コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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狩り☆ダッシュ♪
日時: 2011/02/28 17:14
名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)

コメディ色強めのラブコメです//

コメント頂けると嬉しいです><

☆コメントを頂いた神様兼大切なお客様☆
・パリパリ様


〜登場人物〜(随時更新)
>>4

〜各話リスト〜

1話「白い鎧の電波さん」
pt1>>1、pt2>>2、pt3>>3

2話「......テヘッ♪」
pt1>>5、pt2>>6、pt3>>7

3話「いざ、異世界へ.....?」
pt1>>10、pt2>>11、pt3>>12

4話「セントペルー公国」
pt1>>13、pt2>>14、pt3>>15

5話「始めての狩り?」
pt1>>16、pt2>>17、pt3>>18

6話「以外と身近なマスター」
pt1>>19、pt2>>20、pt3>>21

7話「滅殺龍砲Lv.5!!」
pt1>>22、pt2>>23、pt3>>24、pt4>>25

8話「異世界のお土産♪」
pt1>>26、pt2>>27、pt3>>28、pt4>>29

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狩り☆ダッシュ♪7話更新☆コメくださ〜い 8話pt1 ( No.26 )
日時: 2010/12/09 17:03
名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)



__________セントペルー公国入り口。

次の日の早朝に俺たちは、セントペルー公国に着いた。



マスター「はい、おつかれさん...........ま、一杯飲みに行くかぁ〜」



軽トラから降りたマスターが言う。



エリー「いいわねマスター、支払いはもちろん戒斗で♪」



戒「はぁ?、俺この世界の金なんか持ってねぇ〜ぞ....」



ブラッド「今回の依頼の報酬で100000Gは入るはずだ」


戒「100000Gってどれくらいの金なの?」



マスター「う〜ん、ビールが一杯5Gだから2万杯は飲めるな♪」



..........この方、酒のことしか頭に無い。




そんなことを話ながら俺たちは、集会所に入った。



「英雄だぁぁぁ〜〜!!!!!!!」


入った瞬間、中にいたハンターからの手厚い祝福を受ける。


男「あんたは、公国の英雄だ!!、腹減ってんだろ〜好きなだけ食え」


俺の横にいた男が言う。



マスター「ま、適当に座ろう」



俺たちは、中央の大きなテーブルを取り囲むようにして座った。



マスター「とりあえず、ビール5つ」




近くを通りがっかったメイドに頼む



.........しばらくすると、メイドがおぼんの上にビールを5本乗せて運んできた。



メイド「はい、ビール5本お待ち!!............戒斗は飲んじゃダメよ.....」




.........ん?



メイドの顔をよく見てみる.....



葉月!!



戒「葉月!!!、久しぶり〜!!」



葉月「ちょっと〜、なんで私に気づかないの〜?」




エリー「戒斗、その女誰?」


ビールを一口飲んで、言う。


戒「俺の友達、異世界から一緒に来たんだ」



葉月「そうよ!、んでマスターとやら、もうその伝説の飛竜とやらを倒したんだから、私たちを元の世界に返してよ!!」



戒「ああそうだ、返してくれ!!」




マスター「いつでも帰っていいが、私は異世界のゲートのことをあまりよく知らない、ネルに聞けばいいぞ〜」



戒「よし!!、やっと帰れる〜〜♪.............あれ?そういや智成は?」


葉月に聞いてみる。


葉月「集会所の奥の豚小屋で飼育しているわ............臭いから近づかないほうがいいけど......」




戒「そうか、じゃ早速智成と涼太連れてネルんとこ行こうぜ〜」



葉月「そうね、早くこんな世界からおさらばしたいわ...............色んな意味で」




戒「じゃあ、まずは智成を呼びに行こう..........んじゃマスター、そう言うことで」



マスターは手を振る。


俺と葉月は智成を呼びに奥の豚小屋を目指す。




葉月「ここよ、このドアを開ければ智成がいるわ....」


俺は、木製のドアを開ける。




戒「お〜いゲーム神〜」




智「戒斗ぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜」


扉を開けた瞬間智成が俺に抱きついて来た。


智成の体から悪臭が........



