コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- アローン・パニック
- 日時: 2011/03/20 19:47
- 名前: こはな ◆zK1NnKGOB. (ID: E7aQ60YV)
はじめまして。
ここでの小説は初めてとなります、こはなです。
春から中1の12歳です。
駄小説になるとは思いますが、
コメントや応援してくださると、嬉しいです。
よろしくお願いします!!
(アローンパニックのアローンとは、独りという意味です。)
- Re: アローン・パニック ( No.9 )
- 日時: 2011/03/20 20:49
- 名前: こはな ◆zK1NnKGOB. (ID: E7aQ60YV)
>>7
コメントありがとうございます。
私はホームレスなったことないですけど・・(笑)
きっとそうだと思います(><)
貴重なご意見ありがとうございます!
- Re: アローン・パニック ( No.10 )
- 日時: 2011/03/20 20:57
- 名前: ミルク♪ ◆iMkK2JmDbs (ID: nUPupIAw)
- 参照: 恋する乙女の皆さんに
私もなったことないですけど。←ww
なるかもですよ。いつなるかわからないから。
バイバイ ミルク♪より
- Re: アローン・パニック ( No.11 )
- 日時: 2011/03/20 20:58
- 名前: こはな ◆zK1NnKGOB. (ID: E7aQ60YV)
/06
利人と会ってから1週間。
大分仲良くなれたし、お互いのこともわかった気がする。
利人はたくさんお金を持っていて、
食料担当は利人だった。
でも話をしたり、ノートに利人の似顔絵を描くのは私。
「楓花は独りじゃないよ。」
そう言って励ましてくれるのは、利人。
「僕は楓花の義理の家族なんだ。」
そう言ってあったかい気持ちにさせてくれるのも、利人。
私はだんだん利人を好きになっていった。
でもまだ不安なところもあった。
利人は、自分の過去について一言も話さない。
前に1度だけ聞いてみたことがあるけれど、
「知らない、覚えてない。」って言われてしまった。
触れてはいけないと思っても、好奇心が上回ってしまう。
「利人って、家族はいるの?」
夜。2人で草原の上で寝転がる。
利人は口を開かなかった。
「ねぇ、・・
「楓花。星を見るんだ。」
私がしゃべりだす前に、利人はさえぎった。
「あの星は輝いているけど、僕は輝けないんだ。」
いきなり何を言い出すのかと思った。
利人は十分輝いている。
「僕はいつも物陰にかくれているんだ。」
「・・・。」
「輝けない。」
- Re: アローン・パニック ( No.12 )
- 日時: 2011/03/20 20:59
- 名前: こはな ◆zK1NnKGOB. (ID: E7aQ60YV)
>>10
ですよね(笑)
世の中のホームレスの方みんなにごめんなさい。
- Re: アローン・パニック ( No.13 )
- 日時: 2011/03/20 21:10
- 名前: こはな ◆zK1NnKGOB. (ID: E7aQ60YV)
/07
いつのまにか寝ていたみたい。
「おはよう、利人・・・り、りひと!?」
横を見ると、いるはずの利人がいない。
荷物をまとめて、公衆トイレやお店にも足を運んだ。
まわりの人は、汚らしいなんて目で見るけど、
それでも電池や水の買い占めをやめようとはしていない。
「・・・利人。」
どうしよう、ほんとにいなかったら。
さっきの場所に戻ってみるけれど、やっぱりいない。
「利人・・・また独りになっちゃうの?やだよ。
かくれんぼなんか好きじゃないよ。助けてよ。」
せっかく私の唯一の身寄りができたところなのに、
また独りになるのはいやだ。
涙があふれてくる。最近は泣いてばっかりだ。
でも今度は止まらない。
「りひとー、りひとー!」
何度呼んでも返事はない。
私を置いてどこに行ったの?
どうして裏切ったの?友達じゃないの?
義理だけど、大事な家族じゃなかったの?
狂ったように泣き叫び、のどはカラカラになってしまった。
声が思うように出ない。
それでもまだ、利人を呼ぶ。
私を大事にしてくれる人は、今はもう利人しかいない。
「おやおや、お嬢ちゃん。」
あったかな優しい声がして、ふりむくと
そこにはエプロンをしたおばさんが立っていた。
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