コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 初恋の唄
- 日時: 2011/12/30 04:08
- 名前: 凛華 (ID: 0rA5fAQC)
どうも!初めましてor久しぶりです。 凛華です!!
今回の小説は、題名のとおり『初恋』がテーマです。
突然ですがみなさん!恋をしていますか?
その中でも特別な初恋を覚えていますか?
実っても・実らなくても恋は楽しいですよね♪
ちなみにこの小説は、自分で展開を選べる選択式になってます。
ぜひ読んでみてください
第1章 〜始まりの出会い〜
プロローグ >>1
1話 春って本当に出会いの季節? >>2
2話 自己紹介って何言っていいかわからない >>3
※3話は選択式になってます
3話 嵐って突然やってくるよね >>4
見てろよタラシ >>5
4話 切ない笑顔 >>8
5話 元の関係と祐樹の笑顔 >>9
6話 雨の陸上大会 >>10
7話 私だけのメロディー >>11
設定
名前
谷川美羽
性別
女
性格
・恋をしたことがない
・歌がうまい
・積極的でもないが消極的でもない
サンプルボイス
「はぁいい加減にして」 「恋って何?」 「私で……いいの?」
名前
椎名架翔
性別
男
性格
・女の子に目がない=タラシを全否定
・かっこいい
・少女漫画的な展開大好き←
サンプルボイス
「ねぇ、こっちおいで♪」 「……ごめん」 「お前の事ずっと守ってやる」
名前
棚木律
性別
女
性格
・サバサバしてる
他
・彼氏(理央)がいる
・美羽の親友兼架翔の相談役
名前
会田理央
性別
男
性格
・架翔と正反対で一途
他
・架翔のダチ
・彼女(律)がいる
スイマセン……
キャラはこの先追加するかもしれません。
私のもう1つの小説アイドルですが何か?もよろしくお願いいたします
ちなみに、アイ何はアンケート実施中です
そちらもお願いします
では、初恋の唄楽しんでいってください。
読んでくださった方
あんず様「初恋物語」
- Re: 初恋の唄 ( No.8 )
- 日時: 2011/12/25 14:33
- 名前: 凛華 (ID: Kw9a5dyG)
4話 切ない笑顔
キーンコーンカーンコーン
やっと学級活動が終わり、次は英語だ
「ねぇねぇ美羽!次ってさ英語だよね!」
「うん、そうだけど……」
やけに興奮気味の律。いつもサバサバしていて「勉強いやだー!」と言っている律からは想像できない
「だって…だって……英語は理央君が好きな教科だよ!理央君が好きなも のはあたしも好き!」
1日も経っていないのに変わってしまった親友
「あはは。律、ごめんトイレ行ってくるね」
「うん。いってらしゃい」
やっぱり恋なんて必要ないんだ
恋は人を変えてしまう……
バチっ
また美羽の悪い癖がでた。考え事をすると周りが分からなくなる。
そして今回はその数100倍最悪だった
それは……
「お前どこ見てんだ?のぞきかよ。」
「……なっ///ちッ違う。ちょうど視界に入っちゃったの」
「怪しい……」
「本当だって//////」
男便にいた架翔と目が合ってしまったからだ。
架翔は手を洗っていたところだったからよかったものの
おかげで美羽の顔は真っ赤だ
「……」
「おーい美羽!」
「何!?」
「お前ビックリしすぎ。あはは」
「わっ笑わないでよ///」
美羽は最初のうちは照れていて気付かなかったが、架翔がまたあの笑い方をしていることに気付いた。
「なんでそんなに悲しい顔するの?(ボソッ」
「ん?なんか言ったか?」
「なんでっなんでそんなに切なく笑うの」
美羽はついに聞いてしまった。
美羽の言った言葉に架翔はビックリしていて、でも、切ない笑顔を絶やす事はなかった。
「……俺はフツーに笑ってるよ。じゃあな」
そう言って架翔は去って行った
美羽はどうしても架翔の言葉が信じられなかった
そして切ない顔で笑う架翔が頭の中から離れなかった
「どうしてっどうして頭から離れないの?」
でも、美羽は律にはこのことを言わなかった。
それは恋だと言われるのが怖かったからだ。
★予告★
美羽が架翔にあの事を言った後から、架翔は美羽をさけるようになった。
そして、初めての学校行事「陸上大会」
果たして、架翔と美羽は元の関係に戻れるのか?
