コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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サクサク刻まれる時☆
日時: 2011/05/04 21:21
名前: 桜大根 ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)
参照: 地球の真ん中でにんじんが回ってる。。

 ハイ!初めまして!!
 このジャンルには初めて書きます!
 暗くなったり明るくなったりする小説の予定なのでww

 あと、文章下手くそなので、意味不明な文があったら、優しい目でスルーしてやってください。。
 アドバイスや、感想があったら、ドシドシください!!

 デハデハ、そろそろ私はバーチャル世界の扉を開くといたしましょう。

 開け!扉ぁ!!

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Re: サクサク刻まれる時☆ ( No.6 )
日時: 2011/05/15 13:19
名前: 桜大根 ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)
参照: 地球の真ん中でにんじんが回ってる。。

 『私は土ですよ。』
 数分前に聞いた言葉を秋人は何度も脳内で繰り返し再生していた。

—コレはいったどういうことだ?何で土の声が聞こえるし、会話できるんだ?
—俺は学校の窓から落とされただけなんだろ?どうして・・・。
 秋人は駆け出していた。
 ボロボロで変なにおいのする征服はすでに気に頭の中にはない。
 
 街を歩く人々はみな、秋人を不快な目でみている。
 しかし、彼の中では今、そんな事はどうでもいい。
 ただ走るのだ。学校へ向かって。

 走っている最中も、声は聞こえた。
 そのせいで、毎日みなれているはずの街に違和感を覚えるほどだ。
 
 学校が見えてきた。
 「・・あれ、おかしいな・・・。」
 秋人は学校の様子に眉をひそめた。
 桜が咲いていないのだ。 
 窓から落とされる前までは満開だったのに・・・

 「・・おいおい、冗談だろう!?」
 学校の校門をダッシュで突破し、学内に入る。
 学校は静まり返っていた。
 勉強中なのだ。生徒達は。
 
 秋人は勢いよく教室の扉を開いた。

Re: サクサク刻まれる時☆ ( No.7 )
日時: 2011/05/23 19:49
名前: 桜大根 ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)
参照: 地球の真ん中でにんじんが回ってる。。

 少し書くペースが遅くなります!

Re: サクサク刻まれる時☆ ( No.8 )
日時: 2011/06/17 18:08
名前: 桜大根 ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)
参照: 世界には国があるよ

 秋人が教室のドアを開くと同時に、授業に集中していた生徒達は皆、驚きを隠すことなくこちらを見た。
 —よかった。みんな見慣れている顔だ。
 心の中でホッと一息つくオレをよそに、教室はざわめいた。

 生徒達の瞳の色はさまざまで、大半が秋人に不快そうな目を向けている。
 何故、桜が咲いていない!
 そう聞こうと口を開きかけたときだ。

 生徒達のはいっせいに不快そうな目を驚きと好奇心で輝かせた。
 —っ!?な、なんだ?

——な、あれって秋人だよな!?
——あ、確かに!どこかで見たことあるような気がしてたんだよ。
——秋人懐かしい〜〜

 −あぁ、そういう事か。みんなオレを忘れていたんだな。まるでオレが失踪したみたいになってるし。

 秋人は言葉につまった。
 自分が今、とても奇妙な立ち位置にいるような気がしてならない。
 
 「・・・・・・ぁ、ぁの・・・・・・」
 「秋人君か!?阿木秋人(アキ アキト)君か!」
 数学専門教師の草野先生が勇ましい勢いで近づいてきた。

 当然、戸惑った秋人は一歩後ずさった。
 逃げるように視線を先生からそらし、教室を見ると、自分を窓から突き落とした桜野航大と目が合う。
 —あぁ、最悪だ。気まずすぎる。

 そう、考えていればがっしりと先生に肩を掴まれた。
 —あぁ、なんて鼻息が荒いことか。
 秋人は今の自分の立場が理解できず、苦笑いをしてみた。
 「笑っている場合ではない。とにかく来なさい。」

 言葉と同時に秋人は草野先生に引っ張られて行った。
 

Re: サクサク刻まれる時☆ ( No.9 )
日時: 2011/07/06 19:18
名前: 桜大根星 (ID: jusjvnjl)

 先生に引っ張られ、突いた先は職員室の隣にいある相談室だ。
 ここは、よく担任と母親が深刻な話をする時に用いられている。
 部屋の中にはテーブルと、それを挟むように向かい合うソファーが2つ置かれていた。
 「ここでまってろ!」
 いきおいよく部屋に投げ込まれる。
 
 ドアがしまって何分のときが流れただろうか。
 10分くらいで先生が校長をつれて入ってくる。
 「・・・君は今までどこにいたんだね?」
 草野先生の隣に校長がすわり。
 とたんに本題をぶつけられ秋人はとまどう。

 「・・・・今までって、オレが消えてからどれくらい立ってるんです?時間。」
 「・・・・」
 校長と先生は驚いたように顔をみあわせた。
 「?」思わず首をかしげる秋人。

 そんな秋人に校長は重々しい口を開いた。
 「・・・約、3ヶ月半。ちょうど今学校は夏休みをあけてから数日って所だ。」

 ———3ヶ月?———

 秋人は固まった。
 オレは3ヶ月もゴミ捨て場で眠っていたというのか?
 誰もオレを助けてはくれなかったというのか?

 そんなこと、あるわけないだろ?

 秋人はとりあえず、と笑って見せた。
 「はは、校長。冗談はよしてくださいよ!」
 今度は草野先生が深刻な表情で言ってきた。
 「これは、事実なんだ。・・・・・って事は、君は『あの事』を知らない、ね?」
 「・・・あの事?」

 首をかしげる秋人。
 涙が出そうだ。

Re: サクサク刻まれる時☆ ( No.11 )
日時: 2012/01/09 02:09
名前: 桜大根 (ID: jusjvnjl)

 しばらくかけなくなります


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