コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 超運命!!超本命!!
- 日時: 2012/10/17 20:48
- 名前: 果奈 (ID: 8wzITB29)
2作目行きます!!
ずっと書きたかった作品なんです。 マイペース更新ですがよろしくおねがいします。
プロローグ
イケメンでもいいんだよ。でも、黒髪でちょっとスポーツ刈りで純粋そうな人で…はにかみ顔が可愛くて…。
いくつものハードルを小さい石ころ同然のように乗り越えていく
あなたはいまどこなんだろう?
あなたはどんな顔なんだろう
近づきたいけど 画面に手を伸ばすことしかできなくて
———大好きなのに。何も知らない。
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- Re: 超運命!!超本命!! ( No.6 )
- 日時: 2012/10/31 20:04
- 名前: 果奈 (ID: 8wzITB29)
5話
家の制服に着替えた後真っ先にパソコンを見た。すると
「新着 1件」
の通知に思わずドキドキした。それが¨悠斗¨ってことがわかると急に心があったかくなる。 口角があがってる。きっと笑ってるんだな。
「こんにちは(^o^)悠斗でーす」
「知ってます(笑)」
「今日さー久しぶりに他が部活ある中練習なかったんだよ〜テンションあがるわ。」
「うちのバスケ部とかそうだよ。」
「えっ!お前バスケ部なの!?帰宅部とかそんな感じした(゜Д゜;)」
「運動できなさそうで悪かったね<(`^´)>」
「うん。」
「えー\(゜ロ\)そこ否定しようよ〜」
今日もテンポのいい会話が続く。
いつのまにかもう1時間以上続いていて、他の人とのやり取りもするものの段々とお互い互いだけしか相手しない2人だけの時間が始まる。
今日はたくさんのことが知れた。
サッカー部であること。そのサッカー部は関東大会に行くほど強いこと。こっちで言う北海道大会ぐらいらしい 今度shineのライブに行くこと(羨ましい!!)
意外にも甘いものが好きなこと。 し○やから30分とすぐ行けるらしい。家は一軒家。隣には公園があるらしい。
この会話はこんなに楽しいのに。心の底から楽しいのに
こんなにドキドキする。顔があつくなって体の内側から何かがこみ上げてくる。
なんなんだ?この気分は——?
- Re: 超運命!!超本命!! ( No.7 )
- 日時: 2012/10/31 20:22
- 名前: 果奈 (ID: 8wzITB29)
6話
「それは恋じゃない?」
「はぁ!!??」
部活帰りの帰り道。急に部活の2年代表で部友兼わたしの仲良しの人の瑚陽が綺麗なポニーテールを揺らしながらいわれた¨恋¨と言う文字。
自慢ではないが、13年間生きてきて¨恋¨やら¨愛¨をしたことがない。
それを言うといろんな人にドン引きされるが、まあいいや。
「おおっついにおぬしも恋愛か!?」
「うぇーいっ。おめでとう(笑)」
「まさか子供のあんたがなるとはねぇ。」
バスケ部特有のノリで次々と茶化してくる部友達。
「いや、あり得ないし。」
そういって水筒に入っていた少しのスポーツドリンクを一気に飲み込む。
「そういえば、最近女子力上がったし。」
「趣味とかめっちゃ堂々と出してきてなんか幸せオーラあるし。」
そういってわたしの女子力のしるしだと思われる綺麗にできたポニーテールを指さす。
「きゅうにかーっと暑くなったりとかするんでしょ。それもう恋じゃん?」
じゃぁ、私は¨悠斗¨に恋してるの—?
「で、そのお相手は誰なの〜?」
という質問がさんざん来たが「秘密〜」と言って自分の気持ちを少し誤魔化した。
- Re: 超運命!!超本命!! ( No.8 )
- 日時: 2012/11/02 21:43
- 名前: 果奈 (ID: 8wzITB29)
7話
「おいっ、昨日なんで来なかったんだ〜?心配したんだぞ。寝込んだのか〜?」
新着メッセージが1日worldをやっていないだけで、新着メッセージが沢山たまっていた。
¨悠斗¨はただの趣味仲間だと思っていたのに…、瑚陽に言われたら急に顔がカーッと赤くなって…
とにかく、—「昨日はそれどころじゃなかったんだよ。」
と誰かに言い訳する。
「あーごめん、ごめん。昨日ちょっと忙しくて(-_-;)」
「そっか、まぁいいよ。毎日強制!!とかだとね。都合もあるからこれからは、暇な時だけとかでいいよ(*^^)」
なんだ、この人。最近いろいろあったからこの人のちょうどいいタイミングの優しさには毎回キュンキュンさせられる。
ん?キュンキュン……?
