コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 、 Bashful Person. _*. )
- 日時: 2011/02/20 18:16
- 名前: 、璃瑚. ◆7.uwki1uEg (ID: 5RAlDtaS)
だって、本当の "Bashful Person"
( はにかみ屋さんはわたしのもの )
*.————————.*
初めまして.璃瑚です(∩ω∩)*.*、
駄文.ばかりですが,読んでくださると
嬉しいです( ^ω^ )、
( 初めての小説なので,まとまりません )
感想,あどばいす,こめよろしくですノω`*)、
お友達大歓迎です\(-ω-)/
#*.>>000 - 挨拶など. #*.>>001 - プロローグ
#*.>>002 - キャスト
#*.>>003 - 第1話[ 扉を開ける、今日 ] #*.>>004 - 第2話[ 初めて、初めまして ]
#*.>>005 - 第3話[ 心、揺れる想い ]
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- Re: 、 Bashful Person. _*. ) ( No.1 )
- 日時: 2011/02/17 20:01
- 名前: 、璃瑚. ◆7.uwki1uEg (ID: 5RAlDtaS)
( プロローグ )
顔が、熱い。熱すぎる。
別に夏じゃないし、暖房にだって当たっていない。でも、ただただ熱い。
理由は、目の当たりにしている光景のせいだろう。こんな悲劇な光景を見たのは、生まれてはじめても言っていいぐらいだ。
教室で抱き合っていたのは、わたしの親友と、わたしの彼氏。
———…ああ。
顔が、熱い。熱すぎる。
胸から生まれる、この熱いものは、一体何なのだ。
熱い。熱すぎる。
顔も心も焼けそう。
———…ああ。
神様仏様。たった今の、状況を教えてください。
凄く、熱いんです。
だって、本当の "Bashful Person"
- Re: 、 Bashful Person. _*. ) ( No.2 )
- 日時: 2011/02/17 20:05
- 名前: 、璃瑚. ◆7.uwki1uEg (ID: 5RAlDtaS)
( キャスト )
\ 椎名 紗絢 Sa-ya Shi-na
/ 伊藤 貴一 Ki-ti Ito-
\ 舞山 朝霞 Asaka Maiyama
/ 鈴木 雛 Hina Suzuki
\ 及川 海斗 Kaito Oikawa
◎
- Re: 、 Bashful Person. _*. ) ( No.3 )
- 日時: 2011/02/18 18:06
- 名前: 、璃瑚. ◆7.uwki1uEg (ID: 5RAlDtaS)
( 第1話 ) 扉を開ける、今日。
桜、舞い散る今日この頃。暖かく、上着もいらなくなった今日この頃。いつもと変わらない、今日この頃。
去年もこの道を、今年とは違う気持ちで歩いたよね。あの、凄く大きく見えた校庭や校舎も慣れ、凄く楽しいと感じるのは、わたしだけじゃないだろう。きっと、皆同じ事を思いながら、桜のじゅうたんの上を、1歩1歩大事に歩いているんだと、わたしは思う。
今日から高校2年生。どんな毎日なのかは、自分で見るんだ。
日々を大切に、時間を大切に、そして関係を大切に。
去年とは違う道をそう、1歩1歩大事に歩く。
わたしのもうすぐの誕生日に、あんな事があるとは、今思う事なんて、一切ないだろうに。
*.——————————.*
「 おはよ、紗絢! 」
わたしに話しかけてきたのは、朝霞。1年の時から仲良くなり、今はもう大事な親友となった。
5月12日。今日から高校2年となるわたし達は、クラスも一緒で、気持ちは今舞いあがってる。
どんな毎日なのかは、今分かる事じゃない。"今から"感じる事だ。
さあ、行こうか。わたし達を待つ、去年より1階上の教室へ。
ふたりは、階段を1段1段見ながら登る。これが、わたし達の"第1歩目"。
*.——————————.*
「 また一緒のクラスで良かったねっ 」
「 今年もよろしくな! 」
皆の口から飛び交う、"嬉しい"の言葉の数々。
そうだよね。嬉しいよね。だって、また一緒のクラスになれたら、嬉しいもんね。
わたしだって、実際朝霞と一緒になれて嬉しいし?パラダイスだし?
もう、今日からの1年が楽しみ。どんな事がわたし達を待っているのかな。
さあ、扉を開こう。
ah you ready ?
