コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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亜麻髪のしにがみ
日時: 2010/01/31 21:12
名前: ダンプ (ID: YYcYgE9A)

クリックありがとうございます。ダンプです。
コメ遠慮なくどうぞ!

プロローグ↓

気が付いたら少女は死んでいました。

何故死んでしまったか少女は解りませんでした。

すると、そこに一匹の夜色をしたネコがやってきて言いました。

お前が持っているものを見ろ

少女は手元を見ました。

そこには大きな鎌がありました。そして、ネコは言いました。

お前はその鎌で人の命をここへ運ぶ…いや奪わなくてはいけない。

そう、少女は死神だったのです。

少女は思いました。

自分が誰なのかは解らないけど…今は与えられたことをしたら自分が誰なのか解るかもしれない…

少女は立ちあがりました。

そして、歩き出しました。亜麻色の髪を揺らして—

これは、ヒトヒラノ花ビラが散ルヨウニ…

ヒトヒラノ雪がトケテシマウヨウニ…

何処かやさしくて、何故かなつかしい…

死神になってしまった亜麻色の死神のモノガタリ

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Re: 亜麻髪のしにがみ ( No.6 )
日時: 2010/02/01 17:43
名前: ダンプ (ID: YYcYgE9A)

どうも、ダンプです!
第二話どうでしたか?
でわ、第三話のプロローグ↓

あたし達は廊下をいつも走っていた。

帰り道も、休み時間も、走っていた。

先生に怒られてもあたし達は走るのをやめなかった。

そうして、風になりたかった。

アイツより速い風に—。

Re: 亜麻髪のしにがみ ( No.7 )
日時: 2010/02/01 20:21
名前: 空 (ID: zuIQnuvt)

 *鑑定結果*

・コメディ・ライト向けの話ではないですね。シリアス・ダークをお勧めします。

・『孤高のプライド』の題名に1,2…と番号をつけると読みやすくなります。

・所々、句読点がないのが気になります。直しましょう。

・話の内容はいいです。わたし的には好きですね。文のバランスもいいですし。

・表現の仕方は文句なしです。素晴らしいですよ。

 *鑑定終了*

Re: 亜麻髪のしにがみ ( No.8 )
日時: 2010/02/01 21:07
名前: ダンプ (ID: YYcYgE9A)

えっと、ヒマなんでもう3話目書いちゃいます☆

「アイツからあたしへのバトン」

汗まみれのタオル、捨てられたように置かれている陸上のスパイク。
グランドでは女子学生が走っている。何周も…何周も…
さて、もう1週走ろうかな?なんて言うスピードで新しい周に入るところでチャイムが鳴った。
女子学生はしょうがなく荷物をまとめて帰ろうとした。
が、彼女の前に男子が汗だくで現れた。

「あんた何してんの?」

「ん?町内マラソンのリハーサルしてた。つーか俊こそ何してんの?」

「あたし?グランドで練習してた」

「マジ?俺、今からグランドで練習すんだけど…一緒にどう?」

「…もうチャイム鳴ったから練習できないよ?」

「マジかよ…」

「もう、しょうがないから一緒に帰るよ」

あたし—富浦 俊と、コイツ—山吹 進(すすむ)は、

小学校からのダチ。二人とも走るのが大好きだったから、

小学校で走りまくった仲でもある。

まぁ、そんな二人だから中学に入って迷わず陸上部に入った。

達はあたしの事をダチと思っているみたいだけど…

あたしはコイツの事をライバルだと思っている。

小学校までは100mのタイムが同じだったのに今は、コイツの方が速くなっている。

何としてもコイツには負けたくない!

