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ぼくらのオタク日誌
日時: 2012/10/24 18:05
名前: みこん (ID: v1PUoFnc)

初めて書きます。
よろしくです!
書いている意味がわからなかったりするかもしれませんが
そこらへんは
眼を瞑ってください。

ではオタク男子の、恋愛物語
スタートです!

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Re: ぼくらのオタク日誌 ( No.11 )
日時: 2012/11/03 14:04
名前: みこん (ID: v1PUoFnc)

部屋のベッドに座って携帯を開く。

家に着いた?
ねえ、谷内。
あんたがいってた学校の秘密の場所ってどこ?

彼女が言っている秘密の場所とは、
僕が英語の勉強をしているとき彼女に知られてしまったのだ。
学校の秘密の場所とは中庭にある抜け道を通っていけるところで
学校の敷地内らしいが、学校の地図には乗っていない。
まさに秘密の場所だ。

家には着いたよ。

中庭にある抜け道を通るといける。
誰にも言わないでよ。

送信。
またいつものように秒単位でメールが返ってきた。

はいはい。
明日連れて行ってね。

なぜいつも彼女を連れて行くことになるんだ。

わかったよ
じゃあね

送信。
僕は携帯をしまうと今日の晩御飯の準備をし始めた。

Re: ぼくらのオタク日誌 ( No.12 )
日時: 2012/11/04 10:32
名前: みこん (ID: v1PUoFnc)

ご飯を食べ終わってお風呂に入ってともかく僕は寝た。

翌日、1時間目を僕らはサボって
学校の秘密の場所に来た。
「うわあ・・・」
北沢さんが感嘆の声を上げている。
それもそのはず、目の前の光景はいまどき学校にはそうそうない。
まず、抜け道を出ると左右にバラが植えられている。
少し進むとベンチがある。
そのベンチに腰掛けて前を見ると
さまざまな花が植えられている。
まあ、きれいだよな。
「あ、そうそう」
彼女が思い出したように、ノートを僕に差し出した。
受け取るとノートに
『僕らのオタク日誌』と書いてある。
「なにこれ?」
「交換日誌」
「なぜこれを僕に渡すの?」
北沢さんが交換日誌をする相手なんざ山ほど居るだろう。
「馬鹿ね、察しなさいよ、私たちで交換日誌をするの」
「・・・別にいいけど何でこの題名なの?」
彼女は、フンと鼻を鳴らすと一気にまくし立てた。
「いい?私たちはオタクなのよ。このノートは一日ずつ交換するんだけど、その一日の間にその日見たアニメとかの感想を書くわけ。
いや〜ホント。一回友達とこんなことしたかったのよね」
だから、いつ僕らは友達になったんだ?
そんなことを思っている反面、もう一人の僕は心の中で小躍りをしていた。なぜだろう、すごくうれしい。
「まあ、いいけどそろそろ教室に戻ろう」
一時間目の終わりを知らせるチャイムが鳴った。
僕らが別々に教室に戻ると
北沢さんが先生に捕まっていた。
先生は僕をみるとものすごい音量で怒鳴った。
「こらあ!谷内!何してた!」
「サボってました」
僕の一言にみんなが大爆笑した。
先生が笑うな!といっても止まらない。
「まったくどこに行ってた!」
「学校の敷地内です」
またまたみんなが大爆笑。
先生はあきれた様子で「もういい、戻れ」
といった。ついでに北沢さんも解放された。
席の戻ると真っ先に翔に肩をつつかれた肩をつつかれた。
「お前、北沢さんもいなくなってたが何か関係があるんじゃないだろうな?」
「別に」
そう答えて前を向くと今度は北沢さんに
ひじでつつかれた。
「やるじゃん」
「・・・別に」
なぜだろう北沢さんにほめられると照れる。

Re: ぼくらのオタク日誌 ( No.13 )
日時: 2012/11/05 15:50
名前: みこん (ID: v1PUoFnc)

僕らは、あの秘密の場所に、放課後集まることを約束した。

第三話 初めての恋

今日は翔と一緒に帰っている。
北沢さんは同じクラスの女の子とカラオケに行くそうだ。
「なあ、翔」
「なーんだよ」
僕は北沢さんと一緒にいるときの感覚を翔に話した。
ほめられるとうれしい。
笑顔を見るとなぜか心臓が高鳴る。
全部聞き終わったとき、翔は呆れ顔だった。
「それはなあ・・・」
「それは?」
「恋ってやつだよ」
「故意?僕、わざとドキドキしてる訳じゃないんだけど」
「そっちのこいじゃね〜!恋愛のほうだよ!
お前恋愛のひとつもしたことねえのか?」
「ない」
僕は小さいころからクラスから浮いていたし、
何より僕がオタクというだけで僕をみんな避けるから、
翔のように友達が出来たのは中学校に入ってからだ。

Re: ぼくらのオタク日誌 ( No.14 )
日時: 2012/11/06 18:26
名前: みこん (ID: v1PUoFnc)

それまではずっと一人で過ごしていた。
友達と遊んだことも無かった。
何より僕は、自分から声をかけるということが出来ない人間だった。

翔が初めての友達だった。
翔が、入学式のときに声をかけてくれた。
それから僕と翔は友達になった。

Re: ぼくらのオタク日誌 ( No.15 )
日時: 2012/11/07 16:16
名前: みこん (ID: v1PUoFnc)

なので、こんな僕が恋愛なんてするはずも無い。

「はあ、まあほっといても問題ないだろ、じゃな!」


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