似できるものなんですね」

海斗
「うちの世界にも『魔法使い』は存在していますからね!」

海底
「グ...おのれ!!」

海斗
「よし...いくぞ!!」

レイチェル
「はい!これを!」

レイチェルはもう一本の剣を海斗に渡す

海斗
「必殺...落花!」

レイチェル
「アマリリス!」


海底
「ば、バカな...何故、俺様が押される!!オーマジオウの力はどうした!?」

海底
「仮面ライダーの力、戦場の力...一体どこにいった!?」

石動
「...(ニヤリ)」


海斗
「追い詰めたぞ、海底!!」

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.190 )
日時: 2018/09/28 10:26
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海底
「おのれぇ!!俺様が...こんな奴等などにぃ!!」

海斗
(レイチェルさんの力をコピーして、優位に立ち回れるようにはなったが...)


海斗
(...どうせなんだ、覚悟を決めてやる!)


海斗
「超怪力!!」

海底
「くっ...あああ!!」

海斗は超怪力で海底を掴み上げ、海へと向かっていく


たくっちスノー
「海斗君...!?」

海上
「...まさか奴、海底と心中するつもりか」

たくっちスノー
「えっ!?」

海上
「たくっちスノー、確か会議の時奴は泳げぬと言ったな」

海上
「あれは一族共通のものだ...あれで奴は」

たくっちスノー
「待って...待ってよ!!」

たくっちスノー
「やめてくれよ、そんなの!!」

たくっちスノー
「なんで君がそんなことをしなくちゃならないんだ!!」


たくっちスノー
「もういいだろ!?君だけは生き残ってくれ!世界のために!」

海斗
「...さよなら、雪さん!」

海底
「離せっ!!グアアアアアア!!」


海斗は海底を掴みながら、海へと沈む


たくっちスノー
「うああああああああああああああああああ!!!」

石動
「...おやまぁ、こりゃ俺もビックリだ」


石動
「ま、俺の役目は終わった...そろそろ帰るかね、チャオ!」


たくっちスノー
「待て、石動!!...くそっ!!」


たくっちスノー
「僕は...僕は!!」


レイチェル
「あれまぁ、これまた大それたことを...よしっ」

レイチェルは剣を下ろし、上着を脱ぎ始める

たくっちスノー
「な、何をしてるんですか!?」

レイチェル
「何って、これから海にはいるんですよ、剣とかは邪魔になりますし」

たくっちスノー
「...」

レイチェル
「消えそうになっている命が目の前にあったら、何も言わず駆け出して救いだす...ご主人様はそういう方でしたから」

レイチェル
「メソメソと泣いて頭を打ち付けてる暇があったら、飛び出して手を取り出す...なんて言うんでしょうかね?」

たくっちスノー
「...!!」

レイチェル
「なーんて、余計なお世話かもしれませんけど、私はやりますよ」

レイチェル
「よいしょっ!」

レイチェルは軽い運動後、海へと飛び込んでいった


たくっちスノー
「...そうだ」


たくっちスノー
「何してんだよ自分は...自分は、時空監理局以前に」



たくっちスノー
「あの子の友達じゃないか!!」

たくっちスノーもレイチェルに続き、海へと入っていった

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.191 )
日時: 2018/09/28 10:58
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

.。o○

海底
「あの男め...!!移動力さえも...!!」

海斗
「これで終わりだ!!」

海底
「俺が...俺様が!!」

海斗
「今なら使える...!!」

海斗の持っていたフォーゼのソウルが白銀に輝く

【フォーゼ!】



【three!!】
【two!!】
【one!!】


海斗
「ソウルチェンジ!!」

【宇宙~~~~~ッ!!キタァァァァァァァッ!!】

【仮面ライダーフォーゼ!タイマン張らせてもらうぜ!】

ソウル(海)
「オリジンソウルモード!!本来のライダーの力を今此処に!! 」

海底
「ほざけ!!」

ソウル(海)
「超怪力!!」

【SUPER rocket ON】
【SUPER drill ON】


【rocket drill ON】

特殊なアストロスイッチが、海斗の腕にロケットドリルを装着させ、更に超怪力で巨大化させる




海底
「...なんだこれは!?」

ソウル(海)
「うおあああああああ!!」

【rocket drill ON】
【リミットブレイク!! 】


ソウル(海)
「くらえ!!」

ソウル(海)
「ライダーロケットドリルブラストー!!」
【ライダーロケットドリルブラストー!!】

ソウルはロケットブースターを稼働させながらドリルで突っ込んでいく...

海底
「ぐううううううう!!」


海底
「バカがぁ!!戦場の耐久力をなめるなぁ!!」

海底はドリルを弾き、そのまま海斗の体を掴む!!


海底
「戦場の一族は俺様だけでいい!!消え失せろおおおおおお!!」

...

