コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 本当 no 自分探し -いじめ- 【完結】
- 日時: 2012/07/24 18:45
- 名前: 恋月 ◆GHTwoYFyp. (ID: /IpclnxA)
- 参照: 夏休み始まったよ−(*^▽^)ノ
皆様、初めまして(*^▽^)ノ
恋月と申します。
今回は、虐められている女の子が本当の自分を探す、物語を
書いていこうと思います^^
書き方とかを少々学んでから来ましたので、
是非、評価と感想を下さい^^
————プロローグ————
私は弱虫。
断りたい事さえも、断れない。
けれど————————
————いつかは変われるだろうと私の心は動かない。
学校と塾で虐められている私。
全校生徒からの『いじめ』の理由は———
————『性格が暗い』『本当の事を言わない』『はっきりしない』
という条件が、理由であったこと。
特に『性格』はまだ直せるハズ。
でもどうしても怖くて、なることができない—————。
どうすればいいのだろう————————。
どうしたら本当の自分を、見つけられるのだろう…。
Page:1
- Re: 本当 no 自分探し ( No.1 )
- 日時: 2012/07/24 07:39
- 名前: 恋月 ◆GHTwoYFyp. (ID: /IpclnxA)
- 参照: 夏休み始まったよ−(*^▽^)ノ
第一章 「いじめ」
「いってきます…。」
私は、栗鼠川 夜波(リスカワ ヨナミ)。
性格は暗いほう。
自分でもわかるにきまってる。
小学生じゃあるまいし、虐められているから。
皆に言われた虐められている理由の3つの、
『性格が暗い』『本当のことを言わない』『はっきりしない』
を直したい。
私はみんなとは、違う。
みんなの虐められない理由の条件は、
『性格が明るい』『本当のことを言う』『はっきりしている』
全て、私とは正反対だから。
お母さんはもう虐められていることを知っているはずだ。
あんな知らない振りなんてしても、すぐ見抜けることだから。
いじめを救ってくれる人はいないだろう。
そのことを考えるとすぐわかるかも———。
学校に着いた。
「みんなー!リスが来たよ〜!」
あいつは…リーダー格の、沢村 愛美だ。
みんながざわついている。
いつもと様子が違う気がする…。
「今日はねえ、お楽しみ会でしょ?だから、もっと楽しみたくてさぁ」
「…え…?」
「いいからさっさと、ついてこいって。」
「や…は、離して…っ!」
やっぱり…無理なのかな。私には————。
「おーい。覚悟はいいか〜?」
「え…?」
どっ
え…? 今押された?
ざぶんっ!!
プール?
あ…苦しい…!!
でも…このまま死んじゃえば、楽になれるかな…。
でも…私にはまだやるべきことがあるんだっ!!!
そう、「本当の自分」を見つけることっ!
その目標をいま諦めて、捨てようとしている。
私は泳げる!小さいころから頑張ってきた水泳。
その成果を今、出すことが今やり遂げること!
頭を押さえつけられてても、手足は動かせる。
あ、いまだ!
「あ、リスが逃げたぞ!」
「逃がすわけにはいかないわ!」
このまま上がれば、逃げ切れる!
追いかけてきてる!
非常口からでれば間に合う!
いじめを今まで受けてきて、初めて逃げることができた。
あとから私は頑張りたい。目標に立ち向かおう。
- Re: 本当 no 自分探し ( No.2 )
- 日時: 2012/07/24 08:09
- 名前: 恋月 ◆GHTwoYFyp. (ID: /IpclnxA)
- 参照: 夏休み始まったよ−(*^▽^)ノ
第二章 「両親の愛」
今も探し続けている、本当の私。
一つ見つけられた。
『強い』
あの時の行動から私は、いじめにあってても逃げられるようになった。
私は一つだけでも見つけられたことが嬉しい。
目標はレベルアップした。
『1つでも本当の自分を見つける』
から、
『本当の自分を見つける』
にした。
つまり、『本当の自分の全てを知ること』ってこと。
でも今欲しいのは————、
『両親の愛』。
両親が必ず助けてくれると思って耐えていた私が馬鹿だった。
ただただ、逃げていただけで人に頼ってばかりだった。
両親の愛が欲しい。
私はどうすれば、両親に愛してもらえるのかな…。
明日は母の日…。
お母さんにプレゼントしてみることにした。
街に来た私。
お母さんは確か…あれが欲しいって言ってた。
買ってあげよう。
「お願いします…」
「あら、いい子ねぇ。学校はどう?」
「…楽しくないです。虐められてるから…。」
「それは、嘘ではないの?」
「はい」
「いいわ。虐めている人の名前を教えて?学校名も」
「えっと…沢村愛美。全校生徒…で、桜中」
「わかったわ…ありがとう」
おばさん…あんなこと聞いて何するつもりなのかな。
まず、死なないようなのがいいのかな…。
『リストカット』
両親にさえも愛されないなら、いっそ死にたい。
もう覚悟は決めてる。
「ただいま…」
返事はない、いつものことだ。
ドダダダダダダダ......