—ってずっと続くと思っていた。変わることないこの日々が…続くと…。

「町内マラソンで1位になったら取材来ると思う?」

達の眼は輝いていた。あたしはそれがうっとおしくて

「さぁね、来るんじゃない?」…と冷たく対応をした。

そして、信号が赤に変わってしまう横断歩道を渡った。

あたしは、とにかくコイツを越えたかった。ただ…ただ…それだけだったの…

「俊!危ない!」

「え?」

あたしの目の前にはトラックがあった。

あたし…死ぬの?そう思っているうちにもトラックは近づいてくる。

3m…2m…1m…その瞬間鈍い音がした。

あ、死んだ。こんなつまんないところで死んだ。

でも、あたしは生きていた。達があたしをかばって死んだ。

その後、頭の中は真っ白。辺りは救急車のサイレンが響く—。

そのサイレンに紛れて鈴の音がしたような気がした。

あたしより有望だったアイツは死んだ。

それは一片の花びらが散るようにあっけなく死んだ。

あたしは、それから外に出ていない。

もちろん走ってもない。走るのが嫌になった。

カーテンの締まった閉ざされた空間に響くように

リン—。鈴の音がした。あいつが死んだ時紛れて聞こえたあの鈴の音が…

「だ、誰?」

あたしの目の前に少女が居た。顔立ちは幼いけど、どこか大人ぽっい白いワンピースに紅いブーツ…髪は亜麻色。
少女の手には大きな鎌があった。

「あたしは死神」

大人びいた口調で少女は名乗った。

「しに…がみ…?」

あたしは恐る恐る聞いた。きっと、気がどうにかしていたんだろう。いつもなら相手にしないんだけど…

「そう、死神」

「何しに来たの?」

「あなたに伝えたい事があるの」

「伝えたい事?」

「あの少年からあなたに手紙」

死神と名乗る少女は一通の封筒を差し出した。

封筒の中にはおまもりが入ってあった。

「これは—」

そのおまもりはあたしが達にあげたものだった。

初試合で緊張しているアイツにあげたものだった。

「あの子はあなたに走って欲しいんじゃないの?」

「…無理。あたしはもう走れない。あたしが何のために走ってきたかもうわかんないもん!」

俊の眼には大粒の涙が零れ落ちていた。

「…あなたはあの子より速くなりたかったんじゃないの?」

「!」

そうだ…ずっと…ずっと…アイツより速く走りたかった。

アイツに並びたかった。

気が付いたら少女は消えていた。

あの死神は幻だったの?と思ったけど違うかった。

手にはあのおまもり。

あたしはカーテンを開けた。

大きく息を吸って彼女は大きく叫んだ。

「達ぅ!あんたがあたしのせいで死んだのは納得いかないけど、あたしはあんたより速い風になってやる!」

そして、小さく呟いた。

「…これがあたしの今の世界なんだもんね」


俺より速い風になれるんだったらなってみろよ!—

Re: 亜麻髪のしにがみ ( No.9 )
日時: 2010/02/02 15:14
名前: 空 (ID: zuIQnuvt)

空です。
引越しの仕方はですね…。

その①
この画面の一番上。http〜がある場所を右クリックで押して、『コピー』を選択してください。
シリアス・ダークで『新規小説作成』を選んで、題名、名前を書いて、『URL』を選び、右クリック。『貼り付け』を選択。そうするとコピーしたアドレスが出てきます。(最初に書いてあるhttp://は消してください。)
『返信する』を押して、ちゃんとURLが表示されてあればOKです。
多分こうなっていると思います。↓

名前:○○
参照:http://〜… ←これです。

そこをクリックすれば、小説が出ます。他の方のコメントも出てきてしまいますが…。それが嫌なら、その②を。
※小説は消さないようにしてください。そのままで。


その②※これは少々時間がかかってしまうかも。
文章の前で左クリックを押したまま右へ行くと、文章が青くなります。そうしたまま下へスクロール。スクロールし終わったら、左クリックを離して、青くなったところの上で右クリック。コピーを選択して、シリアス・ダークの新規小説作成(またはコメント)へ。
コメントのところで、この棒→|が出たらその隣で、右クリック。貼り付けをすればOK。
これは好きな部分だけ選んでできます。

これでいいですかね?わかりにくいかもしれませんが。
もし、わからなかったら聞いてください。

小説の方はよくなってますよ。その調子で。

では。

…長くてすみません。

Re: 亜麻髪のしにがみ ( No.10 )
日時: 2010/02/02 19:51
名前: ダンプ (ID: YYcYgE9A)

突然ですが、シリアスにお引越しする事になりました。
そういうことなので、コメディから更新される事はなくなったので、続きを見たい方はシリアスで見て下さい。


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