レイチェル
「結構奥まで潜っていったみたいですね」

たくっちスノー
「あの、貴方人間なんだから...あまり無理しないでくださいよ?」

レイチェル
「いえいえ、潜水も苦手ではないので...おや?あれじゃないですか?」

たくっちスノー
「えっ!?どこに...あっ!!」


たくっちスノー達のすぐ下には、海斗の心臓部分に手が入った海底が

たくっちスノー
「...!! 」

海底
「はははははは!!所詮はこの程度だ!!」

レイチェル
「.....いえ、まだ終わっていませんよ」


海底
「何!?」


レイチェル
「だって、彼はまだ諦めたような顔をしていません、むしろ...!!」


ソウル(海)
「...お前が俺に『手』を出すのを待っていたよ、海底!!」

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.192 )
日時: 2018/09/28 11:40
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

ソウル(海)
「お前の手が欲しかったんだよ!!」


ソウルは心臓近くに突き刺さる腕を掴む

海底
「何!?確実に心臓を狙ったのに何故生きている!?」

ソウル(海)
「俺だってな...戦場の一族だし!お前みたいにマガイモノ成分だってあるんだ!!」

ソウル(海)
「それに...俺はヒーローなんだ!」

ソウル(海)
「街の...戦場の一族の...そして、雪さんの!!三つにとってのヒーロー!」

ソウル(海)
「俺はもう、お前には負けない!!」

ソウル(海)は海底の手を掘り出し、そのまま掴む

ソウル(海)
「振動力!!」

海底
「何!?」

ソウル(海)
「真似を出来るなら...奪い取ることだって可能だ!!」

海底
「うああああああああ!!」

レイチェル
「あ、あれ?どうかしたのでしょうか?」

たくっちスノー
「...この反応、マガイモノの『拒絶する力』!?」

ソウル(海)
「海上さんのを見て、俺もやってみたんです!あの人と違って体内に成分が入っているし!」

たくっちスノー
「で、でも海中さんが言ってたじゃない!僕の成分は彼の先祖とも言えるT兄さんと同じだから、パワーアップさせるかもって...」

レイチェル
「なら、オーバーヒートするくらいくれてやればいいんじゃないですか?」

レイチェル
「もし成分が体内にあるのであれば、その成分は彼が引き出してくれましたし」

たくっちスノー
「...そ、それってまさか!!」

レイチェル
「はい、彼はわざと攻撃されることで、血液に流れる成分を海に染み込ませたんです」

レイチェル
「心臓ぐらいにまでなると、尋常じゃないくらいの血液...成分が流れ込みます、つまり」

たくっちスノー
「この海全体が...拒絶する力を得たマガイモノ成分で覆われた!?」


ソウル(海)
「これで終わりだあああああああ!! 」

拒絶する力に喰われ、悶え苦しむ海底の体を、ロケットドリルがぶち抜いた

海底
「ぐわあああああああああ!!」




海底
「ああ...あ、ああ...俺様が..ああ」


海底
「..う..あ、私は...一体...?」

ソウル(海)
「...な、なんだ!?」

たくっちスノー
「もしかして、これって...」

レイチェル
「?」

海底
「お...おおお...そんなまさか...あなた様は...レイチェル様...!!」

たくっちスノー
「エデンが...甦った!?」

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.193 )
日時: 2018/09/28 11:52
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海底
「なんてことでしょう...私は、結局貴方を救うことが出来なかった...」

