コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- +*幼馴染*+
- 日時: 2012/12/22 15:06
- 名前: ユキヒメ (ID: ZsN0i3fl)
貴方の幼い頃仲良かった、大切な幼馴染は……今何処にいますか—?
そしてその人と再会した時…昔のままの関係で居られると思いますか—?
+主な登場人物+
☆名前 猫咲千鶴(ねこざき ちづる)♀
学年 2年
本作の主人公。
めっちゃ暗く素直な性格で人見知りが激しい。
今年の春、親の都合で星月学園に転校してきた。
麻奈とは幼い頃の友達。
☆名前 桜井麻奈(さくらい まな)♀
学年 2年
学園のマドンナ。
容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能の完璧かつ性格も明るくて人懐っこくて優しい。
少し男っぽいところもあるが基本は女の子。武術を習っているため凄く強い。
だから、女の子からも男の子からもモテモテ。
☆名前 桐生優(きりゅう ゆう)♀
学年 2年
麻奈のいとこで麻奈のことが大好き。
いつも男装をしており、将来の夢は男になること!そして麻奈と結婚すること。
千鶴とはライバル関係。
☆名前 ラピス・ミフェクター ♀
学年 2年
イギリス人で留学生。普段は片言の日本語で生徒達とコミュニケーションを取る。メモ帳を常備。
容姿と声が可愛いらしい。趣味はお菓子作り。
千鶴の事をなぜか気に入っている。
☆名前 秋山姫(あきやま ひめ) ♀
千鶴達の担任で小学生くらいに背が小さいがこれでも28歳。
彼氏はいないらしい・・・。生徒のみなから「姫ちゃん先生」と呼ばれ慕われている。
生徒からは大人気だが他の先生達からは「変わり者」「先生失格」など嫌われている。
*目次*
〜Prologue〜(>>01
№0 夢(>>02
№1 外国人の少女(>>03
№2 初登校(>>04
№3 再会(>>05
№4 保健室にて(>>06
№5 引きこもり生活(>>09
№6 青い海と空と…(>>10
№7 とある事件(>>12
- Re: +*幼馴染*+ ( No.9 )
- 日時: 2012/12/20 13:31
- 名前: ユキヒメ (ID: ZsN0i3fl)
№5 引きこもり生活
まーちゃんとの再会……初登校の日以来、私は学校に行っていない。
行きたいけど…行ったら人気者のまーちゃんがいる。
…怖い。どうしてだろう…あんなに大好きだったなーちゃん……桜井 麻奈さんの事を思い出すと一番最初に出てくる感情は「怖い…」。
『コツコツ』
「千鶴ーお昼ご飯ここに置いとくよ。」
「………」
私が学校へ行かなくなるのはこれが初めてじゃない。
これで何回目か…分かんなくなるくらい、登校拒否してる…。
だからお母さんも、もう諦めてなにも言わない。私に失望してなにも言わない…。
目を閉じると幼い頃の記憶が鮮明に蘇る。楽しかったあの頃を…。
***
今日はなーちゃんと初めて大きな冒険をした時の話だ…。
大人にとってはとてもちっぽけな話だけど、あの頃の私達にはとても大きなだ冒険…だったはず……。
あれ?記憶があいまい…?
「う…うう…」
あれ?なんで私、泣いてるの…?
この思い出はには、こんなシーンなかった。これは何?
「まーちゃんなんて……死んじゃえばいいんだ!!」
違う…なんでそんなこと言うの…?
まーちゃんは私の大切なお友達。どうしてそんなひどいこと言うの!?
「だって…だって……ぅ」
幼い私は何処かに向かって走り出す。そして…綺麗な浜辺にたどり着く。
ここは何処…?こんなところ私知らない…知りたくない……。
「ぁ…ちーちゃん。」
「ぁ…。」
顔に殴られたような大きなアザがあって何故か血だらけのまーちゃんが、前に夢で見たイルカのストラップを握りしめてた…。
なにこの夢…イヤだ!!これ以上みたくない!!早く終わってよ!お願いだからっ!!
「はぃ……取り返したよ…ちーちゃんのイルカさん。」
イルカのストラップを渡してくれるまーちゃん…でもでもっ!
