コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】
日時: 2015/04/29 11:22
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

どうも、駄文グダグダで有名なみにょです。
え?むしろ知る人なんていないくそ作者?
……自覚はしてます。
今回は、LINEでリア友と
友「小説リレーしよー。みにょからね」
み「おけ」
しばらく小説リレー
友「この小説、カキコに書けば?いけるかもよ」
私「いけるね」

っていうノリで書きました笑
リア友の文も混ざるんでなんか文の書き方ちがうとか思うかもしれません。
駄文だなと思ったほうが私の文です、はいww

それではどうぞ!
八月十一日

お客様
モンブラン博士様
桜音 琴香様
彼方様
かみゅかみゅ様
月影 ほたる様
ヨモツカミ様
しふぉん様
菜の花様
甘楽様
メルト様
沙良様
てるてる522様
はるた様
アヤノ様

参照2000ありがとうございます!!!

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Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】 ( No.193 )
日時: 2015/05/05 10:14
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

更新できなくてすいません。
ストックが無くなり、ただいま貯めております。ぴよぶっくの方は更新できてるのに…申し訳ないです…

さて、今年度はできるだけ頑張ることにしましたよ。…え?なにかって?

キャラの誕生日ですよ!!!!

今日は春飛の誕生日!おめでとう春飛!今年度一番最初だね!
春飛は、最初は女の子キャラだったけど……「男の子キャラが少ねえ!これじゃあ師匠のハーレム小説やろ!」ってことで急遽男の子になりました。どうでもいいですね。

声優好きな人はわかりますかね…?
春飛のセリフを見直す時、私はどれも入野自由さんの声で再生してます。入野さんマジで好きなんです…!
師匠は鈴木達央さんですかね?いや、なんか違うような…鈴木達央さん好きなんですけど…
おっと、またどうでもよい話をしてしまいました。
それでは、これからも応援宜しくお願いします。更新速度は五月中に回復できるように頑張ります…

Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】 ( No.194 )
日時: 2015/05/17 19:15
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

午前6時。天気は快晴、体調も良好。ついでに師匠をゴミ箱に投げ入れる動作もキレッキレ。
……出発の、朝だ。

「俺は妹と弟を探したい」
春飛は森……師匠曰く、舞田の森の出入り口に向かう途中、そんなことを呟くように言った。そしてそれに便乗してか、師匠は
「僕は八木沢をもとに戻す手がかり探し。あとは僕自身も強くなりたい」
と話す。私はなんだか嬉しくなって、ニヤける顔を通常運転にするのに必死になっていた。絶対に二人には言わないけど。

森の出入り口で、いつものメンバーが揃う。春の朝の風が私の頬をかすめた。
「絶対、絶対帰ってきてね」
「来年帰って来てなかったら怒りますよ、みなさん」
ほんの少し不安そうな結と、強気な和の言葉を忘れないように心に刻む。一年間会うことの叶わない仲間の声だ。忘れるわけにはいかない。
「当たり前だろ」
「すぐ戻ってくるから、待っててね。……ほら、渚も何か言いな」
師匠に促され、私はうつむいてた顔を上げる。私が決めた事なのに、旅に出るのもなんだか寂しい気がした。
でも、ここで立ち止まってはいけないのだ。もう一茶みたいに誰かが傷つくのは嫌だから。この町を元に戻したいから。
強くなって、大会で最年少優勝して、そしたらきっとみんなからも見直される。
あのでっかい会場で、声を大にして叫ばなきゃ、私の声なんて届かない。
「強くなって、戻ってくるから。だから……またね」
私がそう言った瞬間和の目が見開かれ、太陽の光を反射する。キラキラと光るそれはとても綺麗で、少しずつ涙を流していった。
「当たり前じゃないですか!また、会えるに決まってるじゃないですか!」
いやだからまたねって言ったじゃないですか和さん……。
そんな風に呆れて笑い、私は和の頬を伝う涙を拭ってやった。
「お兄ちゃんもっ!絶対に帰ってきてよね!?約束だよ!?」
和は、一歩後ろでそれを見ていた春飛にもそう言った。その声はすっかり涙声で聞き取りずらいものがあったが、私たちにはしっかりと聞こえる。
「……兄ちゃんってのは、泣き虫な妹を持つと大変なんだ」
春飛がそう言いながら歩み寄り、和と向かい合った。和はキョトン顔でそれを見つめる。
「こんな泣き虫置いて、俺がいなくなれるわけねえだろ?」
理人たちも連れて帰るから、待ってろ。
そう小さな声で幼い子供をあやすように春飛は笑った。とても優しい、柔らかい笑みだ。しかし次の瞬間、今度は春飛がキョトン顔になることになる。
「……お兄ちゃん、ごめんなさい」

Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】 ( No.195 )
日時: 2015/06/05 07:37
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

テスト期間に入ってしまいました…
なので、更新速度を戻す前に勉強を頑張らねばならない状況になりました…
本当に申し訳ございません。テスト終わったら絶対更新速度を戻します!!!

Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】 ( No.196 )
日時: 2015/06/21 20:14
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

「……お兄ちゃん、ごめんなさい」
静かな町に、申し訳なさそうな和の声が響いて消える。私、師匠、春飛はキョトンとしていて、きっと間抜けな表情だ。
「えっと……何が?」
いち早く情報を整理した師匠が疑問を投げかける。結は何か知っているのか、あははと苦笑していた。
「い、今まで、お兄ちゃんのこと、避けてた、ので……」
涙をぬぐいながら、和は答える。すると春飛はハッとして、半分叫ぶようにして否定した。
「いいよいいよ!今こうして話してくれたし……!」
事実、春飛はもうあまり気にしていない様子だった。春飛にとって最悪のパターンは、無視されたまま旅に出ることだったのだから、本人的には結果オーライだろう。
しかし和は首を横に振り、ポケットの中から、キラキラと光る何かを取り出した。
「これ、私と結ちゃんで作ってて。秘密に、したくって……」
水色、黒、白、ピンク、紫……。それは五つのネックレスだった。それぞれ色が違うようで、その中から、和は紫、結はピンクの石がついたネックレスをとった。
「水色はお姉ちゃん!」
結がそう言って、水色の石のついたネックレスを私の首にかけてくれる。石はとても透き通っていて、綺麗だった。
「お兄ちゃんは黒だよ!」
「涼太さんは白です」
それぞれがそれぞれの色のネックレスを渡され、師匠と春飛の口元が緩む。五人ともお揃いのネックレスを首にかけており、旅に出ても寂しくないような気さえした。
「……あれがと、二人とも。じゃあ、もう行かなきゃ」
師匠が優しい目で二人を見つめる。二人は今までで一番の笑顔で言った。
「いってらっしゃい。またね!」

私と春飛と師匠の四人は、今日、八木沢の町を出た。
絶対にこの町を戻すことを、心に誓って。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お久しぶりです、みにょです。
テスト終わりました!色々な意味で!
とりあえず、三人が旅に出ましたね……
これから少しの間、結と和の出番が比較的減ります…うぅ…泣

ぴよぶっくの方と同じくらいの速度で更新できるよう、これから頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします!

Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】 ( No.197 )
日時: 2015/07/14 18:17
名前: みにょ (ID: aJ6GzmmV)

「ある日」
「森の中」
「クマさんに」
「出会った」
「花咲くもーりーのーみーちー」
「クマさんに出会ったぁぁぁぁぁ!!!」

後ろから、ドスドスと大きな足音が聞こえる。私と春飛、師匠の三人は、早速熊のような謎の魔獣に追いかけられていた。
「くっそ……浮遊魔法で行くか!?」
「こんなので魔力消費するのかよ!」
「師匠囮になってください!」
「絶対嫌だ!」
できる限り、魔力は使わない。そう決めてやってきたのだ、私たちは。
それなのに、こんなことで魔力を使うなんてできない。相手は熊の魔獣だ。動きは遅かった。
「絶対はぐれるなよ!」
「わかってます!」
草むらの中を、無我夢中で走り抜ける。もう昼くらいの時間なのに、この森は暗く、なんだか不気味だ。
「あそこに隠れよう!」
春飛が叫び、大木の根で作られた空洞を指差す。三人なら余裕で入れそうな、ちょっとした家のようなスペースだ。
方向を変え、空洞に滑り込む。私と春飛が奥に入り、師匠が守るように比較的外側に入った。ドスドスという足音が、徐々に遠くなって行くのを感じる。
と、その時だ。
足音の代わりに、ザァァ……と、雨が降り始める。高さ5mほどの空洞には、その音がやけに大きく響いた。

「雨か……」
「こんな森で風邪引いても危険ですし、やむまで待ちましょうか」
「そうだね。いざとなればあの家に行けばいいさ」
師匠がふぅ……と息を吐き、目を閉じる。師匠は歳上という意識から、よく私たちを守ろうとしては、こうして疲れを表すのだ。昔から、師匠が疲れた時の癖である。
「雨止んだら起こして……」
「はいはい」
師匠が壁に寄りかかり座り込むと、すぐに規則正しい寝息が聞こえ始める。私と春飛も、それを見て同じように座り込んだ。
雨の音が、とても心地よかった。


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