レイチェル
「エデンさん、貴方は一体何者なんです?」

海底
「何者...私は、単なる無力な人間ですよ...」

海底
「ずっと昔...私は、太陽のように惹かれていた...私は、強くて心優しい貴方が好きだった...」

海底
「なのに、私は...貴方が辛かったあの時も、苦しめられていたとき...見ていることしか出来なかった」

海底
「無力だったんです...私は」

海底
「貴方に幸せになってほしかった、また明るく楽しい生活を送る貴方が見たかった...」

海底
「だから私は貴方のような方が、幸福になれる場所、楽観の地『楽園』を作りたかったのです」

レイチェル
「.....」

海底
「でも、結局私は出来なかった、私は貴方に何もしてやれなかった」

海底
「私は...結局無力な人間でした」

レイチェル
「そんなことありませんよ」

海底
「...?」

レイチェル
「貴方が私の事をそんな風に思ってくれただけでも、感謝出来ますよ」

レイチェル
「貴方のやっていたことは間違っていたかもしれない、ですが...私は貴方の考えを咎めるつもりはありませんよ」

海底
「...ははは、相変わらず、ですねぇ」


海底
「本当に...貴方という人は...優しすぎて、涙が出てきますよ...」

ソウル(海)
「エデン...」

海底
「レイチェル様...脱獄した後、今の貴方を調べたんです」

海底
「今の貴方は、新しい村で...新しい人と、仲良くしていた...」

レイチェル
「...はい、今の私は、とっても幸せです」

海底
「よかった...ずっと、それを聞きたかった...私の役目はこれで終わる...!!」

ソウル(海)
「エデン...!?」


海底
「お偉いさん、小さなヒーローさん」


海底
「レイチェル様に会わせてくれて...ありがとう...レイチェル様、貴方や貴方の大好きな人が、これからも幸せでありますように...」


海底
「さよなら」


そう言うと、海底から白い煙が抜けていった


レイチェル
「...お疲れ様、天使さん」

たくっちスノー
「...エデンも、元々は俺達と同じヒーローだったんだ」

ソウル(海)
「ああ...あの人も、悲しきヒーローだったんだ...」

『トライヒーロー計画』【11】 ( No.194 )
日時: 2018/09/28 18:32
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海底
「ぐうああああああ!!」

たくっちスノー
「...エデンの力が無くなって本来の海底に戻った!?」

ソウル(海)
「何にせよ...もう終わりだけどね」

海底
「俺は...俺様は、楽園を作るんだ!!俺の...自分自身による...!!」


ソウル(海)
「貴様!!いい加減にしろ!!」

海底
「グワアアアアアアアアアアア!!」

ソウル(海)は海底の顔面を殴り、海へと沈んでいく...

シュイイン

海斗
「...こ、今度こそ終わった」

たくっちスノー
「よし、戻るよ!」

海斗
「あ、そういえば海の中だった...しかと沈みすぎ...どうしよう?」

たくっちスノー
「任せて海斗君!ここにあるのは、みーんな君の成分!」

たくっちスノー
「君の成分は元々、僕から与えられたもの!今この海は僕そのものだ!」

そう言うと、たくっちスノーから触手が伸びていき海斗とレイチェルを掴み浮き上がっていく


たくっちスノー
「間に合え!!」

...

ブクブクブク

海上
「ん?」

たくっちスノー
「うりゃあああああああ!!」

ザバーン

海から、二人を引っ張るたくっちスノーが飛び出してきた

海上
「やはり来てくれたか」

海斗
「うっ、ゲホッ!!」

たくっちスノー
「大丈夫!?やっぱり急に息を吸ったから...」

海斗
「へへ...なんともありませんよ、ほら!雪さんの成分のおかげでまた再生してますし」

レイチェル
「何はともあれ、無事で良かったじゃないですか」

たくっちスノー
「...ほんとだよ!」

海上
「...全く」

...
しばらくして...

海斗
「...もう行っちゃうの、雪さん」



たくっちスノー
「石動に逃げられてるし、エデンは無くなった...ここに残る理由はもうないんだよ」

海斗
「もうちょっとだけ居ても...」

たくっちスノー
「ダメだよ海斗君、今回は休暇じゃない...ちゃんとした仕事で来てたんだから」

たくっちスノー
「それに、レイチェルさんを元の世界に帰さないといけない」

レイチェル
「早めに帰ってお着替えしませんと風邪ひいてしまいます」

海斗
「...そっか」

T
「あ、なんだ...もう帰る準備しているのかい?」

たくっちスノー
「T兄さん!」

T
「戦場海斗、よくやってくれた...現在の戦場一族を代表して礼を言うよ」

海斗
「いえ...」

T
「それはそれとして、だ...君に話しておきたいことがある」

T
「君の能力についてだ」

海斗
「俺の?」

END

『トライヒーロー計画』【12】 ( No.195 )
日時: 2018/09/29 10:22
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

前回のあらすじ

皆が色々頑張って遂に戦場海底を倒した

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海斗
「俺の能力って『振動力』じゃないんですか?」

T
「それは海上が何も知らずに名付けた名前さ」

海斗
「何も知らず...って、どういうことですか?」

T
「実は過去にも一人だけ、君と同じ能力を持つ戦場が存在しているのさ」

海斗
「え!?ダブったりすることもあるの!?」

たくっちスノー
「まぁ、数百年も続く一族だからなぁ...」

T
「たくっちスノー、帰る前に君にも聞いてほしいんだ」

たくっちスノー
「...まぁ、数時間程度なら待てるよ」

海斗
(結構待ってくれるんじゃん...)

