コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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科学と火炎、虚構を灼く…——:)オリキャラ募集中
日時: 2011/04/05 15:18
名前: 玖織 ◆Kqe55SnH8A (ID: hYVgID.t)

科学と火炎、虚構を灼く…——

毎度の玖織です!
凡人主人公冒険物語ですw
完結めざしてレッツごーうww

【注意】
ベッタベタです、展開読めます!
作者玖織です、嫌いな人は今すぐUターン!
荒らしはノーサンキュー!

【お知らせ】
オリキャラ募集中です
組織名募集中です


プロローグ
 
 普通ってなんなんだ?
 普通で悪いか?

 男は言った。

 いいえ
 良い事よ
 
 女は言った。

 閃光と悲鳴
 男は闇に落ち、女は笑った
 
 そこで待ちなさい
 人間よ
 
 そう言って、女は掻き消えた


 それから100年
 地球のあるところで男の子が生まれた

 そして、産声と共に歯車が回り始めた。

>>9オリキャラ用紙
>>10組織名用紙

第一章 ある日突然異世界へ!
#1>>1 #2>>2 #3>>4 #4>>6 #5>>7 #6>>8

(*∀)お客様(∀*)
ゆめぽs

ただいま更新停止中です
今書いている小説を一つずつ完結していきたいと思います

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Re: 世にもベタな冒険モノガタリ ( No.6 )
日時: 2011/01/11 14:47
名前: 玖織 ◆Kqe55SnH8A (ID: 7aD9kMEJ)
参照: *二次にイナイレが異常に多い件について*

#4

「——…次はー××市立病院前…——」
 不規則に揺れるバスの中に花束を持った俺はいた。
 なにも告白するわきゃねーだろ。期待するような目で見んなっつーの、そこ!

 一つ大欠伸をして、降りる。

 さーてと、行くか。
 病院内に入る。
 もはや顔なじみになった看護士さん達が会釈をしてくれる。
 …あ、あの人可愛い。

「!」
 急に脳裏に美玲の超怖い顔が浮かんだ。
『あんた、手出したらぶん殴ってやる』
 …こんなもんか、言ってる事は。

 ブルッ、と身震いし、同じように会釈した。
 ハァ。

 306号室、306、306…。
「ふぅ…」
 深呼吸、深呼吸。
 忘れるなよ、和羅。笑顔だ、笑顔!!
 言い聞かせて、勢い良くドアを開ける。

「じゃじゃあぁーーん!! 和羅さんですよーい、…っと」
 …寝てるし。
 目の前には、若い女性。
 あ、いや、俺の母親だ。

 母さんが事故に遭い、意識不明。そのまま下半身付随になったのは2年前。
 かなりきついリハビリをすれば、数パーセントの可能性で動けるようになるらしい。
 病院にいるのは母さんの意思だ。

「頑張れ…」
 呟いて、ベッドサイドの机に花束を置く。
 その内看護士さんがどーにかしてくれるだろ、多分。
「じゃあな」
 安らかに眠る、母さんに微笑みかけ、病室を出た。

 病院を出て、裏にまわった所に舗装されていない道があって、
 そこを通って帰ったらかなりの近道になる。
 もう暗くなり始めてるし、そっちから帰るか。

 走り出し、フェンスを越えた。
 美玲ほどじゃないが、俺だって運動できるんだぜぃw
「よっと」
 枝を掴み、一時停止。膝を曲げて、足首を柔らかくしてから枝を離してっと。
 無事着地!!

 ———その時
 ブ、プパアアァァァァァッ!!
 キュキキキィィィィィ…

 凄まじい爆音が聞こえた。
 向かいの舗装された正規の国道。
 絶体絶命の窮地に立たされているのは、あろうことか一ノ瀬美玲さん。

「ッ…」
 声も出せず、恐怖に固まっている美玲に迫るのは大型ダンプ。

 二度と、失いたくない。
 それに俺がほっておけると思うか? あいつの事。
 やめておけ、死ぬぞ。
 どこかで声がする。きっと心の声だろうな。
 (ここまでの時間、0.2秒)

