コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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         ゆめをみる。
日時: 2010/08/28 15:09
名前: 椎香 ◆M4/Y.eOuE6 (ID: oYpakyoC)

   "If you can dream it, you can do it."

-- 夢を見ることが出来るのならば、それは実現出来る。




 ▼ご挨拶

 初めまして。椎香(ちか)と申します(・∀・)
 何度も何度も新小説ry今回こそは!と願いを込めてry
 ——今回は田舎(ドはつきませんy)幼馴染+双子のお話です!難しい関係を書いていきたいと思います(゜∀゜)
 (※後で設定変更あるかもしれません※)

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 ▼その他

 2010/8.22/「ゆめをみる」執筆開始。
 2010/8.26/「ゆめをみる」設定変更。
 2010/8.27/すみません!な一言>>24

 ▼お客様

 かおり様 妃奈様 栞様 NightWind様
  

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Re:          ゆめをみる。 ( No.21 )
日時: 2010/08/28 14:14
名前: 椎香 ◆M4/Y.eOuE6 (ID: oYpakyoC)

05

「最悪最悪最悪最悪」
黒板の前に席を移した。移動するときも下を向いて呟いていた。
「——さとっ」後ろからの声に私はサッと振り返る。
「…湊っ!」
「もしかして同じ班?」
湊の声に私の顔はぱぁっと明るくなる。席がこんなに嫌な席でも、湊と席が近いのならそれは嬉しい。
「何番?」
「5!」——湊の番号は5番…——あ、同じ班だ。私の後ろの席が、湊なんだ…!
私は嬉しくなって、湊の手を無理やり引っ張りハイタッチした。
「同じ班だよ!湊!」
湊もぱぁっと笑顔になり、なんだか班かえでの不安が消えた様に、良い笑顔だった気がした。
…「おー、同じ班か!」…夏目が後ろから手を振りながら、笑っている。
「夏目何番?」と、湊の声に夏目は"6番"とこれまたへらへら笑って答えた。
湊の顔は、もっともっとぱぁっと明るくなり、凄く嬉しそうな顔をした。——その顔に私は少し疑問系に微笑んだ。
「俺等、運命かもなー!」
「ひなた何いってんのっ」
湊・夏目の席の後ろに座ったのは、ひなたと結花。なんで?また、湊が傷つくかもしれない……
私はとっさに湊を見た。…でも、遥かに予想は外れていた。なんで?なんで?ナンデ?

Re:          ゆめをみる。 ( No.22 )
日時: 2010/08/28 14:37
名前: 椎香 ◆M4/Y.eOuE6 (ID: oYpakyoC)

06

——あんな、夏目に夢中そうな顔。嘘・うそ・ウソ…私は幻覚をみたような感覚に墜ちた。
明るく、サッカー少年で人気者のひなたに、小柄で可愛い結花は驚くほどに似合って、眩しかった。
「あっ、さと!俺等、似合ってんだろ!」
ひなたに声をかけられた私は、なんていったらいいか分からず、偽りの笑顔を作り、逃げてしまった。
湊と、なんだか二人きりで話したくなり、呼ぼうと思ったが、夏目と楽しそうに話す湊を今止めると、悲しい顔をするかもしれないと私は一人で屋上へ向かった。
——キラキラ光る太陽は、今の私には眩しすぎて、なんだか腹がたった。
「……はぁ…」
ため息をつく私は屋上でも一番風が来る、一番眺めの良い所に座った。
ここでは陽の光がとても気持ちよく感じる。時たま来る静かな風の音がとても心地が良かった。私は自然と目を閉じた。
————「さと?」
頭の上、いや私の顔の上から聞こえる声。私はとっさに目をあけた。
「湊!」
湊はにこっと微笑み、私の隣に座った。——私は再び寝ころんだ。
「ねぇ、湊って夏目の事好きなの?」
「かもねー…でも好きにはならないかな。夏目はさとの事が好きだから」
湊の顔が少し歪んで見えた。それと同時に視界がぼやける。何か分からない、得体のしれない何かに私は今、泣かされている。

Re:          ゆめをみる。 ( No.23 )
日時: 2010/08/29 10:39
名前: 椎香 ◆M4/Y.eOuE6 (ID: oYpakyoC)

07

「——意味分かんないよ」
なんでかしらない。涙が出る。私は左手で目を伏せた。
「だって夏目、さとが教室から出て行った後、追いかけたいって顔してたもの」
「後!夏目より、断然ひなたのがよかったよ。とっても切ない恋だけどね」
ひなたの事を話す湊は、切なかったけど、なんだか凄く可愛かった。
「じゃあ、湊は切なくってもひなたの事を好きでいる?」
「まあね!一生片想いでもいい」
湊がそう思うのなら、私は応援する。願って願って…何度も何度も願うよ。
教室へ戻ると、ひなたと結花が楽しそうに話している。湊は少し切なげな顔をしたが、笑って席に着いた。
「——お前何やってたの?!」
慌てて聞く夏目を見、私の顔は真っ赤になった。本当に好きではないだろう。ほら、夏目はこうゆう性格じゃないの。
湊はにこっと笑い"ほらね?"と顔をした。私は湊の耳に向かって"友達として!"と小さく呟いた。

———

あれから何があったのか?
いや、なにもない。何もない。私達は何も変わってはいない。
——季節はもう、秋なのに。

Re:          ゆめをみる。 ( No.24 )
日時: 2010/08/28 14:58
名前: 椎香 ◆M4/Y.eOuE6 (ID: oYpakyoC)

すみませんorz
7話の最後の一部、秋にいきなりなるのは、ネタがないからなのでs((
8話は秋になってからのスタートです\(^o^)/

Re:          ゆめをみる。 ( No.25 )
日時: 2010/08/29 14:29
名前: 椎香 ◆M4/Y.eOuE6 (ID: oYpakyoC)

高校球児の話、書きたいな(((((
…んー
更新ストップするかな………ストップしちゃe((


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