部屋にかけあがる。
するとお母さんが…、
「夜波! なにしてるの?」
「夜波の様子を見てこよう
お父さんもかけ上がってきた。
でも覚悟するしかない…自分の目標より、
友達、両親の愛が欲しかったのに…。
「どうした!夜波!閉じこもって!」
すると声がした。
「本当に死にたい気持ちはあるの?」
「え…?
「死にたい気持ちってのは、未練がない人のためのものなの。
あなたには未練が残ってる。
あなたは…、本当の自分を見つけたいという未練があるの。」
「私は…私は…うぅぅ…両親の愛が欲しかった!友達も!
なのに!両親は愛してくれない…友達もいない…っ!
みんな私をいじめる!」
「あなたはまだ死んではいけないのです。
今こそ、助けを呼べるのですよ。
両親はさっきからあなたを助けようと叫んでいるのです。」
「え…お母さんとお父さんが…?」
「ええ。」
「…お母さん!お父さん!助けてっ!」
呼べた!助けられた!
お母さんたちも、戦ってくれてたんだ…。
私はその時、確かに両親の愛を感じ取ることができた…。
- Re: 本当 no 自分探し ( No.3 )
- 日時: 2012/07/24 17:47
- 名前: 恋月 ◆GHTwoYFyp. (ID: /IpclnxA)
- 参照: 夏休み始まったよ−(*^▽^)ノ
第三章 「転校生」
眩しい…。
起きたくなかったのに…。…日光まで私をいじめるの?
また地獄へ行かなくちゃ。
「いってきます…」
朝食を食べ終わった私は玄関に向かった。
用意が終わり、5分たったころ、HRが始まった。
「今日は転校生を紹介する。」
周りがざわめく…。
「初めまして! 日野 日和(ヒノ ヒヨリ)です!」
…転校生は明るいタイプだ。
私とは釣り合わないだろう。
「じゃあ日野。栗鼠川の隣に座りなさい。」
あぁ…最悪だ…ついてない。
転校生の日野さんのような人が明るい人が隣だなんて。
「宜しくね!えっと…栗鼠川さん!」
「あ、うん」
適当だよ、もう。
どうせ、あとからいじめられる、この人にも。
「これでHRを終える。」
一限目が始まった。
「えー…ここはどうするか、答えなさい。」
キーンコーンカーンコーン
「栗鼠川さん。学校案内してほしいな。」
周りを見た。
みんなざわざわしてる。
「いいけど…こっちからも話があるんだ。」
「うん。聞くよ。」
「じゃあ、いきましょ」
「うん!」
結構回ったかな…。
「ありがとう、栗鼠川さん!」
「ううん。ところで…話の約束覚えてる?」
「うん!覚えてるよ!…で、話って?」
「言いにくいことなんだけど…」
「ううん、話してほしい。」
「実は…私、虐められてるの。」
「え…?」
「嘘じゃないよ。全校生徒に虐められてる。先生には無視されてる。」
「…話してくれてありがとう。」
「ううん。わかってくれたから。」
これでいい。相談できた人ができた…。
- Re: 本当 no 自分探し ( No.4 )
- 日時: 2012/07/24 18:09
- 名前: 恋月 ◆GHTwoYFyp. (ID: /IpclnxA)
- 参照: 夏休み始まったよ−(*^▽^)ノ
第四章 「新しい友達」
日和と友達になってから明るくなったと周りに少し言われる。
でも、その子達はもちろん愛美には逆らえないから私をいじめた。
私…2つ目をやり遂げたんだ…。
『暗い性格』。それはもう『明るい性格』だ。
やり遂げることができた。
それは、日和…あなたのお蔭です…。
失いたくない友達です。
1つ目は 『強い』→『強さ』
2つ目は 『明るくなった性格』
あと2つやり遂げなくちゃ。
『本当のことを言う』『はっきりする』
これらをやり遂げなくてはならない。
でも、性格が明るくなったのは日和のお蔭だ…。
だからって頼ることはできない…。
一人でやり遂げるしかない。
次は…2つとも…やり遂げる!!!!
