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- 夏のせみ 〜君がいた日々〜
- 日時: 2011/03/31 15:31
- 名前: 舞姫 (ID: bPDqEDL.)
初めまして。
文章力ないんでいらつくかも
しれませんがよろしくお願いします。
アンチはやめてね。
じゃぁ始めまぁす!
◆登場人物紹介◆
>>1
◆プロローグ◆
>>2
◆第一章◆
>>3 >>4 >>5 >>6
Page:1 2
- 夏のせみ 〜君がいた日々〜 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/31 13:14
- 名前: 舞姫 (ID: bPDqEDL.)
◆プロローグ◆
「……ねぇ、翔ちゃん、翔ちゃんってば!」
「………っあ、え、飛狗何?ごめん聞いてなかった」
「だから、帆乃華のお墓いつ行くの?ってば!」
「ああ…もうそんな季節か…」
そういえばこのごろむし暑い。もう夏だ。
そして俺の記憶は二年前へと巻き戻されていった……。
- 夏のせみ 〜君がいた日々〜 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/31 13:58
- 名前: 舞姫 (ID: bPDqEDL.)
◆第一章◆
「ねぇ翔ちゃん、今年はおんなじクラスに
なれたらいいね!」
「あぁ、そうだよね!」
俺の名前は水谷翔。今年…とゆうか、
今日から中二。今日は一学期の始業式。
「俺たちも先輩だね…」
となりでそんなこと言ってるのは
追川飛狗。一生はなれらんない心友。
「そういえば飛狗覚えてる?」
「何が?」
「中2の間に絶対彼女作るっていったよね〜」
「うっ…まぁがんばるけどさぁ…」
「ま、俺の方が先にできるにきまってるけどな!」
「え〜〜なんなのそれぇ」
「そんなうるさいやつの彼女になったら鬱になるね」
「翔ちゃんひど〜〜い((泣」
そんなことを言っている間に学校に到着。
とりあえず1年の時のクラスに行くため
二人とも別方向へ。
「じゃ、またな」
「うん!おんなじクラスであえるといいね!」
そして俺は2組の教室へ。
「うっす!」
「おぉ水谷〜」
「ひさしぶり〜」
しばらくの間あっていなかった友達と
会話がはずむ。
キーンコーンカーンコーン
担任がやってきた。
「はい、おはようございます」
「…ざいま〜す」
だらだらとけだるそうな返事が
教室のあちらこちらから帰ってくる。
「今日からみなさんも2年生です。しっかりと……」
お決まりの説教がだらだら続いた後
並んで体育館へ。
そこでも校長などのお説教があり、やっとクラスわけ。
「2年生は全員多目的室へ集合しなさい」
そこにいく途中やっと飛狗に会えた。
「翔ちゃ〜〜ん」
「飛狗〜一年間待ち望んでいた日がついにっ」
「はい、みなさん静かに〜前のクラスごとにならんで
下さい」
ついにそのときがっ…
前から順番に紙が送られてくる。
(はやくはやく!)
紙が手元に来た瞬間すぐに自分の名前を発見。
(3組か…)
そして飛狗の名前も…
「よっしゃぁ!!!」
と飛狗と同時に大声で叫んでしまってから…
「水谷くん、追川くん」
「は、はい…」
「お静かに」
「すいませんっ」
やっちゃった。
- 夏のせみ 〜君がいた日々〜 ( No.4 )
- 日時: 2011/03/31 14:21
- 名前: 舞姫 (ID: bPDqEDL.)