T
「...その能力、本来は『共振力』というのさ」

海斗
「共振力...でも、なんで振動力でも発動したんだろう?」

T
「イメージでどうにかなる代物だからね」

海上
「超怪力やら何やらも、個人が勝手に名付けたに過ぎん」

たくっちスノー
「そんなイナズマイレブンの新必殺技みたいな...」

T
「その能力を持っていたのは...確か、戦場海皇だったかな?」

たくっちスノー
「か、海皇って...」

T
「恐らく、戦場一族の中では最強とも言える存在かな」

たくっちスノー
「えっ、海底よりも?」

T
「同じ時代に生まれていたら、恐らくね」

海斗
「どんな人だったんですか?」

T
「正しく君のような人だった」

海斗
「え?」

T
「あの人は...そうだな、強く、明るく、優しく、正しく...」

T
「君たちの言葉を借りるなら、正に『ヒーロー』だった」

T
「でも、まぁ...ありがたい存在なのに、いなくなってほしくもないのに、大事な人を置いて一人でいつの間にか死んでしまう、薄情な奴でもあるのさ」

たくっちスノー
「...老衰で死ななかったのか?」

T
「くだらないことさ、泳げないくせに...海に沈んだ犬を助けに飛び込んで、仲間が気がついたときには...浮かんでいたそうだ」

海斗
「.....」

T
「たくっちスノー、なんでヒーローっていうのは、死ぬ寸前まで正義の味方であろうとするんだろうね」

T
「彼らだって生き物なんだから、死んだら悲しいに決まってるのに」

海斗
「...Tさん、その犬って助かったんですか?」

T
「ああ、それは確かだ」

海斗
「そうか...無事に助けられたなら、あの人も本望だろうなぁ」

『トライヒーロー計画』【12】 ( No.196 )
日時: 2018/09/29 11:32
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

T
「彼の能力、共振力」

T
「君がやってきたように相手に振動を浴びせ、能力をコピーする」

T
「たくっちスノーの『キャラクターチェンジ』の上位互換さ」

たくっちスノー
「...あれも五分しか持たなかったし、かなちゃん様達には効かなかったしなぁ、本当に自分の能力より強い」

海斗
「え?雪さんも似たようなことが出来るんですか?」

海上
「そういえばお前は見ることが不可能だったか」

たくっちスノー
「うん、自分は『世界』をアニメという形で観る事によって設定を得て、自由自在に形を変えられたんだよ」

たくっちスノー
「まあ...昔の事だけど」

海斗
「...それって、例の時空犯罪者っていう」

たくっちスノー
「なんでそれを!?」

海斗
「天背院ミカヅチっていう天使が...」

たくっちスノー
「そうか、彼から...」

T
「話を戻していいかな」

たくっちスノー
「ああごめんね...続けて」

T
「だがその共振力にはもう1つ力がある」

T
「自身の心臓の鼓動を速め、肉眼では捕らえられない速さと凄まじい回復力を得るが、その分心臓にも負担がかかり寿命を縮める」

海斗
「俺にそんな能力があったなんて...でも、なんで今回の騒動までに発現しなかったんだろ?」

T
「君の体に爆発力と再生力を促進させるものが与えられたからだろう」

T
「爆発力とはマガイモノ成分により覚醒した鬼の力」

海斗
「では再生力は?」

T
「...うーむ、非常に言いにくいのだが」

T
「多分、レイチェルとやらが用意したフェニックスの尾だろう...」

海斗
「えっ」

レイチェル
「あー!なるほど!」

レイチェル
「私のところの蘇生アイテムが、結果的に彼の能力を発現させたわけですね」

海斗
「あ、だからあの時レイチェルさんが出てきたのか...」

たくっちスノー
「いや、そのりくつはおかしい」

T
「多分、世代の差で血筋が薄れているから我々が来るまでは出したくても出せなかっただろう、つまり...」

たくっちスノー
「自分とレイチェルさんが居たから?」

レイチェル
「フェニックスの尾にこんな使い方があったなんて驚きです!」

たくっちスノー
「多分、海斗君だけだと思うな...」

『トライヒーロー計画』【12】 ( No.197 )
日時: 2018/09/29 15:35
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「海斗君にそんな力があったなんて...でも、さすがに一時的なものでしょ?」

