コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ‘Demons’.....薔薇色Love Story+†
- 日時: 2010/07/19 10:49
- 名前: 矢月-shizuki-... (ID: thDYr0mC)
◆+:;;;;:†…
クリック(´・ω・`)ゞアリガトゴザイマス.。.・゜
矢月です。
コメすっっごい喜びますのでよろしくお願いしますっ
- Re: ‘Demons’.....薔薇色Love Story+† ( No.19 )
- 日時: 2010/07/22 20:02
- 名前: ピーチ (ID: CejVezoo)
あの・・・矢月って
もしかして・・・関西人なの???
ごめんね、変な事聞いちゃって((泣
- Re: ‘Demons’.....薔薇色Love Story+† ( No.20 )
- 日時: 2010/07/22 21:18
- 名前: ☆妖琉☆ (ID: 5ipM4g6R)
久しぶりに来たよ♪
お母さんの目を盗んで書き込むのは至難の業……><
紗那ちゃん……寝てる間にお兄ちゃんがいなくなっちゃうんだ……かわいそう……
でも債鬼がDaemonだったとは、びっくり!
叶矢の先輩じゃんw
- Re: ‘Demons’.....薔薇色Love Story+† ( No.21 )
- 日時: 2010/07/22 22:11
- 名前: 矢月-shizuki-... (ID: thDYr0mC)
ピーチ>
四国だよぉbb
できるだけ標準語使うように頑張ってますw
妖琉>
紗那かわいそうだよねッッ!!(自分で書いてるくせに←
まぁそこは同情でもして泣いてあげてなぁ♪
- Re: ‘Demons’.....薔薇色Love Story+† ( No.22 )
- 日時: 2010/07/22 22:46
- 名前: 矢月-shizuki-... (ID: thDYr0mC)
◆【7】
「叶ちゃん、もう目ぇあけていいよ」
債鬼の声の後にゆっくり目をあけた。
しかし周りはまったく見えない。
「何も見えない… ただの暗闇」
「叶ちゃんにはまだ見えねぇかぁー」
どうやら債鬼には見えているらしい。
「そこに居るのか、魅羅」
「お呼びですか、アラン様」
「新しいDemonsが入った。今日からお前が面倒を見ろ」
「承知しました」
ミラと呼ばれるそのヒトは声からみて女のようだ。
顔は全然見えないけど…
つか、アランって債鬼のことか??
「あの、アラン様」
「なんだ」
債鬼のヤツ偉そうだな…
「ディーズさ「あ!!! ディーズのジジイに呼ばれてるんだった!!!ロトのことは任せたぞ魅羅!!」
「はい」
そういってバタバタと債鬼は行ったようだ。
「では、ここからは私が案内さしていただきます。こちらへどうぞ」
「あの… 魅羅さんだっけ?こちらとか言われても周り全然見えないから分かんないんだけど」
「あ、失礼しました。では私の腕を持ってください」
そう言ってミラと呼ばれる女のヒトは俺の手を自分の腕へと誘導される。
俺は少し戸惑った…
「足元注意してください」
「注意って… うわっ!!」
何かやわらかいような硬いようなモノが足に当たって躓いた。
こけそうな俺を彼女は腕一本で支えていることが分かる。
「だから注意してくださいって言ったでしょう?」
「すみません… えぇと、ちょっと聞きますが、債鬼ってDemonsでどんなヤツなんですか?」
「ここでは〝債鬼〟と言う人間界で使われていた名前は使うことができません。なのでDemons nameでお呼びください」
「Demons nameって?」
「債鬼悠様の場合はアラン様になります。それともうご自分のDemons nameはお知りになられているのですか?」
「え、俺にもあるんですか!?」
「はい、朴惟叶矢様の場合はロトになります」
「ロト… ですか…」
「はい、私は魅力の魅と修羅の羅で魅羅と言います」
「そうなんですか、それともう一つ聞きたいことがあるんだけど、ディーズって言うヒトは何なんですか?債… アランはジジイとかいってましたけど・・・」
