SS小説(ショートストーリー) 大会【平日イベント】
サバイバルガール1話 ( No.64 )
- 日時: 2016/04/24 00:27
- 名前: アイリス
真っ暗で、カチカチと、パソコンの音が鳴り響く部屋のなか、私、春嶺佳子(はるね かこ)15歳現在引きこもりライフ満喫中♪は、一生懸命、あることをしている。
毎日毎日。
そう、
小説を書いているのだ!
「ふぅん、なによこいつ!私の小説をバカにしてさぁ!あんたは、私みたいな小説書けんのかよバァカ!オリコン一位なめんなバァカ!」
そう、私、佳子は、仮名ゆまちょ、という名で、小説を書いているのだ!この前、新人賞をとり、さらにさらに、アニメ化もしてしまうほどに!ファンタジーものの小説で、結構人気!……………なはず。
だが佳子は、ずっと引きこもり生活をしており、学校には行っていない。まさにニートだ。しかも、小卒。中学校や、高校には、行っていない。
頭は、相当のバカ。
…………………………………。
「ぬわぁぁぁあ!てかてか、マジムカつくんだってばぁぁ!なによこいつぅぅぅ!えらそうにしやがってぇ!」
ゆまちょのサイトのコメント欄に、ゆまちょに対する悪口がコメントされていたのだ。
“マジ、主人公が可愛くないわぁwwwwロムちゃん、四巻で何で死んじゃうの怒!マジゆまちょクソだわwwww„…………………と。
はぁ!?
しょうがないだろうがぁ!
ロムちゃんは、死ぬ運命なんだよ!
設定なの!
これだから素人はぁ。
今度、サイン会があるんだ。
どうしよう、
このコメントを書き込みした、とうのほんにんが来たら!
「やだなぁ、ないない、そんなこと♪」
なんて
思ってた
私が悪かったんだ。
「よぅ、ゆまちょさん、コメント見ましたかぁ?ははっマジうけるぅ、こんなクソ作家のとこ、本来来たくないんだけどねぇ。」
「はぁ?どなたですか?」
「私は、あんたを倒す、新人作家、レイブンスダヨ。覚悟しときなさいよぅ、このクソ作家さん」
次回、佳子爆発の予感☆