T
「そう思うだろう?」

たくっちスノー
「...そう思いたいんだよ」

T
「では海斗、超怪力を使ってみてくれないか」

海斗
「はい...超怪力!!」

海斗は難なく能力を発動した

たくっちスノー
「えっ...」

海斗
「嘘!?」

たくっちスノー
「...!!」

T
「見ての通りさたくっちスノー、彼は手に触れ能力を一度でも真似すれば、彼のものに出来る」

たくっちスノー
「...!!」

海上
「上手くやれば、奪うことも可能だが...大体はこちらもそのままだ」

T
「だが...まさかレイチェル氏の魔術や技術まで真似できるとは」

レイチェル
「気付かなかったんですか?」

T
「気が付かないというか...この世界には戦場の一族以外に能力者もいないしね...」

たくっちスノー
「......」

T
「恐れているのかい?」

たくっちスノー
「......」

海斗
「雪さん?」

たくっちスノー
「そりゃ、自分にだって苦手なものはある」

たくっちスノー
「数学は解けないし、イカは食べられないし...でも、何より...自分みたいな自由自在のコピーキャラが現れることを、何よりも恐れていた」

たくっちスノー
「よりによって...こんなところで...」

T
「...『第二のたくっちスノー』が現れるかもしれないから、恐れていたのだろう?」

たくっちスノー
「.....多用な能力を手にいれたときの恐ろしさは、自分が一番よく分かっているんだ」

T
「そう...なら、どう導けば正しい方向に向かえるかも分かるはず」

たくっちスノー
「え?」

T
「君は時空監理局なのだろう?何も犯罪者を止める事だけが使命ではない」

レイチェル
「悪い方に進むから強大な力が恐ろしく感じるんですよ、イメージ改善っていうのも悪くないんじゃないですか?」

たくっちスノー
「正しい方に...か」

レイチェル
「彼がそんな簡単で単純なことも出来ないと思ってるんですか?気付くのは大変ですが、やるのは案外楽なんですよ」

レイチェル
「それに...どんなに恐ろしい力でも、一人で背負い込む必要は無いと思うんです」

レイチェル
「...どこかのご主人様が、そんなことを仰ってましたかな?」

海斗
「...」

たくっちスノー
「...」

海斗
「俺は大丈夫ですからね!」

たくっちスノー
「...ああ、そうだったね、君は自分と違って一人じゃなかったもんね」

『トライヒーロー計画』【12】 ( No.198 )
日時: 2018/09/29 16:51
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

海上
「...似たような能力を持っているのが、戦場海底だった」

T
「彼自身による能力は『吸収力』まぁ、その名の通りさ」

T
「奴の力は、どんなものでも奪い取る事が出来る」

たくっちスノー
「じゃあエデンを取り込み、オーマジオウの力を容易く使い、ネビュラガスに耐えられたのも... 」

海上
「吸収力によるものだ」

たくっちスノー
「...とんでもないのと相手してたんだな、海斗君 」

海斗
「でも、共振力とはどう違うんですか?」

T
「吸収力は知っての通り弱点まで真似しているだろう」

海上
「共振力はただ真似するだけじゃない、互いに本来の力を引き出させることも出来る」

T
「つまり、10%に抑えられた力を100%に出来るってこと」

海斗
「...あっ!そういえば海底と海に落ちたとき、ヒーローソウルから特殊な音声が流れたんですよ!」

海斗
「タイマン張らせてもらうぜーとか何とか」

たくっちスノー
「それって本来のフォーゼの変身者『如月弦太郎』の決め台詞じゃないか!」

たくっちスノー
「まさか、共振力が仮面ライダーフォーゼの力を100%引き出したのか...!?」

海斗
「な、なんかスゴい...!!」

レイチェル
「.....」ジー

たくっちスノー
「やめてレイチェルさん!これ以上強くなろうとしないで!!」

海斗
「あれ?そういえば奪ったから海底の能力も」

T
「吸収力なんて使わないでしょ?」

海斗
「まぁ使わないですね」

T
「ならいいじゃん」

たくっちスノー
「...」

T
「監理局としてはどうするつもりなんだい?」

たくっちスノー
「え?うーむ...海斗君の能力は時空から見ても危険扱いされるだろうな...」

海斗
「えっ」

たくっちスノー
「石動みたいな事があるし...」

海斗
「.....」

たくっちスノー
「気にするなって!自分が何とかしてみせるし、君だっていつも通りヒーローとして活動していれば、すぐにそう思われなくなる!」

海斗
「雪さん...」

たくっちスノー
「な、心配するなって!」

海斗
「...雪さんはさ」

たくっちスノー
「え?」

海斗
「雪さんはどうなの?」

たくっちスノー
「自分は...君とも境遇もやってきたことも違うし、比べるのは君に失礼だ」

海斗
「.....」

たくっちスノー
「局長という仕事をやっている以上、贔屓はしないけど...出来れば君には迷惑をかけたくない、それは分かってほしいんだ」

『トライヒーロー計画』【12】 ( No.199 )
日時: 2018/09/29 18:41
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

T
「うーん...まぁ、これでもう大丈夫だ」

海上
「ああ、そうだな」

海斗
「そういえば雪さん...あれ」

たくっちスノー
「あれ...そうだ!海上さんと海中さんを監理局にスカウトしたいって考えてたの忘れてた!」

T
「へー、せっかくだから海中も呼ぼうか?」

...

海中
「戦場海斗」

海斗
「あ、海中さん...体はもう大丈夫なんですか?」

海中
「能力を使えるぐらいにはさ」

たくっちスノー
「ならいいけど...」

海中
「感謝しときなさいよ、私の力があったから勇者レイチェルを呼び出せたんだから」

海斗
「ああ...そういえば、貴方の機械力にも助けられてたんだった」

海中
「で、その勇者レイチェルって奴はどこの誰なの?」

レイチェル
「あっ、私ですけど」

海中
「ふーん...そう、こいつがねぇ」

レイチェル
「...あのー、何か?」

海中
「こんな芋臭そうな奴が...ね」

レイチェル
「あら、そういえばここに来る直前にみゃんみゃん芋を収穫してましたから」

海中
「いや、芋臭いって多分そういう意味じゃない」

たくっちスノー
「スゴいあの人、素で海中さんをいなしてる」

海斗
「流石勇者だ、違うなぁ...」

海中
「...ああ、そうそう戦場海斗、あんた共振力なんだって?」

海中は右手を構える

海中
「ほら、手を出しなさいよ」

海斗
「え?」

海中
「機械力をやるって言ってんのよ!」

海斗
「えー!?」

たくっちスノー
「まぁいいんじゃないの?昔の人に機械力は宝の持ち腐れだし」

海中
「この時代に入ってようやく使い物になるって感じね」

海斗
「ええ...じゃあ、受け取っておきます」

海斗
「共振力!」

海斗は共振力を使い海中の機械力を...

