コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 女執事とワガママ坊ちゃん
- 日時: 2011/07/28 19:05
- 名前: 花蓮 ◆ewXxFF73No (ID: 2gVh92pS)
はじめまして!
女執事とワガママ坊ちゃんの日常を書いていきます。
笑えて泣ける、そんな小説にしたいと思っています♪
[目次]
プロローグ >>1
登場人物 >>2
第一話 >>3
第二話 >>4
Page:1
- Re: 女執事とワガママ坊ちゃん ( No.1 )
- 日時: 2011/07/28 18:08
- 名前: 花蓮 ◆ewXxFF73No (ID: 2gVh92pS)
*プロローグ*
「ひかる。喉渇いた」
「はいッ!! ただいまお持ちします!!」
「ひかる。紅茶じゃなくてコーヒー飲みたい」
「はいッ!! 失礼しましたぁ!!」
「ひかる。お腹空いた」
「はいッ!! ただいまお持ちします!!」
「ひかる。ショートケーキじゃなくてチョコレートケーキ食べたい」
「はいッ!! 失礼しましたぁ!!」
「ひかるッ!!」
「はいぃ!!」
「ひーかーるー!!」
「はいぃぃぃぃ!!」
こンのワガママ小僧め…
いい加減にしろォォォォ!!!!
- Re: 女執事とワガママ坊ちゃん ( No.3 )
- 日時: 2011/07/28 18:49
- 名前: 花蓮 ◆ewXxFF73No (ID: 2gVh92pS)
*第一話*
私は、とても貧乏な家庭で育った。
母は体が弱く、父は私が生まれてすぐに家を出て行った。
妹はなんとか中学校に通えている。
私は19歳だが、高校には行っていない。
バイトに明け暮れる毎日だった。
「本当にアンタ達には迷惑をかけっぱなしだね。私が働ければいいんだけど…」
「お母さんは何も悪くないよ。心配しないで」
「そうだよ。お姉ちゃんの言う通りだよ」
「でも…ひかるには高校に行かせてあげられなかった。きっと舞にも…」
「私も中学卒業したら、お姉ちゃんみたいにバイトする。高校なんて行かないよ」
舞はそう言ったけど、きっと高校に行きたいはず。
舞を高校に行かせてあげたかった。
「何かいいバイトないかな…」
私は一人、バイト探しのため街をブラブラ歩いていた。
その時、
「そこのお兄さん」
そう言って、女の人は私の肩をポンッと軽く叩いた。
「…え?」
そこのお兄さんって…私のこと!!?
えッ!!? 私、女ですけど!!!!
「イイ顔してるわねぇ…」
その女の人は、私の顔をジロジロと見ている。
な…なんなんだ…
「私の家で執事やらない?」
は、
はい!!!!????
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