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__....泣き虫。
日時: 2010/09/19 07:18
名前: 羅夢 ◆WGzYv2elFs (ID: p.mkGea5)

はじめまして。羅夢ですbb

更新遅いし下手だけど、

見ていただけると嬉しいです((

コメント待ってますbb

るーる

◆荒らしは、お断り∑
◆悪口とかはやめてね。



ω登場人物ω

尾崎 優華 Yuka Ozaki ♀

泣き虫。優しい女の子。
涙を受け止めてくれる翔真に恋をする。
翔真の気持ちを知りたい。
翔真はヒーロー?


竹谷 翔真 Shoma Taketani ♂

優華の幼馴染。
ちょっぴりSで、意地悪。
優華への気持ちは・・・?
優華のヒーロー?

早川 秋斗  Akito Hayakawa ♂

優華に惚れる。
振られてもあきらめない。
そのときにより性格が変わる。
いつまで登場するのかは・・・?w


他にもいろいろ出てきますが、

後々、紹介しますbb

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Re: __....泣き虫。 ( No.3 )
日時: 2010/09/18 17:40
名前: 羅夢 ◆WGzYv2elFs (ID: p.mkGea5)

ω02ω

「..ぉ..ぉぃ..おぃ..おーいっっ!!」

誰かが私を呼んでいる。
私が目を覚ますと目の前には翔真。

「んぁ..おはよう」

ってか、ここどこだ?

「おはよう。じゃねーよ!」

「へ?」

「国語の授業中、完ぺき寝てたぜ」

「国語?..授業?...あぁぁぁーー!!!」

私は自分の席で机に顔を伏せて寝ていた。
窓の外を見ると太陽が沈みかけていた。

「うわー優華まぢで馬鹿だな」

「な、なによー!」

翔真はそんな私を笑った。
その笑顔ずるいよ。

「おぃ、帰るぞ」

「はぁーい。」

私たちは一緒に教室を出て靴箱へ向かった。
そのとき、うしろから声をかけられた。

「ぁ、ぁの尾崎さん」

私は振り返った。
そこにいたのは・・・誰?

「ぇーっと・・・誰ですか?」

「俺、早川です。早川秋斗です。」

“早川秋斗”はじめて聞いた。

「ぇーと、何か用ですか?」

「ぁ、ぁの・・・「告白だろ?」

彼の言葉をさえぎったのは私の隣にいた翔真。

「俺、邪魔かな?先、帰るわ」

ぇ、ぇ...告白?それより翔真が先に帰るなんて嫌だ。

私は翔真の服のすそをつかんだ。

「だめ。先に帰らないで」

私の声は震えていたかもしれない。でも、これで精一杯だから。

翔真は一瞬驚いた顔をしたけど「分かった」と言って隣にいてくれた。

「竹谷くんと尾崎さんって付き合ってるんですか?」

ぇ・・・そんなこと聞かないでよ。

「つ..付き合ってな「るよ。付き合ってるよ」

ぇ?ぇ?今なんて言った?

「だから、2人で早く帰らせてよ」

「ぁ、はい。すいませんでした」

そう言うと早川君は走って帰っていった。

私と翔真の間に沈黙が流れる。

「ど、どうしてあんなこと。」

「ぁ?優華が泣きそうな顔してるからだろ」

「で、でも・・・」

「いいから、早く帰るぞ」

私たちは何もなかったかのように帰った。





...どうして、そんな嘘をつくの?


       少し、期待したじゃん。


私を守るためのうそでしょ?




 
       その嘘は私を苦しめるんだよ....?




Re: __....泣き虫。 ( No.4 )
日時: 2010/09/18 17:49
名前: 羅夢 ◆WGzYv2elFs (ID: p.mkGea5)

−翔真side−


「だめ。先に帰らないで」

そういって優華は俺の服をつかんだ。

その目には


    ____....涙がたまっていた。



置いて帰るなんてできねーよ。

優華に告白?そんなのだめだ。

優華は・・・優華は・・・


        __...俺のだ。


優華の涙を受け止められるのは俺だけだ。

だから、「付き合ってる」なんて嘘をついた。

だけど、優華の涙が消えていたから。

          期待しちまうだろ。





いや、期待してもいいのか____?