- Re: 初恋の唄 ( No.9 )
- 日時: 2011/12/26 17:56
- 名前: 凛華 (ID: wcxZaOmk)
5話 元の関係と祐樹の笑顔
「明日は陸上大会です。皆頑張ってね」
担任が言う。美羽は正直……陸上大会より、親友の律のことが気になっていた。
あの日の休み時間からしゃべりずらく、ぎこちない関係になってしまった二人。
そして、あまりにも切なく笑う架翔を見て理由を聞いてしまった美羽。
その日から、一切目も合わず話さなくなった。
「はぁ、どうしてこうなるの……」
「美羽っ!どうしたんだ?……お前がため息つくなんて珍しい」
「なッ失礼なっ!!」
話しかけてきたのは、陽菜姉の彼氏の弟、祐樹だ。
いつも元気で明るい祐樹は、架翔とは違った意味で人気があった。
「美羽……お前最近元気なくねぇ?」
「えっそうかな?」
美羽は必死に心を隠した。弱みを知られたくないからだ。
「いや、平気ならいいんだ」
「何?祐樹、心配してくれたの?(ニヤ」
「ちっちげーよ///」
「(ツンデレ…)ありがとっ!」
「いや、何かあったらいつでも頼れよ」
「うん」
美羽は初めて祐樹がツンデレなのを知った。
祐樹とは、ある事件があり、それから仲良くなった。
「祐樹……あの事、ごめんね」
「まだ、気にしてんのか?……大丈夫だって」
祐樹は気遣ってか、無理に笑顔を作る。しかし、美羽にはバレバレだ。
でも、美羽はこんなときでさえ、架翔もこんな切ない笑顔をしていたと架翔の事を考えてしまう。
「……祐樹、ごめん」
美羽は、事件のことを謝ったのか、
祐樹が無理して笑っているのに架翔の事を考えてしまったからなのか、
どっちの意味で祐樹に謝ったのかは本人しか分からない——
「じゃあな」
祐樹がそう告げ席へ帰った。
その時、架翔がこっちを見ていたのは誰も知らない……
次の日
「えー天気は快晴。えーとても陸上大会日和だと思います」
「えーが無駄に多くない?あの校長」
「確かに!!」
律とは、前の関係に戻り始めている。
美羽は律が言った事をなるべく忘れて、律と話そうとしたからである。
でも、やっぱり美羽には恋をする意味が分からない。
そして競技が始まる。
- Re: 初恋の唄 ( No.10 )
- 日時: 2011/12/26 21:11
- 名前: 凛華 (ID: HM2TJJeN)
6話 雨の陸上大会
美羽は100m走とリレーにでる。
律は、またしても理央と一緒に居たいため、理央と同じ高跳びとハードルにでる。
「じゃあ律、100mそろそろだから行くね。」
「うん。いってらっしゃい、頑張って」
「うん」
美羽は100m召集場所へ行った。
そこには架翔にべったりの女子。
こいつらには負けたくない、そう思った美羽。
美羽は昔から足が速かったので、走るのは得意だ。
ついに美羽の出番。
「……位置について、よーい、」
パンっ
ピストルの音が響き渡った。
美羽は最高速度で走った。もちろん結果は1位。
次にすぐリレーがあるため準備に向かった。
その頃架翔達は……
「あいつ、意外と足速いんだな」
架翔も美羽の事が気になっていた。
架翔の周りに居る女子達に笑顔が切ないなんて1回も言われたことがないからだ。
しかし、こんなくだらない理由を話してしまったら拒絶されると思い、美羽を避けている架翔。
一方…理央と律はとっても仲良くなり、二人とも楽しそうに話している。
そして、リレーが始まった。
美羽はアンカーだ。
「彗頑張れ!!」
第3走者を必死に応援する美羽。
そしてついにバトンが美羽にわたった。
パシッ
「ハッハッ……」
美羽達のチームは余裕で1位だった。
しかし、走っている人のほうを見ると……途中で転んだのか男子におんぶされている女子がいた。
その男子は架翔だった。