これって やっぱり
恋の気持ち——?
「いいよ。私、悠斗と会話するの楽しいから忙しい日以外毎日顔出すね(*^^)v あ…悠斗が迷惑かww」
「いいよ、俺もそう思ってたから。」
俺も。俺も。——俺も。
自分の口で呟いてみる。顔がカーッと赤くなるのが自分でもわかる。
しばらくパソコンの前で思考回路が停止されていた。
こうなっては思考回路が停止する。
そんなこんなで今日は、自分でもわかるほどぎこちない会話が続く。
さいわい、あいてには気付かれていないけど。
- Re: 超運命!!超本命!! ( No.9 )
- 日時: 2012/12/28 09:36
- 名前: 果奈 (ID: 8wzITB29)
8話
「お、こいつ認めたぞ。」
「うわー本当なんだ。で、どんな人なの?」
昼休み。私はクラスで仲良しの柚月と瑚陽に悠斗について質問攻めされた。
この人たち、1言うと100くらい返ってくるよ。
「顔は分んないけど、なんか落ち込んでいること言ってないのにちょうど慰めてほしいとき?に優しくしてくれる人で…」
とりあえずのろけた。そのせいか、3秒くらい白い目で見られた。
「へぇ、よくわかんないけどその人いくつもの高すぎるハードルをよく簡単に乗り越えていったわね。」
「本当、柚月。去年の保険の時異性に求めることはっていうのがあってこの人の答え何か知ってる?」
「わ、瑚陽。それ言うなよ〜」
「普通っていうか先生に言われて3つに絞るんだけどこの人『イケメンは絶対条件。でも、ただのイケメンじゃなくて黒髪でちょっとスポーツ刈りで純粋そうな人で、はにかみ顔が可愛くて性格は優しくて時々意地悪で、あ。がたいは標準よりいいくらいがいい。で、気が合う人で…。』」
「……」
「みんな、ドン引きww」
「アハはっ 」
優雅な笑い声が教室内に広がる。あまりの声の大きさにみんなこっちを向いたが、柚月が何もないような顔で過ごすとまた元の騒ぎになる。
「でも、そうなるとあの人が可哀そうだよね。」
瑚陽がニヤッとしながらちらっと横目でどこかを見る
「ほ、本当。本当っ!!」
それにわざとらしく?同情する柚月。
「え、誰〜?」
「さぁ。」
さっき瑚陽がこっちを見てたけど…そういって瑚陽がちらみした方を見ると
えっ、
そうちゃんと目があったとき思いっきりにらまれ無視された。
最近ずっとあんな調子だ。どうしたんだろう?
何も知らない私はある人が瑚陽を強い目つきで睨んだことも、そうちゃんに冷たくされる理由もわからず、ただ次の授業の準備をしていた。
- Re: 超運命!!超本命!! ( No.10 )
- 日時: 2012/12/28 15:03
- 名前: 果奈 (ID: 8wzITB29)
9話
「湖陽の意地悪〜!!」
「だいたいなんで気づかないのさ。1週間とかそーゆー次元じゃないのに。ほんっと鈍感。」
「だってそんなの噂でも聞かないし。」
「だて、噂しなくてもみんなわかってるからわざわざする必要ないんだよっ。わたし、そろそろ塾だからじゃーねー」
昼休み言ってた¨可哀想な人¨を問い詰めるために湖陽と電話していたのだが、教えてくれなかった。
「〜〜♪♪」
「お、メールだ。湖陽からかn……!!」
着信の相手は…悠斗からだった。
つい最近world内の指定した人とだけチャットできるプライパシーページでメアドは貰ったもののお互い登録報告ぐらいしかしていなく、ほとんどがworld内でのやりとりである。
メールなんてなんの用だろう?
「あ、突然ごめん!パソコンっしばらく使えないからしばらくこれにするわ。」
—はぁ。なんだ 人前では言えないようなことを教えてくれるのかと思ってちょっとドキドキしていた自分がいる。
って馬鹿馬鹿!!そんなわけ無いでしょ!!
「俺さ。夏休みに札幌行くことになったわ。」
———えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!??????????
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