コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- RPG!!
- 日時: 2012/11/11 11:32
- 名前: 柏木 幸人 (ID: yci5og17)
私は、
体が弱かった。
そのせいで
小さい頃から
遊ぶことも禁じられ、
部屋で読書していた。
だからだろう。
コミュニケーション能力が
皆無だ・・・
18になり、
やっと元気になった私は、
高校に行きたかった。
入院生活をしていた
私はもちろん、
三年生にはなれなかった・・・
顔も知らない一年生の
クラスに入れられて、
みんなから気を使われて、
肩身が狭かった。
けど
そんな私に、
私の人生を変えた
言葉をくれた人たちがいる。
「お前って、女だろ!」
ここから始まる、
私と、私たちの
ハチャメチャ学園物語。
- Re: RPG!! ( No.36 )
- 日時: 2012/12/16 13:54
- 名前: 柏木 幸人 (ID: f/YDIc1r)
【1時限目!】
「おい待ってくれよ〜!」
「遅いぞ!早くせぬか!
攻撃が魔物ターンになってしまうだろう!」
「だまれだまれ!この中2!」
「静かに、集中して辞職願が書けない」
「「書かんでいい!」」
「ちぇ〜、まあいいや。ん、誰?
生徒会室に猫を入れたのは」
「我の召還獣ではないようだ」
「家の猫でもないよ!」
「にゃあ」
「よく見て、名前が書いてあるよ」
「どけ!佐々川!」
「どれどれ!!・・・書いてないじゃんかよ〜」
「確かに書いてあったような気がしたのに」
「佐々川は歳だからな〜」
「まだピチピチだよ」
2人のアホな会話を、
この猫は耳をすませて気持ちよさげに聞いていた。
「なんだ?あ〜、あのバカ2人ね。
おもしろいだろ?ボケてばっかで誰もツッコめないしさ。
は〜、ツッコみがこしいよ、本当。
お前、生徒会入るか?なんて・・・って、おい!」
猫は走って、ある椅子までいくと、
ひょいっと登って横になった。
「その席は!・・・・・・」
ちょっと考えてから言葉を切った。
「なんだ、おかえりなさい」
「ふみゃあ」
「なんだなんだ?海音が猫と話しておるぞ!
あ〜イタイ」
「それは会長ッス」
「なんだとおぉっ!」
「だから静かに・・・」
そんなやりとりを、
猫はにこやかに、いつまでも見つめていました。
〜Fin〜
- Re: RPG!! ( No.37 )
- 日時: 2012/12/16 18:53
- 名前: 柏木 幸人 (ID: PXn4LtCH)
【あとがき】柏木幸人
はい、RPG!!これにて完結です!
どうでしたでしょうか?
このお話は、
もし自分の体に異常があり、
世界そのものに馴染めなかったらどうするか、
また、
友達として何をしてあげられるか。を
考えさせられるような道徳の教科書みたいにしたかったんです。
考えさせられましたか?
さて、また別の小説を書こうと思ってます!
またその小説で会えたら幸いです!
おそらく、シリアスにいるのかな?
でわでわ、柏木幸人を
これからもよろしくお願いいたします(*´∇`*)
- Re: RPG!! ( No.38 )
- 日時: 2013/01/01 16:10
- 名前: 柏木 幸人 (ID: Zjcetz5k)
みなさん、あけおめですよ!
きがかわりました(*´∇`*)
RPG!!、番外編書きます!
すごく短いと思いますが、よろしくです!
- Re: RPG!! ( No.39 )
- 日時: 2013/01/05 14:51
- 名前: 柏木 幸人 (ID: GVNUBZAT)
【番外編!!】「目安箱の異変!」
「ほれ、早く目安箱を開けぬか」
「偉そうに言わないでくださいよ、蓮哉さん」
「そうだそうだ!コスプレばっかしてさ〜!」
「うるさいぞ!黙らぬか!」
「蓮哉さんの方が五月蝿いですよ」
やたらっ静かな佐々川先生は、最近新品にしたソファで
グッスリ寝ていた。
(まったく、この先生は・・・)
優太は少し呆れながらも目安箱に手をかけた。
いつもの三倍は入っていそうだ。
「ん〜と、まずは、どうして学園は禁煙なんですか?って、
これ書いたの本当に生徒でしょうか・・・」
「・・・どっかの誰かさんもたまに入れてくるからな〜」
と、2人で佐々川先生を見る。
「タバコなんて吸っていては、勇者になれぬからな」
「禁煙者はみんな勇者なんですか?」
「喫煙という魔の手と常に戦う、その様は正に勇者だ」
「・・・うまいこと言われたような気がします」
「ま、こんな質問はいいや!優太、他は?」
「あ、はい、えっと?お医者さんで・・・」
「お、お医者さんで!?た、大変だ!これはかなり
困ってるんじゃないかな!」
「ですよね、えと、続きは・・・お医者さんで
注射をうってもらうことになりました。」
「注射だと!?勇者の方に、一体何が!」
「蓮哉さん、勇者から離れてください、
んで?お医者さんで注射をうってもらうことになりました。
ですが、なかなかうってくれません」
「な、なんといたう悪質な奴だ!魔王の手先に違いない!
