コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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想い思い、重い。 【久しぶりの更新でございます】
日時: 2015/10/06 19:34
名前: SINODA KEIN(ユキ) (ID: oUY4LzoD)

はじめまして、もしくは、こんにちは。
ユキです。

この作品で二作目!
しかし、今回はシリアス多しで恋愛をかいてみたいとおもいます。

更新は不定期になると思うので、気長にまってください!

感想・意見を、お待ちしています!

P.S.完結できるか、保障はないです。マジで。

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Re: 想い思い、重い。 【ラストスパートっぽい】 ( No.70 )
日時: 2015/05/15 20:05
名前: 四之神綾芽 (ID: GIxrqpJQ)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

ピコン__

音がなった。

「Is it your mobile phone?」
「・・・・・・Yes.Sorry・・・・・・」

 速報。
 一応、寝食はしてるけど、お前の言った通り、ちょっとヤバいかも。
 見間違いだと・・・・・・おもいたいけど__

私は、そこまでみて、電源を落とした。

「Is it already good?」
「Yes.Well, it is ... ... in it」

とりあえず、彼女のことは気になるけれど、私は、私のことをしなきゃいけない。
それに・・・・・・。

帰国したって、どうせ・・・・・・。

Re: 想い思い、重い。 【ラストスパートっぽい】 ( No.71 )
日時: 2015/05/24 19:40
名前: 四之神綾芽 (ID: GIxrqpJQ)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

「__凛が、女の人と歩いてた」
「は・・・・・・・」

陽が、目を開いた。

「見間違いとかだろ?」
「・・・・・・ううん。はっきりみた」

凛が、女の人と、それも、キレイな人と__
方を並べて、歩いていくのを。

「ああ、そう・・・・・・か」

陽は困ったような顔をした。

「でね、お願いがある」

ここに泊めてほしい__

私の家の近くには、凛の家がある。
それに、凛がよくいく店がある。

陽は、しぶしぶだけど、承諾してくれた。

私は、信じたい。
彼は、そんなことをしないと。

ああ__

信じたいんだ・・・・・・。

Re: 想い思い、重い。 【ラストスパートっぽい】 ( No.72 )
日時: 2015/07/01 19:18
名前: 四之神綾芽 (ID: 0BucpTCd)
参照: http://ameblo.jp/sinogamiryouga/entry-12041190995.html

お母さんから、電話がかかってきた。

「クル!?いいかげん帰ってきなさいよ!」
「いやだ」
「だからっ__」
「__」

五月蝿い。うるさい。うるさいうるさいうるさい。

私だって帰りたい。

けど、アソコは、あの場所は、あの家は、嫌だ。

また、凛が他の人と歩いてたら?
また、同じ人だったら?

私はまた、悲しまなきゃいけないの?

なんで。




ミユ・・・・・・。


ミユに会いたい。

私の、親友に。

あんな別れ方したけど、きっとミユなら分かってくれる。

きっと・・・・・・。






私は、カクゴをきめた。

Re: 想い思い、重い。 【ラストスパートっぽい】 ( No.73 )
日時: 2015/08/01 19:58
名前: 四之神綾芽 (ID: /UPoVEcS)
参照: http://ameblo.jp/sinogamiryouga/entry-12041190995.html

消せなかった。

何度も消そうと思った。

きっと、ミユは消したんだろうなと思いながらも、消せなかった。


私は・・・・・・私は、それでも、ミユが好きだった。

嫌われても、私は、好きだった。


だから、消せなかった。


ボタン1つで通じると言うのに、それだけに勇気がいる。


手が重い。

指先が重い。

重い。


思いが大きすぎる。

想いが大きすぎる。


大きすぎて、押せない。


なんども、ためらった__。

Re: 想い思い、重い。 【オモい、指先】 ( No.74 )
日時: 2015/10/06 19:34
名前: 四之神綾芽 (ID: oUY4LzoD)

会いたい。

会いたいけど、助けてあげたいけど。


私に、その資格はあるのだろうか。



___ただ、悔しくて。

『私のせいで、私が・・・・・・美由のキモチに気づかなかったから・・・・・・』

アナタに、そういうことをいわせたかったんじゃない。


アナタは・・・・・・胡桃は何も悪くないんだ。


いつでも真っ直ぐなところが好きだった。

つっぱしっていって、道にまよって。

ソレを、私がフォローする、それが楽しかった。


だから、謝らないでほしかった。

いつものように、つっぱしってくれればよかった。


どうせ、「自分がもっと早く気づけば」とか思ってるんだろうけど。


『それをしっていても、どうすることもできなかったんだよ。』


・・・・・・それが、いいたかった。


けど、どうしても悔しくて。

自分の感情のせいで、多分、嫌な思いをさせた。


胡桃のNGワード。・・・・・・胡桃と、陽のNGワード。「ダイッキライ」


本当は、胡桃と陽にくっついてほしかった。

過去も一緒で、2人ともつっぱしっていくタイプで。

それをみているのが好きだった。

自分に自信のない胡桃と、自信たっぷりの陽。

2人が凹凸していて、一緒にいて楽しかった。


次第に、陽が胡桃を好きになったのに、気づいた。

そして、自分が恋心を抱きはじめたここにも、気づいていた。


・・・・・・けど、止められなかった。


恋は、感情をメチャクチャにする。

そのせいで、胡桃を傷つけた。


・・・・・・そんな私が、胡桃のそばに、またいていいのかな。



何度も、その番号を見つめた。

消したくて、でも、消せなかったその番号。


「・・・・・・ふう」


今日も、押せなかった。

何度もチャレンジしても、怖くなる。


もう、消されているんじゃないかって。

私がこっちに「逃げ」たから。

苦しかったんだ・・・・・・苦しくて。

恋が。

胡桃といるのが。


自分のこの汚い感情が、嫌だった。


「・・・・・・・」


今日も、胡桃のことを思い出す。


そして、あの楽しかった日々も、思い出していた___。



美由の携帯に、電話の記録は今日も残らない。


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