コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 中学二年生のはっぴー毎日
- 日時: 2013/04/13 16:07
- 名前: 奇妙不可解摩訶不思議 ◆gLFgwCEhi. (ID: qUqmtVo7)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=28070
お久しぶりでございます皆様。
池町隼人君もいつのまにか中学二年生、ということで題名を
中学二年生のはっぴー毎日
に、変えようとおもっとります!
あ、「中学一年生のはっぴー毎日」は上のURLからどうぞ。
キャラ紹介
水仙学園2−1(隼人がいない方)>>1
水仙学園2−2(隼人がいるほう)>>2
鈴蘭学園の皆 >>3
南七山中学校、芝桜学院、紅葉中学校、森田中学校、岡口中学校、その他 >>4
水仙学園三年生、卒業した方>>5
- Re: 中学二年生のはっぴー毎日 ( No.29 )
- 日時: 2013/07/03 21:44
- 名前: とある少女A ◆gLFgwCEhi. (ID: FQc4ogfY)
全然更新しとらんかったわーw
- Re: 中学二年生のはっぴー毎日 ( No.30 )
- 日時: 2013/07/04 09:55
- 名前: 哀歌 ◆dcuKuYSfmk (ID: IfRkr8gZ)
そう思うんだったら早う更新しろw
- Re: 中学二年生のはっぴー毎日 ( No.31 )
- 日時: 2013/07/13 18:22
- 名前: 奇妙不可解摩訶不思議 ◆gLFgwCEhi. (ID: B4lrzZ.q)
杏子のそら豆の冷たいスープとトマトのムース
そら豆の青っぽい風味とトマトの酸味がよう合う。爽やかで、なんとなく夏を思わせる。トマトは酸っぱさが強いけど、まだ納得できる範囲。食感はババロアってよりゼリーで、つるんとのどに入っていく。食べた後もすっきりとして、気持ちがいい。
真帆 新キャベツのポタージュと新キャベツに包んだ魚介類
柔らかく、甘みのある新キャベツ。甘いポタージュと相性がいい。でもちょっとキャベツがくったりして柔らかめ。魚介類は海老、帆立、アサリ。切るとじわーっと汁が出てくる。あつあつで、結構歯ごたえがある。
- Re: 中学二年生のはっぴー毎日 ( No.32 )
- 日時: 2014/03/19 19:46
- 名前: とある少女A ◆gLFgwCEhi. (ID: sH2xenM.)
いやねぇ、いつの間にか1年過ぎてた。
さくっと終わらせちゃいます。
隼人「あれ?」
気が付くと俺は、日の傾きかかった山の中に倒れていた。長く意識を失っていたようで、変な体制だった右足が痛い。近くに夕日に照らされた真帆の姿があった。倒れている。
隼人「真帆!真帆!」
真帆「ん…?あれ、レストラン…」
真帆もレストランのことを覚えていた。しかし、まずは杏子の安全確認が先だ。
真帆「杏子は…いた!杏子!」
隼人「杏子死ぬな!」
杏子「いやしんでねーよ!」
杏子の安全確認も済んだことで、俺たち三人は話しながら急いで山を出ることにした。夕日がきらきら光って綺麗だ。
隼人「そっか、杏子もレストランのことを覚えてんのか」
杏子「でもね、あんな狭い山の中にあんなのがあったらすぐわかるよね」
真帆「それにここの山は学校以外に建物はないよ」
杏子「…ってことはまさか…幻覚?」
真帆「それでなければ、幽霊…とか…」
隼人「まさに怪談レストラン!!」
- Re: 中学二年生のはっぴー毎日 ( No.33 )
- 日時: 2014/04/04 18:48
- 名前: とある少女A ◆gLFgwCEhi. (ID: sH2xenM.)
帰った俺らは、校庭で部活中だったソフト部に保護された。いきなり倒れた俺らに、明美ちゃん達はびっくりして、俺達を保健室に連れてった。
先生「なにがあったんですか?」
隼人「だからレスト…」
先生「嘘つけぃ!」
田代先生に事情聴収という名の圧迫面接まがいを受けている真っ最中だ。体育の途中ではぐれたところまでは両方言ってることが一致しているが、それ以降が全く合わない。レストランはおろか、普通の一軒家、むしろ小屋ひとつこの山には無いそうだ。しかもなんと僕たちは丸一日、山の中にいたらしい。そんな長い間いた感じはしない。太陽が落ちる前に学校には戻ったし、結局どういうことだかわからずじまいなまま。
田代「お前らは神隠しにあったとでもいうのか!?」
真帆「だってそれしか考えられませんもん!」
隼人「まあ、無事だったんだからいいじゃないですか」
田代「お前が言うな!」
その夜俺は夢を見た。やけにリアルな、あの、とある少女Aが出てきた時のような夢だった。
ASMPMATEG「うちのレストランで食べてってもろて、ありがとね」
ASMPMATEGが、夢の中に出てきたのである。
ASMPMATEG「言わなきゃいけないことがったからいうね」
隼人「待て。待て。なぜおまえがここにいる」
ASMPMATEG「御都合主義ってやつさ。とにかく、tomorrow,futureの意味は分かるよな。英検準二級」
隼人「明日と未来」
ASMPMATEG「そう。あの料理はお前らの明日と未来を表してるんだぜ」
