コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ふぁんたじっく?恋愛小説【モンスターの倒し方教えます】
- 日時: 2010/03/18 19:09
- 名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: bQobMYPz)
どうも、ヨシュアさんと申します。
またも新しい小説を……。(あっ……完結させてない小説の亡霊が見える……。
まぁ、ルールは基本的マナーを踏まえててもらえばおkです。
さて、そろそろ一つでも完結させねば、今まで作った小説たちに殺される……。
今回こそは……。←死亡フラグ
人物紹介
尾上 清俊 モン・スレ学園一年生 剣術科 16歳
自分に主人公補正があると信じているバカな主人公。
仲の良い友人達には“キヨ”の愛称で呼ばれている。
現実の女性には興味が無く、強度な中二病であるうえにキモオタ。ただし、顔は悪くなく、背もある方。案外天才肌。
ルミューネル・ティーリア・セイバーハーツ
モン・スレ学園一年生 剣術科 16歳
剣術の名家セイバーハーツ家の末娘。女子ではあるが、名家の末娘ということもあって、剣術の腕は確か。そして勉学も出来る才色美人。以前の学校ではおかっぱに眼鏡という目立たない見た目をしていたが、モン・スレ学園では一転、妖精の心も潤う美しい長髪と丸眼鏡の下に隠れていた自身の美しさに自惚れるエルフでさえも見惚れるフェイスで男子生徒を魅了している。
本人は男子生徒を魅了していることも気づかず、自身の想いを一人の男子生徒に寄せている。性格は勉強と剣術以外は不器用であり、恋愛に関しても不器用。天然でおっちょこっちょいなとこもあり、それも彼女の可愛さに拍車を掛けている。
木の葉 忍 モン・スレ学園一年生 忍術科 16歳
忍びの原点とも言える木の葉家の末っ子。昔からのキヨの親友。
忍術を鍛えるために、モン・スレ学園に入学した明るい少女。基本的に制服は着ずに、動きやすそうなオリジナルの忍者服を着用しており、頭に白いハチマキを巻いている。
朝は筋トレにハンマー投げをしたりして、飛ばす方向が悪ければ、キヨの部屋の窓に直撃することもしばしば。
柳紋寺 呂姫 モン・スレ学園一年生 剣術科 16歳
いつもひょっとこのお面を付けている少年。
キヨの良き理解者であり、親友。
いつもひょっとこのお面で、顔を隠している以外は普通な常識人。恋愛相談、人生相談が得意で無駄にカッコいい爽やかなやつ。さて、その仮面の下には……。
九野宮 李蘭 モン・スレ学園一年生 爆発物科 16歳
爆弾を愛して止まない少女。一応昔からキヨの親友。
その愛する恋人の実験体は基本的にキヨ。キヨが知らないうちにどこかに仕掛けられている。大したことが無ければ、常識的な性格だが、たまにドS。
メリシャーナ・テナ・エインズワーズ
モン・スレ学園一年生 魔術科 16歳
大富豪のエインズワーズ家の次女。口調、見ためからしてお嬢様であり、礼儀正しく、嫌味なども嫌い、生徒からの信頼も寄せられる頼りある次期生徒会長候補。ただしBL好きというのが、玉に瑕。ちなみに同じクラスである“キヨ”こと清俊に、毎度呆れさせられている。
冥道寺 快樹 モン・スレ学園 一年生 錬金術科 16歳
極道の一人息子。目つきが悪く、体中に大量の錬成陣を書き記しているためにガラの悪い不良と良く間違われるのだが、自主的にゴミ拾いや活動募金をする善い人である。怪我や捨ててある動物はかまわず拾ってくる。錬金術としての腕は高く、強いことで見た目で判断される一つの要因になっている。顔は悪くない。どちらかというと目つきが悪いだけ。
ゼロ・アンダーグラウンド
モン・スレ学園 二年生 銃器科 17歳
キヨたちの先輩。口数が少なく、友人も少ないために彼の情報は少ないが、どうにも最近はキヨたちの集団へと加わることが多い。髪の毛は白く、髪先が黒といった変わった髪ををしている。服は制服ではなく、白と黒の炎のような模様のロングコートを着ている。見た目が目立っているが、別に彼は目立ちたがりでもない。ちなみに彼はパンダ派である。銃器科というのもあり、いつも背中に猟銃のような装飾銃を背負って、腰には二丁のハンドガンをぶら下げている。クールなキャラに見られがちだが、実は大の猫好きで、捨てられている猫ならば、かまわず拾ってくる。
そのために彼の部屋は『パンドラの猫部屋』と呼ばれている
まだ、キャラは増える予定です。
とりあえず説明文が長い……。今度はレスでしよう。
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- Re: ふぁんたじっく?恋愛小説【モンスターの倒し方教えます】 ( No.1 )
- 日時: 2010/03/18 18:30
- 名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: bQobMYPz)
プロローグ
俺には三つのルールがある!
・二次元を愛する!
・現実の女性は見ない!
・そして俺には(ここ重要)主人公補正がある!
さて、今一人のキモオタバカが、モンスターを討伐する狂気に染まった戦士を育てる学園。モンスター・スレイヤー学園。略してモン・スレ学園へと足を踏み入れてしまった。
さて……あなたはそいつを追いかけますか?見てみぬフリをしますか?それとも蹴り飛ばしますか?それともそれとも……。
告白—————。
しちゃいますか——?
