コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ひとびと
- 日時: 2013/02/18 22:01
- 名前: 音羽 (ID: 2h.XZX4O)
こちらでは初めまして。
こんにちはおはようございますこんばんわ。
今回こちらでは、「私」が一人旅をして、という内容です。
「私」は私ではありません。
駄作ですが、よかったら目を通してやってくださいませ。
そして、二次小説紙の所で、銀魂の夢小説も書いております。
そちらもよかったらどうぞ——。
というわけで、更新などすごく低いですが、
よろしくお願いします。
第一章 〜レスティリア王国にて〜
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第二十一話>>30
- Re: ひとびと……いやほんとたくさん人がでてきますとも。 ( No.35 )
- 日時: 2012/11/04 21:17
- 名前: 音羽 (ID: Ug45cB3V)
ああああ
更新できんんん
がんばろう。ガン・・・ばろう
- Re: ひとびと……いやほんとたくさん人がでてきますとも。 ( No.36 )
- 日時: 2012/11/10 21:50
- 名前: 音羽 (ID: Yke88qhS)
第二十二話
「あら、ユーリじゃない。どうしたの?」
ドアを開けてすぐのところに立っていたヒナさんが目を丸くしていた。同時にドアの開く音を聞きつけたカナさんもどこからか出てきて、ユーリと私との組み合わせに意外そうな顔をする。
「あれ、こないだの。ユーリと知り合い?」
「そうだよ、カナ。アリスっていうの。今家で居候中」
ぐいっと私の腕を引っ張りつつ言うユーリ。
「そういやこの間は名前きいてませんでしたね。アリスさんっていうの」
「あ、いや、実は私自分の名前覚えてなくて。ユーリと女将さんがつけてくれたんです」
「それは何? 記憶喪失とかそういうこと?」
そうですよ、カナさん。
「そうなんですかー」
なぜかあまり深刻そうじゃないお二人。何なんだろう。記憶喪失とか、珍しくないんだろうか。
……それとも、【前回】に会ってたとか?
「で、どうしたのユーリ? 珍しいじゃないいきなり訪ねてくるなんて。もうすぐ祭りでしょう? 準備はいいの?」
「心配しないでヒナ。準備は大丈夫さ! それより、ここに来たのは訳があるんだってば!」
「その訳をききたいんだけど」
「だからアリスも一緒に来たんだよ、カナ。あのね」
カナさんとヒナさんがユーリの顔をのぞきこんで。
次に出てくる言葉に期待を寄せる。
もちろん、ユーリの発言は十分期待に沿う内容であった。
「ワオンさん、明日祭りに来るって」
- Re: ひとびと……いやほんとたくさん人がでてきますとも。 ( No.37 )
- 日時: 2012/11/23 21:30
- 名前: 音羽 (ID: CJxOW96I)
第二十三話
ユーリがそういった瞬間、カナさんとヒナさん、2人の目が輝いた。
「ほんと!? やったねヒナ」
カナさんがヒナさんの肩をたたきつつ言う。
それにヒナさんも笑って、うなずく。
「よかった。明日は私たちも祭りいくわね、ユーリ」
「ん。楽しみにしてるよ。ワクライたちにも会えるんじゃないかな。……でも大丈夫? ここ」
なぜか少々不安そうに問うユーリ。それに対してカナさんは明るく大丈夫だよ、と答えてヒナさんと顔を見合わせた。
あの、何が大丈夫なんですか?
「え? ああ。この森のことです。私たち、ここの管理してるんですよ」
へ—…だからあの時私を見つけてくれたんだ…。
しかし私が1人納得している間にも3人の話はどんどんと進んでいき、明日の祭りのことで盛り上がっていた。
「でも明日くるなら、2人とも旅一座見られないんじゃないの?」
「ん? 大丈夫さ。4日目にも行くつもりしてるから。ね、ヒナ」
「ええ。その日にも皆に会えるね。一座の皆さんに会うのも久しぶり。楽しみだわ」
そんなことを3人は話していたが、ふと見ると闇が深くなってきていて。
「ユーリ、時間大丈夫?」
「あ。ほんとだ、大分暗いじゃん。帰ろうか。んじゃ、また明日ね、ヒナ、カナ」
そして、翌日。
- Re: ひとびと……いやほんとたくさん人がでてきますとも。 ( No.38 )
- 日時: 2012/11/29 21:38
- 名前: 音羽 (ID: ZoJzIaOM)
更新おまちをば〜〜
- Re: ひとびと ( No.39 )
- 日時: 2013/02/19 20:49
- 名前: 音羽 (ID: 6.Nua64i)
第二十四話
翌日。つまり、祭り当日1日目。
私はユーリと女将さんについて、祭りの主な会場となる広場へと繰り出していた。
……それにしても、すごい人。ユーリの話では、旅一座が来る初日の3日目がピークらしいのに、比較的少ないはずの1日目からこのひとって……。
へたに動こうとするとすぐにはぐれてしまいそうなほど人口密度の高い広場で、私達と同じように祭りを楽しみにしていたひとびとが、屋台やステージ、ベンチやあちらこちらで笑いあっている。こんなに人でぎゅうぎゅうでも、皆とても楽しそうで幸せそう。
ふと隣をみると、ユーリと目があった。
ユーリはちょっと苦笑いして、女将さんに一言何か言ってから、私の手を引いて人混みから少し離れた広場のすみへと移動した。……それでもかなりの人だけど。
「アリスって人混みニガテ?」
「え。いや、そんな事はないんだけど、ちょっとびっくりして……」
「そりゃ、いつも静かなこの町の広場がこんなににぎやかになるんだしね。でもそれでも、今年はちょっと多いかも」
にっこり笑って、ユーリは言う。風にあたろうか、と人混みから離れて歩き出す。とはいえ、さすがは国1番の祭り。昨日までとはうってかわり、街道も裏道もそれはそれはにぎやかなもので。やっと喧噪が背後に聞こえるようになったとおもったら、かなり広場からはなれていた。
「あれ、ユーリじゃない?」
ふと横をみると、19歳くらいの、長い黒髪に綺麗な青い目の女性が笑っていた。
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