海中
「ふん!」

海斗
「えっ」

たくっちスノー
「!?」

海中は体を海斗に押し付ける


レイチェル
「おー、いいですね、こんな体験二度と出来ないでしょうし私も」

続いてレイチェルも背後から抱きつく

たくっちスノー
「ぶーっ!?」

海中
「何よ!あんたまで... 」

海斗
「...なんかレイチェルさんの手ごつごつするんだけど」

レイチェル
「いつも野菜掘ってますから!」

たくっちスノー
「やめてよ二人とも!!海斗君の教育に悪いでしょ!!」

『トライヒーロー計画』【12】 ( No.200 )
日時: 2018/09/29 22:52
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「全くもう...」

T
「これでいいかい?」

海中
「ああ」

海上
「...」


T
「これで全てが終わった」

その瞬間...三人の体が薄くなっていく

レイチェル
「なんと!」

海斗
「え!?」

たくっちスノー
「ど、どういうこと!?」

T
「海底は死んだ...我々の役目も終わったのさ」

T
「考えてもご覧よ、海底もだが...数百年も経った肉体が、残ってあるあるはずもないだろう」

T
「『死んだ』事実をなかったことにして、生物のフリをしていたのさ」

海上
「いわば我らは精神と魂だけの存在」

たくっちスノー
(オルガマリーみたいなものか...)

T
「そういうわけなんだ、すまないね」

海斗
「で、でも...なんで!?Tさんは...雪さんと同じ...」

T
「私はプロジェクトの失敗作、キャラクターどころかマガイモノとしても不完全」

T
「たくっちスノーでさえ...何百何千という作品を見て、ようやくちゃんとした肉体を得ているんだよ」

T
「正直...いつ、死んでもおかしくなった、...死ぬ以前に『生きて』すらいなかったんだけどね」

たくっちスノー
「T兄さん」

T
「兄さんなんてよしてくれよ...私、君に兄らしいことなんてしていないさ」

たくっちスノー
「...僕はね、別の兄さんに言われたんだ」

たくっちスノー
「僕の兄さん姉さんが...シャドー・メイドウィン・黒影がこの時空にたくさん存在するって」

たくっちスノー
「そんな兄弟姉妹に...世界を滅ぼすような真似はさせないでほしい、幸せにしてほしいって頼まれたんだ...」

たくっちスノー
「T兄さんだって...」

T
「本当に君は色んな体験をしてるなぁ」

T
「ま、私の事は忘れなさい...兄や姉は沢山いるんだから」

たくっちスノー
「.....」

海斗
「海上さん」

海上
「たくっちスノー」

たくっちスノー
「あ...はい」

海上
「ついさっきだが、お前が世界を去るとき...俺に戦場海斗を託そうとしたな」

海上
「こういう結果になってしまったがな」

海斗
「えっ」

たくっちスノー
「.....」

海上
「お前の方から何とか出来ないのか」

たくっちスノー
「無理だよ...時空監理局に置いておくのは、海斗君にとって危険すぎる」

『トライヒーロー計画』【12】 ( No.201 )
日時: 2018/09/29 23:13
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