戒「おい、離れろ!!!!!、くせーぞ!!!!!!!」



智「しょうがねぇ〜だろ〜こんなところで仕事してりゃ自然に臭くなるさ〜.........んでなんかようかぁ〜」



......俺から離れた智成は、豚に向き直り干し草を与えながら言う。




戒「.......元の世界に帰ろうと思ってお前を誘ったんだが、お前には豚の世話がお似合いのようだ..............じゃな」


俺は扉を閉めようとする。



智「ま、待って〜〜〜〜〜!!!!!!!」




...........結局付いてきた智成。



戒「え〜と、確か涼太は武器やで働いていたな........」



葉月「ちょっと、智成あんまよんないでよ!!!、臭い!!!」



智「みんなして臭い臭いって、俺はそんな嫌われてんのか?」



葉「ええ、色んな意味で嫌われてるわ........」




そうこうしている間に武器やに着いた。



戒「お〜い、涼太いるかぁ〜」


店の奥から、涼太が出てきた。



涼「あにきぃ〜、伝説の飛竜倒したんっすね〜!!、集会所の人から聞きやしたよ〜」


.......昨日倒したのにどんだけ情報の伝達早いんだ....



戒「ああ、それでなんだが、俺ら異世界に帰れることになった..............それでお前を呼びに来たんだが、お前はまだここにいたいか?」



涼「う〜ん............」

悩み始める涼太。

葉、戒「........そこ、悩むところ!?」



涼「いったん帰るっす♪」



戒「じゃ、みんなでネルのとこ行こう」



俺たちは、ネルのいるであろうセントペルー公国王宮へ向かった。

狩り☆ダッシュ♪ ( No.27 )
日時: 2011/02/15 14:20
名前: 皐月 凪 (ID: VozPDcE.)


______宮殿入り口。


宮殿を入ったすぐそこの花壇に水をあげているネルがいた


戒「おい、ネル約束通り俺たちを元の世界に帰してくれよ」


ネル「わかりました、でも次なにか大きな依頼が来た時には、こちらに戻って来てもらいますからね」

今はとりあえず、元の世界に帰りたい....
頷いておこう...

戒「分かった分かった」


ネル「じゃあ、噴水広場の前に行きましょう♪」


俺たちは、この世界に来たとき、一番最初にいた場所......噴水広場を目指した。



智「あ〜、とりあえず俺は風呂に入りたい」

みんなから、10歩ほど遠くを歩く智成......
こんなに遠くにいるのに臭う...


涼「まぁ、俺は元の世界行っても、この世界に帰って来ますけどね♪」


葉「はぁ?、なんでよ?」


涼「俺、武器屋の旦那にあの店継ぐって約束したんす♪」



戒「ハハッ、そりゃいい就職先が見つかってよかったな.........」

今の俺には、こう言ってやることが最良の手段だった



そうこうしている間に、目的の噴水広場に到着した。


ネル「では、またいつの日か会いましょう......」




ネルがそう言うと、またあの時のように辺りが真っ白になった...





_________真っ白い空間の中で、元の世界にいた自分のダミーの記憶が頭に入ってくる...



何も変わりのない日常.......

いつもと変わらない授業風景......







____________先生「えー、では転校生を紹介する......入りなさい」


......ん?転校生?


気が付けば俺は、教室の自分の席に座っていた......


隣には智成......


戻ってきたのか.......



「失礼します..........失礼します........失礼する」


教室に入って来た3人を見て、俺は唖然とした......



先生「では、左から順に黒板に名前を書いて自己紹介してもらおう」


ネル「セントペルー公国から引っ越してきました、ネルです、よろしくお願いします」


エリー「同じくセントペルー公国から引っ越してきた、エリーです」


マスター「私は、隣町から転校してきた、涼野宮 凛といいます。よろしくお願いします」



戒、智「ええぇぇぇぇぇえええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

あまりの衝撃故、声を出さずにはいられませんでした......


