コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 愚かな僕の新生活。
- 日時: 2012/03/25 16:18
- 名前: 衣* (ID: dTe0rRML)
初カキコです´v`〃
衣*といいます。春から新中3な女子です。
いろいろと初めてなんですが、ラノベぽいものを目指してお話を書きたいと思います!
では、序章です★
僕、田端蓮・15歳はこの春・田舎から1人、進学のために上京してきた。
なにせ、僕の住んでいたところには、行きたいと思うような学校がなかったのだ。
そこで、東京の学校を受験し、見事合格した。
今、まさに新生活・・!
高校生にして一人暮らしなんて夢みたいだ。
叔父さんが無駄に金使い荒くて、必要もない家なんて買っててよかったー。
親戚一同が毛嫌いしているあの叔父さんも、僕1人からは感謝されてるわけだ。
手元の地図に目を落とす。
ここまで来るのに苦労したが、目的地—・・家
にもようやくたどりつけそうだ。
わくわくしていた、僕。
うきうきしていた、僕。
なんて愚かだったのか。
当然だがその時、僕はまだこれから起こることが何一つわかっていなかったのだ。
- Re: 愚かな僕の新生活。 ( No.41 )
- 日時: 2012/04/26 16:31
- 名前: 佐久間 慧琉 (ID: cLGIc5Nq)
ひさしぶりー!
まさか・・・ウチのこと、忘れてないよね??
最近ばたばたしててこれなかったんだ・・・
小説、ほんと続き気になるよ!
まさかゆいが血つながってないとは・・・!
続き楽しみにしてるね☆
- Re: 愚かな僕の新生活。 ( No.42 )
- 日時: 2012/05/02 17:30
- 名前: 衣* (ID: dTe0rRML)
えるーーーっ!!〃
久しぶり、来てくれたんだっ・・!
私も最近全然来れてなかった;ω;
小説、続きがんばるね!
- 愚かな僕の新生活。 ( No.43 )
- 日時: 2012/05/02 17:41
- 名前: 衣* (ID: dTe0rRML)
「家族の問題に口を出さないでくれませんか?」
冷ややかな声でゆいは言った。
僕の目を、まっすぐに見つめるその目。
それは、僕を見つけるとおびえたような目をする少女ではなかった。
「まぁ家族・・っていえるかどうかわかりませんが」
「・・・・・!」
ゆいは笑ったつもりだったのだろうか、
でも不自然にその笑顔はひきつっていた。
「おまえ・・っ」
ゆいはきびすを返し、去って行ってしまった。
僕は廊下に取り残されたまま彼女の後姿を黙って見ていた。
「ねぇ蓮さんっ
今日のお昼ごはん何が食べたい?」
底抜けに明るいひなたの声で、僕ははっとした。
「え・・な、なんでもいいよ」
「もー。なんでもいいとか困るからちゃんと答えて!」
今そんなこと考えてる場合ではないんだが・・と思いつつ
「じゃぁ・・チャーハンで」
我ながらなんだか微妙な回答だがまぁいい
「そっか、わかったー!!じゃぁ作るね♪」
ゆまとゆいは、今部屋にいる。
ひなたは何も知らずに鼻歌を歌っていた。
- 愚かな僕の新生活。 ( No.44 )
- 日時: 2012/05/04 17:18
- 名前: 衣* (ID: dTe0rRML)
「いただきまーす!・・て」
「なんでこんな沈んでるのみんな?」
食卓を囲んでいる4人のうち、ひなただけがいつも通り明るい。
ゆまはどこか上の空のようだし、ゆいはずっとうつむいたままだ。
(やっぱりさっきのことでゆいは・・・)
僕に対してゆいは、本当の自分をさらけ出したのだろうか。
「ちょっと?どーしたのゆま?」
ひなたはくるくるとした目を見開きながら、言った。
は、とした顏をして
「な、なんでもないよ!」
ゆまは言っているがその表情は固い。
「そっか〜よかった!じゃ、食べよう」
ひなたの底ぬけて明るい声が、しーんとした食卓に響く。
みんなも黙々と食べだしたものの、あまりスプーンが動いていない。
「・・?」
さすがにひなたもこの重苦しい空気を感じ取ったのか、少し不思議そうな顔をしている。
誰もが黙ってしまったその時
「・・私」
ゆいの口が開いた。
「わからない」
- 愚かな僕の新生活。 ( No.45 )
- 日時: 2012/05/09 21:50
- 名前: 衣* (ID: dTe0rRML)
「わからないの、自分が」
ゆいの目は先ほどと打って変わって、戸惑い、揺れている。
「え・・?」
ひなたはいきなりのゆいの言葉に驚いてる。
「どういうことだ?ゆい・・」
僕はゆいを見た。
「本物のお母さんのことなんて、もう今はどうでもいいはずなのに・・
なのに、ひきずってる、私」
「お姉ちゃん—・・」
ひなたが、つぶやいた。
「ごめん、ほんとは—・・」
「いいよ、お姉ちゃん」
ゆまが言った。
「わたし、わかるよ。お姉ちゃん、本当は・・私たちとも普通に、接したいんだよね」
ゆまが言う。
「ずっとお姉ちゃん、苦しんでたんでしょう?ごめんね、わたし」
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