コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ディスイズ地底人
- 日時: 2011/06/30 00:11
- 名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: nx/9fFvO)
どうも皆さんコンニチハ。紅蓮の流星という者です。
今回はある経緯からコメディを書かせていただこうかと思いました次第で。
では早速注意事項をば。
・荒らし万歳
・ゴメンナサイ!あたし・・・更新早い人が好みなの!
・作者の名前を書き込みたくもない
・私恋する乙女だからラブコメしか読まないの
・というか小説が嫌い
のいずれかに当てはまる人は『戻る』ボタンをクリックした方がいいです。
てか一番下に当てはまる奴。何しに来たんですか。
・暇だから読むとしようか
・わ・・・わかったわよ。読めばいいんでしょ?読めば!別にアンタの為じゃないんだからね!
・じ・・・実は私・・・前から作者の事が・・・
・うほっいい男
のいずれかに当てはまる方がいればすごく嬉しいです。
いや、やっぱ一番下に当てはまる方は遠慮させていただきます。
さて、そろそろ始めましょうか。
舞台は現代日本。とある平和な町。
プロローグ「出会いは突然に」>>1
登場人物 #1>>2 #2>>15
#1「マンホールvs地底テクノロジー」>>6
#2「ベンゼンに意味はあるの?ベンゼンに意味は無いよ」>>13
#3「道路工事系の仕事に就けば英雄だろうに」 >>19
#4「遮犬sホントにスイマセンでした」>>28
#5「こんな時だからこそ」>>41
#6「そんな久々の更新で大丈夫か?」>>42
- Re: ディスイズ地底人 ( No.38 )
- 日時: 2010/12/11 20:22
- 名前: Night sky ◆qz5ybRPRRc (ID: UTKb4FuQ)
- 参照: うっほほい男
少し見ただけで笑った
- Re: ディスイズ地底人 ( No.39 )
- 日時: 2011/01/09 15:41
- 名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: LXRMec4z)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
淡幸s>>
アスタリスクは鬼畜。
紅葉s>>
ドリル達のお陰です。
夜空s>>
参照ェ・・・。
・・・更新、しないとなあ・・・。
- Re: ディスイズ地底人 ( No.40 )
- 日時: 2011/02/06 22:50
- 名前: 琥珀 ◆a/Q1v4rtkU (ID: X96rB3AK)
面白かったーww
爆笑をしていたら、夜中だったの忘れて怒られた\(^o^)/
悲しいときにコレ見れば一発だな、うん。
紫電スパイダーは、難しくて見れなかったOTL
もっとレベルをあげてから紫電スパイダーはみたいと思っています;
ではっ
- #5「こんな時だからこそ」 ( No.41 )
- 日時: 2011/04/01 17:39
- 名前: 神埼虚空 ◆vcRbhehpKE (ID: L7bcLqD7)
- 参照: http://www.nicovideo.jp/watch/sm13738938
「・・・このー木、なんの木、」
「木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン」
「ッエイエーイ☆」
「「・・・はぁ」」
最高にハイってやつなテンションから一変、俺達はお通夜のような空気を纏った。無論俺の城(と書いて部屋)でだ。
「てか震災マジ半端ねえ」
ドリルが言う。珍しく同意見。
「学校休みでテンション上がらねえの初めてだな・・・。
お前の仕業じゃねえだろうな地底人」
「冗談にしても性質が悪いよ。第一前に言ったろ。俺はドリル以外は人並だ」
「え・・・?ウザさは・・・?」
「人並以下だ」
「放射能浴びとけ」
「「・・・はぁ」」
また溜め息。なんというか、不幸d・・・もとい、鬱だ。
「・・・テレビ、見るか・・・」
アンパンマンでもやっていればいいけど。リモコンのボタンを押し、テレビをつける。
「・・・えー、只今現地から被災地の状況をお伝えしております・・・」
「「・・・はぁ」」
如何に世界広しといえど、俺たちほどの二酸化炭素製造機はそうそうあるものじゃないだろう。
「ていうか地震とかリア充の次に嫌いだよ・・・。地底界とかアレだよ?揺れが地上の比じゃないからな?」
「・・・リア充といえば」
ふ、と思いついた。
「今頃リア充は
『○○君、あたし地震こわぁ〜い』
『大丈夫だよ○○。俺が守ってあげるから』
みたいなやりとりをしt・・・」
そこまで想像した辺りで、俺の堪忍袋が滅びのバーストストリーム。
「ッあぁぁああああっ!!ッアッあうあわぎゃああアッー!!!」
「Σ発狂した!?」
「許せん!許せんぞリア充!オラはおこったぞナッパ!最高にハイってやつだぜURYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ!!
原子炉!爆発しなくていいからリア充爆発しろ!爆発しろ!!爆発しろ!!!大事なことなので三回(ry!!
テメ、被災地じゃあ寒さに震えて腹をすかせて救助待ってる被災者の方々がいるんだぞ!
それが何だお前勝ち組にとってはそれさえフラグですか!イベント発生フラグですか!あーそうですか!
それが『視える(プラス)』と『視えない(マイナス)』の違いですか!
