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RAINBOW【合作短編集】
日時: 2015/03/07 09:37
名前: 夕陽&紗悠 (ID: xStpW3P0)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

     ☆   ☆   ☆

   虹は澄み渡る雨上がりの空を

    色鮮やかに彩るのです……

     ☆   ☆   ☆



こんにちは!
いろいろ駄作を書いている夕陽というものです。
それなりに長い期間やっていますが文は全く進歩してません←
この作品の内容は下にさゆも書いてくれていますが短編です。
アドバイスくれると嬉しいです。


こんにちは!
「恋涙燦燦」の作者の元紗悠の恋幟あげはと申します!
今回初の合作を行うことにしました!
お相手はカキコ内で仲が良い夕陽さんです!
僕より名が知れ渡ってますね……(^_^;)
二人で虹のように鮮やかな文を作っていきます!
ちなみに三題噺や制限系を書きまくります!
みんなよろしく!あげははいつでもタメ歓迎!

     ◇   ◇   ◇

☆ 作・夕陽の文たち >>1

★ 作・恋幟あげはの文たち >>2

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Re: RAINBOW【合作短編集 ( No.35 )
日時: 2015/03/07 09:41
名前: *恋幟あげは (ID: xStpW3P0)

えと、私情によりなかなか来る日が減ってしまい
更新がやや疎かになってました
どうも、元紗悠の恋幟あげはです

最近復活してきたのでこちらも復帰しようかなと
夕陽も多分ついてきてくれるでしょう……

てなわけで次は僕の番のようで

皆様宜しくお願いします!

Re: RAINBOW【合作短編集 ( No.36 )
日時: 2015/03/07 23:30
名前: *恋幟あげは (ID: xStpW3P0)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

お題『鞄』『プリン』『やかん』
あげははプリン大好き


      ☆

「はぁ?鞄取ってこい?」
白い部屋。思わず声を荒げてしまった。
「ふへへ〜ごめんね〜恋哉お願い!」
目の前でベットから体を起こし笑う彼女。
笑顔がとても無邪気だ。

彼女の名は金音理乃。
病弱で今日は教室でぶったおれて保健室に送還された。
華奢で病弱故か血色はやや悪いが元気の良さと笑顔の眩しさは群を抜いている。

ちなみに俺の幼なじみだ。

「まぁ……倒れてすぐ送還されたから仕方ないか……」
授業間の休み、ぼやきながら俺は階段を上っていた。
いつも鞄を俺に取りに行かす理乃。
ニコニコ笑顔で当たり前のように俺に頼んでくる。
俺も一応男子なのにな。
まぁ理乃は1mmも気にしてないだろ。

これが普通だった。
鞄を取りに行き保健室で渡す。
俺と理乃の微かなライフラインだった。

ただ今日。
階段から降りた瞬間。
そのライフラインが断ち切られるとは夢にも思っていなかった。

Re: RAINBOW【合作短編集 ( No.37 )
日時: 2015/03/09 22:22
名前: *恋幟あげは (ID: xStpW3P0)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

鞄を肩に掛け三階から一階へ降りていく。
カツンカツンと高い音が踊り場に反響する。

一階の床に足をつけた刹那、目に疑うしかない光景が目に入る。

「早く!早く担架に乗せて救急車に連れて!」
「は、はい!」

紺の重装備な服に身を包む救命隊員と保健室の先生が慌ただしく話している。
その慌て方は異様で、傍観する俺の胸もざわつかせる。
イヤな予感がする。気のせいじゃない。
そう感じ取っていると保健室の中から担架が運ばれてきた。
そこに横たわるのは華やかなほど煌めく茶髪のセミ。
血色が悪く細い腕。
その腕には赤い珊瑚のブレスレットが。

理乃……だ……

そう明確になった途端俺の手から理乃の鞄は滑り落ちた。
その音に気付いたのか保健室の先生が俺の方を向く。
そうだ。たった軽い発作かもしれない。
そう戒めながらも心は不安ばかりだった。

勇気を出し重く沈む足を動かし先生の元へと俺は赴く。

保健室の先生に理乃の様態を聞いてみた。
そうだよな。軽い軽い発作だよな……

「りっ、理乃ちゃんは……」

虫の死に声のように微かな声は俺の心に太く刺さった。
信じたくもない現実をいきなり突きつけられたんだ。

[まだ続く]

Re: RAINBOW【合作短編集 ( No.38 )
日時: 2015/03/13 23:18
名前: *恋幟あげは (ID: xStpW3P0)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

ガラッ
重い扉を開けると白い部屋が瞳に飛び込んできた。
そして白いベットに一人、理乃が空を眺めただずんでいる。
「よ、理乃。プリン買ってきたぞ」
俺の声にきづいたのか理乃はこちらを振り向いた。
「プリン!?ありがと!」
理乃は明るく返す。
しかし理乃の顔は血の気無く蒼白で衰弱してるように見て取れる。

理乃は、癌だった。
若年性の癌、ステージは3。
脳内に腫瘍がありもう完治は見込めないらしい。
医師の診断に理乃の父母と同伴したとき告げられたのは

『理乃さんは余命後約3ヶ月です』

色素のないその言葉に俺の胸は抉られた。
3ヶ月。90日。
あと理乃とそれくらいしか居られない。
理乃の両親は啜り泣いていたが、俺の瞳からは音無く涙が頬を伝った。

「ん〜!やっぱり美味しいね、恋哉!」
「お、おう」
理乃は美味しそうにプリンを食べている。
が、俺には無味のようだった。
カラメルもカスタードも水のように薄く感じる。
虚無、虚構、無色、悲愴、陥落、最悪。
数々の血味泥の黒い言葉が脳内を駆け回る。

理乃にはまだ余命が伝えられてない。
いづれ伝えるべき事実だから言ってあげたいが笑顔の理乃を見てると言えない。

Re: RAINBOW【合作短編集】 ( No.39 )
日時: 2016/01/01 22:41
名前: 夕陽 (ID: rBo/LDwv)

お久しぶりです。

あまりに落ちていたのでさゆの話の途中ですが私が代わりにあげます。
今回は物語書きませんが、もし最後の方まで落ちてさゆが来なければ私が短編を書こうと思います。
私が昔さゆにお題として出したものを自分で書くようにしていきます。

さゆ
ごめん、落ちそうだから勝手だけど話の途中に割り込ませてもらうね。
もし戻ってきて話の続きを書く上で邪魔ならレス消すから。


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