管理人おすすめ本 過去のおすすめ -最新-

管理人の独断と偏見のみでおすすめする各種小説です。
気になった本があれば読んでもらえるとうれしいです。

過去のおすすめ 最新 | 過去のおすすめ -01-

管理人おすすめ本

不定期で管理人がおすすめする(はまっている)小説などをご紹介!皆様からのおすすめ本があれば、管理人おすすめ本に代えてサイトTOPページにてご紹介しますので、管理人連絡掲示板までご遠慮なく「タイトル」「紹介文」を投稿してくださいね。

「現代語訳 論語と算盤」をご紹介。

現代語訳 論語と算盤

渋沢栄一さんといえば、「近代日本経済の父」と呼ばれる実業家で、銀行、新聞社、ホテルなど、今でも名だたる数多くの企業の設立に携わったと言われており、2024年度より一万円札の肖像になることで話題になりました。そんな渋沢栄一さんの談話録です。
孔子の教えを記した「論語」で目指すべき道を学び、それを「算盤」という経済に落とし込む。お金を儲けるにも道徳が必要だよ、というのを説いた本。内容が難しいので、まずはマンガ版でどんな人だったかをざっくりと掴んでみても良いかもしれません。

「LIFE SHIFT」をご紹介。

LIFE SHIFT

2017年のベストセラー「LIFE SHIFT」です。人生100年時代と言われて久しいですが、100歳まで生きるってどういうことか想像できますか?「そんなヨボヨボになってまで生きたくないし」という人もいるかもしれません。でも、医療の発展やら健康志向の高まりにより、今の子たちは2人に1人が100歳まで生きるようになるそうです。その結果、働く期間が長くなるため、今までのような、「良い学校に行って、良い会社に入って、65歳で定年を迎え、そのあとは悠々自適に暮らす、という「一般的な流れ」と言われる生き方ができなくなる、というようなことが紹介されています。
ページ数も多く、中身もちょっと難しいので。簡単におすすめしにくいですが、こちらはマンガ版もありますので、興味のあるかたはマンガ版で読んでみると大枠が掴めるのではないでしょうか?

「嫌われる勇気」をご紹介。

嫌われる勇気

2013年のベストセラー「嫌われる勇気」。こちらは、アドラー心理学を「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。小説ではないのですが、「対話篇」と書かれているとおり、二人の対話形式で物語が進展します。「課題の分離」など、アドラーの教えはストレス社会を生きる上でとても参考になる内容でしたが、管理人的には「青年」の口調がおもしろい!「認めるものですか!そんな哲学、わたしは絶対認めませんよ!」や「はは、いくらなんでもその議論には無理がありますよ」など、演劇のようなオーバーリアクションの数々。個人的におすすめです。
ちなみに、「嫌われる勇気」は嫌われてもいいから好き勝手振舞おう、というものでなく、あなたを評価するのはあなた以外なので、あなたがあれこれ悩むことではないよ、といったような内容です。興味があれば是非ご一読ください。

森見 登美彦(もりみ とみひこ)氏の小説をご紹介。

夜行 熱帯

森見先生の作品と言えば「夜は短し恋せよ乙女」や「有頂天家族」など、不思議な世界観と良い意味でおちょくっている文体で、コアなファンが多い印象であり、そんな管理人もコアなファンの一人です。
「夜行」は、社会人になって久々に集まった6人の男女たちの銅版画「夜行」にまつわるエピソードをしっとりと描いたホラーファンタジー。文体もさることながら、短編を集めたかのような構成でとても読みやすく、物語にスッと入り込めます。個人的には大好きな作品。
なお、もう一冊の「熱帯」は、最後まで誰も読んだことのない幻の小説「熱帯」のお話。劇中劇のように存在する「熱帯」の謎が徐々に明かされる様に、ついつい続きが気になって止めどころを失います。しかし、読み進めているうちに物語は更に謎な方向へ。頭を激しく揺さぶられ、訳も分からないままジェットコースターで到着した感じ…。
お伝えするのがとても難しいですが、百聞は一見に如かず。500ページ超のボリュームの割には読みやすく、森見先生の不思議な世界観を大変するにはうってつけの作品です!

