コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- *バッドエンドから始まる恋物語*完結
- 日時: 2014/04/19 16:24
- 名前: 姫凛 (ID: jAa55n87)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=16484
「俺はなんのために生まれて来たんだ?」
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-attention-
・この物語はパラレルワールドです。
・かなりシリアスでグロイ描写が含まれています。
・URL上にシリーズ作品をまとめたものを張ってあります。
・登場人物などもそこに書かれています。
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-story-
ω序章:死の物語編
一話 俺は独りになった >>08
二話 俺と言う存在が消える >>09
三話 バッドエンド >>10
●-「斬る」>>11(処刑END)
○-「刺す」>>13(無意味END)
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-神様な読者の方々-
*レム様*いつもコメントを下さるとっても素敵なお方です♪
勝手な宣伝/怪盗レッド〜もう一つの怪盗〜/サトミちゃんちの8男子×怪盗レッド
と言う小説を新二次元板で書かれています。
私は原作を知らないのでまだ見に行ってませんが、原作を知っている方や興味がある方はぜひぜひ♪
- Re: ハーレム学園 *流星が叶えた恋* ( No.10 )
- 日時: 2014/04/17 14:43
- 名前: 姫凛 (ID: u3utN8CQ)
三話 バッドエンド
「ッ!!」
俺はナイフを手に取る。
今まで持った事をある刃物と言えばハサミとカッターくらいだ。
ナイフって想像してたよりも…少し重いように感じる。
あれ…?
これどうやって使うんだっけ?
一瞬コレの使い方が分からなくなった。
色々考えて思い付いたのは。
●-「斬る」
●-「刺す」
の二つ。
俺はどちらを選べば確実に死ねるんだ?
- Re: ハーレム学園 *流星が叶えた恋* ( No.11 )
- 日時: 2014/04/17 15:08
- 名前: 姫凛 (ID: gfxukZ12)
●-「斬る」
「そういえば、手首を斬るって言うやり方あったな」
リストカットだったけ?
そうゆうのにはあまり詳しくないからよくわからないな。
…調べておけば良かった…か?
俺は両利きだから別にどちらの手首でもいいんだけど…なんとなく左手にするか。
右手でナイフを持ち、左手の手首を出す。
口にハンカチをくわえて。
「ぐっ!!」
勢いよく、手首を斬った。
ドクドクと真っ赤な血が流れている。
あぁ…血ってこんなに赤かったんだっけ?忘れてたな…。
意識が朦朧とする。
そうか…大量の血が一気に出て貧血を起こしているのか…。
「うっ」
貧血を起こした俺はその場に倒れ込んだ。
赤崎…すまなかったな。俺に会ったばっかりに。
「でも…これで…許して…くれ…な」
遠くなっていく意識の中、そのまま深い眠りについた。
俺はてっきりこれが永久の眠りになると思っていたのだが——
○月□日
外の天気は大荒れだった。
巨大台風が接近し、住人は皆安全な場所に避難した。…俺以外は。
あの後。このまま死ぬんだと思っていた俺は、屋敷の管理者に発見され、救急車で病院に運ばれ生還した。
だが目を覚ました俺の前に待っていたのは怖い顔をした、警察。
警察は俺が赤崎を殺し、その罪に耐えかねて自殺を図ったのだと考えているみたいだった。
俺は何も話さなかった。
だってそう思われてもおかしくない状況だった。
それに確かに赤崎は俺が殺したようなものだ。
俺が居なければ、あいつは死ななかったはずなんだから。
処刑の日。
俺は電気椅子で処刑される予定だった。
だが巨大台風が来たせいで電力がダウンし中止になった。
そして電気椅子の代わりの処刑が
巨大台風によって滅ぶ街に独り残され死ぬ事だ。
この街には誰もいない。
皆安全な所に逃げて、新たな生活を始めている。
俺だけだ。過去に囚われたまま、人生を終わらせようとしているのは。
でもこれでいいんだ。
俺と言う存在をこの世界から消え去るにはこのやり方が一番いいんだ。
後悔なんてない。
短い人生だったけど、精一杯生きた。楽しかった。
父さん
母さん
赤崎
そして アオイ
色々迷惑かけてすまなかった
今日この日 死ぬ 事で どうか 許してほしい
さようなら——
処刑END
- Re: *バッドエンドから始まる恋物語* ( No.13 )
- 日時: 2014/04/17 22:08
- 名前: 姫凛 (ID: 6SeEpuIV)
●-「刺す」
「よし、刺そう」
よくサスペンスドラマなんかで犯人が人を刺すあの感じで。
でも…刺しどころが悪かったら生き残ってしまうんだよな…。
普通に心臓に突き刺せばそれ良いのか?