- Re: ふぁんたじっく?恋愛小説【モンスターの倒し方教えます】 ( No.2 )
- 日時: 2010/03/18 18:34
- 名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: bQobMYPz)
第一章【オタとひょっとこと忍と爆発物と美少女と】
俺の名は“尾上 清俊”みんなからは“キヨ”なんて愛称で呼ばれている。モン・スレ学園一年生だ。ちなみに今日は入学式。
「ふっ……。やはりこの俺の説明は必要不可欠だろう……。何せ俺には!主人公補正があるからな!」
モン・スレ学園の校門の前で、叫ぶアホ(キモオタバカ)が一人いた。
ちなみに主人公補正とは……。
主人公であるがゆえに、人生に置いて特殊なイベントやスキルを持つ人間のことである
まぁ、例を出すならば……。
城の地下奥深くで、盗みに入ってるときに偶然そこで聖剣を発見してしまうとか。
空から女の子が降ってきたりして、居候になってしまうとか。
ヒロインたちにたくさんのバレンタインチョコを貰ったりするとか。
うん?あ、これはギャルゲの主人公だね。
まぁ、ともかく友情を分かち合った仲間たちと共に魔王を倒すことが出来る唯一の人間である。
ちなみに、主人公補正の無い人間が、魔王に戦いを挑む場合、基本的に確定した死亡フラグである。
「にしても、呂姫のやつ遅いな〜。ひょっとこのお面を付けてるから目立つんだけどな〜」
清俊ことキヨは校門の前で左右を“キョロキョロ”と見ていた。
左右から歩いてくるのは自分と同じ買ったばかりの制服を着た男子生徒と、素晴らしいブレザーに、ナイスとしか言いようの無いリボンがチョイスされた上着に、ミニと言ってもいいぐらいに短いスカートを穿いた女子生徒たちだ。
ていうか、どう考えてもデザイン性が女子制服のほうが明らかにランクが高い。これはどういうことなのだろうか?
「……にしても。スカートとニーソの絶対領域が完璧だ……。ここの学校長はわかってるな……」と清俊は女子制服の発案者だと思われる校長に感嘆をもらしていた。そして、女子に不審者扱いされ、危うく生徒会か、先生たちに連れてかれそうになったキヨであった。
……数分。清俊は雲が定期的に配置された空を見上げ、校門の前に未だに立っていた。
「あぁ……空から女の子が降ってこないかな〜。それも美少女の」
こんなことを校門でぼやく人間はこの世でこいつだけだろう。いや、むしろこいつだけで充分だ。
次々と水流に飲まれるかのように、制服を着た生徒たちは清俊を避けて校門をくぐり抜けて行く。
その中……。清俊はその中の一人だけに目を奪われた。
校門という名の川渡りしている生徒という名のムーの大群が押し合っていくなかにその子は歩いていた。
腰まで伸びたしなやかな薄い水色の髪。草原のような綺麗な緑の瞳。肌は白く女の子らしさを一層際立てる。美少女の神様が居るとするならば、彼女自身がその神だろう。地球だけでなく宇宙を探しても、もうこんな美少女を見つけることなど不可能。次に出会う可能性があれば、今の自分が宇宙で新たな人類を発見するに等しい。
まわりで押し合ってる人間は詰め合ってるからこそ、彼女の姿が見えていないが、彼女がクラスのドアを開け、入った瞬間には一瞬にしてクラスは永久凍土へと変わるだろう。
数人の生徒は彼女の存在に気づき、自分と同じく彼女に魂を持っていかれたように固まっている。
キヨはあれほどの美少女を見たことが無かった。
たとえ百の美少女ゲームから、彼女に匹敵するキャラを選べと言われても、絶対に不可能だった。
そして、もう一つ……。
キヨが彼女に惚れようとも、告白など不可能だった。
あまりにも手が届かない高嶺の花なのだ……。
キヨは直ぐに諦めた。まぁ、彼は二次元一筋なので、まったくもって傷心でもなく、数分後にはいつもの彼である。
固まっていた男子や女子たちも動き出し、彼女を追いかける者。キヨと同じく諦める者。隣りの人間に情報を求める者。そばから見てなんの不自然さも無い少しの緊張感と期待感を抱いた生徒と慌ただしい入学式の風景だった。
ふいにキヨのポケットから音楽が鳴る。
〜返して!ニーソックス♪〜
清俊の携帯の着メロだった。
「ん?呂姫か」
呂姫はキヨの第一親友である。ひょっとこのお面で顔を隠す変な奴だが……。
名前:ロキ
題名:忍が……
本文:すまん忍に捕まってな。先に行っててくれ。
ちなみに忍というのもキヨの親友である。
「忍に捕まったのか。なら仕方ない……」
仕方なく、キヨは少し隙間に余裕が出来た生徒の流れに乗り、校門の内側へと入っていく。
生徒の流れは緩やかなもので、遅くも無く、速くも無く、誰かがキヨのために調節してくれたような速度である。
今、キヨが歩いているのは均等に並べられた木々たちに挟まれたそこそこの幅があり、綺麗に塗装された道。目の前を見上げると、左右対称の建物が出迎えてくれる。
その、建物は数段の階段を登ると、ようやく目の前へと威圧感共に現れた。
左右対称の建物は真ん中に口が明いている。正面から見て、均等に、そして美しく彫刻柱が立てられており、その口の左右は入り口になっている。奥を見やれば、色彩豊かな緑が見える。きっと花がきっちり手入れされた中庭。そして、ここは寮なのだろう。きっと南側。すなわち右のほうが女子、そして残りの北側。左が男子の寮への入り口。
どうやら、目的地はここでは無い様で、生徒の流れは別の方向へと向かっている。キヨはもとの流れへと戻る。やはりスピードは緩やかなものでまわりを見渡しながらこの生徒の集団が流れる先へと歩いていく。
- Re: ふぁんたじっく?恋愛小説【モンスターの倒し方教えます】 ( No.3 )
- 日時: 2010/05/06 06:33
- 名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: bQobMYPz)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
安芸
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