先生「おい、後ろ2人うるさいぞ!!!」

今や、教師の注意などどうでもよい


戒「な、なんでお前らがいるんだよ!!!」


先生「なんだ、君たち戒斗とは知り合いなのか?」



ネル、エリー、マスター「いいえ、知りません。」


おいおいおいおい、ツッコミどころが多すぎだぞ......



先生「まぁ、君たち、空いている席に座りなさい」



俺の席は窓側一番後ろ、その前の席にエリー、その横にマスター、マスターの後ろに智成、智成の隣にネルという配置になった。



戒「おい、オメーら空いている席に座れって先生言ってたよなぁ〜.......俺の周りの生徒をどかして無理矢理空いてる席作んな!!!!」


エリー「うっさい、変態!!」


戒「おい、やっぱ俺らのこと知ってんじゃねぇ〜か!!」


エリー「へぇ〜、戒斗、自分が変態だって認めんのね〜」


戒「んだと〜!!!」

俺は立ち上がった

その瞬間、間違いなく「ガチャッ」とピストルの弾を込める時の音がした.....


その音がした、窓の方に視線を向ける......






_______そこには、銃を構える金髪のイケメン男性。


そう、エリーの兄さん、ブラッドがいた。



エリー「もう、兄さん下がって下がって」

窓の向こうの兄にジェスチャーするエリー........


戒「........もういい、まずなんでお前らここにいるんだ?、その訳を教えろ」


先生「おい、後ろ騒がしいぞ〜」


ったく授業中に話すのはムリがあるらしい...

戒「あっ、すみませーん」


戒「話は昼休みに持ち越しだ」

狩り☆ダッシュ♪ ( No.28 )
日時: 2011/02/15 16:13
名前: 皐月 凪 (ID: VozPDcE.)


_____昼休み...


多くの生徒で混雑する学食......
その一番隅のテーブルで俺たち、異世界に拉致されていた4人と、その異世界の住人3人が仲良くうどんをすすっていた......


戒「んで、なんでこの世界に来たんだ?」


マスター「私は元々こっちの世界の人間だったしな」

エリー「私は、その日たまたまマスター......じゃなかった、凛に付いて行ったら、凛が急に異世界に帰るって言い出して......そんで凛とネルのとこ行ったのよ」


ネル「んで、私はどうせだったらみんなで行こうって話になって、戒斗達の監視も兼ねて異世界に行こうってことになったの、テヘッ♪」



戒「監視って何だ?..........それに、俺はブラッドの姿も先ほど確認してしまったが......」


ネル「GJもいるよ♪、ブラッドはエリーが心配だからってついて来たみたい」


なっ!!、あのDJ気取りのターバンヤローまでも......



智「まぁ、いいじゃん♪みんないると楽しいしさ」


涼「そうっすよあにき、みんないると楽しいじゃないっすか♪」



笑顔でうどんをすするアホ2人にのんきなことを言われたら、なんかもうどうでもよくなってきた......


葉「戒斗、終わりね......」


戒「ああ、」


唯一の常識人である葉月が救いだった。



俺は、うどんをすすりながら聞く


戒「んで、お前ら家はどうすんだよ?.......一つ言っておくが、また例のインチキ大会はゴメンだぞ〜」

そう、以前、ネルを誰の家に泊めるか競って自称ゲーム神が「ネルを泊めよう決定戦」なる大会を開いて、悲惨な目にあった記憶がある......


ネル「ん〜、恋紀ちゃんには会いたいし、戒斗ママにはまたみそ汁の作り方教わりたいけど、今回は、凛の家に住むことになってるの」



戒「......凛ってだれ?」


マスター「私のこっちの世界での名前だ、向こうでマスターマスター呼ばれていたから、私の名をマスターだと思っていたんだろうが、私の本名は、涼野宮 凛だ」


戒「へぇー.......じゃ、これからは凛って呼べばいいの?、それと家あんの?」



マスター「100年以上前にこの世界を出てから、一度も戻って来ていない、それで私の家があったところを見にいったら、空きやになっていたのでそこに、私たち異世界組は住まうことにした.......それと、凛と呼んでもらっても結構だ、なにせ次のマスターは戒斗、お前だからな!!」



戒「俺は、マスターと呼びます!!!!!!」



狩り☆ダッシュ♪ ( No.29 )
日時: 2011/02/28 17:13
名前: 皐月 凪 (ID: VozPDcE.)