Re: __....泣き虫。 ( No.5 )
日時: 2010/09/18 19:01
名前: 羅夢 ◆WGzYv2elFs (ID: p.mkGea5)

ω03ω

私はいつものように翔真と学校へ行った。
昨日のことを気にしてるのは私だけかな?
翔真は何もなかったかのようにしてるから・・・。
私はこんなに


      ドキドキしてるのに___。




休み時間、私のクラスに早川君が来た。

「ぁの、尾崎さん」

「ぇ?ぁ・・・」

「話があるからこっち来てよ」

こっち来てって言われても・・・。
ヤダ、この人しつこいよ。
昨日、断ったつもりなのに・・・。

ど、どうしよう・・・。
私は翔真のほうを見た。
翔真は男子と楽しそうにしゃべっていた。

     私のことなんて見えてないのかな・・・?

そんな私に気づいたのか早川君は私の手をつかみ歩き出した。

「ちょ、ヤダ。やめて...離して!!」

私は無理やり彼の手を振り払おうとした。
でも彼の力は強くって・・・

しばらく歩くと彼の足が止まった。
そして私のほうを向いた。周りには誰もいない。

「昨日は、竹谷がいて話せなかったけど、俺まぢだから」

昨日と人が違う。
やめて。やめて。近づかないで。
彼の顔が私にどんどん近づいてくる・・・

「やだぁー離してよー・・・」

彼の唇が私に触れる直前、鈍い音がした。

ドカッ....

私の目の前には早川君が倒れている。
私は何が起こったか分からずボーっとしていた。

「おぃ、優華!大丈夫かよ!何もされてないよな!?」

目の前に現れたのは翔真だった。

私は大粒の涙を流しながら小さくうなずいた。

「ごめんな。もっと早く来てれば・・・」


そう言って翔真は私を優しく抱きしめてくれた。


やっぱり、翔真はヒーローだ。





私を守ってくれる


    

       __...ヒーローだ。
 

Re: __....泣き虫。 ( No.6 )
日時: 2010/09/19 07:16
名前: 羅夢 ◆WGzYv2elFs (ID: p.mkGea5)

−翔真side−

俺が友達と話をしていたら。

「ねぇ、誰かが優華をつれて行っちゃったよ」

って・・・聞かされて、あせった。



「っっ!誰に?男か?誰だよっ」

「ちょ、落ち着いてよ。ぇーっとたしか、D組のー・・・ぁ!早川!」

「まぢかよ...」

俺は気づいたら走りだしていたんだ。
俺はやっと優華を見つけた。

その姿を見た瞬間に早川への怒りがこみ上げてきた。
早川は優華に何をしてるんだ?
 
     やめろ。やめろ。

         優華に触るな!!

気づいたら早川を殴っていたんだ。

優華の目からは涙がこぼれ落ちていた。

「っっ!」

ごめん...ごめん...

「ごめんな。もっと早く来てれば・・・」


俺は二度と優華に辛い思いはさせないから。


     優華の涙は見たくないんだよ。


        

    
          ___...俺が守るから。

Re: __....泣き虫。 ( No.7 )
日時: 2010/09/19 13:32
名前: 羅夢 ◆WGzYv2elFs (ID: p.mkGea5)

ω04ω

..ピーンポーン..

「おはよー!ゆうかー!」

ぁ、翔真だ。相変わらず元気だな。

「ふわぁーおはよー」

外は雪が降っていた。

「おまえ、あくびすんなよ」

「はぁーい」

「ほら、行くぞ」

そう言って私の手を握った。
!!??
「ちょ、」

「ぁ?」

「か、彼氏じゃないのに・・・」

「別にいいだろ。寒いんだから」

そう言う翔真の顔は赤かった。
それは、

       __...寒さのせい?
それとも、

       __...私への気持ち?

結局、寒さを理由に学校まで手をつないだ。

教室に入った瞬間、

  『ヒューヒュー』という声がとんできた。

「へ?」

  『竹谷と尾崎って付き合ってんだな。』

「っ!?」

どーゆうこと?
私たちは・・・付き合ってないよ。

   『付き合ってんだろ?なぁ竹谷』

そんなこと聞かないでよ....

「ぁ?ほっとけ」

ぇ?どういう意味?

   『うおぉーかっけぇー』

ゎ、私は期待してもいいの?

どうして、否定しないの??


あいまいな関係なんて


   
        ___...嫌だよ。


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