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SS小説(ショートストーリー) 大会【平日イベント】
あの日僕らは ( No.36 )
- 日時: 2016/03/08 17:34
- 名前: 女子長
誰から始めたわけでもなく、ただ、自然に始まったそれは僕らの日々の行き場のない怒りを少し楽にした。
もともとは仲のいい7人グループだった。
でもある日、あいつが僕の元カノと付き合い始めた。
そこまではいい。
でもそいつらは僕らがまだ付き合ってる時からお互いの家に泊まっていたらしい。
親友だと思ってたのに裏切りやがって。
僕に同情してくれる奴がほとんどだった。
最初はパシリだった。これぐらいは当然だ。
そしてだんだんエスカレートしていき、今度は暴力になった。
人から見えない位置にあざができるほど。
そしてあいつは先生にチクリやがった。
僕らは罰を受け、ターゲットは俺になった。
リーダーはアイツの彼女。
僕の元カノだ。
しかし、ときは巡る。
ほら聞こえてきた。
偽善者の足音が。
ねぇ、次は君の番だよ
うまく逃げられるかな?
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