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- 小さな勇者の冒険〜in little world〜
- 日時: 2011/04/04 10:45
- 名前: remona3 (ID: Dz78gNY2)
小さな勇者の冒険
〜in little world〜
「だあああああ〜〜〜〜〜!!!!!
どこだここ〜〜〜〜????」
ごく普通の中学生、風時(ふうと)が、
川原で見つけた、不思議な鍵。
その鍵に触れた瞬間、風時はとっても小
さくなっていた!?
小さな勇者とネズミ達が繰り広げる、
はちゃめちゃ冒険ストーリー!!
- Re: 小さな勇者の冒険〜in little world〜 ( No.25 )
- 日時: 2011/09/13 18:27
- 名前: remona3 (ID: 8cTIMUus)
・・・いや、だめだ。負けてらんない。
俺も見つめ返した。じーーーーっと。
なんでか分かんないけど、すごい負けたくなかったから。
・・・・そう。このネズミの目は、すごくアイツに似てた。
古田直、に。
周りはしいいいいんと静まっている。皆、にらみ合う俺たちを、ただただ交互に見ていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
どれくらい経ったんだろう。もう三分ぐらいこうしてる気がする。
これいつまで続くんだろう・・・。
なんて飽きを感じてきた頃・・・
「・・・・・ぶっ!!!」
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!」
突然、目の前の真っ白ネズミが大声で笑い出した。
あ、あれ??この声、ほんとにこのネズミの笑い声???
だ、だって、女なみに声が高い!!!
でも目の前で一人笑っているのはさっきまでめっちゃ清楚な感じだった真っ白ネズミ。
「きゃ〜〜っはっはっはっはっはっはっはっは!!」
うん。間違いない。この真っ白ねずみだ。
腹を抱えて地面をのた打ち回っている。さっきの白黒ネズミよりもすごい、うん。
ただただおれは目を点にしてた。
周りのネズミ達は「なんだまたか」みたいな呆れ顔で苦笑いをしてる。
「ぶはっ!!はっはっは、きゃ〜〜っはっはっはっは!!」
「ぷぷぷぷぷぷぷぷぷおp@!!」
大丈夫かな。この人。・・・あ違った、このネズミ、だ。
- Re: 小さな勇者の冒険〜in little world〜 ( No.26 )
- 日時: 2011/09/20 23:10
- 名前: remona3 (ID: 8cTIMUus)
「っぷ、くく。っは。ふふ。」
さっきから笑いをとめようとしてるけどとまってない。
「・・・・あ、あのお〜〜〜〜。」
痺れを切らして話しかけようとしたら・・・。
「ふうううう。よしっ。リンジャ、決めた。」
「ああ??ぺク。いいのか??」
「ああ。合格。気に入った。大将ん所に報告しに行こう。」
やっと笑いがおさまったようの真っ白ネズミがさっきまでの笑いとは打って変わって急に男らしい口調で言った。
でもさっきより優しい目をしてる。
「っちい。お前の気まぐれはほんっとメンドクセエナ。」
いつの間にか白黒ネズミが近づいていて。
- Re: 小さな勇者の冒険〜in little world〜 ( No.27 )
- 日時: 2011/09/20 23:24
- 名前: remona3 (ID: 8cTIMUus)
「おい。そこの人間のお前。」
「っはあいいい???」
急に話しかけられたからびっくりした。
「そうお前。名前は??」
「おお、俺??俺はふ、風時。」
「ふうと、か。俺様はリンジャ。よろしくな。」
・・・・・。え。・・・・え???
よ、よろしくってな、何が??
ま、待って。まだ心の準備が。
「ま、待てよ!!お、俺はいったい何がなんだか。
こ、ここはどこなんだよ??お前らは誰なんだ??何でね、ネズミが??」
そうだよ。俺、今何がどうなってんのかさっぱり分かんねえ!!
- Re: 小さな勇者の冒険〜in little world〜 ( No.28 )
- 日時: 2011/09/24 08:13
- 名前: remona3 (ID: 8cTIMUus)
「はああ??お前、トルイー伝説を知らねえのか??」
「と・・・トルイー伝説??」
「はああ〜〜。」
リンジャは頭を抱えながらタバコを取り出した。
・・・ネズミってタバコ吸うんだ・・・。
「まあいい。(面倒くせえから)大将に説明してもらえ。」
リンジャはそういうとぷはああ〜〜と煙をはいた。
・・・リンジャって大人みてえ・・・。
「おい!!リンジャ、早く行くぞ!!」
見るとリンジャにぺク、と言われてたネズミがちょっと怒り気味だった。
・・・。あれ??これって俺も言われてんのかな??
「お〜〜う」
「っあ、はいいい!!!」
リンジャのだるそ〜〜な返事の後に大急ぎで返事しながらリンジャの後をぺこぺこと着いていった。
他のネズミ軍団??たちも俺ら三人の後をなんだか楽しそうに、でも何かに警戒しながらついてきてる。
・・・なんかよく分かんないけど、俺、認められた・・・のか??
「ついに来たか・・・」
「・・・・ああ。」
そうつぶやいたぺクとそれにタバコをふかしながら答えたリンジャの声は聞こえなかった。
- Re: 小さな勇者の冒険〜in little world〜 ( No.29 )
- 日時: 2011/10/01 16:57
- 名前: remona3 (ID: 8cTIMUus)
第三章 NEO騎士候補認証テスト!?〜第一の試練〜
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