コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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君に伝えたいこと
日時: 2012/06/11 21:30
名前: かがみ ◆CijpBuWabs (ID: u5JYbeHw)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=28021

クリックありがとうございます!
かがみ、と言います。もしかしたら、知っている方もいるかもしれません。

URLは僕の小説です♪お暇があれば、読んでみてください!
「君に伝えたいこと」を、よろしくおねがいします!


*♪* 注意 *♪*

☆文才?なにそれ美味しいの?
☆荒らし・チェンメはお断りしてます
☆僕のことが嫌い・または小説が嫌いな方は、見ないでください
☆後々シリアスになるかもしれません
☆パクりは気付かれない程度にしてください。ていうか、訴えます!絶対にしないでください!(((殴
☆更新スピードは割とバラバラです
☆来てくれないと寂しいです(きもい


*♪* 目次 *♪*

挨拶・prologue >>0
profile >>1
一話 >>3
二話 >>8
三話 >>9


*♪* prologue *♪*

 あの日、何故僕達の歯車は狂ってしまったの?
 どうして、お兄ちゃんは壊れてしまったの?
 どうしてどうしてどうしてどうして--------------

 ちょっと待って。
 壊れてしまったのは--------------












もしかして、僕の方?








君に、伝えたいよ--------------


*♪* お知らせ掲示板 *♪*

・2012 六月六日スレ立て

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Re: 君に伝えたいこと ( No.9 )
日時: 2012/06/11 21:21
名前: かがみ ◆CijpBuWabs (ID: u5JYbeHw)

*♪* 三話 *♪*

「うわ〜ん! 雛乃ちゃん、途中で帰っちゃうなんて、ひどいよぉ!」
「だ、だって……」

 怖かったから、と口に出す前に、急に由紀ちゃんが、僕の体に飛びついてきた。ちょっと……。
 間もなく、由紀ちゃんは僕の体から離れた。さっきまでリンゴのように赤かった由紀ちゃんの瞳は、元通りの水色の瞳に戻っている。

「……ねぇ、雛乃ちゃん」
「何?」

 由紀ちゃんは、さっきまでの子供っぽい表情とは裏腹に、今は、妙に改まった-------真剣なまなざしと顔をしている。

「あの、さ……」

 由紀ちゃんの白いブラウスの袖の中で、雪のように白い指がプルプルと震えている。あれ? なんか、凄く怖いよ、由紀ちゃん……。
 その時、少し向こうにある塀の角から、聞き覚えのある男の子の声が聞こえてきた。

「雛乃っ! いないなら、返事してくれ〜!」

 由紀ちゃんは、お兄ちゃんの方に行こうとした僕の腕をガシッとつかんで、何も言わずにどこかに向かって走っていた。急の出来事に驚いたように、由紀ちゃんの足がもつれている。
 少し走って、すっかりお兄ちゃんの声が聞こえなくなったとき、由紀ちゃんは急に立ち止まって僕の方を向いた。

「私のことは、誰にも言っちゃダメだよ!」
「そ、そんなことよりも、僕、お兄ちゃんの方に……」
「うるさいっ!」

 ……へ? 由紀ちゃん……。何だか、さっきから怖い。それに、やろうとしていることが良く分からない。

「あのね、えっと……!」
「何、由紀ちゃん」

 『うるさい』といきなり怖いことを言われたので、僕はあまり由紀ちゃんに優しくするつもりはなかった。こんなの、自分でも情けないって分かっているけれども。

「う〜んと……、私、ひ、雛乃ちゃん、と友達になりたいのっ!」
「…………へ?」
「あのね、私、雛乃ちゃんが来るまでずっと一人ぼっちだったの。だから、雛乃ちゃんと会えて、すっごく嬉しくて……!」

 なんなんだろう、いきなり。
 だけど、友達になれって言われても。それに、僕と由紀ちゃんは、すでに友達じゃないの?
 ……ま、いいか。

「いいよ」
「本当? ずっと、私と一緒にいてくれるの?」
「うん。出来る限りは、ね」

 由紀ちゃんのかしこまった顔が、いきなりパッとほころんだ。明るい水色の瞳が、さらにキラキラと光っている。

「じゃ、じゃあ……。私と雛乃ちゃんは、ずっとずーっと一緒だよ!」

Re: 君に伝えたいこと ( No.10 )
日時: 2012/06/11 21:35
名前: りか (ID: 31lZGh9F)

初めまして^^
続きが楽しみです!

楽しい記事を待っています♪

Re: 君に伝えたいこと ( No.11 )
日時: 2012/06/11 21:38
名前: かがみ ◆CijpBuWabs (ID: u5JYbeHw)

りかさん>

お客様!コメントありがとうございます!

続きが楽しみ?やだ急いで書かないと!アタフタ((

はい、なるべく皆さまに楽しんで読んでいただけるように頑張ります!良かったら、またみてやってくださいね^^

Re: 君に伝えたいこと ( No.12 )
日時: 2012/07/01 17:44
名前: かがみ ◆CijpBuWabs (ID: vuXCwYqs)

はい。みなさんこんにちは!
お久しぶりです!

えっとですね……多分、今書いている「君に伝えたいこと」が、ものすごく早く終わると思います……(^_^;)

長く続けるの苦手で……(><)
ごめんなさい!

Re: 君に伝えたいこと ( No.13 )
日時: 2012/07/06 17:25
名前: かがみ ◆CijpBuWabs (ID: vuXCwYqs)

*♪* 最終話 *♪*

「じゃあ、帰ってもいいかなぁ?」
「あ、うん……でも、私のこと、絶対に忘れないでね?」

 由紀ちゃんが、悲しそうに唇をかみしめる。僕は、「多分」とつぶやくと、家に向かって走り出した。ちらっとうしろを振り返ると、由紀ちゃんはいない。
 もう家に帰ったのかな……。
 ……あ、そういえば。
 僕は、家へと走る足をとめた。急だったので、足元の、さっき転んだところが少ししみる。

「……お兄ちゃん」

 お兄ちゃん、心配してるかな。あのロリコンなお兄ちゃんでも、僕のこと、ずっと心配して————。
 そう思うと、胸の奥がなんだか熱くなったような気がした。

「あ、雛乃!」

 顔をあげると、お兄ちゃんが息を切らしながら僕のことをじっと見つめている。
 ————あれは、あれは——!
 お兄ちゃん。
 僕は、お兄ちゃんの体に飛び込んだ。
 お兄ちゃんに、伝えたい——!

「お兄ちゃん、あのねっ——!」



☆end☆



=あとがき=

最終回、すごく急でごめんなさい。そして短いというw^^;
結局由紀の双子の弟、聖夜は最後まで出てきませんでしたねww

もしかしたら、この物語の続編を書くかもしれません。由紀ちゃんが何者なのか、まだ全然分かりませんが、続編には(多分)由紀ちゃんの正体と、聖夜が出てきます!

では、クリックしていただいてありがとうございました!

それでは、いい日をお過ごしください♪


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