たくっちスノー
「ヤバイ奴と戦ったらピンチになって、また海斗君無茶すると思うから...」

海斗
「でも...」

たくっちスノー
「お願いだから、君は老衰で死んでくれ」

たくっちスノー
「若いうちの病気とか、事故とかで死ぬと残された奴が悲しむだろ」

たくっちスノー
「でも老衰なら...」

海斗
「雪さん」

海上
「たくっちスノー、お前は死を恐れているんだな」

海中
「不死のくせに」

たくっちスノー
「そりゃそうだよ...100年、人間の寿命なんて時空からしたらあっという間なんだ」

たくっちスノー
「僕みたいにすぐリセット出来たらいいなって何度も考えるけど...でも、ダメなんだ」

たくっちスノー
「絶対、お別れは来る...だからさ!約束するよ海斗君」

たくっちスノー
「もし君が老衰で亡くなる前...直前のちょっと前位に、絶対会いに行くから」

海斗
「え...?」

たくっちスノー
「もちろん、その間にだって用件があれば行くし...君が知らせを出せば...」

海斗
「.....」

T
「全く君と来たら!我々が蚊帳の外ではないか!」

たくっちスノー
「あ、ごめん兄さん...」

T
「...では、最期に私から海斗君へ」

T
「私の能力、見た存在の『設定』を正確に把握できる能力『情報力』を...」

海斗
「...」

T
「あげようかと思ったけど、やっぱりダメ」

海斗
「えー!?」

T
「君には必要ない能力さ、何もかも丸わかりの人生なんて楽しくないし」

T
「あんまり知らない方が楽しいものさ」

海斗
「...」

T
「それと...勇者レイチェル、君にも」

レイチェル
「え、私にもですか?」

T
「...今回の件、本来無関係のはずだったのに色々と問題が生まれて、結果許可もなく呼び出すことになってしまって...」

たくっちスノー
「何言ってるんだT兄さん、貴方が謝ることではないです、これは僕の...」

レイチェル
「いえいえ、私楽しかったですよ...こんな冒険もあるんだなって」

海斗
「いやでも、急だったし」

レイチェル
「いえ、うちの回りではこれほどの事はありませんが騒動なんて日常茶飯事ですし」

海斗
「ねぇ雪さんこの人の世界魔境なの?」

『トライヒーロー計画』【12】 ( No.202 )
日時: 2018/09/29 23:42
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

T
「あっ...もう終わりって感じする」

海斗
「多分天背院ミカヅチって人に会うかもだから頑張ってください...なんか色々と」

海斗
「あと、あの人雪さん嫌ってるっぽいし親族というのも」

T
「分かったよ、覚えておく」

たくっちスノー
「.....」

T
「泣かないのか?」

たくっちスノー
「マガイモノは...涙出ないし」

T
「そういえばそうだった」

海上
「なんだかんだと世話になったな」

海斗
「はい、こちらこそ」

海中
「あんたさ、最後くらいは真面目にやりなさいよ」

T
「はいはい、分かっておりますよ」

T
「...」

...

「「「戦場海斗」」」


海上
「数百年の歴史を持つ誇り高き戦闘鬼の一族『戦場』として」

海中
悪魔カイテイを止め、進化エボルを揺るがし、楽園エデンに抗い、勇者レイチェルを呼び寄せた『英雄』として」

T
「この世でもっとも明るくて、もっとも強くて、もっともバカで、真っ当に生きて死んだ海皇の第二の姿として」




「「「この世界を守れ、勇気有る、最強で、最高で、素晴らしきヒーローよ」」」

三人の姿は、完全に消えた


海斗
「これで、全部終わったんだな...」

レイチェル
「...いやー、圧巻ですねぇ」

レイチェル
「この私、レイチェルも一度村に帰ってご先祖様の顔を拝みに行こうかと思いますよ」

海斗
「.....ってことは、もう終わりなんだ」

たくっちスノー
「じゃあ、僕もそろそろ行くから」

海斗
「うん...」

たくっちスノー
「じゃあ...『また』ね、海斗君」

海斗
「うん...『また』だよ、雪さん。」

...


『またね』

君にこんな言葉を言える日が来るとは思わなかったよ...

...

~数日後~

(ミライシティ)

たくっちスノー
「やぁ、海斗君...しばらく『君』に会えなくてごめんね」

たくっちスノー
「へへ...僕ね、また君に助けられちゃった」

たくっちスノー
「やっぱり僕はダメだなー...なんて、君の前だけだよ、こんな風に話せるのは」


たくっちスノー
「...いつか、『あっち』の海斗君も呼んでお墓参りに行くから、その時はよろしくね」


たくっちスノー
「じゃあ...『また』ね、海斗君。」

【トライヒーロー計画 END】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『トライヒーロー計画』
【CAST】


『ロストヒーロー計画』
戦場海斗
雨水水晶
阿舟華南
飯塚浜有
七不思議不可思議

『???』
戦場雁大陸

『オリジナル』
戦場海上
戦場海中
戦場海下/戦場海底

『マガイモノ』
たくっちスノー
仮面ライダーエデン
T/戦場大海
石動惣一/ブラッドスターク/仮面ライダーエボル
アナザービルド

『らんだむダンジョン』
レイチェル

『特別ゲスト』
ありとあらゆる作品とキャラクター

【原作】
『石ノ森章太郎』より【仮面ライダー】

【スペシャルサンクス】
彩都氏
ここまで読んでくれた貴方

【原作】
彩都

【執筆】
ロストメイドウィン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

...

~らんだむダンジョンの世界~
「だんじょん村」

レイチェル
「やや?これはこれは...もしかしたら、またとんでもないことになりそうですね」


continue...?
NEXT:『究極アルティメットらんだむダンジョン!』

『トライヒーロー計画』【ED】 ( No.203 )
日時: 2018/09/30 22:35
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

『エピローグ』

友達と別れた後、少年と化け物は...


