コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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————ねぇ、笑って。
日時: 2010/09/14 17:43
名前: 壱夏@ (ID: Dfaev/X/)
参照: http://yaplog.jp/yuka-0412/

       ねぇ、笑って。
   いつものように、澄ました笑顔で。

       ねぇ、笑って。
   私だけにしか見せない笑顔で。

 笑って泣いて怒って。幾多の時を超えても最後は
      —————笑って。



@.登場人物>>003
@.001話>>004  @.006>>015
@.002話>>006  @.007>>020
@.003話>>010
@.004話>>011
@.005話>>013

—読者様—
オーズ様 ☆ゆき☆様 あず 様

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Re: ————ねぇ、笑って。 ( No.17 )
日時: 2010/09/12 20:41
名前: あず ◆arh9SMPKyw (ID: nBgueavN)
参照: ... (^p^)


あずのところ
遊びにきてくださってありがとです(^p^)

っていうか
きゃー!! 切ないですね(´TωT`)

笑美ちゃんがんばれ! (

Re: ————ねぇ、笑って。 ( No.18 )
日時: 2010/09/12 20:44
名前: 壱夏@ (ID: Dfaev/X/)
参照: http://__________________

@.あず 様

いえいえ^p^来てくれて感謝です☆
はい、今回は初切ないに挑戦なんです!
\頑張るよー/(おめーぢゃ無

Re: ————ねぇ、笑って。 ( No.19 )
日時: 2010/09/13 09:52
名前: ☆ゆき☆ ◆xG4d99l1h6 (ID: xe6C3PN0)
参照: ある事件があってトリップ変えたよ!でもゆきだよん!

きゃあ〜〜><
続き気になりMAXゥ〜〜↑↑↑

Re: ————ねぇ、笑って。 ( No.20 )
日時: 2010/09/14 17:42
名前: 壱夏@ (ID: Dfaev/X/)
参照: http://__________________

@.007話


   今日は独りでの登校。
   いつもの風景も今日はどこか違って見える気がする。
   学校に着くなり心友の芽衣が私に駆け寄って来た。

   「蓮池君、今日風邪でお休みなんだって」
   知らされたのは風邪が原因の連夜の欠席。
   風邪引いたんだ...大丈夫かな。ちゃんと食べてるかな——。
   私は心配になった。

   「、で?」
   「え?な、何が...?」
   芽衣の顔がドアップになる。

   「昨日の例のあの子だよ!確か…小声雛だっけ?結局2人のあと、つけたんでしょ?」
   少々呆れながらも芽衣は興味津々と言った顔で迫る。
   昨日の事が身にしみて、やだな。

   「告白は...断った。」
   「あーやっぱり!?私思うんだけど蓮池君って絶対笑美の事好きだよねー...」
   連夜が私を好き——?それは大きな間違いだよ。
   私は連夜の特別でも一人の女の子でも何でもなかったんだ。
   私はその事を芽衣に伝えようとした。

   「だけど、ね...でも、——」
   でも、想うだけで涙が出てくるんだ。
   君を好きになって嬉しい気持ちばかりだったのに、今は苦しいんだ。
   私の泣目状態を見て芽衣は戸惑った。

   「え、え、——!?私何かしたッ!?」
   「私はっ———」
   私は、
   「私は妹だって、っひく____恋愛対象として見れないって...」
   
   慌てていたのが、芽衣は私の顔を静かに見ている。

   「それで、私...妹として一緒に居るなんて辛いから、しばらくそっとしておいてって___ゆったの…っ」
   涙を堪えながら言う。顔を上げると芽衣は私の瞳を真っ直ぐに見ていた。そして
   それで? って芽衣は言った。笑美はどうしたいの?って——。
   私は、私はね、_____。思っても直ぐに言葉は出てこなかった。

   「 じゃ あ 笑 美 は 逃 げ た ん だ ね 」   
 
   
   何も言わない私に芽衣が冷ややか言った。   
   逃げた?何から、私は何から逃げたの?
   ううん。違う。逃げたんじゃない。逃げてなんかない。
   
   「わ、私は...違う、逃げてなんか…ない」
   「逃げたんだよ。自分が—」

   「逃げてない!逃げてなんかないっ私は_____」
   
   その場に座り込み大声を張り上げた。
   何も聞こえないように耳を塞いで。
   そしたら芽衣もしゃがみ込んで塞いでいた私の腕を掴む。
   
   「あんたは自分が傷つくのか怖くて逃げたの。蓮池君の事、ちゃんと確かめなくて、
   甘えて、彼の気持ちも考えもしなかった臆病者——ッ。自分の為だけに、——傷つくのが怖いからっ」
   臆病者。傷つくのが怖い。甘えて。逃げて。
   
   「もう一回聞くよ、あんたはどうしたいの?——」
   「私は—…私は連夜の気持ちを、確かめたい...」
   「ん、よしっ。行って来な」

   私は自分の気持ちを正直に言った。
   そしたら芽衣は笑ってくれたんだ。微笑んでくれたんだ。いつもの笑顔で。
   私は芽衣が私にしてくれた事が、私に気持ちを教えてくれたのが嬉しくて、涙が出た。
   
   「あー、もう!そんな顔で行ってどうすんのよ」
   そう言って芽衣は私の涙を手で拭ってくれた。
   そして私に 笑って って言ったんだ。
   うん、私笑うよ。こんなに良い心友を持てた事に——。

   私は教室を走り出た。
   私の後ろ姿を見送りながら芽衣は 先生には上手く言っておくからー! って叫んだ。  


Re: ————ねぇ、笑って。 ( No.21 )
日時: 2010/09/15 18:16
名前: ☆ゆき☆ ◆xG4d99l1h6 (ID: xe6C3PN0)
参照: ある事件があってトリップ変えたよ!でもゆきだよん!

芽衣ちゃん…イイ子だぁ〜〜
感動((涙


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