コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 誰でも主人公にする神様 段ボール少年篇
- 日時: 2011/12/24 16:40
- 名前: シンダチ (ID: 6xDqgJhK)
——人は誰でも主人公になれるんだ
そいつにスポットライトを当てさえすれば———
これは気まぐれな「神様」と「主人公」たちの話
シンダチと言います
なんというか短編集的な長編的なものになりそうです
何故かスレが消えてしまったので建て直し
コメントをくださると泣いて喜びます
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- Re: 誰でも主人公にする神様 段ボール篇 ( No.2 )
- 日時: 2011/12/24 16:40
- 名前: シンダチ (ID: 6xDqgJhK)
——徹夜した後のコーヒーはいつものコーヒーより上手い
だって味覚が機能してないから——
第一話2
僕、田中タカシは巨大な壁に直面した。文字通り巨大な壁
ただし段ボール製の
これはナニ○レ珍百景にぜひとも投稿したい……笑えない冗談だ
これはどうなっているのかと叫びたいところだが廊下には人気はない。
いつもはグラウンドから野球部の「さぁ来ーい!」という声が聞こえてくるが今日は何も聞こえない。今日はあいにくの雨だ
野球部はいつもうるさいのに、自分が行きたいときに来いと言ってくれない。
今は僕が叫びたいくらいなのに
さぁ来ーい! さぁこーい……さぁこーい……
心の中で叫んでみても誰も来てはくれない。当然だ
事務室には事務員さんがいて、職員室には先生がいる。
呼びに行くことも考えたが好奇心も若干数助長して教室に一歩足を踏み入れる
足を一歩踏み入れれば、当然視界は僕の一歩分前に進む
視界が前に進めば、当然一歩前の自分には見えないものが見えてくる
僕の一歩前の視界には
段ボールの山から足が一本出ていた
しかも足は自分の目線とほぼ同じ高さから出ている
「うわ!大丈夫ですか!」
急いで足を思い切り引っ張るがあまり動かない。段ボールの中から「うぅぅ……もっとゆっくり」という悲痛な声が聞こえるだけだ
段ボールの山から引き抜くには勢いと力が必要だ。
思いっきり足を引っ張る
すると体がずるずると出てきて、頭の半分まで出たとき
もちろん教室には重力があるわけで、頭は重力に従い僕の視界から消えた
「いてて……もうちょい優しくしてくれよ」
起き上った人は、男みたいだ。自分と同じ制服を着ている。しかし、この学校の生徒ではない。見たことないし、何より金髪だから。うちの学校は染髪禁止だ
「誰だよこいつって顔してるな。……俺は『神様』だ」
男はよろしくと言いながら手を出してくる。
事務室には事務員さんがいて、職員室には先生がいる。
そして段ボールだらけの教室には「神様」がいた
……第一話2「段ボールまみれの神様」
- Re: 誰でも主人公にする神様 段ボール少年篇 ( No.3 )
- 日時: 2011/12/25 09:30
- 名前: シンダチ (ID: 6xDqgJhK)
—— 足を踏みだせば世界は変わる
変わった世界に責任はとらないけど ——
第一話3 前篇
僕、田中タカシは頭は悪くないほうだと思っていた
赤点などとったことは無いし、いつもテストでは上位に入っている
僕の頭は悪くないとしたら、悪いのはこの状況だ。
CDプレイヤーではカセットは再生できないし、大学生のテストでは小学生の力を測ることなど不可能だ
たとえ僕の頭がスーパーコンピュータだろうと状況がそのコンピュータの処理能力を超えれば処理できない。
つまりそういうことだ。
何が言いたいかというと
学校に行くと教室が段ボールで埋まっていて、しかもその中に人が埋まっていて、
そしてその人が自分のことを神様だと名乗る電波さんだという状況に僕の頭がついていけるわけがなかったということだ
僕の目の前に立っている男は「神様」らしい
年は僕と同じか少し上くらいだろう。身長は高く僕が少し見上げるくらいだ。
顔は整っていて、いわゆる「イケメン」というやつだ
すらりと長いモデル体型の手足
そして僕と同じ制服を着ている。
自分の学校の生徒じゃないと分かる特徴は髪が金色に染められているということだ
そうやって僕が脳内処理に10秒ほど費やしている時間中、「神様」は金色の髪をいじっていたが、僕のほうを見て一言
「最近髪染めたんだけど、どうかな?」
「知りませんよ!てか誰ですか!」
僕の突っ込みはかなり的確だと思う。
すると「神様」はにやりと笑って
「宗教には興味あるかい?」
と言った。
新手の宗教勧誘だろうか。名付けて「段ボール勧誘法」
僕が黙っていると「神様」は自信たっぷりにこう言った
「俺はあんまり宗教とか興味ないんだけどさ」
あんた「神様」だろ
よく分からないが悪い人では無さそうだ
第一話3「段ボールと神様と僕」 前篇
- Re: 誰でも主人公にする神様 段ボール少年篇 ( No.4 )
- 日時: 2011/12/27 10:51
- 名前: シンダチ (ID: 6xDqgJhK)
第一話3 後編
あの時の僕は本当にどうにかしていたと思う
なにせ状況が状況だったから
僕は「神様」を80%信じていた。
何故かはわからない。直観だ
「神様」は不敵な笑みを目の前で浮かべていたが。その眼には明らかな怒りが灯っている
僕がそう気付いたと同時に「神様」は言葉を発した
「五秒だけ取り乱す」
「神様」は口を開くと同時に腕を大きくふりあげ、大声で叫んだ
「あのクソ出来損ないの神がぁぁぁ!!!」
「神様」が大きく振りあげた腕で床を殴る。
「神様」の拳が床にめり込み、上のほうでは蛍光灯が粉々に砕けた。窓が割れた音もする
教室全体がピカッと光る。雷のようだ
「すまん、状況を説明する」
めり込んだ拳を無理やり引き抜いた「神様」が拳をズボンで拭きながら言う
ここで僕は何を考えてたか書くと
あ、この人マジの神様だ
と、普通に理解していた
全くこのときの僕はどうかしていたに違いない
僕は「神様」を100%信じてしまっていた
第一話3「段ボールと神様と僕」 後編
- Re: 誰でも主人公にする神様 段ボール少年篇 ( No.5 )
- 日時: 2011/12/27 13:04
- 名前: 向日葵 ◆bhKkXP8ucg (ID: GwEzIpz/)
前回から読んでました!!←
つかオリキャラも投稿しましたww
おぼえてますか!!小枝投入した奴ですw!
そんときの名前が思い出せないんですけど…!!
とりあ小枝投入したやt((
- Re: 誰でも主人公にする神様 段ボール少年篇 ( No.6 )
- 日時: 2012/02/03 21:51
- 名前: シンダチ (ID: 6xDqgJhK)
>>向日葵s
前回はいろいろとすいませんwww
言い訳をすると
忙しくて更新ができなくなる
↓
構想書いたノートなくす
↓
あれ?これはやばくね?www
というわけです
とりあえずこれから諸事情により更新がほぼできません
おそらく、近々ファジーのほうで建て直しますのでwwww
書きだめしてたら「あれ?これ結構シリアス……」ってなったのでwww
この神様は前回作品の神様とは別の人物ですのであしからず
前作は本当に申し訳ありませんでした
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