コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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恋は碧い
日時: 2014/09/17 18:14
名前: 祈里 ◆F1vVkJ9mqU (ID: jyOVwInT)
参照: http://www.kakiko.cc/works/index.php

約束の時間、約束の日

きっとわたしは、あなたを愛し続ける



でも、きっと向こうは、


わたしを愛さない


∮——————————————————∮

  第一章———愛は幻だったかも

登場人物 >>1
プロローグ >>2

to1/ 真実>>3

Page:1



Re: あんたアンドロイドのくせに恋しちゃった系? ( No.1 )
日時: 2014/09/16 17:45
名前: 祈里 ◆F1vVkJ9mqU (ID: jyOVwInT)
参照: http://www.kakiko.cc/works/index.php

∮登場人物∮


蓮見愛奈 aina hasumi



氷室広輝 kouki himuro

茅野真梨 mari kayano

橘 隼人 hayato tatibana

百瀬優香 yuuka momose

Re: あんたアンドロイドのくせに恋しちゃった系? ( No.2 )
日時: 2014/09/16 17:51
名前: 祈里 ◆F1vVkJ9mqU (ID: jyOVwInT)
参照: http://www.kakiko.cc/works/index.php

〜プロローグ〜


わたしは あなたを信じ続けた


いつから?


でも、ずっとずっと あなたを信じ続けた



あなたはどう?


わたしを信じていた?


もうわたしのこと、とっくに 

好きでもなかったでしょう?



きっと わたしは あなたの眼中に

存在しなくなったのよ


いつから?


それは ずっとずっと前から———…

Re: あんたアンドロイドのくせに恋しちゃった系? ( No.3 )
日時: 2014/09/16 18:11
名前: 祈里 ◆F1vVkJ9mqU (ID: jyOVwInT)
参照: http://www.kakiko.cc/works/index.php

第一話


「俺、おまえのこと好きなのかな」


バカ正直に、氷室は言った。

「さあ?」
答えを待っていると、氷室はつぶやいた。

「好きかも…」
氷室は、キュッと掴むと、胸の中で抱いた。

そのあと ギューっと抱きしめた。



(はあ…)

「豚が好きなんて、変わってるね。」
と、親友の優香が言った。

「もう抱いてるし」
と、くすっと真梨が笑った。

そうなのである。

氷室が抱きしめたのは。


わたしじゃなくて…


「豚かあー・・・!!」
くすんだピンク色の豚は、このクラスで飼われることになったものである。

実に、隣のクラスの先生が、豚を連れてきたが、学年の人全体が見えるように、学年10組あるなかの、真ん中、5組で飼ってもらおうと勝手に決めたのである。

「自分のクラスで飼えばいいのにね」
大人っぽく隼人が言った。 

          
         ф

このクラスには、暗黙の理由で アンドロイドがいる。

それは誰かは、皆知らない。

勿論、アンドロイドが居る と言う事実でさえ、

教師も校長も誰も知らないし、そのアンドロイドは、周囲から浮くことなく、むしろ人気者なのである。


だが、その正体を知っている者が、5名居る。



それは アンドロイド本人である、氷室広輝と

蓮見愛奈、百瀬優香、茅野真梨、橘隼人である。

ただの偶然でこの5名は、アンドロイドという正体をしることになってしまったのだ。

Re: つづく。。w ( No.4 )
日時: 2014/09/16 20:05
名前: 祈里 ◆F1vVkJ9mqU (ID: jyOVwInT)
参照: http://www.kakiko.cc/works/index.php

別に、ものすごく重大な理由があった。と言う訳ではなくて。
それは実に、単純で、明快で、しっかりとしている。


それだけは、わたしも覚えていた。

しかし、その真実は、広輝のアンドロイドとしての能力で、記憶のほとんどを曇らせてしまったため、分からないだろうと思っていた。

無理に聞き出そうとかは思ってないし、わたし以外はたぶん、アンドロイドだった気が…ぐらいにまで記憶を曇らせられたので、誰も真実は分からない。


その時、予鈴がなった。

「あーあ。もう授業か」
広輝が笑いながら、豚を降ろした。

「数学だし…面倒だなあ…」
と、真里もぼやいていた。


「隼人ってはやとちり!! 優香は 誘拐された! 真梨の育てたマリーゴールド 愛奈の向こうに あ、いなりずし! 広輝の素敵な飛行機」

『はあ?』
5人は皆、眉根を寄せた。

「面白いだろ?な?・・・・・・反応悪いな」

「あ、ダジャレか」
わたしが、言うと、ああ。と皆頷いた。

隼人ってはやとちり →「はやと「って 「はやと」ちり

優香は誘拐された →「ゆうか」は 「ゆうか」いされた

真梨の育てたマリーゴールド →「まり」の育てた「まり」−ごーるど

愛奈の向こうにあ、いなりずし! →「あいな」の向こうに「あ、いな」りずし

広輝の素敵な飛行機 →「こうき」のすてきなひ「こうき」


「なるほどね。…でも、いくらダジャレとはいえ、あたしを誘拐させたことにするのは、許しがたいね。」
「同感だ。勝手にはやとちりと言うな」
と、優香と隼人が不満そうだ。

「わたしのだけちょっと強引だよね」
とつぶやくと、まあ難しかったから気にするな。と言った。

「上機嫌だね。」
真梨がニコニコ言った。


「って気づいてなかったの?!結構分かりやすいダジャレだと思ったんだけど」

「だってねえ…いきなり5連発されても」
と、優香が言った時、チャイムがなって、いっせいに席につき始めた。
が、ダジャレを連発したそいつは、踊りながら席へ戻っていく。

皆が早く戻っていくのは理由があった。

数学の伊集院先生は非常に怖すぎて、皆恐れているのだ。

そこで、ひとりが席を立ちあがって、みんなに言った。

「今からある作戦を考える!!皆、次は数学だが、机の上に、国語の教科書、ノートを出せ!!あの伊集院をビックリさせてやろう!」
するとなぜか皆作戦にのるのである。

「そして、先生が入ってきたら、あれ、次は国語ですよ!っていうんだ!!どうだ?授業時間が減るぞ…う!」
皆こくこく頷く。

怖いのは分かっているのが、授業が長くなるよりましだ。
と言わんばかりだ。

クラスで怒られるぐらいなら大丈夫らしい

大船に乗った気でいろってと皆騒ぎ出したが、

「どう考えても、泥船にのった気しかしないね。」
と広輝が一喝した。

ソレも聞かずに、皆国語を出すので、わたしも出すしかなかった。


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