コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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【青春スケッチブック】
日時: 2013/11/03 11:35
名前: aya ◆Nls3uHn4/Y (ID: pkkudMAq)






         −皆と過ごした日々は一生私の宝物−










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どうもayaです。



どーーーーーーーしても書きたくて書いてしまいました(汗)



青春もの書いてみたかったんです!!!!!!


面白い話目指して頑張ります!!!




誤字脱語、変な文があったら教えてください!!




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Re: 【青春スケッチブック】 ( No.26 )
日時: 2013/06/11 22:39
名前: aya ◆Nls3uHn4/Y (ID: EcIJT88K)




事の発端は、ついさっき。


またもや、先生の手伝いをしていた私は、
資料倉庫へ今度の授業で使う物を取りにいけと、命令された。


私は、素直に返事をし取りに向かった矢先のこと。



ガチャリ。



金属が発した独特の音。
それは、日常よく聞く音で。


どこで聞くかと言ったら、もちろんドアに
鍵をかける時などに聞く音、で………



ゾワリ。
背筋を何かが駆け上がった。



その瞬間ドアに飛びつき、ガチャガチャと
ドアノブを回すが、全く反応を示さない。



「うそでしょー…」



小さく嘆きが漏れる。


いや、でも引くと押す間違えたのかもっ。
そんな淡い期待に頼り、再度ドアの前に立った私。

しかし、そこから見えたのは“引く”と書かれたシール。




「………」



がっくし。

淡い希望も消えた私は顔を落とすしかできなかった。









—————そして、今。



見事に、閉じ込められた私はどうやって抜け出そうか考え中だ。



くそう、誰だ閉じ込めやがったのは。

そんな愚痴が心の中で渦巻く。







Re: 【青春スケッチブック】 ( No.27 )
日時: 2013/07/08 20:24
名前: aya ◆Nls3uHn4/Y (ID: EcIJT88K)




「……っ」


きょろきょろ。


「…っ」


うろうろ。


「っ」


ガチャガチャ。





………………っ







「っ暇だっ!!!!!!!」



何でなんで、こんな暇なんだっ。


暗くなり始めた空を見上げため息を吐くと、
さらに虚しくなり、げっそり。


「(泣きたい。)」

先生のハゲ。
ばか。
こんちきしょうっ。


Re: 【青春スケッチブック】 ( No.28 )
日時: 2013/08/04 00:59
名前: aya ◆Nls3uHn4/Y (ID: EcIJT88K)



もうすでに涙目になりながら、グッと我慢。



なんてったって、今は泣いてる
暇はない。


とりあえず、策を練らないと。



———と。



コツコツ



「……ん。」



息を潜め、その音に耳を傾ける。



コツコツ、コツコツ



徐々に大きくなる音は、こちらに来ているようで。



(ヒールの音?)



ヒールの音に聞こえるそれ。
聞き間違えでない限り、誰かがいる。



そう思った瞬間、ドアを忙しなく叩き始める



助けてっ誰かさん!!
お願い
この哀れなわたしを!!!



音に気付いてきてくれるかもと、
また芽生えた淡い期待をドアの向こうに寄せる。







Re: 【青春スケッチブック】 ( No.29 )
日時: 2013/08/05 23:20
名前: aya ◆Nls3uHn4/Y (ID: EcIJT88K)



そして、ガチャリ。


目の前で鳴った音は扉が開くのを意味する。


ついに!!そんな確信めいた
気持ちがわき上がる。


Re: 【青春スケッチブック】 ( No.30 )
日時: 2013/10/26 23:38
名前: aya ◆Nls3uHn4/Y (ID: pkkudMAq)




「助けてーーーー!!!!」


「わっ」



扉が開いた瞬間泣いて飛び出した私は
誰かに突進していた。


まぁ、当たり前と言ったら当たり前なんだが。



その誰かは突進してきた私を支えきれず
後ろに尻もちをついたような音がする。

それはもう痛そうな。




と、ここで初めて私は相手の顔を見た。




「……っあんこっ」


「星那!?何やで、ワレここにおるんや!?」



そこにいたのは痛そうに腰をさすりながら
まん丸の目で見るあんこだった




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