 姿勢を低くして走り出す。
「美玲ッ!!」
 ダンプの前に踊り出た俺は、美玲を向こう側の茂みにブン投げた。
 目前に迫るダンプを見て、悟る。
 …逃げるのは無理だ。

「—————」
 逃げられない。
 どうする?
 1、背を曲げ、頭を守る。
 2、衝撃を最大限外に逃す。
 
 さあ、頑張れ、柏木和羅!! お前なら出来る。
 作戦1。まずは逃げられる所まで逃げるべしっ!!
 ダンプは急ブレーキ掛けているんだ。何とかなるだろ。
「うほおおおおぉぉぉぉおおッ!!!」
 猛ダッシュ。
 あり? もうダメだ…。

 よしッ。
 作戦2。背を曲げ、頭を守る!

「くッ…——」
 凄まじい衝撃と、閃光。

 え、待て、閃光だと?
 まだ明るいぞ。
 …って。

「いってえええええぇぇぇぇぇえ!!!」
 俺が叫んだ所は、道路じゃなかった。
 しかも、血だって一滴も出ていない。
 …ぷらすあるふぁー。

「うるさいわねッ! 驚いたじゃない!!」
 美玲。…いや、違う。
 そっくりだが…、茶色の髪は真っ黒。そして目は赤。
 
 どーゆーこっちゃ。
 

Re: 世にもベタな冒険モノガタリ ( No.7 )
日時: 2011/01/25 22:08
名前: 玖織 ◆Kqe55SnH8A (ID: 7aD9kMEJ)
参照: *二次にイナイレが異常に多い件について*

          *

 まず、状況を整理しよう。
 俺はさっきまで道路のど真ん中でダンプに晒されていた。視界の隅には怯えた顔の美玲がいてさ、すんげー衝撃喰らった筈だったんだけどなぁ…———。
 それが今目の前にいるのは…。
「あんた、黙ってんじゃないわよ。何か言いなさいっ」
「あー…」
「…いっぺんブン殴るわよ、あんた」
 外見は全然違うけど、性格はそんな違いないらしいな。

「なんか分からないけど、すごく失礼なモノローグが流れている気がするわ」
 気のせいじゃないかなーと乾いた声で笑いつつ、視線を逸らした。

「———…アンタ、現実世界から来たの?」
 突然の意味不明な問い。現実世界だって? 現実以外に何か有るのかよ。
「何言ってんだコイツ馬鹿か? って目で見るのはやめなさい。マジで殴るわよ」
「はい、ごめんなさい」
「見てたのね!? 図星だったのねッ!?」
 ここで漫才をしてても意味がない気がするのは俺だけか?

「ここは何処なんだ?」
 意味不明の世界に来てからやっとまともな質問をしたな。
「————」
 しばらく何かを考えるように俯いてから、美玲二号は分かりやすいように言葉を選びながら言った。現実世界のこと、それからその他様々な事を。勿論、俺の17年間の記憶と知識を片っ端から覆すものだったのは言うまでもないだろう。

「…今居る此処はアンタにとっての平行世界パラレルワールドの一つ。現実世界はアンタの元居た世界」
 いや、初っ端から分からないんだが…。俺の質問は「その内分かるッ! 次行くわよ!!」と言う声と共に跳ね返された。
「平行世界と現実世界には同じ容姿の人物が存在する。アンタがあたしの顔見て驚いたのは、向こうに知り合いがいたからじゃないの?」
「ああ、いたな。髪の毛の色とか違うけど」
「そこなんだけど」
 はい? 突然だな、おい。
「それ、あたしも良く分からないけど…あたしの模擬人格なの」
「はあっ!?」

「あたしは——他にもいるけど——全世界の中で一人しか存在しないの。あー、平行世界にはあたしやアンタと同じような人間がいるのよ。そう、向こうにいたみたいにね。…あたしはある出来事があってね、消えたの、他の世界のあたしが。でも、一平行世界にしか存在しない人間がいたら全体のバランスが崩れるわけよ。だから、ある機関が他の世界に模擬人格を作ったの」
 お前とそっくりの人間をか?
「ええ。…ちょっとずれたわね。んーと、それからもう一つ違う世界があって…」
 もうすぐ来ると思うんだけど。そう呟いて、美玲二号は空を見上げた。