今村 昌弘(いまむら まさひろ)氏の小説をご紹介。

屍人荘の殺人 魔眼の匣の殺人

プロローグで描かれている日常のやりとりがどことなくライトノベル風で、キャラクターもどことなく癖のある面々。
そんな雰囲気から一転、急に差し込まれるゾンビ集団の襲来に、「パニックホラー系かな?」なんて思っていたらとんでもない!
現実を舞台にしつつも、ゾンビという非現実的な要素をシステムに落とし込んだうえで、しっかりと殺人トリックの材料にするという、なんとも大胆な作品です。
まだデビューしたてということで、著書は「屍人荘の殺人シリーズ」の2冊のみですが、ミステリー作家としてこれから大注目の作家さんです!

今邑 彩(いまむら あや)氏の小説をご紹介。

人影花 ルームメイト よもつひらさか いつもの朝に

表紙がどれも怖いのですが、ミステリー小説のなかに、そこはかとないホラー要素を漂わせる作風がとても人気の作家さんです。
短編・長編どちらも同じくらい書かれており、自分に合った読み方ができるのは良いですね。
管理人も好きな伊坂幸太郎さんのアンソロジー本にも「盗まれて」という作品が選ばれてます。
古さを感じさせない文章で、今でも幅広い層から支持されてますので、ミステリー&ホラー好きなら一度は読んでもらいたいです。

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)氏の小説をまたしてもご紹介。

陽気なギャングが地球を回す ゴールデンスランバー 死神の精度 魔王

ここ最近、ずっと伊坂作品を読み続けているため、またしても伊坂先生のご紹介です。
「陽気なギャングは~」はシリーズにもなっている人気作品…なのですが、表紙の目出し帽のギャングとタイトルからどうも「ズッコケ三人組」のようなドタバタコメディを想像して手を出してきませんでしたが、とんでもない!とてもスマートで気の良い、ポリシーを持った銀行強盗たちの物語。前半に散りばめられた伏線が最後にはしっかりと回収され、期待以上の面白さでした。そういう意味では、6つの短編から成る「死神の精度」は“死神が正体を隠したまま7日間対象の生活に寄り添い、最終日に死ぬべきか否かを判定する”という一見無茶な設定も、それぞれの主人公を上手に引き立たせ、死を扱う内容ながら湿っぽくならずに温かいものを残すという作品で、是非読んでいただきたい一冊です。

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)氏の小説をご紹介。

フィッシュストーリー アヒルと鴨のコインロッカー オーデュボンの祈り 重力ピエロ

大好きな人は本当に好きな伊坂先生の作品。すみません、実はまだ買ってから読めていません…。
なので、映画の方をご紹介。友達に勧められて観た映画が「フィッシュストーリー」でした。一枚だけレコードを発売して解散してしまったあるパンクバンドの曲をきっかけとして、巡り巡って地球を救うという一見すると荒唐無稽な作品。はじめは、いろんな時代や次々と代わる主役たちが織りなす細切れのストーリーに疑問符が付きますが、それが最後に向かっていくに従いどんどん収束されていく様が大変おもしろい作品です。観始めたら止まらなくなりました。「アヒルと鴨のコインロッカー」も同じ中村義洋監督により映画化されてますが、こちらも叙述トリックを上手に映像化しており、どちらもおすすめです。

恩田 陸(おんだ りく)氏の小説をご紹介。

麦の海に沈む果実 (講談社文庫) 三月は深き紅の淵を (講談社文庫) 光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) 蜜蜂と遠雷

