コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 元魔女と使い魔とくるくる回る世界
- 日時: 2010/12/19 10:33
- 名前: 陽風@元・リコ☆ (ID: G0MTleJU)
この頃来てなかった陽風がかえってきましたよ←
飽き症なウチは今回こそ続けることができるのであろうかw
さて、ボカロ好きの中一の陽風ともうします。
亀なみの更新ですが、見てくれるYOUは神だ!←
目次——————————————
☆キャラ紹介 >>1
☆プロローグ———— >>2
☆第一話 「使い魔と“元”魔女」
*01 >>3
来てくれた方——————————————
☆インク切れボールペン様!
☆むーみん様!
こんな駄作にありがとうございました!
Thank you!!
- 元魔女と使い魔とくるくる回る世界 ( No.9 )
- 日時: 2010/12/19 22:48
- 名前: 陽風@元・リコ☆ (ID: G0MTleJU)
第一話 「使い魔と“元”魔女」
*02 <杏奈とアンナ>
「——……であんたはなんなわけ? ご主人様ってなに? なんでお母さんはあんたが見えないの?」
やっとツインテールから離れられた私は、半分パニック状態で一番疑問にしていた言葉を口にした。一方、ツインテールは正座で座布団の上にちょこんと座っている。
「さっきは、取り乱してすみませんでした。さて、その質問に対してですが、話すとながくなりますが、よいでしょうか」
「…? ま、いいけど…」
「私の名前は、アンナ=グローリア。あなた様の使い魔になる予定のものです」
(使い魔!?)
本では見たことがある、幻想的な言葉。現実的には存在しない、架空のもののはず。
「は…? わけわかんない。いつ、どこであんたが使い魔になったって言うの? だいたい、使い魔ってもの存在しないでしょ? 嘘いわないでよ」
「嘘じゃありません。なんなら証拠をおみせしましょうか?」
「やれるならやってみなさいよ」
「それでは」
ツインテールの体にシュンッと優しい風が巻き起こった。それはあまりにも優しくて、私は寝てしまいそうになる。
「見て下さい」
「…!?」
そこには、ツインテールの代わりに黒猫がいたのだ。ツインテールがゴムの代わりにつけていた小さい、細かいかざりがピアスのようにしてついている。
「嘘…」
「嘘じゃありません」
そして目の前のツインテール、否、使い魔はもう一回同じ言葉を繰り返す。
こんなことが、あるのだろうか。
今まで、普通の生活をして、そんなに目立たない結果も残していない私が今、ありえない映像を見ている。
それだけで、私はおかしくなりそうだ。
「——なんで私の使い魔なの? なんで私なの!? 私は魔女でも何でもない、ただの凡人よ! なんの力があるってのよ……」
それがアンナの答えにないする質問だった。
もっと私よりも輝いてる人がいるのに、なぜ、私なのか。
頭が良かったりとか、運動神経が良かったりとか、たくさんいるはずなのに。
「それは、あなた様が“フィリア様”の生まれ変わりだからです」
「フィリア…?」
「私の魔女だった人です。もっといえば“レイティリア”の保護大使の一人でした。
ですが———…“レイティリア”に紛争が起こった時、“レイティリア”の国民を守るため、死んでしまったのです」
使い魔は、悲しそうに目を伏せた。
その時、なにかがあったことのように。
(……私が生まれ変わり——…)
私は、本当に国民のために身を投げ出して死んでいった人の生まれ変わりなのか。
どっちにしろ、生まれ変わりだって私は、なんの力もない。
どうにもできない。
「だけどッ! 私は探し、待ち続けました。そして千年の時がたった今、フィリア様の生まれ変わりがいることがわかったんです。
それが、あなた様なんです」
「千年——……」
使い魔にとってはわからないが、私たちにとっては長い時間。
「そこで、私はわかりました! あなた様と契約をすれば、今、再び起きようとしている“レイティリア”の紛争が防げるようになると! きっと成功できます!」
「はぁ……」
「あ、でも! 死なせはしませんよ! 絶対。お願いします! 私の魔女になってください!」
「うーん……」
(この場合、どうしたらいいものか……)
目の前で目をうるうるさせている使い魔を見ると、なんだかかなえたい気持ちになってきた。
私はなんにもできないが、できるだけのことはやっていきたい。
「じゃぁ、いい、よ?」
「やったぁ!! 改めまして、宜しくお願いします! アンナ=グローリアです!」
「神崎杏奈、です?」
「アンナって同じ名前ですね!! 運命ですね!」
きゃぁきゃぁいってる使い魔、否、アンナの横で私はこれでよかったのかとため息をついた。
続く
- Re: 元魔女と使い魔とくるくる回る世界 ( No.10 )
- 日時: 2010/12/18 09:07
- 名前: むーみん ◆bbb.....B. (ID: 20F5x0q3)
おはようございます。
休日なのにこんな時間に起きてしまいました。むーみんです。お久しぶりです。
とても引き込まれるプロローグでした。
魔術とか使い魔とか、大好物ww
それでは更新がんばってください。
- Re: 元魔女と使い魔とくるくる回る世界 ( No.11 )
- 日時: 2010/12/18 22:48
- 名前: 陽風@元・リコ☆ (ID: G0MTleJU)
>>むーみん様
ああ、お久しぶりです!! むーみんs!!
朝、早いですね。びっくりしました;;
うれしいほめ言葉、ありがとうございます><
更新頑張ります!
- Re: 元魔女と使い魔とくるくる回る世界 ( No.12 )
- 日時: 2010/12/19 22:48
- 名前: 陽風@元・リコ☆ (ID: G0MTleJU)
あげさせていただきます><;;
- 元魔女と使い魔とくるくる回る世界 ( No.13 )
- 日時: 2010/12/20 22:29
- 名前: 陽風@元・リコ☆ (ID: G0MTleJU)
第一話 「使い魔と“元”魔女」
*03 <契約と呼び名>
「でさ、どうやって契約すんの? 痛いのはいやだよ。極力、あんま体に害しないようにしたい」
「大丈夫ですよ! 軽く杏奈様の血をもらって私が飲めばOKです!」
ぐっとアンナは笑いながら、グッチョブサインをするが、とっても笑える話ではない。
「軽くってどのくらいですか——……」
「ん〜、一滴くらいです。さっそくやりましょう!」
「いやいや、さっそくやりましょうじゃないでしょ。私は、体に害しないようにしたいっていったんだけど」
「大丈夫ですよ〜」
保留←
この掲示板は過去ログ化されています。