コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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俺と姉と火星人のアイツ。〜ありえねぇって、んなもん!〜
日時: 2013/03/03 10:56
名前: 新人駄作者、泪 (ID: 9RoM5lpe)




アリエナイような話を書こうかな、と思います。

コメ下さい!
お願いします!

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Re: 俺と姉と火星人のアイツ。〜ありえねぇって、んなもん!〜 ( No.11 )
日時: 2013/03/04 17:00
名前: 新人駄作者、泪 (ID: 9RoM5lpe)






「ん、ぁー——」

また、朝が来た。

「は、や、とー——」

また姉ちゃん、叫んでる。
大学はまだ始まらないからって、調子に乗って……


「う゛っ……」
朝から鳩尾に強烈パンチ。


「ったく、そんなんだから彼氏できないんだよ」
また殴られた。

「できないんじゃないの、つくらないの!」

いやいや、違うだろ。っていうか、言い訳にしか聞こえない。



「あんた、始業式でしょ? 遅刻できないでしょ? だから起こしてやってんの。優しい姉の愛のムチだと思え」

「憎しみしかこもってないくせに」


——しかし、そんな言い合いをしているうちに、眠気なんて吹っ飛ぶのだ。
そういう意味ではありがたい。




制服に着替えてリビングに行くと、また姉が話しかけてくる。


「ねぇねぇ、あたし、火星に行きたいな」

またその話か。
っていうか、年上だと思えないんですけど。幼稚すぎる。


「美月、ご飯食べちゃいなさい」
母さんに注意されてるのに、それすらも聞こえないらしい。


「いくらあったら、火星に行ける?」

Re: 俺と姉と火星人のアイツ。〜ありえねぇって、んなもん!〜 ( No.12 )
日時: 2013/03/04 18:23
名前: sora (野良犬 (ID: 563p5m80)

急展開なのに、テンポがよくて読みやすいです,

続き、楽しみにしてます

Re: 俺と姉と火星人のアイツ。〜ありえねぇって、んなもん!〜 ( No.13 )
日時: 2013/03/04 20:19
名前: 新人駄作者、泪 (ID: 9RoM5lpe)




>>12
ちょっと早すぎましたかね(^_^;)

読んでくれてありがとうございます!

Re: 俺と姉と火星人のアイツ。〜ありえねぇって、んなもん!〜 ( No.14 )
日時: 2013/03/05 16:11
名前: 新人駄作者、泪 (ID: 9RoM5lpe)


馬鹿な大学生はほっといて、俺は早めに学校に行くことにした。

トーストを咥えて出かける俺の背後には、『火星〜火星〜』と歌う姉がいる。

「いってきまぁす」


もしかしたら、夏芽なつめと合流出来るかもしれない。
俺の小学生からの親友。


「よぉ、隼斗」
当たった。
俺は夏芽の声を完全に見分けられる。

「おはよ」

「お前、知ってっか?」
夏芽に聞かれた。

「何を」

「火星のこと」



——ドイツもコイツも、なんで火星なんだ?

Re: 俺と姉と火星人のアイツ。〜ありえねぇって、んなもん!〜 ( No.15 )
日時: 2013/03/06 22:12
名前: 新人駄作者、泪 (ID: 9RoM5lpe)



「火星に人が住めるんだっってよ!」

——だから、知ってるけど。

 夏芽の目を見る。
 まるで、恋する乙女。キラキラした目だった。
 おっと、表現が悪かったか。

「すごいよなぁ……」

 分かった。お前、火星に恋したんだろ。うちの姉ちゃんと、三角関係。
 そんなツッコミを押し殺す。

「そんな、興奮することか?」
 夏芽を見たら、意地悪したくなった。なんてガキだ……。
 俺は、恋を邪魔する悪魔。
 
「別に、俺らに関係なくね?」


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