恩田 陸(おんだ りく)氏は、名前が「陸」ですが、ご存知の通り女性です。
流れるような文章はとても読みやすく、しかしその背景にはどんな感情にもどこか哀しさ漂う心象の陰影感が見事です。作品の入り口は軽めにだれもが入りやすいのですが、中盤からラストに向けて放物線のようにぐっと世界が深まっていくところが、なんとも興奮ポイントです。第156回直木三十五賞をはじめ多くの賞を獲得されるのみならず、教科書や入試作品としても正統派な良質の文章として多く採用されています。出版年ごとに作品を追いかけて読破していくのもまた目線の流れが追えて面白いですね。

TRPG(テーブルトークRPG)をご紹介。

クトゥルフ神話 TRPG マルチジャンル・ホラーRPG インセイン 忍術バトルRPGシノビガミ基本ルールブック ソード・ワールド2.5 ルールブックI

ドラゴンクエストやファイナルファンタジーではすっかりお馴染みのRPGですが、「TRPG(テーブルトークRPG)」はご存知ですか?RPGは「ロールプレイング=役割を演じる」ゲーム。それをテレビではなく紙とサイコロで行うゲームがTRPGです。
各プレイヤーがキャラクターを設定して、GM(ゲームマスター)の進行のもとに進み、その場の対応をプレイヤーがアドリブで演じて、判断の成功可否をサイコロで決めるという、まさにアナログゲーム。最近は「リプレイ」と呼ばれる、プレイしたゲームをなぞった動画や小説もありますので、興味がある方は一度ご覧いただき、ぜひ当サイトにリプレイ小説を投稿してみてくださいね!

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)氏の小説をご紹介。

獣の奏者 (1) 闘蛇編 獣の奏者 (2) 王獣編 獣の奏者 (3) 探求編 獣の奏者 (4) 完結編

上橋菜穂子氏は、1962年東京都生まれの児童文学作家で文化人類学者です。ほかにもファンタジー、SFなど幅広いジャンルの物語や小説を書いておられます。
児童文学の語りで、非常に読みやすく構えずとも読者はいつの間にか物語の深い世界にすっかり入り込んでいます。動物がなぜ強いのか。それは異性を愛するから。そして新たな生命を育もうとするから。自然の摂理をまっすぐに受け止め、現代の経済政治優先の人間社会にゆがめられた感のある価値観に光をもう一度しっかりと当て、生きとし生けるあらゆる命を愛することへの強い意志と自然への感謝を感じるとても優れた作品ですね。

高橋 克彦(たかはし かつひこ)氏の小説をご紹介。

火怨 北の燿星アテルイ 上 天を衝く(1) (講談社文庫) 炎立つ 壱 北の埋み火 (講談社文庫) 時宗 巻の壱 乱星 (講談社文庫)

現在の歴史書は「渡来人(大陸文化圏)主観での日本の姿」しかわかりません。島国であるゆえに以前から様々が融合していったことも事実でありましょう。ただ今でも味噌・醤油ひとつとっても文化圏の違いをむしろ強調する意思を強く感じるように、観光施設と化した豪奢な社寺や宝物殿の横にも目をやると、地域住民によって小さくもひた守られている遺跡や遺構、創建における「謎、不明」とされる事象のなかにこそ、「そのむかし」を感じる火(委、倭)のまことの人々の記録なき記録が、文字でない文字と言葉でない言葉で伝えられていることの強い意思の存在に気づくことができます。
江戸時代末期にどう編集しても紀元600年代から前のことには(居住していなかったために)具体的に遡れない向きのある「レキシショ」の勧善懲悪視点からときには離れて、はるかむかし「本当にここにたしかに在っただけの人々のかすかな形跡」にも思いを馳せてみる時間を持ちたいですね。ずっと昔に破壊され朽ち果て続けているものにこそ、先んずる歴史時間(物語)があるともいえましょう。

みなもと太郎(みなもと たろう)氏の漫画(コミック)をご紹介。

風雲児たち 4巻 風雲児たち 幕末編 1巻 風雲児たち 幕末編 10巻 風雲児たち~蘭学革命篇~

少女漫画出身とは思えないギャグ漫画家のみなもと太郎先生。今回おすすめする「風雲児たち」は、「幕末を描くには戦国時代を描かないといけない」と関ヶ原の戦いから描き始め、幕末編に突入したのが連載開始から21年後!いまだに連載は続き、今年で連載37年となる大作歴史ギャグ漫画です。絵柄は古めで、はじめはとっつきにくいかもしれませんが、しっかり時代考証をしており、「歴史は繋がっているんだ」と分かる良い歴史漫画です。三谷幸喜さんの脚本により、来年のNHK正月時代劇でテレビドラマ化されるので、歴史に興味が無い方も是非ご一読ください!