「ディーズ様は私達の王です」
「王!?!?それをアイツはジジイ呼ばわりって…」
「アラン様は特別なのです。まだDemonsになって100年しか経っていないというのに、すごい力の持ち主なのです」
「マジですか」
「はい、Demonsには階級があり、一番上の級までいくのに選りすぐりのDemonsでも早くて約8000年はかかります。100年だけでもうディーズ様と並ぶくらいの力を持っているし、とても気に入られているのです」
「債… アランが!?」
「はい… それと、ここでは自分より階級が上のDemonsには様を必ずつけなければならないようになっています」
「えぇ、めんどくさいな。魅羅さんは俺のこと様とか呼んでますけど、俺まだDemonsになりきってないから一番したの階級だと思うんですけど、なんで様なんかつけるんですか?」
「私は一応Demonsなのですが、新しいDemonsのお世話係りや、手助けをする役目になっておりますので、全部のDemonsに様をつけています」
「じゃぁさ、俺様つけないくていいよ」
「しかし…」
「これからお世話になるみたいだし?様なんかつけてたら何か嫌じゃん?俺も敬語使わないし」
そういって俺は魅羅がどこに顔があるのか分からないが、適当な方向で笑ってみせた。
- Re: ‘Demons’.....薔薇色Love Story+† ( No.23 )
- 日時: 2010/07/26 11:50
- 名前: 矢月-shizuki-... (ID: thDYr0mC)
◆【8】
「お気遣い有り難うございます。しかし私は様を全員につけるように、ディーズ様に言われておりますので・・・」
「上からの命令じゃぁ、しゃぁーねぇか」
「すみません」
「んじゃ、俺がディーズ様だっけ? に頼んでみようかな。様つけなくていいように」
「!?」
魅羅の体が一瞬ビクっと動いた。
「何驚いてんだよ」
「いぇ、…着きました」
「え、着いたってどこに?」
「ギーネスです」
「今ギーネスって所に着いたんだ。てっきりもう俺ギーネスに入ってると思ってた」
「ディーズ様、new Demons ロト様です」
「魅羅、もう下がってよいぞ」
シャガレタ低い声が聞こえる。
その瞬間に周りがいっきに明るくなった。
「うっ! …」
眩しすぎて目が開かない。
無理矢理目を開けると、そこには漆黒の翼を持ったDemonsたち。
「!!」
「ロト驚いたか?初めはやっぱビビルよなぁw」
そういってアランは自分の翼をバサバサ動かしながら笑う。
「わ、… 笑い事じゃねーよ;」
「ロトよ、お前は数少ないDemons一族の中の1人だ。これからお前をDemonsに変える。もう前の世界には戻れないがいいな?」
「嫌だって言ったって戻してくんないっしょ?」
「… ロト様、ディー「魅羅、下がれ」
「随分偉そうな口をきくな。じゃが、そんな口をきくのもこれまでじゃ」
そういってディーズ様は両方の翼で赤黒い気をためて俺の方に撃った。
「がッ…!!」
「ロト、お前をDemonsと契約をさせる。わしが撃ったその気がお前の心臓に大きな刻印を刻み付ける」
心臓に酷い痛みがくる。
「あ゛ぁ゛ … ぉえ゛」
口の中が真っ赤になり、残酷な味がひろがる。
「ディーズのジィさんよぉ、ちょっと酷すぎねぇ?」
「アイツの場合このぐらいはやってやらんとな」
といってディーズ様は笑う。
俺は片手を地面について、必死で痛みをこらえる。
周りのDemonsは俺を見て笑う。
「ディーズ様! これは酷すぎではないでしょうか…どうか、もうお止めになってください!!」
俺の前に立ったのは、魅羅だった。
「無駄口をきくな!!」
「… !!!」
魅羅は胸を押さえて座り込む。
痛みが15分が経った時、やっとおさまった。
「はぁ… はっ… ハァ…」
荒すぎる息でめまいがする。
「なかなかやるじゃん、ロト」
そう言ってアランが拍手をする。
すると周りのDemonsも手をたたきだし、大きなホールに鳴り響く。
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