コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔法のヒコーキ(恋愛)
日時: 2010/07/29 18:19
名前: 卍レlちご卍 (ID: wxXAjABh)

恋愛小説書きます♫

−登場人物−

森口 美加(もりぐち みか)
主人公。明るくて元気。

藤岡 祐樹(ふじおか ゆうき)
美加の好きな人。

向坂 奈美(さきさか なみ)
美加の親友。

でゎでゎ次から書きます♫


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Re: 魔法のヒコーキ(恋愛) ( No.2 )
日時: 2010/07/29 18:21
名前: 卍レlちご卍 (ID: wxXAjABh)

−第二章−「紙ヒコーキ」

「はいはい、静かにしろー」担任の一言で、みんな静かになり、前をむく。一限は、社会かあ。
最悪ー。でも移動教室がないから少し楽だけどね。そして社会担当の大里先生が入ってきた。
もう少しで定年なのに、元気だなあ。みんなには「カンチ」と呼ばれている。ってか、呼ばせている。
「はいはいはいはい立てよ立てよーー」カンチの言葉でみんな立つ。「はい、お願いします」
カンチの言葉でみんな座る。そして社会が始まって10程たった。超〜暇だし。つまんないし。
まだ眠いし、やる気でないなあー。すると後頭部が何かが刺さったみたいで、チクッとした。
「痛っ」後頭部なんだから、誰かが後ろから紙ヒコーキでも飛ばしたに違いない。
露骨に嫌そうな顔をして後ろを見ると、藤岡が笑いながら「ゴメンっ」と言っている。
謝ってるくせに笑うとか意味分かんないし。何だよコイツ。でも、藤岡って可愛い。
女装すればそのへんの女子よりはるかに可愛い。こういうの童顔って言うのかな?
なんか藤岡のルックスで痛かったことがなぜか癒されてしまい、私は紙ヒコーキをとばした。
見事、藤岡に命中。「仕返しー♪」私は自然と笑顔だった。藤岡も笑顔だった。
なぜかその時、藤岡の顔以外何も見えなくて、藤岡の声以外聞こえなかった。
社会の間、先生に見つからないように私たちはずっと紙ヒコーキをとばしあってた。
なぜかとても楽しくて、いつも早く終われと思う社会は、今日だけ終わってほしくなかった。
私たちはずっと笑ってた。命中するたび笑って、笑って、笑って・・・。
へんなとこ行くたび、笑って、笑って、笑って・・・。笑顔が絶えなかった。
笑いながら楽しんでいる中、うるさく「チャイム」という機会音が鳴り響いた。
みんなその瞬間笑顔になったけど、私は浮かない顔をしてしまった。

Re: 魔法のヒコーキ(恋愛) ( No.3 )
日時: 2010/07/29 18:39
名前: 卍レlちご卍 (ID: wxXAjABh)

−第三章−「惹かれて」
あーあ。次数学じゃん。移動教室だし。教室じゃないってことは、社会の時みたいに遊べない。
この時残念がってる自分に驚いた。好きなのか?と聞かれると、言葉を濁すと思う。
好きじゃないって言いたくない。でも、好きじゃない。意味わかんない。こんなの初めて。
「数学かあー・・・。」「美加、行こ!」奈美が元気よく移動教室に誘ってくれた。
私はしぶしぶ奈美と一緒に分割B教室に移動した。・・・あれ?
今まで気づかなかったけど、藤岡もこっちの教室なんだ?そして、数学も席替えとなった。
席替えした結果。藤岡は右斜め後ろにいる。近いけど、隣になれない。もどかしい。
私は藤岡の事好きなの?それは、恋愛感情を抱いているの?自分でも分からない。
その日の数学の授業は適当に過ごして終わった。それ以降は、英語だとか音楽だとか。
藤岡と話すことはなく、その日は終わった。
次の日もその次の日も他愛もない話で盛り上がって、沈黙が流れてもその沈黙さえ心地よかった。
藤岡といると笑えた。何でか分からなかったけど、なんだかすごく楽しかった。
そんなことしか思い出せないけど、とにかく楽しかった。ずっと笑ってた。
ある日の数学。藤岡は変わらず斜め後ろにいる。もうすぐ一学期が終わろうとしている。
一学期の復習。ザーーっと問題を解いていった。問1や問2が終わるたび、いちいち見せに行く。
めんどくさいなあ。問1の中でも4問くらいはある。私の席は前から二番目。
並んでいると、最後尾の人は自然と私の席の隣にいることになる。そして、藤岡が来た。
「まだ終わってへんのー?」いたずら的に声をかけられた。私は怒ったフリをして、
「天才だからすぐ終わるもんねーっっ」と答えた。「あははっ」藤岡は少し照れて笑った。
笑顔が可愛くて、思わず見とれてしまった。そして、そんな会話から他愛もない話になった。
盛り上がってた。でも時間はほんのわずか。藤岡が最後尾じゃなくなると終わる時間。
とても貴重に思えた。そして、授業終了5分ほど前。
「俺終わったー♪森口まだ終わってねーのー?」言ってる事は憎たらしい。
でも、笑顔が可愛くて憎らしさなんてどこかへとんでいく。「もう終わるもんっ!」
私は言い返した後、気づいた。あれ、私・・・・・。
今、初めて名前呼ばれたよね???たったそれだけ。
たったそれだけのことなのに、心にローソクの火が灯ったように、温かくなった。
この時から私は藤岡祐樹という存在に惹かれていた__。