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- Re: 、 Bashful Person. _*. ) ( No.4 )
- 日時: 2011/02/18 18:26
- 名前: 、璃瑚. ◆7.uwki1uEg (ID: 5RAlDtaS)
( 第2話 ) 初めて、初めまして。
「 今日からあなた達の担任の、鈴木雛です。よろしく 」
教室に入ってきたのは、凄く美人な女の先生。この人が、わたし達の担任らしい。
わたしは、女の先生が苦手だ。小学生のころ、好きな男の子が担任の先生に憧れていたのを知ってから、精神的に嫌っている。
ただ鈴木先生は、初めてこの学校に来たと言う。だから憎めないと言うか、何と言うか。まあ、仲良くしてやろうと言うか。
わたしって性格悪いなって、こう言うときしみじみ思う。
「 先生、結婚してるのー?彼氏いるー? 」
ひとりの男子生徒が、鈴木先生にプライベート質問をした。ちょ、おおい!一応女の先生なんだから、そういう事聞くなって…
「 してないし、彼氏さんもいないわ。欲しいんだけどねー 」
へえ…美人なのに居ないんだ。何か意外。
鈴木先生が答えると、男子生徒のほぼ全員は、目を輝かせて「狙える」とか、「よっしゃ」とか、口々に言っていた。
そりゃあ、美人だけど、性格悪そう…って、わたしが言える事じゃないけれど。
そんな時、男子生徒の中に、頬杖をついて窓の外を見ている人が居た。
男子生徒にも関わらず、話しに入ってないし、落ちついたような雰囲気だった。
へえ…まともな男子もいるもんだ。
そんな事思っていると、その男子生徒がわたしに気づいたのか、こっちを見た。
げっ、やばっ…。
わたしはすぐさま目をそらそうとした。
どうせ、何か言われる。嫌な顔される。そう思っているのに。
クスリと、彼はわたしに笑いかけた。
————え?
全然嫌がってる様子もないし、何にも言ってないように見えた。
何で初めて目があったのに、全く話した事もないのに、笑いかけてくれるの?
そんな彼の優しさに、わたしはドキンと来た。
彼が目をそらした後も、わたしは彼を見ていた。見ていたと言うか、目をそらせなかった。
こんな気持ち、"初めて"だよ。
.
- Re: 、 Bashful Person. _*. ) ( No.5 )
- 日時: 2011/02/20 18:12
- 名前: 、璃瑚. ◆7.uwki1uEg (ID: 5RAlDtaS)
( 第3話 ) 心、揺れる想い。
「 ちょ、ちょっと紗絢?ボーっとしてどしたの 」
「 えっ、あ、ああ何もない… 」
朝霞に話しかけられ、わたしははっと我に返った。
授業終わってたんだ。ノート全然取ってなかったや。
わたし、何があったんだっけ。ボーっとしてて、て言うか何も覚えてない。授業の事も、あった出来事も。
そんな事思っているわたしの視界の中に、鼓動がなるような人物が居た。
あ、あの人……!
そう。そうだよ。わたし、あの人を見てたんだ。
初めて会うのに、目があったら笑いかけてくれて。
一瞬で、ときめいて、好きになって。
あの人以外、居ないって思った。
「 えっ、ああ、うん… 」
「 ちょ、何言ってんの絢音。あたし何も言ってないよ? 」
「 え?何言ってんの? 」
「 あんたが何言ってんの? 」
とかなんか、ふたりでやっていると、2時限目を告げる予鈴が鳴った。早いもので、休み時間は5分しかないと言う悲しさ。
「 いい?今度はちゃんとノート取るんだよ? 」
朝霞はそう告げて自分の席へと戻って行った。
本当、この時間はノート取らないと、テストやばいもんね。
そう思い、次の授業のノートを出した。
トンっ
手を滑らせ、机の前に落としてしまった。
「 おっと… 」
拾おうとした瞬間、
「 はい 」
「 え? 」
目の前に、見た瞬間鼓動が鳴り響くような人物が視界に入った。
ノートを拾ってくれたのは、
「 あ、どーも… 」
目があったあの男の子。顔も綺麗で優しくて、他の男子とは馬鹿みたいに釣り合わなくて。
この人、いいな。
「 あ、先生来ちゃった 」
ノートを拾ってすぐ、あの人は自分の席へと戻って行った。
あの人、一体何なの?嫌な意味じゃなくって。
完璧すぎるじゃん、あの人。
ほんと、ドキドキする。
これって、一目ぼれ的な事、かな?
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