「夜波?」
びっくりした。なんだ、日和か。
「あ、日和!」
「明るいね!完璧に!夜波って名前が暗い感じがでてる似合わんぞ!」
「プっ」
「プっ」
「あははは!」
「くすくす!」
「あ、手紙送るね!じゃ!」
手紙で知った時からの事、すべてまとめよう。
絶対…日和は失いたくない!!
日和は…大切な私にとっての親友としての存在だから。
- Re: 本当 no 自分探し ( No.5 )
- 日時: 2012/07/24 18:44
- 名前: 恋月 ◆GHTwoYFyp. (ID: /IpclnxA)
- 参照: 夏休み始まったよ−(*^▽^)ノ
第五章 「2つの本当の私」
手紙。送る準備はしてある。
今日、手紙を送る。
「いってきます!」
「いってらっしゃい!」
明るい返事がかえってきた。
私は学校に向かって走った。
日和に会いたくてたまらない。
私の目標。
『本当のことを言う』『はっきりすること』
やり遂げたい気持ち、日和のことで頭はいっぱいだった。
張り切って学校に向かったのはまちがいだったのだろうか。
日和は遅れて2限頃に来るらしい。
それを聞いたいじめっこ愛美はニヤッと笑い、私を虐めることを
みんなにいった。
「やだ…!やめて!」
「最近調子こいてるよねぇ?ムカつく〜」
「愛美!やめようよ!」
「はぁ?さからうつもり?あんたも…混ぜようかな…」
やめようと提案したのは、取り巻きだった横山 心だった。
その子は黙り込んでしまったけど、私はかすかに声を聞いた。
「ごめんなさい…夜波さん…」
愛美以外みんなはいじめはいやがってるんだね…。
私はそう思った。
私は髪を引っ張られたりした。制服などが汚れることはなかった。
そうしているうちに1時間目の休み時間。
日和が予定より早く、戻ってきてくれた…。
「夜波!!なにしてんの!…許さないわ!あんたなんて!愛美!」
「あんたも逆らう気!?」
「ええ!逆らうわよ!最初の友達だもの!夜波は!」
「うるさいわね!」
「…っ!!!」
「いたっ!」
「夜波!よくやったわ!」
「おまえら…どうなるかわかってんのか?」
日和…日和が勇気をくれた!
「夜波…さっきは手紙をよんだよ。」
「本当のことを言ってくれてありがとう。」
すると、周りからは…。
「夜波さんごめんなさい!これは全部愛美のヤラセなの!」
ヤラセ…?
「夜波、許してあげて。あとね、『本当のことを言う』、合格よ」
「日和!」
「最後の目標!夜波ひとりで!」
「うん!」
勇気を振り絞って私は言った。
「愛美。私はあんたの事が前から憎たらしかったわ。
私に酷いことばかり。
お前は、私から『両親の愛』『仲間』を奪ったの!
許せなかった!…私のにくい感情をこめた一言をあげるわ!」
私はさけんだ。
『私の前から消えて!いえ…皆の前から消えて頂戴!」
周りからは歓声が上がった。
「『はっきりいうこと』は合格!」
「よかった…日和のお蔭なんだよ。全部!ありがとう!
本当の私になれたのは…」
「親友の私がいたこと?」
「うん!正解!」
「私は忘れていることがあると思うけど。」
「え?」
「あなたが努力して勇気をだしたことなのよ。」
「うん!」
————私たちはこれからも、助けあって生きることを誓います。
————本当の自分を見つけることができた。
それに、日和という親友ができた。
他の友達もできた。両親も愛をくれた。
私の人生はとりもどせた——————。
何よりもうれしかった2つの事は———————
『日和が親友になったこと』『やり遂げたこと』
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