2017年ノーベル文学賞受賞者、カズオ・イシグロ氏の小説をご紹介。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) 日の名残り (ハヤカワepi文庫) 忘れられた巨人(単行本) わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワepi文庫)

にわかに日本でも大騒ぎになっている世界的に著名な作家さんですね。普段から小説を意識的に読んでいる層でなくとも、ノーベル文学賞を受賞したとなるととたんに読んでみたくなるのは我々の不思議な感情でしょうか……。きっかけはもうなんでもいいですね!世界中の心を打つ優れた文章や世界や感性に触れられるなら、ビバ!ミーハー万歳!今頃は月も綺麗ですので、秋の夜長にぜひご一読を~。

戸矢学(とや まなぶ)氏の古代史関連書籍をご紹介。

ツクヨミ 秘された神 富士山、2200年の秘密 なぜ日本最大の霊山は古事記に無視されたのか 諏訪の神: 封印された縄文の血祭り 深読み古事記~日本の神話と古代史が100倍おもしろくなる!

古代史は謎が多いですね。書き残したものを読んでもらおうとしたり、削った内容を読んでほしくないと思うという人間の権力の欲望と生々しい情念のようなものが、歴史書のような究極にオフィシャルな書物にも表れる時代であるようです。戸矢学氏は「一つと呼ばれしそのわけは(略)♪」の文化祭?歌でおなじみのワイルド賢人熊谷高校出身の歴史作家さんです。神職の方とあって、非常に神代の知識を系統的に深くわかりやすく説明をしてくださっています。論や仮説にも飛躍や無理がなく、古代資料を読んで当然出てくる数々の疑問点に非常に納得のしやすい内容となっていて面白いです。案外今のネット上の「消すと増える」現象あたりも、たどってみれば古代からあったのかもしれませんね。だからなんだかんだ統制や焚書があっても、今もなお残っているのかもしれませんね。

渡辺 多恵子(わたなべ たえこ)氏のマンガをご紹介。

風光る 第1巻 風光る 第36巻 風光る 第39巻 風光る 第40巻

幕末の京都。長州勤王派に家族を殺された女の子セイちゃんが仇を討つため、名前も性別も偽って、後の「新撰組」となる「壬生浪士組」に入隊する少女漫画「風光る」です。しかし、少女漫画と侮るなかれ。作者による時代考証をしっかりと行っているため、「フィクションだから」と風俗や文化を曖昧に描くこともなく、また、ある程度史実に則っているので、どんなに良いキャラでも史実で亡くなるキャラは否応なく舞台から退場します。新撰組好きはもちろん、「名前は知ってるけど…」程度の方でも楽しめるオススメのマンガです。ちなみに、表紙に描かれているのが沖田総司とセイちゃんこと神谷清三郎です。

森見 登美彦(もりみ とみひこ)氏の小説をご紹介。

夜は短し歩けよ乙女 四畳半神話大系 有頂天家族 きつねのはなし

主に京都を舞台とした作品が多く、またその独特な言い回しから醸しだされる世界観が不思議と心地よく、気付けばどっぷりと深みにハマります。誰にでもおすすめできるのはやっぱり「夜は短し歩けよ乙女」。なかでも、愛しの彼女が持つ“おともだちパンチ”には文面だけでやられてしまいそうな勢い。また、たぬきの兄弟とお母さんの(想像とはだいぶ違う)家族愛を描いた「有頂天家族」もおすすめ。先日発売された2巻はテレビで取り上げられるほどの大ヒットとなりました。