隼人「訳わかんな」
ASMPMATEG「お前は、杏子や真帆の料理を出されても味を感じなかっただろう。それは、お前が「見るべきでない未来(食べるべきでない)料理」を食べようとしたからなんだ。」
隼人「なんで食べちゃダメなのさ」
ASMPMATEG「よその人に出されたやつを食おうとすんなよ」
隼人「さーせん」
ASMPMATEG「同じ明日でも、人によっておこる事柄、それに対してのは違う。同じ大会でも、嫌だなと思う選手、頑張るぞと思う選手、さまざまだろ」
隼人「少しわかりやすくなったかも?でもなんで「見るべきでない未来」なの」
ASMPMATEG「お前は、他人の気持ちが分からない。」
隼人「しっつれいな!」
ASMPMATEG「それと同じく、他人もお前の気持ちが分からない。それが別にお前じゃなく、真帆でも杏子でも。杏子は他人の気持ちが分からないし、他人だって杏子の気持ちが分からない。」
隼人「でも、そんなことないよ。今あの子は哀しいとか嬉しいとか、考えられるだろ」
ASMPMATEG「それは「気持ちを考える」。「気持ちをわかる」わけではない。完璧にはわからないだろって」
隼人「意味が分からないよ」
ASMPMATEG「夏休み最終日の子供が浮かない顔をしています。なぜでしょう?」
隼人「夏休みが終わるのが悲しいから?」
ASMPMATEG「他にも、宿題が終わってないとかの要素もあるかもしれない」
隼人「うわ、そこまで考えんのか」
ASMPMATEG「だから言ったろ。「気持ちを考える」「気持ちをわかる」は別もん。「気持ちを考える」は、今お前がしたことだ。「気持ちをわかる」ってのは、直接本人に聞かなきゃわからないことまで、知ってるってわけだ」
隼人「「こんな気持ちだろうな」が「気持ちを考える」。「完璧に絶対こうなはずだ。だって彼に聞いたから」が「気持ちをわかる」ってことか。ややこしいな」
ASMPMATEG「まず真帆の説明からさしてもらうぜ。」
真帆は前菜がそら豆と生ハムのブルスケッタ。パンが固いけど、美味しいそうだ。生ハムが塩辛くて、そら豆が甘いと。全体的に味は来いそうだがうっとうしくはない。
ASMPMATEG「パンの固さは、努力の多い一日を送るってことさ。忙しいんだね。でも彼女はめげず超噛みまくっただろ。頑張ったのさ。その先は言うまでもないな。美味しかっただろう?味が濃いから、印象に残っただろうさ。うっとうしくないってことは、さわやかな最後ってこと。
隼人「抽象的だな」
ASMPMATEG「明日、彼女の何かの努力が報われるぜ」
ASMPMATEG「んで、真帆のスープ。」
新キャベツのポタージュと新キャベツに包んだ魚介類。柔らかく、甘みのある新キャベツ。甘いポタージュと相性がいい。でもちょっとキャベツがくったりして柔らかめ。魚介類は海老、帆立、アサリ。切るとじわーっと汁が出てくる。あつあつで、結構歯ごたえがある。
ASMPMATEG「あっさり言えば、のんびりとせかせかを繰り返すんだな。キャベツは柔らかいのに、ホタテは固かった」
隼人「ふーん、とにかく明日、真帆にいいことがあんのね」
ASMPMATEG「さて、杏子だが…真帆と杏子になら許すが、そのほかにはいうんじゃないぞ」
杏子はFuture。彼女の未来が表れているのだろう。
トマトの中のサラダを先に食べる。海老とホタテとイカの食感が楽しい。マヨネーズ…いや、カレー粉がまざってる…まろやかな味にピンクペッパーの刺激が丁度いい。しかし、なんか酸っぱい。鈍感な人は気づかないかもしれないが、母親が料理研究家の杏子、さらに杏子自身も料理系ブロガーであるために、どうしても気にかかってしまうのだ。
ASMPMATEG「海老とホタテとイカの食感、まろやかな味は平穏な楽しい毎日。ピンクペッパーは恋だ。それにしても、よくあの酸味に気づいたな。その恋はなかなか切ないんだ。」
隼人「…本人はそれを知ってるのかい?」
ASMPMATEG「Port townが言いに行ったさ。Port townは杏子自身でもあるからな」
隼人「はあ?」
ASMPMATEG「まあそこらはまた後で解説するさ。」
ASMPMATEG「さて、杏子のスープだ」
そら豆の冷たいスープとトマトのムース。
そら豆の青っぽい風味とトマトの酸味がよう合う。爽やかで、なんとなく夏を思わせる。トマトは酸っぱさが強いけど、まだ納得できる範囲。食感はババロアってよりゼリーで、つるんとのどに入っていく。食べた後もすっきりとして、気持ちがいい。
ASMPMATEG「さっきのやつと中身ほとんど同じだな。そら豆の青っぽい風味=青春。まんま。トマトの酸味強めだから、彼女はこれから思い悩む。夏を思わせたのは、夏にクライマックスが来るってさ。でも食べた後すっきりしてるから、心残りのあるようなものじゃないんだろ。」
隼人「そうなのか。そんで、Port townが杏子ってどういうことなんだ。ASMPMATEGが俺ってこともよくわかんねえんだ。」
ASMPMATEG「はぁん、まだわかんないか」
隼人「わかるはずないだろ」
ASMPMATEG「じゃ、なんでお前、ASMPMATEGが隼人って、言ったんだ」
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