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デレない委員長
日時: 2010/09/04 23:56
名前: てるてる (ID: 57sibd8B)

小説書くの初心者なんでいろいろと教えていただけると嬉しいです

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ミッション1 デレない委員長を追跡せよ! ( No.5 )
日時: 2010/09/05 19:36
名前: てるてる (ID: 57sibd8B)

「さて、今日の作戦は・・・」

・・・

「ん〜」

・・・

「・・・」

つまらん・・・


クラスの男子はデレない委員長のことを諦めてしまったので俺は1人で作戦をしていた


「デレない委員長を追跡せよを開始する」

「ラジャー」


自分の号令に自分で返事をし、作戦を開始した


「って・・・ あれ? デレない委員長がいない・・・」


俺が1人で馬鹿やってる間にどこか行ってしまったらしい
でも、バックは机の上に置いてある
探そう・・・
俺は教室を出て、デレない委員長を探し始めた


「ん? あれは・・・」


デレない委員長らしき人が誰かと歩いていた
目を凝らしてみる
あれは・・・
物理の烏丸だ!
烏丸のいい噂なんて聞いたことがない・・・
2人は応接室に入っていった


「応接室・・・だと・・・」


応接室なんて、普段は使われないのに・・・
なんだろう・・・
気になるな・・・
もしたら、あの2人はできてるんじゃないか?
そう考えればデレない委員長がデレてくんないのは納得がいく
でも・・・
そうであってほしくない
俺は無意識に走り出していた
そして、応接室のドアを勢いよく開いた


「たのもーーー!!」


そこには、向かい合って席に座ってる2人の姿があった
2人は驚いた顔でこっちを見ている


「どうしたんだ、宮野?」


烏丸が俺に喋りかけてきた


「当然、マイハニーを・・・」


ギロリ
デレない委員長が殺意を込めて睨んできた


「そうか! お前も進路について相談しにきたのか!」

「へ?」


え?
進路だって?
お前もってことは、デレない委員長は進路の相談をしてたのか・・・
烏丸は進路について詳しいから相談しろよ〜
とか担任が言ってたな・・・


「そうかそうか・・・ お前が進路のことを考えてたなんて、先生嬉しいぞ!」

「は、はあ」

「よし、そこに座れ! 話を聞くぞ?」

「ど、どうも・・・」


俺はデレない委員長の横の椅子に座った・・・


「お前はこれからの進路どうする気だ?」

「一応、進学をしようかと」

「お! それだったら今週の土曜日に聖天大学の文化祭があるんだ それに行ったらどうだ?」

「え!?」

「まあ無理にとは言わんが、天道だけだと危ない気がするんだよな・・・」

「も、もしかして委員長は行くんですか!?」

「いくわけな・・」

「行くみたいだぞ?」


デレない委員長は俺に来られたくないのか、否定しようとしたが烏丸は本当のことを言ってくれた


「お! よく考えてみればその日はなにも予定ないんだった 先生、俺いきます」

「そうか、じゃあ2人で行け いいよな?」

烏丸がデレない委員長に聞く
「は、はい・・・」


デレない委員長はそう返事をした


「文化祭だからといって、遊んでいないで学校の様子をしっかりと見て来るんだぞ? あくまで目的は学校の見学なんだからな?」

「勿論です」

「時間とかは自分たちで決めて行けよ」

「はい・・・」

「おう!」

「よし、今日はもう解散だ」

「どうもでした」

「ありがとうございました」


お礼を言い部屋を出た
俺がドアを閉め終わるとデレない委員長が俺を睨みながら言った


「どういうつもり?」

「なにが?」

「文化祭よ!」

「ああ、俺たちのデートのこと?」

「はぁ? なんでデートなのよ!」

「初めてのデートには妥当な場所だね」

「スルーしてんじゃないわよ!」

「今日から楽しみだな〜」

「私の話を聞きな・・・」

「9時に駅前集合で!」


俺はデレない委員長の言葉を無視し、そう言って駆け出した


「ちょ、ちょっと!」

「ちゃんと来てね! 待ってるから!!」


来てくれるか分かんない
でも、これは彼女と接するのにいい機会だ
来てくれる!
そう思いこみ、俺は家に帰るのだった

Re: デレない委員長 ( No.6 )
日時: 2010/09/05 21:37
名前: てるてる (ID: 57sibd8B)

ミッション2からはちょこちょこ更新していきたいと思います。

Re: デレない委員長 ( No.7 )
日時: 2010/09/06 21:59
名前: てるてる (ID: 57sibd8B)

感想なども頂けましたらお願いします

ミッション2 デレない委員長をエスコートせよ! ( No.8 )
日時: 2011/02/02 19:11
名前: てるてる (ID: gT4Hbmrj)

土曜日になり俺は集合時間の2時間前に駅前に着いてしまった


ついにこの日がやってきたんだ!
デレない委員長との初デート♪
今日は私服で行くので本当のデートみたいだな


俺は一応、今流行っている服を着て髪型をしっかり整えてきた
俺は服装にはあまりこだわらないんだけど、デレない委員長と出かけるとなったら別である
そのため、自腹で似合う服を買い、着てきた
腕時計もブランド物を買って付けてきている



時計を見ると7時30分だった
特にやることがないので立ち尽くしていた
もし来なかったら・・・
そんなマイナスな考えしか浮かばなかった
再び時計を確認、7時45分
いくらなんでも早すぎたか・・・


そんなことを思っていると、遠くからよく知った顔の女の子が歩いて来ていた
ピンク色のワンピースに短めのスカート、右手には小さめのバックを持っていた
彼女の横を通り過ぎる男たちは皆振り返り彼女を見返していた



またも時計の確認、8時ジャストだった
予定の時間より1時間早い
もしかして・・・
デートが楽しみで!?
俺はデレない委員長の元へ走った


「おはよう! 委員長!」

「なんだ・・・ あんたいたんだ・・・」
デレない委員長はあからさまに嫌そうな顔をした

「え? 委員長はデートが楽しみでこんなに早くに駅に来んじゃないの!?」

「そんなのありえない 私はあんたが来ないうちに先に行こうとして」

「そんなおめかしして?」

「これは普段着よ!」

「そうなんだ〜 かわいいよ委員長」

「な!」


俺の言葉に委員長が顔を一瞬だけ赤くした
俺はそれを見逃すわけがなかった

「委員長、今顔が真っ赤でしたよ?」

俺の顔は自然と笑ってしまっていた
だって、あんなにかわいい委員長を見ことができたんだから!

「なに笑ってるの、気持ち悪い」

委員長はそう言ってから、俺から逃げるかのように歩き出した
俺はその後に続いて歩いた
聖天大学は駅から徒歩10分位の所にある国立の大学だ

ミッション2 デレない委員長をエスコートせよ! ( No.9 )
日時: 2011/02/02 19:16
名前: てるてる (ID: gT4Hbmrj)

ずいぶんと間が空きましたが続編を・・・


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