我がその依頼を引き受けよう!
さ、早く続きを!」
「お医者さんで注射をうってもらうことになりました。
ですが、なかなかうってくれません。
・・・それは」
『それは?』
「なぁんでだ・・・」
「・・・優太、それは・・・」
「蓮哉さん、魔王の話なら・・・」
「それはナゾナゾではないか!!」
(蓮哉さんがまともなツッコミをーっ!!明日で世界は終わりです!)
(会長がまともなツッコミをーっ!!明日で世界は終わりだー!)
見事に思考がシンクロした副会長2人であった。
「と、とにかく気をとりなおして、つぎは、これです!」
目安箱から紙を取り出す。
小さな小さなメモ用紙だ。
「ネギ、じゃがいも、ニンジン、・・・って、明らかに
お使いのメモ用紙じゃないですか!!」
「まさか、シチューを作る気だったのであろうか!」
「会長、これはカレーだって!」
「いや、シチューだ!だって我好きだもーん!」
「いや、カレーだ!だって俺好きだもーん!」
(・・・子供か!ん?最後にまだ書いてある・・・)
『秋刀魚』
(カレーでもシチューでもなーいっ!!晩御飯秋刀魚だ!
野菜のくだりは単なる買い置きか!)
「つ、次!」
私がそう言うと、2人も黙る。
ゴクリ。
いくぞ!
「ヒロシ、すまない。許してくれ、息子のお前より
先に逝くことを・・・
ダメな親父だったな。いつも叱ってばかり、
遊んでやることすらなく、母さんも不安にさせて。
けど、これだけは言わせてくれ。
俺は、お前と母さんを、最期まで愛していた。
この手紙を読んでも、泣くんじゃねぇ、前を見ろ。
じゃあな、ヒロシ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「おとうさーん!!届いてません!
息子に届いてませんよ手紙!
なんで間違えて目安箱に入れちゃったんですか!!」
「泣けるな、親父、お前はいい勇者だったな」
「おとうさーん!!うわあぁん!」
「いやいやいやいやいや!手紙届いてないですよ!
だめじゃないですか!」
「ん〜、うるさいよ〜」
「あ、佐々川!やっと起きたか」
「佐々川先生は歳だもんね〜」
「また辞職願をマクラに、紙がもったいないです!」
「いいでしょ?で、何してたの?」
「目安箱ですよ、なんだか、変なのしかなくて・・・」
「・・・ん?それ・・・」
佐々川先生が目安箱を指差した。
「目安箱じゃなくて、ヒロシのロッカーだわ」
『は!?』
「いや〜、言うこと聞かない生徒にヒロシってのがいて、
いやがら・・・教師として罰を与えたんだ。
ロッカーはずしてやった★」
「今いやがらせっていいかけましたね!最悪ですよ!!」
「待て、では、このフザケタ依頼は?」
「ヒロシのせいにしようと、昨日僕が書いて詰め込んだよ」
・・・・・・・・・・・・・・・。
『こんのバカ教師がぁぁっ!!』
「え、ちょ、まっ、あぁーっ!!僕の大切な
辞職願で叩かないでーっ!!」
花咲学園生徒会は、今日もとってもにぎやかなのでした。
- Re: RPG!! ( No.40 )
- 日時: 2013/11/24 23:29
- 名前: 柏木 幸人 (ID: NIrdy4GP)
「番外編も終わりましたね…」
「そうであるな」
「ちょっと寂しいよな・・・」
「これで念願の退職金が!」
『だーまーれっ』
それでは、この小説は終わりにします!
ありがとうございました!
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