「………」
ナイフを心臓にへと持っていく。
「ゴクリッ」
いざ、刺そうと思ったら手が震えて刺せない。
俺の体は死にたくないと震えている。
なんでだ?
生きていたって良い事なんてないはずだ。
俺が生きているせいで
新たな犠牲者を生んでしまう…
赤崎は俺のマブダチになったせいで死んでしまったんだ。
俺のせいで…
だったらここで全てを終わらせばいい。
俺にはもう失う物なんてないんだから——
腹を括り両手で持ったナイフを振り上げたその時
「うわぁぁぁ!!」
「うっ!!」
物陰に隠れていたのか、ボロボロの服を着た知らない男が叫びながら走ってきて俺に抱き付いた。
その時、チクッと痛みが体中を走った。
「はぁ…はぁぁぁ…わぁぁ」
男は俺から離れて走り去って行った。
「なに…が…起こったんだ?」
恐る恐るチクチクと痛む場所を触ってみると。
「ッ!?」
血だ。
真っ赤な血がドクドクと腹から流れ出ている。
刺されたんだ。
あの男に俺は刺されたんだ。
わかった。
赤崎を殺したのは俺じゃない!
あの男だっ!!
俺は赤崎を殺してなんかいないんだっ!!
「俺は死ななくてもいいんだっ、なのにっ、こんなっ」
出口へ向かおうとしたが、足が上手く動かない。
前のめりに倒れた。
「くっそう…」
這いずりながら出口へ向かう。
こんな所で死んでたまるか…
暗黒の未来しかない俺と違って
赤崎には輝かしい未来が待っていたんだぞ?
それを…
あいつの未来を奪った
あいつを
俺は——
絶対に許さないっ!!
ここで俺の意識は途切れた
無残にも俺は親友を殺した犯人を取り逃し
死んで逝ったんだ
その場にいたのに
なにも出来ずに
俺は死んだんだ
すまない。赤崎。
俺は結局。誰も守る事なんて出来なんだ。
じゃあ 俺は なんのために 生まれてきたんだ———?
無意味END
- Re: *バッドエンドから始まる恋物語*完結 ( No.14 )
- 日時: 2014/04/24 17:28
- 名前: 姫凛 (ID: TdU/nHEj)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=16484
*バドコイ* シリーズ第一作目!
コメライ板に書いたのに、何故かグロテスクに…(-ω-)/
見に来て下った方は凄く驚かれたでしょうね…。だって私も書いてて驚きましたもん、ハーレムのラブコメを予定してたのにまさか、こんなグロイものになるなんてっ(笑)
シリアスに移そうか…でも後の作品は全部、明るい感じだから、コメライで書こうか…んーー
と、色々悩んだ結果。複ファジ板で落ち着きました☆
もしよろしければ、複ファジ板へいらしゃいませませ♪
- Re: *バッドエンドから始まる恋物語*完結 ( No.15 )
- 日時: 2014/10/29 18:20
- 名前: 闇マリオ (ID: JbVqO821)
- 参照: http://yamiyami
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18歳から死刑へされる。
1回の罪で死刑か…
うん。犯罪はしちゃダメだよ。
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