『なんならお前達そのものを無かった事にしてやろうか!』
むしろフハハハお前等を蝋人形にしてやろうか!!」
「え、ちょ、ちょっと落ちつk・・・」
「五月蠅い!『脚本作り(ブック●ーカー)』!!」
「何故にっ!・・・あー、なんかもうどーでもいーやぁ」
「・・・って、ちょっと待てよ。
被災者の中にもリア充は居る可能性はあるのであって、
寒さのあまり互いの体温で互いを・・・ッきゃああああアァぁああぁああッあっあっうぇっうぇwww
よろしい、ならば戦争だぁアァあああああ!!!」
「そしてまた何故に俺っ」
見事なフライングクロスチョップがドリルの喉に炸裂した。
「・・・ま、なんだかんだ言って」
ドリルが首をさすりながら言う。
「結局、こんな感じの方が俺達らしいよな」
「何を今更」
俺はいつもの如くボカロの新曲をチェックしていた。最近、画面の上の方に募金の広告が目立つ。
「こーゆー時だからこそ、ニコニコ笑ってがんばりゃいいんだよ。
そうすりゃ何時の間にか乗り越えてらぁ。喉元過ぎれば熱さも忘れるってな」
「・・・俺達のこのやり取り、誰かに見せたら笑ってくれるかな?」
「・・・安心しろ、お前は素顔のままで十分笑える」
「待てゴルァ」
「・・・さて、と」
俺はpcの電源を切り、重い腰を上げた。
「募k・・・ちょっくら、小銭落としてきますか・・・」
「お、コンビニ?俺も行くわ」
俺はジャンパーを羽織り、部屋の電気を消し、部屋を出た。
後からドリルも出てきて、部屋のドアを閉める音がした。
- Re: ディスイズ地底人 ( No.42 )
- 日時: 2011/06/30 00:03
- 名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: nx/9fFvO)
あれは昨日の夜のことだった。
「お前さー、明日どうすんの?」
無論、ルームオブ俺なう。
PS2でペル●ナ3をやっているドリルに訊いてみた。
アイ●ス至高とは、貴様地底人のくせに中々わかってるじゃまいか。
「どうするって?」
「そのドリル。さすがに皆に見られたらマズいだろ」
「あー、平気平気。一応その辺りも考えてあるから」
ドリルは自分の頭のてっぺんに聳え立つスカイツリーに手を伸ばす。
「そんなドリルで大丈夫か?」
「大丈夫だ、問題ない」
『ドヤァァァ』と聴こえたのはきっと幻聴ではない。
半信半疑だった。
こいつは今までロクなことをやらかしてこなかった。
なので、今回の対策とやらもある程度の覚悟はしていた。
しかし…しかししかし……。
「日出弩離流(ひので どりる)と言います。よろっしゃーす」
あまりにもあまりなぞんざいな挨拶。ドリルのその頭の上にあるのは、パーティーグッズのあの帽子だった。
『ドヤァァァン』と聴こえたのは幻聴だと信じたい。
編入一発目から一生もののインパクトを、ドリルは我がクラスメイト達に植え付けた。
何故こんなことになったのか簡潔に説明しよう!
①はたらきたくない
②はたらかないとドリルぶっこぬく
③よろしい、ならば通学だ
以上! どうだ、わかりやすいだろう?
「なるほど、まったくわからん」
「そして何でお前が俺の後ろの席なんだよ……」
そう、ドリルの席は俺の真後ろということで決定した。遺憾である。まっこと遺憾である。
「それはこっちの科白だよ! 俺の前後左右は美少女限定だというのに……」
「知ってるか? いくら周りにおにゃのこがいるからってフラグが立つとは限らないんだぜ?」
「おいばかやめろ」
「それどころか友達一人もできずに卒業まで机に突っ伏すだけの青春を送る羽目になったりしてな」
「やめて! 俺のライフはもうゼロよ!」
休み時間。
「お前何処から転校してきたの?」
「地底!」
「地底ってww なあ、何でパーティーグッズの帽子被ってんだ?」
「呪われし力を封印するためさ……うぐッ、頭のてっぺんが疼く…ヤツらめ、出やがったか…」
「Σ中二か!?」
「あはは、ドリル君て面白いねー!」
「おほほ、おだてても何も出ませんわよ」
大人気である。
『ドヤァァァァァァン』なんてぜんっぜん聴こえない。聴こえない。
聴こえないつってんだろしつけーんだよ!! そのドヤ顔をやめろ! やめろ!!
「将彰君、人気者はつらいですなーぁ?」
今日転入してきたばかりのクラスメイトにいきなりドロップキックを喰らわせたのは
世界広しといえども俺ぐらいのものだろう。
「将彰さん、首が若干ずれたような気がするのですが」
ずれているのはお前の脳味噌だ、というツッコミはまあ何を今更?という感じなので置いておくとして。
「大丈夫だ、問題ない。それよりもおまいに降りかかる次の難題なんだが」
「うん? 何よ」
「今日の一時限目は、体育」
「保健体育だと!?」
「全くもって残念なことにそっちの方じゃない。正真正銘体育の方の体育だ」
「なん……だと……」
「問題はそれだけじゃない」
その瞬間、重苦しい空気が俺たちの周りを支配した。
「今日はマット運動の実技テストだ。つまり……わかるな?」
つまり、その中には前転や後転なども含まれるわけで。
「………………」
「…そんなドリルで大丈夫か?」
「大丈夫じゃない、大問題だ!」
果たして、ドリルは突如舞い降りた突然の危機と対峙することになった。
地底人の明日はどっちだ!? 後半に続く。