コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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ギフト 〜神様からの贈り物〜
日時: 2010/10/03 21:24
名前: HARUNA ◆utV9GY2CKY (ID: dCkmB5Zo)

こんにちはッ(。・ω・)ノ゛
このお話のテーマは『青春』!!
仲間に出逢い、その仲間と共に夢を追いかけて行く・・・
とまぁ、そんなお話になっております┏|‾^‾* |┛
頑張って書いていきますので、応援ヨロシクお願いします<(_ _*)>


(*^ー')/☆*:;;;;;:*登*:;;;;;:*場*:;;;;;:*人*:;;;;;:*物*:;;;;;:*☆ヽ('ー^*)


*大野 知美 -OHNO TOMOMI- 高1/♀
明るくて前向き。天然要素アリ。
かなりポジティブ。ムードメーカー。
軽音部。ボーカル・サイドギター担当。

*相沢 芽衣 -AIZAWA MEI- 高2/♀
ほわわんとしている。結構天然。
日向ぼっこが大好き。癒し系。
軽音部の部長。リードギター・コーラス担当。

*新藤 菜緒 -SHINDOU NAO- 高1/♀
気立てが良くて真面目。天然要素ナシ。
しっかり者でお姉さん的存在。
軽音部。ベース・コーラス担当。

*室井 綾香 -MUROI AYAKA- 高1/♀
まったりしているが毒舌。かなり天然。
誰がなんと言おうと自分の意思は曲げない。
軽音部。ドラム・コーラス担当。

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Re: ギフト 〜神様からの贈り物〜 ( No.5 )
日時: 2010/10/05 18:23
名前: HARUNA ◆utV9GY2CKY (ID: dCkmB5Zo)

「軽音部って・・・バンドをやる部活ですよね?」
「うん!!」
「あの、私・・・全然音楽とか出来ませんよ!?」
「出来なくてもいいの!! とにかく入って!! お願いーっ」
「う・・・」


芽衣先輩の必死なお願いに、私は頷いてしまったのだ。



そして放課後———


「はぁ・・・」


私は憂鬱だった。

結局、軽音部に入部してしまった。
何も出来ないのになぁ・・・


「失礼しまーす」
「やっほー」


音楽室に入ると、芽衣先輩がギターを持って座っていた。


「そのギター・・・」
「あぁ、私ギターやってるんだ。ギタリストになるのが夢でね」
「へぇ・・・夢かぁ」
「小さい頃からやってたの。気づくと、いつも膝の上に乗ってるんだよギターがさ」

Re: ギフト 〜神様からの贈り物〜 ( No.6 )
日時: 2010/10/06 17:43
名前: HARUNA ◆utV9GY2CKY (ID: dCkmB5Zo)

そう言って笑う芽衣先輩。

夢かぁ・・・
羨ましい。

私はまだ夢なんてないから。


「去年、軽音部を作ろうと思って部員集めしてたんだけど一人も集まらなくて」
「それで結局、軽音部は廃部したまま・・・」
「そうなの。だからね、今年こそは軽音部を復活させようと思って」


芽衣先輩、すごく真剣。

・・・私も、夢に向かって一生懸命やれる何かが欲しい!!


「私、頑張ります!! 出来るか分かんないけど・・・っ」
「本当!? ありがとう!!」
「あ・・・でも部員集めないと」
「そうだねぇ・・・」


軽音部を復活させるには、まずは部員集めだ!!



「暇そうな人を連れて来てっ」


と、芽衣先輩に言われたので私は暇そうな人探し。


「部活なんてやりたくないなぁ・・・」


一年A組の前を通ると、そう呟く女の子を発見。

・・・暇そう((ジュルリ

Re: ギフト 〜神様からの贈り物〜 ( No.7 )
日時: 2010/10/06 20:12
名前: HARUNA ◆utV9GY2CKY (ID: dCkmB5Zo)

「そこのキミ!! 軽音部に入らないかい!?」
「はいっ!?」


いきなり大声で叫んだので、かなり私に脅えている様子。


「あ・・・怪しい者ではありません」
「そ、そうなのですか・・・ていうか、軽音部って何?」
「バンドやるの、バンド!!」
「バンド?」
「実はねー私、何にも出来ないんだけど先輩に頼まれて入部したの。部員が集まらないと廃部になっちゃうのー!!」
「何にも出来ないのに入ったの? すごい根性だね」


グサッ!!

この子・・・毒入ってる・・・


「は、入ってくれないかな?」
「私も何にも出来ないけど・・・まぁ入りたい部活も無いし、いいよ」
「おぉーサンキュ!!」


部員が三人になった!!


「芽衣先輩ーっ!! 部員獲得しましたぁー」
「ナイス知美ちゃん!! 私も捕まえたの」
「え!? じゃあ部員四人っ!?」

Re: ギフト 〜神様からの贈り物〜 ( No.8 )
日時: 2010/10/07 17:36
名前: HARUNA ◆utV9GY2CKY (ID: dCkmB5Zo)

「じゃ、自己紹介を始めますっ!! 私は二年生の相沢芽衣だよーよろしくね!!」
「私は一年生の大野知美です!! えっと・・・何にも出来ないけど、よろしくっ」
「一年生の新藤菜緒です。ベースやってます。よろしくお願いします」
「私も一年生、室井綾香!! 知美ちゃんと同じく、何にも出来ないけどよろしくね」
「これで部員が四人集まったぁー!! 四人もいればバンドが出来るーっ!!」
「バンドかぁ・・・楽しそぉ!!」
「あ、でも・・・私と知美ちゃんどうすればいいのかな?」


綾ちゃんが言った。


「私はギター、菜緒ちゃんはベース。だから・・・ドラムとギターもう一人欲しいかな」
「芽衣先輩。ギターって二人必要なんですか?」
「ギターが二人いた方が音が厚くなるからね」
「そうなんだぁ・・・」
「綾ちゃん。ドラムとギターどっちやりたい?」
「私はどっちでもいいよ? 知美ちゃんは?」
「私もどっちでもいいけど」
「そんな困った時は、ジャンケンで決めよー!!」


菜緒ちゃんが言った。


「じゃあ・・・ジャンケンで勝った方がギター。負けた方がドラムで」
「了解!!」
「「最初はグー。ジャンケンポイッ!!」」


壮絶なジャンケンの結果・・・

Re: ギフト 〜神様からの贈り物〜 ( No.9 )
日時: 2010/10/08 19:08
名前: HARUNA ◆utV9GY2CKY (ID: dCkmB5Zo)

私は勝ち、ギター。
で、綾ちゃんは負けたのでドラムに。


「うわぁぁぁん!! 私、体力無いからドラムなんて無理だよぉ!!」
「大丈夫だよ」


芽衣先輩が綾ちゃんの肩をポンッと叩いて言った。


「芽衣先輩・・・っ」
「綾ちゃん、ドラムは体力、リズム感、安定感を持ってれば出来る楽器だよ。頑張って!!」


綾ちゃんを励ましてるつもり・・・の芽衣先輩。

余計落ち込んでますけど・・・


「ともみん!! 交換してくれぇぇぇ」
「と、ともみん!?」
「お願いですぅ・・・私、本当に体力無くて・・・」
「だーめっ」
「ええええっ!!」
「じゃあ、明日の放課後は楽器屋に行って買おうか」


私はギター担当かぁ・・・

なんか難しそうだけど、頑張れば出来るよね!!


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