「…こんなのいらない!!」
『バチッ』
私はまーちゃんの手をおもいっきり跳ね返してしまった…再会したあの人のように…。
「ぁ…あああああああ」
傷つけてしまった…まーちゃんを、大切なお友達のまーちゃんを…
「イヤァァァァァァァ!!!」
***
「はっ!」
嫌な思い出の夢は終わった。幼い私の悲鳴と一緒に終わった…。
なんだったのあの夢…。自分の手を見てみると小刻みに震えていた。
怖い…心の底から言える…桜井 麻奈さんのことが…怖いよ…。
『プルル……』
「ッ!」
鞄に入れたままで封印していた、携帯電話が急になった。
着信音はぜんぜんいらってないしそもそも私の携帯が鳴ったのをみたのは始めただ…。
恐る恐る鞄から形態を取り出すと、秋山先生と画面に書いてあった…。
「ぁ…そういえばあの時……。」
***
まーちゃんが保健室から出て行ってから数分後、秋山先生が来て…
『ガラガラ〜』
「猫咲さん大丈夫?」
「あ、はい…。」
秋山先生は生徒が倒れたらたぶんどの先生も言いそうな御託を並べたあと、
「ねぇ、良かったら電話番号教えてくれない?」
「え?」
お父さんとお母さん以外に電話番号を教えるのは初めてだったらから思わず身構える。
秋山先生は「ケラケラ」笑って、
「大丈夫!変なとこに売ったりしないわよ。ただ何か相談したいことがあったら…相談してほしいなって。」
「秋山先生…」
やっぱりこの先生は私が今まで出会った先生とは何かが違う…。
「あと猫咲さんともっと仲良くなりたいし♪」
「え…」
うん。やっぱり違う…悪い意味で。
そして秋山先生に言われるがまま先生と電話番号を教え合った。
私のアドレス帳に親以外の名前が入った/// なんかよく分からなかったけど凄く嬉しかったような気がする…。
***
『プルルル…』
「あ。持ってるだけじゃ駄目だ…出なきゃ…」
まだアイフォンというものに慣れてなくて少し戸惑う…。
なんとか通話中になったけど…なにも応答がない…間違えたのかな?
- Re: +*幼馴染*+ ( No.10 )
- 日時: 2012/12/21 09:40
- 名前: ユキヒメ (ID: ZsN0i3fl)
№6 青い海と空と…
「もしもし?猫咲さん?」
どうしてしいいか分からず、固まっていると秋山先生の声が聞こえていた。
「あ、はい…。」
「よかったぁ〜」
安心したと言う感じに秋山先生は言った。
…秋山先生は私に何の用があるんだろ?
「猫咲さん、最近ちゃんとご飯食べてる?」
「はい。」
「よし、ご飯食べないと元気になれないからね!それから〜」
秋山先生は、いろんな事を1人でずっと話してる…。
学校関連の事や、先生個人の世間話やいろんなお話を1人でずっと話してる…。
なんか、まーちゃんに似てるな…。まーちゃんもお喋りな子だったから…。
「あ、そろそろ仕事に戻らなきゃ…またね、猫咲さん!」
「はい。また…」
電話は切れた。…切れた。
「あの浜辺に行ってみようかな…。」
秋山先生と話してたら、なんだか元気に?なってきた…。
あの嫌な夢に出てきた浜辺に行ってみよう…。忘れてしまった何かを思い出せるかもしれない。
急いで仕度し、お母さんにはコンビニに出かけると言い家を出た。
「………」
浜辺を探すと言っても何も手がかりがない…。
人に聞こうにもそんな勇気無い…。
「ぁ……あの駄菓子屋まだあったんだ…」
昔よくまーちゃんとお菓子を買いに良く来た駄菓子屋だ…。
見た目も昔のままで何も変わってない…変わったと言えばお菓子の種類だけかな…?
「ア、アナタは!!」
「え?あ…」
めんどくさい人に見つかってしまった…。
あの商店街で出会って、同じクラスの人だった留学生さん……。
「ど、どうも……。」
「コンニチワ。お体ノ方はダイジョウブデスか?」
お体…大丈夫…?ああ、そうか私今病気で休んでいることになっていたんだ…。
病人のふりした方がいいのかな?
「今日は、大丈夫。」
「それはヨカッタ。ア、あたしラピス・ミフェクターと言います。」
…いきなり名乗られた。私も言わないといけないのかな…。
「…猫咲 千鶴です。」
「千鶴サン!カワイイお名前デスネ!!」
「あ…ありがとう…。」
名前を褒められたのって初めて…。
「千鶴サンは今カラ何処へ?」
…グイグイ来るな。
「えっと…浜辺を探しに…。」
「サガシニ?じゃあ、あたし道案内しマス!」
「は?え?」
ミフェクターさんは私の腕を掴み、何処かへ…たぶん何処かの浜辺へ向かって歩き出す。
その浜辺があの浜辺だったら、いいけど…でも違ったらどうしてくれるんだろ…。
とゆうかなんでこの人と一緒に行かないといけないんだろ…??
「ココデスヨ。」
「あ…。」
着いた。連れてこられた…あの浜辺に。
空はすごくいい天気の晴天の青色で…、海は荒れてなく穏やかでゴミ1つない綺麗な青色で…。
夢で見た同じ浜辺。…なんでだろこれ以上入ってはいけないような気がする…。
どうしてまーちゃんは私を拒絶する?…どうして私はまーちゃんを拒絶する?
「……昔この町で事故とか事件って無かった?」
え?なんで私こんなこと聞くの…?