解散した瞬間
「翔ちゃ〜〜ん」
「飛狗〜〜〜〜」
走っていって飛狗にだきつく。
「やったね翔ちゃん!」
「なぁ!」
二人で仲良く新しい教室へ入っていく。
「ぉお、お前らおんなじクラスなのか」
「あぁ!」
「ふふ、よかったじゃん」
ほかの友達にも言われてすごくうれしい。
「…男子はけっこういい感じじゃん」
そうつぶやくと同じサッカー部の松本が話かけてきた。
「女子も結構いいのがそろってるぜ」
改めてクラス表を見返す。
小学校の友達はみんな一緒だからほぼ全員知ってる
つもりだったが知らない名前が二人あった。
「この白石帆乃華と愛火羽未菜って誰?」
「え、翔ちゃん知らないのぉ!?」
「ばか、そりゃお前は知ってるだろ、幼馴染なんだから」
「え、そなの!?」
「水谷しらなかったんだぁ」
「知らね〜よ」
「ほら、あそこの二人」
松本の指す方向に目を向けるとそこには大勢の女子に
囲まれて笑ってる女の子がいた。
それで、それでなんでかわかんないけど、
ドキッとした。
「今お前がみてんのが白石。まぁ結構人気者だと
思うぜ。で、そのとなりにいるのが愛火羽。
で…あいつね…結構ね………」
「なんだよ、早く言えよ」
「…怖いんだよ」
「もう〜みんななんでそんなに未菜のこと
怖がるのぉ〜〜〜?」
「だって愛火羽と白石仲いいんだけどさ、
去年はあいつら違うクラスだったんだよ。
愛火羽そしたらいっつも一人で机座って
下見てるし、移動するときもなんかずっと
一人でこぇ〜〜んだよ」
「…よく分からん」
「まぁいいけど」
そんな感じではなしてるうちに新しい担任もやってきて
その日は終わった。
「飛狗かえろぉ〜〜」
「ごめん俺用事!」
「えぇっ」
あせってるうちにみんな帰ってしまった。
「はぁ〜〜〜」
なんか誰もいない教室っていいかもぉ…
とか考えて一人でボーーッといすに座っていたら…
ガラガラっ
「!」
教室のドアがあいて、
白石が入ってきた。
- 夏のせみ 〜君がいた日々〜 ( No.5 )
- 日時: 2011/03/31 14:43
- 名前: 舞姫 (ID: bPDqEDL.)
「ぁあ〜〜やっぱみんな帰っちゃってるしぃ〜〜」
俺いるんだけど…
「うゎ、びっくりした!誰?
見たことない〜」
なんかめっちゃきんちょうするっ
「え、?お、俺はぁ
水谷翔。と飛狗の心友」
「飛狗の?あぁいっつも言ってた
翔ちゃんって君のことだったんだぁ」
そういって白石がわらった。
てか笑顔めっちゃかわいいし。
目がきらきらしてる。
「私は白石帆乃華。
帆乃華でいいよ♪
翔ちゃんって呼んでいい?」
「え、あ、ぜんぜん問題ありませんっ」
「ふふふ、ねぇ家どこ?」
「え、花ヵ崎町だけど…」
「私も!一緒に帰ろ!」
「え、う、うん!」
おんなじ町だったなんて…
なんで小学校違ったんだろ?
あ、花ヵ崎町東と西で校区違うからな…
帰り道。
(これ俺らカップルみたいじゃん…)
とか考えたら全身がカァッと熱くなった。
「翔ちゃんって好きな人とかいるの?」
「!…いないよ」
「そっかぁ…私も♪アハハ♪」
「ははは♪」
なんでもないことでも、帆乃華の笑顔を
見てたら自然と顔がほころびる。
その後もとても楽しくしゃべりながら帰った。
「あ、私こっちなの」
「あ、そうなの。俺こっち」
もう行っちゃうのか…
「またね♪」
「じゃぁな」
と手をふって別れようとした瞬間…
いきなり帆乃華が地面に倒れこんで苦しがり始めた!
「え!?ちょ、ちょっとどしたの!?」
頭の中がパニックになる!
何もできずにオロオロしているうちに、
帆乃華は落ち着いて立ち上がった。
「…ごめ〜んびっくりさせちゃって!」
「………」
「なんかね、最近よくこうなるのぉ」
「それやばいじゃん!」
「いいのいいの、人前でなったことないから!
あ、今日なったか」
「病院行ったほうがいいよ…」
「だいじょぶだいじょぶ!あ、そだ!
明日も一緒にいこ!飛狗と未菜も一緒だけど」
「え?あ、うん」
「うんじゃぁね♪翔ちゃんといると楽しかったよ♪」
「あ、うん、ばいばい」
そして俺は家に帰った。
- 夏のせみ 〜君がいた日々〜 ( No.6 )
- 日時: 2011/03/31 15:31
- 名前: 舞姫 (ID: bPDqEDL.)
「おかえり〜今日昼ごはんあんたの好きな
そばよ」
「あ、うん」
「もうちょっと喜びなさいよ〜」
返事もそこそこに二階の自分の部屋に上がる。
…帆乃華のこと、俺好きなのかな。
まだ会ったばっかなのに。今日初めて会ったのに。
でもなんかずっと前から知ってたみたいな気がする。
てゆうか、帰り際のあれ、なんだったんだろう。
本人もなんなのか分かってないみたいだったけど…。
尋常じゃないくらい苦しがってた。
心配だな………。
だけど。最後にいわれたあの言葉。
(翔ちゃんといると楽しかったよ)
すごくうれしかった。まさか帆乃華も俺に同じ気持ち
抱いてるのかな…………
…そんなわけないか。
そして俺はうれしいのか不安なのか分からない
モヤモヤした気持ちのままその日をすごした。
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