 …あ。
 そう言えば、美玲二号って変だよな。
「なあ、お前名前は?」

「レティシア・ローゼン。皆はシアって呼ぶわ」
 振り向いたシアの真紅の目が何故だか目に焼きついた。

          *

Re: 世にもベタな冒険モノガタリ ( No.8 )
日時: 2011/02/19 11:58
名前: 玖織 ◆Kqe55SnH8A (ID: JLRTe3gT)

          *

 まず状況を説明しよう。今回は説明だ、ちゃんと状況は掴んでるんだ。
 …なんとかな。
「みれ…じゃない、レティシアさんとやら。何してるんだ?」
「シアでいいわよ。それから二度と向こうのあたしと間違わないで」
「あぁ」
 って、何一つ質問に答えて頂いてないんだが…。
 俺が質問をした事に気付いていないのか、レティシアはじっと空を見上げていた。

「…来た!」
 なにがだよ。
 その言葉を飲み込んで、つられて俺も上を見上げた。
「なんだよ、アレ…」
 見上げた空には先刻まで無かったなにかがあった。
 空が裂けている。その状況を認識するまで長い時間を要した…かった。
 裂け目から覗く赤い閃光を忌々しげに睨んだレティシアが突然叱声を上げたからだ。

「あんたも来なさいッ!!」

 どこにだよ。
 意外と冷静に思ったけど、あえて言葉は発さない。レティシアさんは俺に答えを求めてないからな、どうせ。
 レティシアさんの声には絶対服従希望しか感じ取れん。

 腕を掴まれた。あまりに突然で、反抗する暇さえなかった。
 レティシアは俺を掴んだ時と同じように、いきなり跳躍した。
「待て待て待て!!」
「何よッ!?」
 言ってる間に地上が遠ざかり、かわりに空の亀裂が近づいてくる。
 常識を遥かに超えた跳躍力。仮にも俺とそんなに変わらない女が、助走もなしに、飛んだ。
 
 ピ、ピピッ…ピ———

 微かに聞こえた電子音。
 体中で空気の流れを感じるなか、微かな音が聞こえるなんて…俺もまだまだ余裕があるんだな。ふふん。
「状況は?」
 みれ…レティシアが、突然言った。俺に言ったんじゃない事は確かだ。
『…悪い』
 少しの沈黙(だった気がする)の後、一言だけ返ってきた。多分、女だと思う。
「ちッ」
 舌打ち。そしてそんな目で俺を見るな。
 全く状況が掴めてないんだ。反応できるかッ!!

『“蒼火アオビ”、進入します』
「了解、同じく“紅火アカビ”進入します」
 蒼火さん(誰?)と紅火と名乗ったレティシアが進入する、って言ったよな。
 …ここにか!? この亀裂にかッ!?
 いや、薄々気付いてはいたんだ。でも、嫌だろ、絶対。

「無理無理無理無理……!!!」

          *

Re: 科学と火炎、虚構を灼く…——:)オリキャラ募集中 ( No.9 )
日時: 2011/02/21 14:34
名前: 玖織 ◆Kqe55SnH8A (ID: JLRTe3gT)

———オリキャラ応募用紙———
名前/読み:)
年齢:)
容姿:)
キャラ情報:)
位置(敵or味方or中立):)
  レティシア側(情報管理兼指令塔or虚構破壊部隊):)
  敵(まあ、適当に):)
武器あれば:)
防具・服装あれば:)
技・魔法あれば:)
サンボイ:)
その他(書きたいこと書いてください):)
【重要】キャラ崩壊おk?:)
————————————————


Re: 科学と火炎、虚構を灼く…——:)オリキャラ募集中 ( No.10 )
日時: 2011/02/19 12:13
名前: 玖織 ◆Kqe55SnH8A (ID: JLRTe3gT)

———組織名応募用紙———
組織名/読み:)
リーダー名(無くてもおk):)
何の名前:)
どんな組織:)
※敵・味方・その他書いてください
どこにある:)
その他:)
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