______放課後。


エリー「あ〜、マジ疲れた〜、あっちの世界じゃモンスター狩れればいいから勉強なんかしなくていいのになぁ〜」

授業終わりのチャイムが鳴った瞬間、両手を上げのびるエリー

戒「要するに、おまえら異世界人はバカってことだろ」


マスター「私はバカではないぞ、なんたって100年前はこの世界にいたんだからな」


......だから、あんた何歳ですか!?



戒「さて、こんなバカどもは放っておいて葉月帰ろうぜ」


葉「そうね」


俺は、葉月と共に教室を出ようとする



マスター「おい、ちょっと待て!!」



戒「なんだよ年齢不詳ヤロー」



マスター「おいおい、そんなこと言ってもいいのか?.....私が怒るとそうとうピーーーだそ」



葉「ねぇ、戒斗......ピーーーの部分は探りを入れないほうがいいわね」



戒「そうだな」


その時、俺ら常識人は危険な香りを察知した



マスター「アド交換しよう♪」



戒、葉「は?」


ポケットから携帯を取り出し、言う自称100才越えのマスターに俺たち2人は、疑問を抱いた


戒「おいおい、なんで携帯とか言う次世代型通信手段をご存じなんですか?......」




マスター「何回言わせるんだ、私は100年前はこの世界の住人だったんだって!!」



戒、葉「......その時代に携帯ねぇ!!!!!!!」



エリー「まぁ、細かいこといいじゃん、ほら、私も持ってるからアド交換しようよ」


マスター同様、携帯を所持していたらしいエリーが言う



ネル「私も私も〜」

黒板の前で、智成と何か話していたネルもやってきた



なんで、異世界人が携帯を持ってるのかわ知らんが、このままじゃきりが無いので、交換することにした...


戒「じゃ、赤外線で送信するね...」

俺は、エリーに携帯の赤外線部分を向ける

もはや、異世界人が携帯の機能を知っていないがいようがどうでもいい



エリ「じゃ、私受信するね〜」



____シュバッ


その瞬間、俺の携帯が消えた...



ブラッド「俺の許可無しに、妹の個人情報を探るとは良い度胸だな」


携帯を取り上げたのは、シスコンの兄、ブラッドだった...



戒「...あの、返してください.........ってかどっから来た!?」



エリー「そうよ、やましいことじゃないからアド交換くらいいいじゃん」




ブラッド「そ、それもそうか.......すまなかった、続けてくれ」


ブラッドは、俺に携帯を返すと、机の上に上がり、教室天井の板を1枚ずらして、天井に入って行った....



幸い教室には、俺ら以外誰もいなかったからよかったものの.....


戒「エリー、お前の兄さん.............なんなんだ?」



エリー「凄腕弓使いよ♪」


俺は、これ以上聞かないことにした...






_____とりあえず、ここにいるメンバー全員のアド交換作業が終了した。


ネル「これで、いつでも連絡が取り合えるね♪、戒斗、後で恋紀ちゃんのアドも教えて欲しいんだけど....」



俺は、この危険きわまりない異世界人共とはできれば連絡を取りたくない......


戒「はいはい、分かりました、分かったから帰っていいかな...」


俺の疲労はピークに達していた



マスター「もう帰るのかー、出来れば自宅を案内したいのだが....」



戒「結構です!!!、葉月逃げるぞ!!!!」


俺は、葉月の手を引っ張って教室を出た



そして、玄関までたどり着いた


戒「ここまでくりゃ大丈夫だろう」


葉「か、戒斗........手///」


俺は、葉月の手を握りっぱなしだったのに気ずいて手を離す



戒「あっ、悪いな」


葉「.......///」

Re: 狩り☆ダッシュ♪ ( No.30 )
日時: 2011/03/17 09:21
名前: 皐月 凪 (ID: VozPDcE.)


あげます


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