SS小説(ショートストーリー) 大会【平日イベント】
アリスの心 ( No.43 )
- 日時: 2016/03/21 16:25
- 名前: 四つ葉アリス
私の名前は北川みなみ。ある学校に通う中学1年生。この話は私が本当に体験した話です。(これは、以前書いたものの続きです。これを初めて見る人は、以前書いたものを読んでからをオススメします。)
第2章
〜アリスの悲しい雨〜
私はいつものように7時20分くらいに学校のもんをくぐる。
み「今日もまた雨か〜。」
最近雨が降り続いている。
そうアリスと喧嘩したあの日から
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み「アリスってすぐそういうこと言われるだけでなんでも嫌いになっちゃうのね。そんなアリス、私は、私は大っ嫌いよ!」
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あんなきついことを言ってしまってとても後悔している。
なんでちゃんと気持ちをわかってあげられなかったんだろう。
あの時から、アリスは笑わなくなってしまった。まわりにいる私の友達はみなみのせいじゃないと言って、励ましてくれる。でも私はあの時からずっと自分を攻めた。翼と翔もあの時からずっと浮かない顔をしている。私は、いつも謝ろう、謝ろうと思ってもいざとなったら勇気が出なかった。なんだかんだあって音楽際、三日前になった。アリスはインフルエンザにかかり音楽際に出席出来なくなってしまった。指揮者は課題曲の指揮者の子がやってくれた。
み「翼、翔。話したいことがあるんだけど...。」
つ「どうしたんだよ。」
み「分かってるでしょ、アリスのこと。」
つ「あれは勝手にアリスが泣いたんだ!俺たちは悪くない!」
み「何言ってるの!じゃあ最近なんで浮かない顔してるの?」
し「そ、それは...」
み「やっぱり心配なんでしょ!アリスに謝ろうよ!」
つ「...」
し「...」
み「音楽際が終わったら一緒にアリスに謝ろう!」
つ「わ、分かったよ」
し「うん」
み「じゃあ、一週間後にアリスと一緒に話せるように説得するから!」