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

~時空監理局~

たくっちスノー
「...ふぅ、始末書はおわり、と」

たくっちスノー
「かなちゃん様ー」

かなちゃん
「はいはーい」

たくっちスノー
「死亡届とお墓を二人前、それぞれ別の世界に」

かなちゃん
「あっはい、名前はなんです?」

たくっちスノー
「えーと、一人は『戦場海下』で」

かなちゃん
「戦場...もしかして、例の彼の関係者ですか?」

たくっちスノー
「...まぁ、ね」

かなちゃん
「それでもう一人は?」

たくっちスノー
「...仮面ライダーエデン」

かなちゃん
「えっ!?」

たくっちスノー
「墓ぐらいなら...許してくれるはずだ」

かなちゃん
「.....」

たくっちスノー
(なんだかんだで数日か...ここの時間はゆっくりだから、僕はまだ生後5ヶ月程度のままだ)

たくっちスノー
(僕がこうやって資料見たりしてる間、あの子は何をしているんだろうな?)

かなちゃん
「...それで住所は?」

たくっちスノー
「海下は時空番号...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ガラッ

大陸
「戦場海斗」

海斗
「あっ、大陸さん」

大陸
「お前には世話になったな」

海斗
「大陸さんはこれからどうするんです?」

大陸
「この世に生きる戦場の一族は、お前だけとは限らない...また、探しにでも行くさ」

海斗
「ふーん」

大陸
「お前はどうする、先祖に色々託されたようだが」

海斗
「うーん...まぁ、大体決まってますよ」

海斗
「この先、エデンや海底みたいなものも出てくるだろうし...色んな仮面ライダーと出会う」

海斗
「いや、もしかしたらまた仮面ライダー以外の存在とも...!!」


海斗
「だから、俺は強くなります...戦場の一族として...英雄ヒーローとして!」

大陸
「...君なら大丈夫そうだな」

海斗
「はい!」

ピンポーン

水晶
「海斗、そろそろ行こう!」

海斗
「ああ、それじゃあ大陸さん、また!」

大陸
「ああ...いつまたここに来るかは分からないが、それまでの間別れだ」

海斗と水晶が走り去る姿を見送った大陸は、ミライシティを後にした...


大陸
(1つの戦いが終わった...次の災いはどこだ?)

『トライヒーロー計画』【ED】 ( No.204 )
日時: 2018/09/30 23:15
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E

暗い部屋にただ一人、少年が居た

少年が窓から空を見る

真夜中にぽつりと光る三日月が家を軽く照らす

月の光は古ぼけた写真を照らす、笑顔を向ける少年の写真

少年はその写真に目を向けたあと、ぽつりと呟く

「今日も頑張らないとな」

...

かなちゃん
「た、たたたたっ!大変ですっ!!大変です!!」

たくっちスノー
「ど、どうしたんです!?」

かなちゃん
「貴方が墓を建ててほしいといっていたあの世界!とんでもないほどの時空の歪みがあります!!」

かなちゃん
「ダンジョンの中に、数多くの世界の地形やパラレルワールド、作られた世界が交わってカオスなことに!!」

たくっちスノー
「...へー、それは面白そうだ」

たくっちスノー
「それ、行こう!」

かなちゃん
「ええ!?」

たくっちスノー
「...んん!もちろん楽しむためじゃない、仕事のためです」

たくっちスノー
「それで原因は?」

かなちゃん
「はい...実は、この世界に本来あり得ない反応が多数ありましてねぇ」

たくっちスノー
「本来あり得ない反応?」

かなちゃん
「マガイモノメイカーです、それも複数人」

たくっちスノー
「マガイモノメイカーか...一体何を考えているんだ?」

かなちゃん
「...えっとですね、それと」

たくっちスノー
「ん?何?」

かなちゃん
「...ごめんなさい、やっぱりなんでもなかったです」

たくっちスノー
「そっか...支度するね」

かなちゃん
「はい」

たくっちスノーが局長室を去ったあと、大名神はぼろぼろになった二つの新聞を開く

かなちゃん
「...言えるわけないじゃないですか、こんなこと」

新聞の内容はこうだ

【伝説の英雄『戦場海斗』謎の失踪】

【謎のダークライダー、今度はユーラシア大陸を壊滅状態に】

かなちゃん
「...また貴方が絡んでいるとでもいうのですか?黒影...」


...

真っ黒な『ソウル』を手にした少年は歩く

その少年の影は不気味で、うねうねと形を変え





地球外生命体のような独特の笑い声を挙げていた

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


???
「この本によれば...」

???
「我が魔王の力と関わってしまい、ジオウと同じ道を歩んだ仮面ライダーが存在するという」

???
「その仮面ライダーの名は...おっと、皆様にとってはまだ、先の話」

???
「では、またどこかで」



New NEXT...?
『ダークヒーロー計画』

『トライヒーロー計画』
【true end】