「う〜ん……ア、男性の遺体がこの近くで発見サレタらしいです。」
「男性の遺体…。」
…なにか違和感がある。どう言っていいか分からないけど。
それを知りたい…そう思うと勝手に口が動く。
「ミフェクターさん。」
「ハイ?」
「図書館に行きたいんだけど付き合ってくれませんか?」
「イイデスヨ。」
「ありがとうございます。」
調べてみよう…向き合ってみよう…私とまーちゃんの過去。
- Re: +*幼馴染*+ ( No.11 )
- 日時: 2012/12/22 13:05
- 名前: ユキヒメ (ID: ZsN0i3fl)
今少し悩んでます・・・
この小説はこのままココで書いてていいんでしょうか・・・
シリアスとかに移動した方がいいんでしょうか・・・
う〜ん・・・・
一応これからだんだん明るくなっていく予定なんですが・・・
どうしましょう・・・・?
あと友情モノが探偵モノになってしまった・・・><
- Re: +*幼馴染*+ ( No.12 )
- 日時: 2012/12/22 15:05
- 名前: ユキヒメ (ID: ZsN0i3fl)
№7 とある事件
私は今ミフェクターさんと一緒にあの浜辺から近い小さな図書館に来ている…。
どうしてか分からないけど急にあの場所で起きた過去の事件が知りたくなった…。
でも一人で調べる勇気なんてないから、ミフェクターさんに手伝って貰っている。
小さな図書館と言っても本の数は沢山あるし、新聞だって江戸時代のものまで綺麗に保存されている。当然のように貸し出しはしてないけど。
「千鶴さん、ミツカリましたカ?」
「ううまだ…。」
なかなか見つからない…。やっぱり無理なのかな…?
「ねぇーねぇーまだ探すのぉ〜?」
「うん…ごめん優。」
「ッ」
一つ本棚を挟んだ反対側から、まーちゃん…桜井さんの声が聞こえてきた…。
桜井さんも調べ物…?なにを…?
「ア!」
突然ミフェクターさんが声を出した。少しビックリしたけど、ミフェクターさんが見ている物を見たときの方がもっと驚いた。
それはあの浜辺で男性の遺体発見された記事が載ってる新聞だった…。その記事見入る。
事件が起きたのは私とまーちゃんが最後に会った時ぐらい…。
男性は子供好きで過去にも何人か誘拐した事があるみたい……。誘拐事件…。
男性は撲殺で即死。何者かに後ろから殴られた模様…。犯人はすでに捕まっている。
「ドウシマシタ?」
「ねぇ…誘拐された子供はどうなったんだろ…?」
「コレには載っテませんネ…。」
何故か誘拐された子供の事はぜんぜん書かれてない…。
いやそもそもこれは誘拐事件がら始まりだったとも書かれてない…あれ?じやあどうして私は誘拐事件だと決めつけたの?
「あーラピスちゃんだー!!」
「ア、優さんニ麻奈さん。」
「……やほー☆」
「………」
見つかってしまった…桜井さんに見つかってしまった…。
桜井さんと一緒にいる男の子っぽい女の子が私を睨んでる…どうして…?
「あー!これ麻奈っちが探して奴だー。」
「え…?」
男の子っぽい女の子が私が見ていた新聞記事を指差す。
これを桜井さんも探してた…?どうして…もしかして私と同じように…。
「猫咲さん達はどうしてその事件を調べてるの?」
「ぅ…。」
聞かれてしまった…。桜井さんに聞かれてしまった。
ミフェクターさんは手伝ってくれていただけだから不思議そうに私の顔をみる…。
なんて言っていいか分かんないよ…。
「これ…」
「えっ?」
桜井さんが突然、白い小さな紙切れを2人に見えないように渡してきた。
こっそりそれを受け取り中を見てみると、そこには……
{真実を知りたい?知ってしまうとココロが壊れてしまうかもしれいのよ?
壊れてもいいんだったら、明日アノ場所に来て}
と書かれていた…。真実?アノ場所…?なんのことを言っているの…まーちゃん…。
私達はそのあと何事も無かったようにバラバラに自分達の家に帰った。
あ、何故かミフェクターさんの提案で、メルアドと電話番号を交換した。あの桐生優とかいうイヤな事も…。
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6月16日(晴れ)
今日は秋山先生から電話があり、久しぶりに外に出た。
あの留学生さん…ミフェクターさんと知り合いになった。いろいろ助けてもらったし、今度御礼をしにいかないと…。
あのイヤな夢に出てきた浜辺を発見した…あそこの近くに昔男性の遺体が発見されたことがあるらしい…。
どうしてか図書館でその事件について調べることになり、登校日の日ぶりにまーちゃんと合った。イヤな人も一緒だったけど…。
☆今日の気づき☆
秋山先生は変わった人だけど…なんかおもしろいし楽しい。
…白い紙きれにかかれていた事の意味がまだ分かってないけど…私は真実が知りたい。
胸がズキズキ痛いけど…知りたい。まーちゃんと昔のような関係でいたいから…。
- Re: +*幼馴染*+ ( No.13 )
- 日時: 2017/08/27 10:09
- 名前: 雪姫 (ID: ru6kJfJs)
あげりら
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