Re: 魔法のヒコーキ(恋愛) ( No.4 )
日時: 2010/07/29 19:12
名前: 卍レlちご卍 (ID: wxXAjABh)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

−第四章−「会えない」

私、好きなんだ。藤岡の事、こんなにも大好きなんだ__。今やっと分かったよ。
最近学校が楽しいよ。部活もうまくいってて、このあいだの期末なんてダルかった。
そんなこと忘れるくらい、君とすごした数分はとても輝いてたよ。大好きなんだ・・・。
あの日君がとばした紙ヒコーキは魔法のヒコーキだったんだね。君は・・・君は、好きな人いますか?
君の好きな人は誰ですか?昨日まで楽しみだった夏休み。今日から印象が変わるんだ。
夏休みなんて始まってほしくない。会えなくなるなんてありえない。始まらないで__。
そんな願いも届かず、夏休み突入。最後、私は君に「夏休み会えるといいね」って
どうして言えなかったんだろう。今になって後悔しても遅いね。言いたかったよ。
そして夏休み。部室ですごしていると_。コンコンッ。誰かがノックしている。
「はーい?」ドアを開けると奈美がいた。「あのね、話したいことがあるんだ」
奈美は少し照れていた。もしかして・・・。「彼氏できた?」奈美は驚いている。
「井口でしょ?」奈美は「何で全部分かるの!?」・・・分かるよ(笑)
井口、ずっと奈美のことねらってましたから!気づいてないの奈美だけだから!
井口も藤岡と同じくサッカー部なんだよねー♪ってことは・・・。いいこと思いついた!
「ねぇ、奈美とうちと井口と藤岡で一緒にお祭り行かない?」我ながらいいアイデア♪
「あ、いいね!行こ行こ♪」奈美ものってくれてる。
さあ、夏祭り作戦実行ー!

Re: 魔法のヒコーキ(恋愛) ( No.5 )
日時: 2010/07/29 19:30
名前: 卍レlちご卍 (ID: wxXAjABh)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

−第五章−「夏祭り」
(こっから作り話になりまーす)

「「頑張ろうね!」」二人で声をそろえ、奈美と別れた。よしっ。絶対一緒に行ってやる!
まず、奈美に井口を誘ってもらって、井口に藤岡を誘ってもらおう。完璧だ。
そして何日かたって、奈美からメールが来た。「祭り行けるー!」・・・まじ?
やったー!!!!超嬉しいし❤夏休みも会えるっっ♪私はもうウキウキだった。行く気満々っ♪
なんやかんやして、お祭り当日__。待ち合わせより5分遅れた。「ゴメーン!!!!」
みんなもういた。わあっ・・・。藤岡久しぶり!!!!嬉しいなあ❤幸せだなあ❤
「久しぶりだねっ」「うん」藤岡はいつも笑顔で返事してくれる。そんなとこも好き。
「今日は井口と向坂を邪魔しないように、ちょいちょい二人で抜けよっか」えー!!!!!!!!
そんなことその笑顔で言われたら瞬殺だって!まじやばいから!嬉しすぎるし・・・❤
でも、正直人ごみ嫌い。「あっ・・・待ってー(・_・;)」必死で藤岡を追いかける。
急に止まったと思うと、「あのベンチ座ろ」それだけ言い放った。なんかいつもと違う。
「・・・うん」これから先の展開が予想できなくて、少し怖くなってきた。
流れる沈黙。先に破ったのは私だった。「ねえ、いきなりだけど好きな人いる?」
一番聞きたかった事。このタイミングで言うことかは分からないけど、
沈黙が心地悪くて、つい一番聞きたいことを聞いた。藤岡は少し驚いて、「いるよ」
ただそれだけ答えた。「じゃあ、今度は俺が質問」藤岡は真剣な顔だ。
「おれが付き合ってくれって言ったらどうする?」
・・・・え!?これって告白されるパターン!?!?
待って!!まじー!?!?

Re: 魔法のヒコーキ(恋愛) ( No.6 )
日時: 2010/07/29 19:34
名前: 卍レlちご卍 (ID: wxXAjABh)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

続きは又明日書きます


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