美羽は思わずチームの子に聞いた
「ねぇねぇ、架翔って彼女居るの?」
「あぁ!!いるよ。彼女うらやましいなぁ」
「そうなんだ……」
自分も転べばよかったのになど最悪な事しか思い浮かばない美羽。
漫画や小説のようには上手くいかない人生
「どうせなら、喜劇の主人公がよかった……」
そう呟いた美羽。
天気は晴れなのに美羽の心は土砂降りの雨が降っているようだった……
★予告★
架翔に彼女がいる事をしった美羽はますます恋がしたくなくなる。
そんな時、美羽が部屋を片づけているとあるCDが見つかる。
それは、歌手の姫野さやかが歌っているものだった。
それを聞いて美羽は大切なことに気づく。
- Re: 初恋の唄 ( No.11 )
- 日時: 2011/12/27 20:23
- 名前: 凛華 (ID: Z807Ua8T)
7話 私だけのメロディー
今日は学校が休みだ。
美羽は部屋の片づけをしていた。
「美ー羽!ゴミ袋持って行きなさい!」
「はーい。今行く……」
明美が下から美羽を呼ぶ。
ゴミ袋を受け取った美羽は自分の部屋へかえる。
「よーし、ここのCDケースとかから始めるか」
美羽がCDケースを片づけていると…
姫野さやかのアルバムがあった。
「さやかちゃん……」
そう、美羽は姫野さやかの大ファンだった。
姫野さやかは、アイドルを早くも引退してしまったが、さやか自身が作曲した曲は心に響くと人気なアイドルだった。
「♪〜〜♪〜♪。懐かしいなぁ。買ったころは毎日聞いてたっけ」
「恋は絶対世界を救うっ!懐かしぃ」
美羽は、『恋は絶対世界を救うっ!』という曲が好きだった。
「私はあなたと出会えて幸せだったよ
あなたは私と出会えて幸せだった?
私はあなたに愛してもらえてうれしかったよ
あなたは私に愛されてうれしかった?
こう思えるのはあなたのおかげ
でも…私には恋をする意味が分からない
あなたは教えてくれた
好き、愛してる、所詮口で言うだけ
私はそう呟いた
でも…あなたは私を見離したりなんかしなかった
私は気付いた
恋は心を救うっ!恋は私を救ったっ!
お願いっ今までごめんね彼まで届け
恋は幸せを呼ぶっ!恋は私を救うっ!
お願いっありがとう彼まで届け
恋は世界を絶対救うっ!♪」
「すごっ!全部歌詞覚えてるよ」
「……恋は絶対世界を救うかぁ、私って恋をするのが怖くて逃げてたのかな?」
やっと自分の気持ちに素直になった美羽
急いで親友の律に連絡する
「もしもし…律!急いで◎駅ビル地下のカフェに来て」
美羽は律に早く謝らなくてはならないと思い電話をした。
「アイスカフェオレ1つください」
「はい!かしこまりました」
律が来るのを待っている間美羽は、切ない笑顔を浮かばせていた架翔の事を考えていた
「切ない顔するのには訳があるはずなのに……知らないに等しい人にそんなこと言われちゃね」
「……美羽?どうしたのっ!」
「律ッゴメンっゴメン本当にゴメンっゴメン」
「美羽!!落ち着いて!」
美羽は律の顔を見た瞬間に泣き出して
すべてをうちあけた
- Re: 初恋の唄 ( No.12 )
- 日時: 2011/12/30 04:15
- 名前: 凛華 (ID: 0rA5fAQC)
8話 美羽の過去
「律っゴメン私ね」
「美羽、ゆっくりでいいから。何があったの」
美羽はこんなにも優しい友達を、自分の恐怖心で傷つけてしまった事を後悔した……
「あのね、律。私達のクラスに祐樹いるじゃん」
「うん、祐樹がどうかしたの?」
「実は……死んだ陽菜姉の彼氏の弟なんだ。それで、私その事件があってから恋をするのが怖くなってたの……」
「そうなんだ…美羽の気持ちも知らずにごめんね」
「いや、悪いのはこっちだから謝らないで。」
その後美羽は律に事件の真相を話した。
それは